チームRWBY(ルビー)がベルナの村で実地試験を行うようです 作:はぐれファウナス
「それで、ウチのハンター達は上手くやっているだろうか?」
ビーコンアカデミー学長室、いつもの様に椅子に腰掛けたオズピン学長は、コーヒーカップを傍らに置き、モニターへと発言した。
ダストを用いて通信を行う、言わばモニター付きの電話であるが、モニターの向こうの青年は、扱いに未だ苦労している様だった。
『勿論ですよ、オズピン学長。彼女らの活躍は正直、かなりのものです』
彼は龍歴院の職員であり、ルビー達で言うところのハンターの背後に存在する組織の一員である。
『このまま龍歴院付きのハンターとなって貰えたら、我々としても万々歳ですが……』
「ありがたい提案ではありますが、彼女らには果たさなければならない使命がありますので」
『分かっています、ほんの冗談ですよ。しかしご連絡を頂けたという事は、例の件を?』
「ああ、よろしくお願いしたい。彼女らには次の段階に進んで貰う。同じハンターとして、敵は違えど教えられる事もあるだろう」
『上位クエスト。一部のハンターのみ臨むことのできる高難度の依頼ですね。ただ、万が一も十分有り得ます。その……言い方は悪いですが、手厳し過ぎるのではないかと……』
「私もそう思うよ。だが、次代を担う存在を早急に育成しなければならないのもまた、事実。こうした荒療治が必要な時もあるだろう」
オズピンの傍らに控える、グリンダ教諭は眼鏡をかけ直し、むっつりと押し黙ったままだ。
『人材不足はどこも一緒ですね。では、お任せ下さい、出来るだけのサポートは致します』
「ああ。お互いに更なる繁栄のあらんことを」
モニターの電源を落とすと、ふぅ、とオズピンはカップを持つ。しかし空である事に気付いて、再びテーブルに置いた。
「グリンダ君、何か言いたげだね」
「いえ、別に――ただ、やけにあの子達を推すのですね」
「ふふっ、そうかい? 何故だろうね、自分でもよく分からないな。だが、少なくとも私は彼女らに期待してしまっている」
「ルビー・ローズ、ワイス・シュニー、ブレイク・ベラドンナ、ヤン・シャオロン……チームRWBY」
「そうだ。私は望んでいる。彼女らがまた一回り大きくなり、いずれは――」
――「よし、依頼達成!」
古代林の奥地に生育する深層シメジ、そして特産キノコを籠一杯に詰めて、私はキャンプエリアを目指していた。
目標はシメジなんだけど、キノコも納品してあげることで、お金になる。いやな言い方になるけど、お金はあって困らないだろう。
さて、昆虫退治をしているブレイク、鉱石納品をこなしているワイスに、畑を荒らすモンスターを退治しているヤンお姉ちゃんはどうだろう?
早く村に戻らなきゃね!