バカと中華小娘とお姉さん   作:村雪

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 どうも、村雪です!だいぶ投稿が遅くなって申し訳ありませんでした!

 さて、今回は前回も言っていたように明久がメインでの文章となっております。内容に矛盾が生じてたりしてないかが不安ですが、うまく書けていることを願うばかりでございます…!


――ごゆっくりお読みください。


相談―依頼、が一杯あっても自分のことを優先してほしいんだよ!

「助けてムッツリーニ!僕の名誉が危機なんだ!」

 

 

 なにやら騒いでいる姫路さんや美波のことを秀吉と美鈴さんに任せて、僕はムッツリーニに助けを求めた。このままだといつ僕の屈辱的な写真(Ver. メイド服+パンチラ)がばらまかれるか分からないし、事態は一刻も争うっ!!

 

 

 

「おっと待ちな吉井。私の方が先だぜ」

 

「待て霧雨、順番は俺の方が先だぞ」

 

「あれ?魔理沙に雄二、どうしたのさ?」

 

 

 風のような速さでムッツリーニのもとに向かうと、そこには2人の先客がいた。

 

 1人は僕の悪友にして、悪だくみを働かせることには右に出るものがいないワイルドな男の坂本雄二(さかもと ゆうじ)。

 そしてもう1人は、雄二に負けず劣らず悪知恵を働かせたり、人をからかったりするのが得意な少女、霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)だ。

 

 なにやら2人とも浮かない顔をしてるけど、何かあったのかな?

 

 

「………雄二は結婚が近くなり、霧雨は自分のタイプが暴露されるらしい」

 

 

 そう答えたのは、僕が探していた男子の土屋康太(つちや こうた)。小柄な体系からは想像できないぐらい頭脳(エロ方面のみ)を持ちつつも、それを誇らずひた隠しにしようとする姿に敬意を評し、男たちからはムッツリーニと呼ばれている人物だ。

 

 

「雄二の結婚と、魔理沙のタイプ?そんなすでに分かり切ってることなんかよりも、僕が校内の皆に女装趣味の変態として認識されそうってことの方が重要だよ!」

 

「なんだと?お前が変態だなんて、それこそ霧雨のタイプと同じくらい今更だろうが!」

 

「だ、誰のタイプが丸分かりだっ!私は一度だって人に話したことがないっ!勝手なこと言うなこの大バカ変態とヘタレ妻帯者がっ!」

 

「なんだとこの女の子好き女の子めっ!」

 

「お前の方がヘタレだろうがこの口だけ女がっ!」

 

「う、う、うるせえ!さっさと女装好きになってもっと変態になれ!そんでさっさと結婚して尻にひかれて肩身狭く暮らしちまえっ!!」

 

「…………!!」

 

「…………!!」

 

「…………!!」

 

「……傷付くなら、3人共黙っていればいいのに……」

 

 

 な、泣いてないっ!これは魔理沙と雄二が流す涙が僕のほほにとびかかっただけなんだからねっ!?

 

 

「で、でも実際坂本の話は遅かれ早かれじゃないか!赤ん坊が出来たとかにされたなら分かるけど、そんなことはないんだろ!?」

 

「笑えない冗談を言うんじゃねえぇええ!!」

 

「お、おおっ!?」

 

 

 肺から全ての空気を吐き出すような雄二の雄叫び。え、なに?笑えない話なの?

 

 

 

「な、何かあったの雄二?」

 

「………実は今朝、翔子が音楽プレイヤーを隠し持っていたんだ」

 

「あ?音楽プレイヤーをか?」

 

「それぐらい別にいいんじゃないの?雄二だって前に持ってきてたじゃないか」

 

 

 翔子というのは、僕達2年生で学年主席を務めている霧島翔子さんのこと。雄二とは小学生のころからの知り合いらしいけど、別に霧島さんが持ってきてたのがおかしいことはないんじゃ・・・?

 

 

「いや、あいつは結構な機械オンチだからな。そんなものを持っていて、しかも学校に持ってくるなんて不自然なんだ」

 

「あ、そうなの?」

 

「ほ~。私は結構得意なんだが、少し意外だぜ」

 

 

 魔理沙の言う通り、霧島さんは何でもできるってイメージがあるから少し意外だ。けれど、誰にでも苦手なことはあるもの。だから僕が勉強嫌いなのも仕方ないことだよね。(※ 否定はしませんが、やっぱり限度があるのでは……)

 

 

「それで怪しく思って没収してみたんだが……そこには、悪魔の確認とそれへの返事が録音されてたんだ」

 

「へ?確認?返事?それってどんな?」

 

「よく分からんが、その内容がまずいってことか?」

 

「………聞く方が早い(ごそごそ)」

 

 

 それまで黙っていたムッツリーニが、手に持った音楽プレイヤーを操作し始める。どうやらそれが雄二の言うブツとやらで、問題の発言が録音されてるみたいだ。

 

 

 

 ピッ

 

 

 

 

『………雄二、本当に優勝したら結婚してくれる?』(霧島さんの声)

 

 

 

『ああ、もちろん。愛してるぞ翔子』(雄二の声……を頑張ってマネた僕の声)

 

 

 

 ピッ

 

 

 

 

「ほ~。なかなか熱いじゃねえか坂本この野郎っ!」

 

「お、落ち着いて雄二っ!これはきっと君が無意識に言った言葉なんだっ!僕は何も言ってない!」

 

「この期に及んでしら切ってんじゃねえぞ明久ぁっ!てめえのせいでおれは地獄に落ちようとしてるんだぞぉおおおおお!」

 

 

 血の涙を流しそうな勢いで襲い掛かってくる雄二を必死に僕はなだめる!ええいすんだことをぐちぐちとうるさい男めっ!それぐらいしないと勝てない相手だったんだから仕方ないじゃないか!

 

 だいたい雄二だって、安くないお金を僕に負担させて勝負に勝つってひどい作戦をたてたくせに!被害者ぶってるんじゃないぞこの野郎っ!

 

 

「でも坂本。霧島はこれを記念に取ってるぐらいだろ?そんなに慌てる必要もないんじゃないか?」

 

「・・・いや、これを婚約の証拠として父親に聞かせるつもりのようだ」

 

「・・・・お、おおう。ものすごい大胆なんだぜ霧島の奴……」

 

 

「・・・雄二、なんか色々と悪かったよ」

 

 

 霧島さんの行動がそこまでものすごいとは思わなかった。さすがの魔理沙もひきつった顔をしているし、僕も罪悪感がものすごく湧いてきて押し潰されそうだ。

 

 

「分かればいい。んで、このプレイヤーを没収したはいいが、中身はおそらくコピーだ。だからオリジナルを早急に消さなければならない」

 

「えーと、つまり雄二のムッツリーニに相談って言うのは……」

 

「ああ。いったい誰が翔子にそんなものを提供したのか、これを録音した犯人を突き止めてほしい」

 

 

 そう言って雄二が真剣な顔でムッツリーニに依頼する。どんどん既成事実が出来あがっていってる雄二としては、なんとしてでもこのダイナマイトを抹消したいみたいだ。

 

 僕としてもそんな雄二の頼みが叶うことを願うよ。だって雄二みたいなゴリラなんかに霧島さんみたいな美人なんか贅沢すぎるじゃないか!世の中おかしいよっ!!

 

 

「・・・明久と、霧雨は?」

 

 

 と、雄二の話を聞き終えたムッツリーニが僕達の話も聞いてきた。ずっと静かだったから不安だったけど、きちんと僕たちの話も聞いてくれるみたいで一安心だ。

 

 

「あ、うん。僕はメイド服パンチラ写真が全世界にWEB配信されそうなんだ」

 

「私は……って、メイド服パンチラァ?」

 

「……何があったの?」

 

「ごめん、はしょり過ぎた。要するにね―――」

 

 

 今度はきちんとわかるように手紙のこと、そしてそこに入っていた思い出したくない写真のことを話した。

 

 

「―――そういうわけで、その写真を撮った犯人を突き止めて欲しいんだ。写真を撮られた覚えなんてないからきっと盗撮の得意なやつがこっそり撮影したんだと思う」

 

「なんだ。明久も俺と同じような境遇か」

 

「………脅迫の被害者同士」

 

「そんな仲間は出来ればほしくなかったなあ…」

 

 

 ラブレターだったらどれだけ嬉しかったことやら。まったくもう、この手紙の送り主には文句と拳をプレゼントしてやりたい! 

 

 

「ふ~む……吉井のもやっぱり脅迫文か……」

 

「??魔理沙?」

 

 

 ぽつりとそんなことをつぶやいた魔理沙は、あごに指を添えて何かを考え出した。って、『吉井のも』?それってどういうこと?

 

 

 

「………霧雨は?」

 

「…あー、私も吉井と同じだぜ」

 

「へ?」

 

「………脅迫されている、ということ?」

 

「ああ、そうだぜ」

 

「ええっ!?そうなの魔理沙!?」

 

 

 まさかの脅迫被害者の会に新メンバー!?もしかして最近は脅迫をされるのが流行だったりするの!?

 

「こんなウソついても仕方ないだろ。本当だ」

 

「その脅迫内容は何だったんだ?」

 

「えーとな。それがちょっと読めない部分もあるんだが、とりあえず人に近づくなってことだぜ」

 

「やけに大ざっぱで難しい要求だな?」

 

「仕方ないだろ。だって読めないんだもんよ」

 

 

 肩をすくめる魔理沙には慌ててる様子は全然ない。僕はあんなにも取り乱したっていうのに、なんて強い女の子なんだろうか。

 

 

 

「……もし、それを破ったら?」

 

「………っ!(カアァ)」

 

「へ?ど、どうしたの魔理沙?」

 

 

 興味心からのムッツリーニの質問に、魔理沙は急に顔を赤くしだした。な、なんだなんだ?一体何をされちゃうの?

 

 

 

「…………わ」

 

「「「わ?」」」

 

 

 

「わ・・・わわっ、私の好きな人をバラすってぬかしてやがるんだっ!!こんなのあんまりだ!絶対に許されないことなんだぜっ!!お前らもそう思うだろ!?」

 

 

 

「「「…………」」」

 

 

 ごめんね魔理沙。ほんの少しだけがっかりした僕がいることを許してやってほしいんだ。

 

 

 

「あ~……。つまり、アリス・マーガトロイドのことをばらされそうだと」

 

「だっ、だからなんでそこでアリスの名前が出て来るんだよ!?私何も言ってないだろーがっ!」

 

「………違うの?」

 

「……ちっ、違わないけど!違わないけど!!なんでどいつもこいつも知ってるようなこと言うんだよぉ……」

 

 

 いじけた顔をして床を見る魔理沙。やれやれ、僕達を甘く見てもらっちゃあ困るね。僕ら男子ってのは女子が誰に好意を向けてるかを死に物狂いで知ろうとする生き物。ましてや魔理沙みたいに分かりやすい子の思い人を知ることなんて朝飯前なのさ!

(※君自身に関することでは役立たずのスキルのようですね)

 

 

「とっ、とにかくだ!土屋、私にこんな爆弾を渡しやがったやつを突き止めてくれ!報酬として美鈴と咲夜のイイ写真をあげるぜ!」

 

「………良い報告を待て……」

 

「あっ、ずるいよ魔理沙!ムッツリーニ!僕は最近仕入れた秘蔵コレクションを持ってくるよ!」

 

「俺も報酬にお前の気に入りそうな本を持ってくるぞ!」

 

 

 おのれ!自分が優先されたいからとエロで釣ろうだなんて、2人ともなんてやらしい奴らなんだ!

 

 

「………全て俺に任せろ……っ!(ポタポタ)」

 

 

 そしてそれ以上のエロを行くのがムッツリーニ。この様子だと必死になって犯人を捜してくれるだろうから一安心だ。

 

 

 

 ガラガラ

 

 

「遅くなってすまない。強化合宿のしおりのおかげで手間取ってしまった」

 

 

 頼み事を終えて息をついていると、担任である西村先生が教室の扉を開けて入って来た。手には大きな箱があるのできっとそれがしおりなんだろう。ひとまず相談はここまでみたいだ。

 

 

「では、HRを始めるから席に付いてくれ。……ん?藤原(ふじわらの)。やけに髪や服が乱れてるがどうかしたのか?」

 

「…………あいつにやられた……ました(スッ)」

 

「ア、ア、アハハハ~……(すっ)」

 

「ふむ…話を聞きたいから、島田は後で先生のところに来るように。逃げることは許さんぞ」

 

「うう~……も、妹紅が悪いのに~…!」

 

 

 鉄人に死刑宣告をされて(※されてません)がくりと肩を落とす美波。髪の毛が乱れ、顔がいつにもましてしかめっ面になっている藤原さんも素敵だから、グッジョブだよ美波!

 

「さて、明日から始まる強化合宿のしおりを配るから、全員一度は確認しておくように。まあ旅行に行くわけではないので、勉強道具と着替えさえ用意してあれば特に問題はないはずだが」

 

 

 そう言って鉄人はしおりを配り始める。ふむふむ、思ってたよりも薄いから読むのに苦労はしなさそうだ。

 

 

「集合の時間と場所だけはくれぐれも間違えないように。…とくにチルノ。先生はお前がきちんと来てくれるかが一番不安だ」

 

 

 確かに、チルノはこのFクラスの中でもぶっちぎりのバカガール。集合時間に間に合わないのは当然で、そもそも集合場所を間違えるなんてミスをしでかしてもおかしくないだろう。

 

 

「むっ!聞き捨てならないわね先生!アタイはもう子供じゃないんだから大丈夫なのよさ!最強のアタイをみくびらないことね!」

 

「そうか…その言葉を信じるぞ。では、他に質問のあるやつはいないか?」

 

「先生。この合宿にトランプとかは持ってってもいいのか?」

 

「霧雨、この合宿はあくまでも学力向上のための行事だから、そういった遊び道具はダメだ。見つけ次第没収することになるぞ」

 

「ちぇ。そりゃ残念だぜ」

 

 

 う~ん。それじゃあ休み時間の間に女の子と楽しく遊んだりすることも出来ないじゃないか。これは絶対にバレないようにして持っていかなくちゃいけないね。

 

 

「ああ。あと、他のクラスとの集合場所と間違えるなよ?クラスごとでそれぞれ違うからな」

 

「……へー、変わった制度だなぁ……」

 

「うむ。それがこの文月学園の方針だ。藤原も気を付けるように」

 

「……ん」

 

 

 学力がものを言うこの学び舎では、必然的に成績のいいクラスの方が優遇されることになる。だからAクラスやBクラスなんかはリムジンバスなんかで快適なバスの旅を楽しむんだろう。

 

 でもそうなると、最下位クラスであるFクラスの扱いはどうなるんだろ。バスには乗れるとは思うんだけど、このクラスみたいにボロボロなバスになったりするとかかな?

 

 

 

 

 

 

 

「……ん?あ、あの、先生」

 

 

「なんだ、紅」

 

 

 

 

 

 僕が移動手段について考えている間に、何かに気付いて鉄人へと声をかけたのは、我がFクラス一番の世話焼きにして頼れる僕らの姉貴分、紅美鈴(ホン メイリン)さんだ。

 

 

 

 

「わ、私の見間違えでしょうか……何やら、Fクラスの集合場所が大変なことになってる気がするのですが……」

 

『大変なこと?』

 

 

 しおりを片手にしながらの美鈴さんの言葉に、Fクラス全員が首をかしげる。はて、僕はてっきり学校に集合すると思ってたんだけど、ひょっとして少し遠いところに集合することになってるのかな?あんまり遠くないところだといいんだけどなあ……

 

 

「……見間違えではない、紅」

 

 

 それに答えた鉄人の声は普段よりも低い。なんだろう、ものすごく不安になってきたぞ?えーと、集合場所のページは……

 

 

「いいか、お前ら。我々Fクラスは他のクラスと違って―――」

 

 

 あったあった。えっと僕達Fクラスは……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――現地集合だからな」

 

 

 

『Fクラス  現地集合   ※交通費は自費負担とする』

 

 

 

 

 

『案内すらないのかよっ!?』

 

「交通費もないのですかぁっ!?」

 

「あ、あまりにもひどすぎるんだぜっ!?」

 

「む、無慈悲すぎるだろ…っ!」

 

 

 口々に不満を爆発させるFクラス。ちなみに集合場所はここから車で四時間はかかる場所。学校は僕に生活費を交通費に当てさせ、次の仕送りまでは水道水で生活しろと言うのだろうか。

 

 

「鉄人っ!今日という今日は許さないぞっ!僕達にだって楽しく合宿を過ごす権利はあるはずだよ!?」

 

「そ、そうよそうよこのチンパンジーっ!よしーの言う通りなのよさ!最強なアタイにこんなひどいことをする権利はないわっ!」

 

 

「西村先生と呼べっ!それにこれは、文月学園が今までしてきた規則だ。お前たちがFクラスである以上、郷に入っては郷に従う義務がある!」

 

「「うぐぐぐっ!」」

 

 

 な、なんて堅物なんだこの鉄人は!自分の生徒に優しくしてあげようという気持ちはないのかっ!?

 

 

「こ、このチンパンジー先生めぇっ!あんたの血は何色なのよさぁあああ!!」

 

 

 おお!ヒートアップしたチルノが鉄人に殴りかかった!よっしゃやってやれチルノ!珍しく君を応援するぞっ!

 

 

「赤色だ。そして西村先生と呼べと言っているだろうがバカ者っ!(ビシッ!)」

 

「へびゃんっ!?」

 

『チ、チルノーッ!?』

 

 

 応援の意味なく、頭にチョップを受けたチルノは畳に倒れたまま起き上がらない。い、いちおう女の子のチルノにも手を出すなんて、なんて外道な奴なんだ鉄人っ!絶対に許すまじ!

(※正当防衛ですし、何より君も彼女と殴り合ったことが数多くあるでしょうに)

 

 

『野郎っ!良くも俺たちのチルノちゃんを!』

 

『人の女に手ぇ出そうとは、覚悟できてんだろうなごらぁ!?』

 

『この集合場所のことと言い、久しぶりにキレちまったよ…!』

 

『無事に帰れると思ってんじゃねえぞオラァ!?』

 

 

 ガタリガタリと座布団から立ち上がる皆。どうやら、チルノの敵討ちと合宿での扱いのひどさを鉄人にぶつけるみたいだ。無論その中には僕もいて、普段からの恨みをぶつける気満々だ!

 

 

 

「ほほう……いいだろう。お前らの気持ちも分からんでもない。だから、俺に思い切りぶつけてきて構わんぞ。すべて受け止め、返り討ちにしてやろう」

 

 

『ぬかしやがれこの鉄人がぁああああああっ!!』

 

 

 鉄人のなめた言葉に僕たちは一斉にとびかかった。この人数ならさすがの鉄人もかなわないに決まってる!いよいよ年貢の納め時だぞ鉄人んんんんっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………う、うわ~~。死屍累々(ししるいるい)とは、まさにこの状況ですね」

 

「し、しっかりしてください皆さん!?」

 

「あんた達しっかりしなさい!男の子なんだから大丈夫でしょ!」

 

「ふぃ~。やっぱり参加しなくてよかったんだぜ。ナイス判断だったぞ私」

 

「……あの先生……強すぎるだろ………」

 

「うううう…ぼ、僕もそう思うよ、藤原さ、ん……ガクッ」

 

「あ、明久くんんん!?」

 

「アキーッ!?」

 

 

・・・そしてこの始末。また一つ、鉄人の恐ろしさが僕達に刻み込まれたHRとなった。

 

 

 

 




 お読みいただきありがとうございました!うん、やっぱり鉄人はバカテス界では最強!このオチがあるのもバカテスの醍醐味ではないでしょうか?


 さて。ようやく強化合宿前日が終わっていよいよ合宿当日に進むのですが、物語がまだまだ構成できていないので、おそらく投稿が遅くなると思うのです。すみませんが気長に次回も待っていただくようお願いいたします!

 それではまた次回っ!出来るだけ早めに仕上げるよう頑張ってまいります!!
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