ラブライブ! 「」の境界   作: いがみ合う双子

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あまりにも更新出来ない小説は消して新しくこっちをメインにします。

話の流れは基本漫画版にオリジナル要素と空の境界のストーリーを埋め込む感じです。
では1話目です、どうぞ。


第一話

 

ピリリリ、ピリリリ。

 

明かりもつけず、薄暗い部屋に携帯の着信音が鳴り響く。大きめのベットに眠っている人物はもそもそとしながら携帯を取り、電話にでる。

 

「・・・なに?」

 

オレ不機嫌ですと言わんばかりのトーンで喋る少女に見える少年「両儀四季」は電話相手に返事する。

 

『あら、随分と不機嫌そうね。四季。』

 

「当たり前だ・・・今何時だと思ってるの。」

 

四季は壁にかかってる時計に目をやる。そこには短い針が8のところを指しており長い針が12に指している。つまり午前8時。普通であれば良い子は起きて学校やら仕事やらの準備をする時間帯だ。

 

『そんなこと言うの、あんただけだと思うけど。』

 

「知るか。昨日は随分と時間がかかったんだ、仕方ないだろ。」

 

『・・・そんなに時間かかったのかい?殺人鬼ー四季ーさん?』

 

そう、この少年はいま起きている"連続変死事件"の犯人を"殺す"ために昨日の深夜に動いていたのだ。

 

「ああ、ソイツの"線"がいろいろ可笑しかったから殺るのに時間がかかったんだよ。」

 

四季はゴロンとベットに仰向けになる。

するとまた眠気が襲ってくる。

 

「で、何の用?こっちは眠いんだけど。」

 

『ああ、そうだった。いやね、四季って学校に行ってないんだよね?』

 

「行く必要ないからな。」

 

四季は一人で暮らす前は家の決まりで勉強を強要されていた。そのためざっと大学生までの知識を持っている。

そのため四季は学校には行ったことがない、と言うより行く必要がなかったのだ。

 

四季は何を今更と思いながら聞いていると電話相手がトンデモナイ爆弾を落としてくる。

 

『それでね、燈子姉さんが知り合いに共学に向けて実験生としてある学校の入学、というか編入してほしいだって。』

 

「はっ?」

 

『それでその日が今日なんだってさ。』

 

「はぁぁぁ!?」

 

四季は一気に眠気が覚め電話相手である「蒼崎青子」に問い詰める。

 

「ふざけんな、なんでオレが!」

 

『ああ、あとその学校ってのは確か「音ノ木坂学院」だったかな?』

 

「そこ女学院じゃないか!?」

 

『大丈夫大丈夫、あんた素で女の子に見えるんだから大丈夫だって。それに特別に制服はあんたの着やすいのでいいってさ。』

 

「おい、勝手に話を。」

 

『うじゃ、よろしく〜。』

 

ブツン・・・ツー、ツー、ツー。

 

「おい、青子!・・・切れた。」

 

四季は携帯を閉じクッションの上に投げ捨てる。

 

「はあ、なんでオレが今更・・・・・音ノ木坂、か。」

 

四季はあまり覚えていない古い記憶をなんとか呼び起こそうとしている。

 

四季は過去に一度事故にあっておりその際に一時的な記憶障害が起きた。

いまは家族、自分の名前、いままで何をしたかの記憶は思い出したが、古い記憶は未だ思い出せずにいる。

 

そんな中ある記憶を呼び起こそうとしている。

"音ノ木坂学院"。

この単語に聞き覚えがあった。だがどこでだったかは覚えていない。

 

「・・・まあいいや。」

 

四季はゆっくりとベットからおりいつもの服ーと言っても少し改造した着物だがーを取り出しそれに着替える。

帯をしっかりと結び、そこに一本のナイフを仕込ませる。そのあとにワインレッドのジャケットを着込み、マンションを出る。

 

「・・・眩しい。」

 

四季はあまり見ない太陽に悪戦苦闘しながら目的の場所へと向かった。

 

人として"普通"の生活を捨て、人として"異常'の生活に身を置いた空っぽの殺人鬼。

そんな殺人鬼はとある九人の女神と出会う時、果たして殺人鬼は"普通"の人に戻れるのか。

これは"空っぽなーそんなー"人間が"普通のー中身のあるー"人間たちと変わった物語。

 

"ラブライブ! 「」の境界"

 

空っぽの殺人鬼に満たされるのは"ヨロコビ"か"カナシミ"か。

それは誰も知らない。

 

 

 




とりあえず、しばらくストックがあるので1日に一話のペースで投稿します。

ストック切れたら不定期になると思います。仕事が忙しいので・・・。

ではまたいずれ。
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