オナニーマスター黒沢〜Another-story〜 作:qt7
もう今の彼女に黒沢が見た彼女の姿は映っていなかった…。
〜いつもの日課中、女子トイレにて〜
黒「滝川…!僕は君が好きだった…けど、もう僕の知ってる君は居ない、何処を探してももう…居ないんだ…。だから…!」
???「お前は本当にそれで良いのか?」
黒「何…!?誰だ!何処から僕に話しかけている!」
???「俺?、うーん…神とでも呼ぼうか。それよりお前はこの現状に満足しているのか?本当に滝川が取られてしまっていいのか?」
黒「うるせぇ!今更何をしようが現状なんて変えられねぇだろ…。もし…、過去にでも戻れるなら、告白でも何でもして滝川が欲しい…まぁそんなこと、ただの瞼の裏の妄想にしか過ぎないがな…。」
神「戻れるよ。」
黒「え?」
神「だーかーらー、戻れるんだってば、過去に!そのために俺はここにきたのさ!」
黒「は、はぁ?意味がわからん…。じゃあ僕を過去に連れてってみろよ!どうせ馬鹿の戯言だろうけど。」
黒(もう、嘘に縋ってでもこの現状から目を背けたい…僕はそんなことを思いながら神(自称)の返答を待つ。)
神「よくぞ言ってくれた!じゃあ、夏休みが始まる前の日に戻すね!君の今の記憶は少し吹き飛ぶけど、きっと違う選択が出来ると思うよ、君なら!じゃあ行ってらっしゃい。」
神(頑張ってね、きっと君なら…僕の…)
黒(神がそういうと、辺りは真っ暗になり僕は気を失った…。)
黒「ん…っはぁ…。」
(なんかすげぇ長い夢を見た気がするな…。ま、そんなことより今日は終業式、明日から夏休み。一般人にとっちゃあ最高の行事だが、僕にとってはただの苦痛だ。日課をこなせない日々をどう過ごせと言うんだ全く…。)
黒「行ってきます。」
〜学校〜
長「おはようございます!黒沢殿!明日からいよいよ夏休みですな!」
黒「あ、あぁ、そうだな。」
黒(やはり、コイツのテンションは苦手だ。僕は誰とも関わりたくない、孤独で居たいんだよ。それに気づいてくれ…。)
長「そうだ、黒沢殿!夏休みの予定はありますかな?」
黒「いや、特に何も無いが…。またカラオケのお誘いか?」
長「今回は違うでござる!夏期講習のお誘いでござるよ!」
黒「んー、生憎僕はそういうの間に合ってるから、遠慮しとくよ。」
黒(お前と一緒の塾になんざ行きたくない。とは言えないな。)
長「そんな事言わずに〜!もう私たちも中学3年生、クラスの大半も同じ塾に通ってますぞ!滝川殿や北原殿も通ってますぞ!」
黒(滝川…!どうしようか…滝川と毎日会えるとなると退屈の日々が…って僕は何を言っている…、滝川はただのクラスメイトだろ…?いや、何考えてんだ僕は…?)
黒「そうか…なら、行ってみようかな。」
長「おぉ〜!黒沢殿ならそう言ってくれると信じてましたぞ!ささっ、今日中にでも塾に行きましょう!」
黒(長岡の満面の笑みを見ると、以外にコイツもイイヤツなんだなって思えた。)
〜学校が終わり、塾にて〜
長「黒沢殿〜!手続きは終わりましたかな?」
黒「あぁ、終わったよ。今日は授業受けずに明日からだってさ。」
長「そうでござったか!といっても私たちも今日は夏期講習の説明会だけですぐ終わりましたけどな!」
滝「あれ、黒沢くん!ここの塾に通うんだ!」
黒「あ、あぁ。これからよろしくな。」
黒(滝川だ…!僕は滝川に会うためにここに来たも同然だし、滝川も喜んでくれてるそうで僕も嬉しい)
長「私が誘ったんですぞ〜!」
滝「ふふっ、さすが長岡くんだね!」
長「そう言われると照れますぞ…!」
黒(この2人、仲がいいな…僕も通っていたらもっと仲良くなれるかな。)
滝「黒沢くん、あの約束、覚えてるよねっ?もしかしてそのために来てくれたとか、なんちゃって!」
黒「恋愛小説を書くって約束ね。そのためもあるけど…」
黒(君に会うためも、と言う前に止めた。)
滝「も、あるけど?」
黒「高校に進学出来るかも危ういしね。ははっ…」
滝「そっか!黒沢くん頭良いし大丈夫だとは思うけどね!」
黒(なんとか誤魔化せて良かった…。)
長「さぁ!こんなところで長話もなんですし、黒沢殿の入塾祝いも兼ねて晩御飯を食べに行きませんか!?」
滝「いいねー!いこいこー!」
黒(普段の僕なら拒否ってたが…)
黒「あぁ、行こう!」
黒(たまには孤独以外も悪くない…か。)
どうも、qt7です。
ニコニコ静画で連載されていたオナニーマスター黒沢、という作品に感動し、もしこうなっていたらいいな!って思う自分の中のオナマスを書いていこうと思います!
どうかよろしくお願いします。