それは、ツナこと沢田綱吉が極度ないじめを受けていたということだ。そのことが知れ渡った理由は、常に行動を共にしていた一人の男子生徒、ユキこと吉田雪菜の存在だった。
そのことを知ったツナの母親である沢田奈々は当事者である二人を呼んであることを提案した。
ツナとユキは今では一緒に住んでいる。そのため、家に帰ってすぐ奈々に服を着替えてリビングに来てと言われた。
二人は言われたとおり部屋着に着替えた後リビングに行くと、いつものメンバーがほぼそろっていた。ほぼというのは、真っ黒な衣装に身を包んだ赤ん坊がいなかったからだ。
そのことに疑問を感じたユキは一人の女性に話しかけた。「あれ、リボーン以外みんなそろってどうしたの?リボーンは?」と聞くと、その女性は彼には席を外してもらってると答えた。
二人が腰かけると奈々がいきなりこう切り出した。
「つっくん、ユー君。どうして二人がいじめにあってること言わなかったの?」と。
そのことに驚きを隠せないでいた二人に追い打ちをかけるように奈々は続けた。
「二人が何も言わなかったというのは私たちに迷惑がかかると思ったのよね?だから今までずっと黙ってた・・・違う?」まるで確信があるかのように話す奈々にツナとユキは黙ることしかできなかった。
「迷惑がかかると思ってたならそれは間違いなの。我が子のことを心配しない親なんてこの世にいないのよ?二人は気づいてないかもしれないけれど、私たちはずいぶん前からいじめのことは知ってたの・・・」奈々のカミングアウトに二人は驚きを隠せてなかったが奈々は続けた。
「だから、私たちは話し合って決めたの・・・今の状況は二人にとってよくないわ。だからほかの学校に転校させたほうがいいって。それでn「ちょっとまって!!!」どうしたの?」奈々が言葉を言い切る前にストップをかけたのはユキだった。
「確かに今の学校で僕とツナがいじめにあってることを言わなかったことはごめんなさい。でも転校だなんていきなりすぎるしそもそもあの学校から出るとしたらなんていわれるかわからない。へたしたら受け入れ拒否されることだって・・・」雪菜は転校するにあたってのリスクについて言うと奈々はそれなら気にしないでいいと笑顔で言ってきた。そのことについて、雪菜が理由を尋ねると・・・
「なにせ、あなたたちに行ってもらうところは昔私が通ってた高校、音の木坂学院だもの。」と朗らかに話すと先ほど雪菜が尋ねた女性がこう切り出した。
「ちょっと待って?ママン。確か音の木坂って」そういうとツナも理解できたのか言葉をつなげた。「確か・・・女子高・・・だよね・・・?」と
するとあろうことか奈々はそのことに対して、「そうよ?でもいま音の木坂は廃校の危機に合って生徒が少しでもほしいそうなの。で、最悪共学という選択肢も視野に入れたいということで、二人を指名させてもらったの。」「「え・・・えぇ?!」」
ツナとユキが同時に驚いていると種明かしと言わんばかりに「今の音の木坂の理事長が、私の幼馴染なの。で、あなたたちのことも知ってるからちょうどいいからって。」
そんなことがあったのかと感嘆を上げた女性はビアンキ。彼女がふとした疑問をぶつけた。
「待って?それなら転校手続きとか引っ越しはどうするの?ママンは仕事してなかったはずでしょ?お金の方は大丈夫なの?」と聞くと奈々ではなくツナがビアンキの疑問を説明した。
「母さんは別に働いてないわけじゃないよ?ただあまり呼ばれることがないだけで・・・」「ど、どういうこと?」「母さんはある某ホテルの総合調理長なんだ。だから、給料もかなりいいし、これまで俺たちのために使ってきたお金は全部母さんが稼いだお金だから問題ないよ?」といいはなつと、夫が送っているお金はどうしてるのか聞くと、まるで手つかずで放置してあるとのこと。奈々いわく『いつか分かれることになった時、この子たちの親権を勝ち取れるようにするためよ?』とのことらしい。
それから雪菜が疑問に思ったことを告げた。「それで、いつに動くの?」その言葉に対して奈々は「1週間後、リボーンちゃんには悪いけど、ここにいるメンバーだけで引っ越しをするわ。あっちでの家はもう決めてあるから安心して?」
「「「「「「え・・・えぇ~~~~~~~~!!!!!!!!!!!」」」」」」その日一番の声が沢田家に響いた
ども、ほのまきりんぱなことほのぱなです。
リボーンとラブライブ!のクロスオーバーなのにこの話はリボーン一色になっちゃった。
次回からはラ!の方にも介入すると思います。
ちなみに補足ですが、雪菜の見た目はあきらかに女の子のそれと変わりません。が、男です。
次いつあげられるかな~
ご意見、感想、誤字脱字についてはぜひお願いします。
それでは、チャオチャオ