遅れてしまって申し訳ございません!
さぁさぁ、遂に皆さん大好きツンデレツインテ紅髪の彼女が登場しました!次回には少しだけ士織ちゃんを百合百合させられると思います!
では、第四話?でしょうか。
お楽しみください!
「……状況は?」
真紅の髪を真っ黒なリボンで二つ括りにし、髪と同じ色の軍服を肩がけにした少女が、艦橋に入るなりそう言った。
「司令」
艦長席の隣に控えていた男が、軍の教本にでと書いてあるかのような綺麗な敬礼をする。司令と呼ばれた少女はそれを一瞥だけして、男のすねを爪先で蹴った。
「おうっ!」
「挨拶はいいから、状況を説明しなさい」
本来は苦悶を顔に滲ませるべきなのだろうが、何故か恍惚とした表情を浮かべる男に言いながら、艦長席に腰掛ける。
男は即座に姿勢を正した。
「はっ。精霊出現と同時に攻撃が開始されました」
「AST?」
「そのようですね」
AST。対精霊部隊<アンチ・スピリット・チーム>
精霊を殺すために機械の鎧を纏った、人間以上怪物未満の魔術師たち。
「確認されているのは10名。現在1名が追撃、交戦しています」
「映像出して」
司令が言うと、艦橋の大モニタに、リアルタイム映像が映し出される。
「やるわね。……でも、ま、精霊相手じゃどうしようもないでしょ」
「ですが、我々が何も出来ないのも、また同じです」
そう言った男の足をブーツの踵で踏み潰した。
「ぐぎっ!」
男の言う事が正しいと分かっていても、気に食わないものは気に食わない。
「言われなくても分かってるわ。……見てるだけって言うのも飽きてきたところよ」
「と、言うことは?」
「ええ。ようやく円卓会議<ラウンズ>から許可が下りたわ。……作戦を始めるわよ」
その言葉に、艦橋にいたクルーたちが息を呑むのが聞こえる。
「神無月」
司令は背もたれに身体を預けるようにすると、煙草を要求するような手を作った。
「はっ」
男………神無月は棒付きの小さなキャンディを懐から素早く取り出し、速やかにかつ、丁寧に包装を剥がすと、司令の指の間にキャンディの棒を挟み込んだ。
すると司令はキャンディを放り込み、口元でピコピコとその棒の先を動かした。
「……ああ、そういえば肝心の秘密兵器は?さっき電話に出なかったのだけれど。ちゃんと避難しているんでしょうね?」
「調べてみましょう……ん?」
「どうかしたの?」
「いえ、あれを」
神無月が画面を指さす。司令はそちらに目をやると「あ」と短い声を発した。
精霊とAST要員が武器を打ち合っている横で、制服姿の少女が伸びていたのである。
「……ちょうどいいわ。回収しちゃって」
「了解しました」
男は、またも折り目正しく礼をした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『久しぶり』
頭の中に、どこかで聞いたことのあるような声が聞こえる。
『やっと、やっと会えたね、×××』
懐かしむような、慈しむような声。
『嬉しいよ。でも、もう少し、もう少し待って』
一体誰なの、と問いかけても、答えは出ない。
『もう、絶対離さない。もう、絶対間違わない。だから…』
不思議な声はそこで、途切れた。
いかがでしたでしょうか。
司令…一体、琴何ちゃんなんでしょうか。
いやー、マリオメーカー楽しいっすね。
執筆してる時と同じ感覚で楽しめるんすよ。
ものを作るのが楽しいって感じですかね。
閑話休題
百合はまだかー!?
いつになったら百合を書けるんだ、この作品は!!
作者は重度の百合豚なんだ!
百合が書きたいってだけの所はあるんだ!
そこに士織ちゃん好きなのが入り交じって出来上がったのが、駄作者のわたくしめです。
次回には!次回には百合を書きますので!
どうか、お許しを!
ではでは!次回もお会い出来たら嬉しいです!