リーンボックス
[ベール]
リーンボックスの女神ではある私は、突如襲撃して来た無数の凶暴化危険種に応戦していました。
《機動戦士ガンダムOO 2nd DECISIVE BATTLE》
△
エスーシャ「凶暴化した危険種にしては弱いな」
アフィモウジャス「ふん、弱い分は数で補っておる キリがないわ」
ケイブ「ホエールにフェニックス、シュジンコウキまで、小型種が一体も見当たらないわね」
エスーシャ、アフィモウジャス、ケイブの3人は向かってくる危険種に応戦しながらそう呟く。
アフィモウジャス「まあよい、ベール様とリーンボックスに危害を加えるのであれば、打撃防御特化のワシのマットが盾となるまでよ」
空中戦に持ち込んでる私は槍を召喚し、4〜5体のフェニックスを貫く。しかし4〜5体倒したところで、景色が埋まる程の数の前に意味は無い。
私の視界には全てフェニックスとシュジンコウキで埋まる光景なんて初めてですわ。しかし普通と比べて脆い。
ケイブ「ベール様」
ケイブの声が聞こえた私はその方向に向くと、蜂型の大型ピットに乗ったケイブが傍までやってきた。
ケイブ「危険種の数がキリがありません、時間の問題になると思うわ」
空中戦にケイブが加勢し、迫る危険種に迎撃する。その頃、地上戦では勢いが増して危険種の群れを押し返している。
エスーシャ「我が剣に宿せ……エクサスラッシュ!」
アフィモウジャス「伸びよ!チェーンバンプ!」
エスーシャの攻撃は空中から放ち、エクサスラッシュの衝撃により前方の敵を一掃する。そしてアフィモウジャスは攻撃は鎖で繋がった大剣を振り回し、全方位近距離の敵を薙ぎ払う。
アフィモウジャス「ふん、口ほどでもないわ」
エスーシャ「まだだ!はぁ!」
エスーシャは前方に落下しながら着陸し、その勢いで前へ走る。そのすれ違いに周りの危険種に向けて剣から放つ魔弾で蹴散らす。
アフィモウジャス「ゴールドサァドのエース。相変わらずやりおる」
がん!
アフィモウジャスの背後から切りかかるシュジンコウキ、しかしその攻撃はアフィモウジャスのマットによって無傷に終わる。
アフィモウジャス「言い直そう、ワシのマットは、近接防御特化なのだ!」
鎖で伸びた大剣を戻し、振り向く際にシュジンコウキその周囲の危険種も巻き添えに両断する。
アフィモウジャス「さあかかって来るがよい!哀れな危険種よ!」
ケイブ「オプション……ロック………」
ケイブの武装であるオプションを八つ召喚し、蜂型の大型ピットが2本のレールガンと主砲に変形し両腰に装着、目の前に青いレーダーが表示され、目標の表示、ロックする。
ケイブ「フルバースト!」
全武装による一斉射撃を放つ。放ったビームはレーダーに表示された前方のフェニックスとシュジンコウキを次々に落とす。
私が召喚したのは新武装、八つの小型の槍。この槍は私の意思で操作する。槍の一撃は、如何なる壁も貫く!
私は前方の危険種に目掛けて高速で動き回り、すれ違い危険種にランスピットの切っ先と刃が襲う。
群れの中心当たりまで来た私はその場に止まり、槍を上に向けて真横にし、両手で高速回転。回転すればする程緑色の衝撃波が発生し、巨大な竜巻を発生させる。
ランスピットが竜巻流れに乗り、引き寄せられた無数の危険種が体のコントロールを奪われ、ランスピットによって風穴を開けられ、次々とブロック化する。
アフィモウジャス「凄まじい力、更に進化しておるの」
エスーシャ「ふん、私が認めた女神なだけはある」
▲
残りの体力を考え、ある程度数を減らしただろうところで竜巻の維持を止めた。竜巻の中心にいる私は、外の風景は見えなかったが、次第に見えてくる。しかし危険種の数はまだ景色を埋まっている。
ケイブ「あれだけの数を倒しても………危険種の数はまさに弾幕に等しいわね」
その時だった。危険種で埋まった景色の真ん中あたりに突如、大きな爆発が起きた。爆発で起きた煙の中から、1人の援軍の姿が見えた。その正体は……
アフィモウジャス「ふん。ようやく来おったか………援軍じゃ」
《超次元ゲイムネプテューヌU White Wings》
△
その正体はルウィーの女神、ホワイトハートだった。危険種の群れに気付いて助けに来てくださったのね。
残りの危険種、この勢いで倒そうと、動こうとしたその直後。
エスーシャ「アフィモウジャス、私を空に上げてくれ」
アフィモウジャス「何をするつもりだ、エスーシャ」
エスーシャは何かをやる気な表情で残りの危険種を見渡す。
エスーシャ「私が終止符を打つ」
アフィモウジャス「ほう、なら見せてみよ」
▲
エスーシャはアフィモウジャスの腕に捕まり、アフィモウジャスがその場で全身を使って回転させる。そこから生まれた力と回転速度を利用し、エスーシャを空に向けて投げる。
《Final FANTASY 13 閃光》
△
アフィモウジャス「飛べ!」
エスーシャを空へ上がり、衝撃を発して空中を駆け登る。
エスーシャ「私が終止符を打つ!」
私は槍を横に刺し、鉄棒代わりに構える。
エスーシャは槍の銅金に捕まり、上がってきた勢いを利用して逆上がりのように高速回転。速さの勢いが更に増したところで前方に飛ぶように手を離す。
向かってくるエスーシャの移動範囲からホワイトハートは離脱する。すれ違う際にスローモーション、ホワイトハートはエスーシャにグッジョブサインし、それを返事としてエスーシャは目を鋭くする。
エスーシャ「黄金の力……見せてやる!」
エスーシャを囲むように黄金の輝きを纏い、武装を装着し、ガーディアンブレードを召喚して両手で握る。
エスーシャ「纏え!妖精の力!」
両手で持った剣は大量の黄金のオーラを纏い。その剣を横に構える。
エスーシャ「まとめて消えるがいい!
エスーシャが放った技は比べ物にならないくらい巨大な黄金色の斬撃波となし、危険種で埋まった景色全てを呑み込んだ。
大技を終え、空から降りてきたエスーシャは地面に着陸し、黄金の武装を解いた。その時エスーシャのもう一つの人格であるイーシャが褒める。
イーシャ『凄いわね、エスーシャ』
エスーシャ「ふん……」
エスーシャが長い時間かけて手に入れた大技、
▲
???「やるわね。リーンボックス」
1人の女性の声が聞こえた。声の元はリーンボックスの教会のてっぺんから聞こえた。私達は全員、リーンボックスのてっぺんへ向く。そこには太陽の逆光で隠れた1人の人間の姿が見えた。その時、太陽の日陰が傾き、隠れた姿が顕になる。
アフィモウジャス「馬鹿な……?」
《BLEACH Invasion》
△
私は目を疑った。似ている……。黒髪で、腰まである長さのポニーテール。眼光は青く左目の下に垂直に伸びた青色の線状。上半身は灰色と上から下へ伸びた垂直の青色の太い線状の服と黒の袖無しハイネックコート、下半身は右から左下に向けて、破けている黒と青のスカート。その人物は、てっぺんに立っていた。
???「私がラステイションの女神、ノワールに似てるかしら?まあ実際に私もノワールだからさ……」
自慢のポニーテールをいじりながらそう言い放つ。なんですの?この圧倒的な威圧感。戦う前から伝わるこの感覚……過去に戦ってきた誰よりも強い!。
???「クロテューヌ?あぁボスの事?そうとも、ルウィーの女神」
なんですって!?この強い気を持つ者がプラネテューヌとラステイションにも居るというんですの?
???「そうとも、私があなた達リーンボックスの実力を確かめる為にね」
私達の実力を確かめる為、ですって?
エスーシャ「ふざけた事を………」
???「いいわ。挨拶だけと決めていたけど遊んであげる」
敵側ノワールこと青のノワールは二刀の黒い剣を召喚し、構える。
青のノワール「さあどこからでもかかってきなさい、なんなら全員やるかしら?」
▲
私とブランを入れて他の3人と共に、過去最大の敵との戦いが始まった。
《BLEACH Sakkaku》
△
青のノワール「ふん!」
青のノワールはリーンボックスのてっぺんから、アフィモウジャスに目掛けて飛び降りる。
アフィモウジャス「ほう……ワシからか、貴様の剣 通用するかな?」
青のノワール「さあ、それはどうかしら?トルネードスラッシュ!」
アフィモウジャスは防御体制に入る。
その時、
がすん!
青のノワールはアフィモウジャスの後ろへ軌跡の刹那が走って着地した。攻撃は、を振った仕草は見られなかった。しかし後から青い斬撃が現れ、アフィモウジャスの装備を襲う。
アフィモウジャス「な………なんだと?」
防御に特化したマットと大剣は青のノワールのトルネードソードによって、一瞬にしてバラバラにされた。
青のノワール「脆いわね。その程度のものかしら?」
マットと武装、全てを切り落とされたアフィモウジャスは膝をついてしまった。
ケイブ「弾幕をくらいなさい!」
次に仕掛けたのはケイブ。上空から大量の弾幕が雨のように降り注ぎ、青のノワールを襲い、弾幕は次々と地面に着弾し、爆発する。
ケイブ「やったかしら?」
青のノワール「残念、大ハズレよ」
ケイブ「……!?」
地上戦に立っていた筈がいつの間にか後ろに居た青のノワールは、背を向いていたケイブに目掛けてかかと落としを繰り出す。ケイブは避ける事が出来ず、直撃する。その衝撃で地面に落とされて激突した。
エスーシャ「へあぁぁ!!」
エスーシャは青のノワールに向けて大ジャンプし、切りかかる。
がし!
青のノワール「いい剣ね。でも!」
エスーシャ「うぉ!?」
エスーシャは剣を受け止められた青のノワールに、跳ね除け吹き飛ばされる。物凄い勢いで吹き飛ばされ、近くの建物へ激突され、崩れ落ちる。今度は私達、空を浮遊している青のノワールが私達に目を向けた。
3人がやられた?いとも簡単に?
青のノワール「弱者は……強者に狩られるが定め。さっきのゴールドサァドは悪くないけれど」
怒りが込み上がる感覚が湧き上がる。圧倒的過ぎる。その力の差が私の全身に流れるアドレナリンが沸騰させる。もう許しを与えないわ。
青のノワール「かかってきなさい!女神の力、改めて確かめさせてもらう!」
私とホワイトハートは一斉に青のノワールに攻撃を仕掛ける。
青のノワール「ふふ!」
私とホワイトハートの技を繰り出す。しかしその攻撃は二刀の黒い剣をクロスさせて受け止められたが、力に押され空から地面へ落ちる。地面に足が着いた瞬間、地面が盛大に凹む。
青のノワール「はぁ!」
受け止められた攻撃を跳ね除けられた私達は、間合いから大幅に下がる。
青のノワール「せぇぇあ!」
青のノワールは衝撃を発生させる速さで私達へ向けて高速接近し、切りかかる。
青のノワールの攻撃をとっさに受け止められたが、勢いよく後に押され、踏ん張る際に地面が砕けていく。
青のノワール「女神の力は、こんな物なのかしら
ブランは青のノワールから少し距離を取り、技を繰り出す。
ハンマー投げをするように回転し、振り回しながら青のノワールに近づく。
青のノワール「わっかりやすい攻撃ね」
ホワイトハートが接近する前に私ごと剣に跳ね除けて吹き飛ばし、木に激突する。ブランの攻撃に注意を向き、技の最後の一撃を青のノワールに向けて、振り下ろす。
がし! ガタン!
しかしブランの攻撃は簡単に見切られ、素手で止められた。その衝撃で青のノワールの後ろから地面が大きく歪み、砕け散る。
青のノワール「生温い!はぁ!」
素手で受け止めた斧を逆に振り回し、ホワイトハートごと私に向けて投げ飛ばす。
二刀の黒い剣をしまい、私達の前まで歩いて近づく。この私が、リーンボックスの女神が敗北するなんて……不覚。
青のノワール「ふむ……まあまあね」
青のノワール「私から教える気は無い。でもヒントを教えてあげるわ。ルウィーの女神」
青のノワールはブランに指を指して、言った。ブランは驚きの顔を見せた。自分に心当たりがある事に……
青のノワール「そう、それじゃあ。もう飽きたから私は帰るわ。次に会うまで、せめて私に傷を付けられるくらいに強くなりなさい。女神様………」
青のノワールはそう言い残し、黒いオーラに包まれ消えていった。
襲撃からなんとか逃れた私達は、変身を解いて一息つく。
私達は救援を呼び、やられてしまったエスーシャ、アフィモウジャス、ケイブを連れて、共に病院へ向かっていった。
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一方 ラステイション 大型交差点
ラステイションに突如やってきた凶暴化危険種を率いた人物。その姿はまるっきりベールと同じ、でも少し違う。
服装全体はプリンセスドレスの黄色と黒、目の色は私と同じ赤。武器は槍、その使い慣れは私が知ってるベールと互角。
姿を覚えたところで、ベールに似た相手はわたしの質問に答えた。
???「そうよ。でもあなたが知るベールじゃないわ」
突如襲撃してきた危険種の迎撃にはユニ、ステマックス、リッド、ケーシャと援軍に来たシーシャの5人が行っている。他の3人にはプラネテューヌの援護に行かせ、私は危険種の総大将に見えるもう1人のベールと向き合っている。
???「君の仲間、優秀ね。全国に危険種が襲撃、でも大半の危険種はリーンボックスに向かったのだけれど、これは失敗ね」
ラステイションに現れた危険種の数は、大半の大地が埋まる程の物だった。空中から仕掛ける危険種は居なかったけど、まさかリーンボックスは空中をも埋まる数を!?
???「あら、口が過ぎたわ。さあ戦いましょ。君と私のデュエルを」
相手は右手から黒いオーラをゆっくりと放出させ、細い棒に展開し、槍の形に構築されていく。
《超次元ゲイムネプテューヌmk2 Dancing Girl》
△
???「私の武器、漆槍シャドウランサーの力……」
「その身に刻みなさい!」
私と相手の声が重なり、決闘が始まった。一方、迎撃にあたっていたユニ達は、ラステイション軍と共に殲滅に当たっていた。
ステマックス「だがユニ殿、あともう少しで殲滅出来るでござる!」
ブラックシスターは自慢な武器であるレールガンで危険種の群れを粒子で薙ぎ払っていく。その空中に私が戦う。
???「はぁ!」
私のバスターソードと相手のシャドウランサーが何度もぶつかり合い、火花が飛び散る。
???「ウィンドエッジ!」
がっしゃ!
互いの刃に纏った属性がぶつかり、炎と風の衝撃が轟き合って、衝撃波が発生する。
???「私が君?それはないわラステイションの女神」
???「付いてきてるのはね?君よ!」
押し合っていた状態で、相手は私ごとバスターソードを跳ね除け、地面に衝突する寸前にアクロバットな動きで体制を立て直す。
???「今度は私の番よ………ブラッディースピア!」
相手は槍に黒いオーラを纏わせ、私に向けて槍を垂直に投擲する。私は後に下がり、横に避けた。外れた槍は交差点の中央に突き刺さり、衝撃波と共に地面が盛大に凹む。突き刺さった槍を相手が移動しながら取り、私に連続突きを仕掛ける。
???「はぁあぁ!せい!」
残像が残る程の早い連続突きをかわし続けるが剣先が速すぎて避けるのが精一杯。
???「いつまでかわし続けられるかな?女神」
連続突きに乱れがなく、剣速は揺るがない。ひたすら避け続ける。
???「あぁ!はぁ!…」
必死に交わしていた私はブラッディースピアの影響で地面が凹んだ際に転がって来た石を運悪く踏んでしまいバランスを崩してしまう。
???「その隙、貰った!」
▲
このままじゃあ攻撃を受けてしまう。私は目をつぶった。隙をつかれ、相手が私の腹部分に槍を向けて攻撃した瞬間だった。
攻撃が来ない?状況を確認しようと目を開くと、そこには……
《超次元ゲイムネプテューヌシリーズ Strong Determination》
△
そこにはフードを被った青眼の男が槍の柄を掴んでいた。槍は私の腹部分に突き刺さる寸前で止められている。
アダスオラ「そこまでだ、レーラ」
???「き、君は…」
相手はアダスオラを見て、顔を険しくなった。そして戦う意思がなくなったのかシャドウランサーを黒いオーラに包ませ、槍が消えていく。
???「残念ながら、勝負はおあずけね。君、名前は?」
私の名前を聞こうとする。私は素直に自分の名前を教える。
レーラ「ノワール…私はレーラ。知っての通りベールに似た存在よ」
ベールに似ているその女性はレーラと名乗った。腕を組み、アダスオラの方へ顔を向く。
レーラ「なるほど、あなたの妹のアリファに似ているね」
アダスオラ「黙れ、レーラ」
アリファ?アダスオラの妹は私に似ている?一体何の話をしているというのは?
レーラ「また会いましょノワール。次に会う時は、もっと強くなってる事を願うよ。じゃあね」
そう言い残したレーラは黒い風を纏い、姿が見えなくなったところで黒風が止むと、レーラの姿が私消えていた。私を助けてくれたアダスオラに顔を向くと、アダスオラを同じように私をじっと見つめる。
アダスオラ「プラネテューヌに迎え、話は後だ」
私の言葉を強引に打ち消すアダスオラ。
アダスオラ「喚くな。まだ挨拶は終わっていないんだぞ」
な!?そんな!プラネテューヌにも襲撃を受けているというのは!?だったら早く助けに行かないと!私は、アダスオラに対する話を諦め、気持ちを切り替えてプラネテューヌに援軍に向かう事にした。
ユニ達に、プラネテューヌに向かう事を連絡で伝えて
改めて、アダスオラに顔を向くと。
さっきまでいた居たアダスオラは、いつの間にか消えていた
ユニ達が心残りだけど、私はプラネテューヌへ援護に向かった。
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一方 プラネテューヌ スタジアム内
[ネプテューヌ]
《BLEACH Invasion》
△
私ことパープルハートは今、ネプギア、ジント、そして援護に来た愛染、アイン、リーファイ、マーベラスAQLで危険種を殲滅した。そして最後の的にして私達を驚かせた、ブランに似た相手一人となった。恐らく別次元のブラン
姿はまるでアサシン。両腕の肩から肘まで服が破けていて肘から手首まで黒の袖を着ている。黒と水色の横線の模様があるミニスカート。髪型はセミロングの茶髪、左目には水色と黒の狼の模様が記された眼帯と右目の色は真紅。首には赤いマフラーを身につけている。
ネプギアがブランに似たその子に問いかけた時だった。
???「くっふふふ………」
ブランに似たその子は笑った。私を入れた7人を相手に笑う余裕があるとでも言うの?
???「変身して、今すぐぶちのめしたいけどあいにく変身は禁じられてる。だからこの姿のまま本気をだしてやる」
ジント「まあいいぜ。ちょうど場所がスタジアムなんだ。盛大にやってやる」
そう言ったのは、スカーレットフォトンを装備したジント、やる気満々の様子。全員が武器を構え、そして相手も。
???「見せてやる 僕の武器を」
▲
右手を前に突き出して開くと、徐々に黒いオーラが圧縮し、剣の形に展開し、それを逆手に持った。
《BLEACH emergence of the haunted》
△
???「名はダークソラス。この剣が、お前らの首を跳ねさせる武器名だ!」
戦闘の構えを見せる敵の視線から殺意を感じる。手慣れた雰囲気を感じる。油断は出来ない。
先に仕掛けたのは私。刀を前に突き出し、敵に向けて攻撃する。相手は私の攻撃に反応し、しゃがんで避けると、私を通り抜かしてネプギア達へ向けて迅速な速さで間合いを縮める。
???「その首を貰うぜ!」
敵の狙いはネプギア。ネプギアの首に向けてダークソラスが襲う。
がしん!
愛染「危ない危ない。もう少しで綺麗な花に血が付着するとこだったね」
アイン「油断大敵……」
首に迫っていた攻撃を受け止めたのは、愛染のレイピアとアインのガンブレードだった。反応がもう少し遅かったら、今頃ネプギアの首は地に落ちていた。
???「僕の反応速度に付いて来るか……」
攻撃を阻止された相手は一度離れるようにアクロバティックな動きで間合いから出ていき。みんなは一旦バラバラに移動し、距離を取る。
アイン「くらえ」
アインは距離を取りながらガンブレードの射撃を使って照準を向けて銃弾を撃つ。
かん!かん!パオン!
しかし撃った弾は、相手の剣さばきで全て切り払われた。あの剣を軽々と動かすその剣技は、戦うまでもなく強さを感じる。
次はネプギアがM.P.B.Lの魔弾でアインと一緒に敵に向けて放ち、更に弾が相手を襲う。しかし放った弾は、またしても切り払われ、残りは身軽な動きで後ろに下がりながら避けられた。アクロバットで最後に空中までジャンプした敵を私とジントが切りかかる。
ジント「てぇぇやぁぁ!」
がしん!
しかし私の斬撃は受け止めらた、あっさりと跳ね返され、その勢いに飛ばされる。
がしゃん!
その次にジントの剣と敵の剣がぶつかり、火花と轟音が走る。
???「くぅ!」
ジント「てぇ!」
???「ぐぅ!?」
剣の押し合い中にジントの右足蹴りを繰り出し、敵の横腹を直撃させて吹き飛ばした。吹き飛ばされた相手はスタジアムの観客席に勢いよく激突し、穴が開く空いた。
アイン「あのナイト、やる」
ネプギアと小さな声で呟いたアイン。
▲
観客席に激突した筈の相手はいつの間にかマベちゃん(マーベラスAQL)の後ろに立って、攻撃を仕掛けていた。
マーベラス「え?……ぐぁ!」
とっさに振り向いて防御しようとしたが遅かった。その動作を行う前に拳がマベちゃんの腹部分に命中、その衝撃で吐血してしまい、衝撃波を発して吹き飛ばされ、壁を貫通する。
???「油断大敵。そこのガンブレードに言われた筈だ」
ネプギアな吹き飛ばされたマベちゃんの元に駆けつけて、様子を確かめると、意識はあるが口元に血を流した姿が見えもはや戦える状態じゃなくなっている。
《BLEACH Soundscape to Ardor》
△
アイン「貴様………」
アイン「よくもマーベラスを」
マーベラスの状態を見たアインと愛染がさらに険しい顔で敵を睨みつける。その時
リーファイ「気功拳!」
「…………!?」
敵の真上にいたリーファイは敵に目掛けて気弾を放った。とっさに後ろに避けた相手は攻撃してきたリーファイを直視する。
リーファイ「油断大敵、そっくりそのまま返すアルよ!」
???「はん!おもしれえ!」
空中から着地したリーファイはそのまま敵の胸に向けて蹴りを繰り出し、私は空中から刀を振り下ろす。
がし!がん!
しかし、リーファイの蹴りは左手と止められ、私の刀はダークソラスで受け止められる。
???「いいキレだ。だが無駄だ!」
抑えていた私の刀を一度離し、リーファイを掴んだ足を引っ張り、体制が崩れたリーファイは相手に左手で顔を掴まむ。
リーファイ「…ん!?」
助け出そうと刀を振るが、それよりも早く動いた相手。顔を掴まれたリーファイはスタジアムの壁まですごい早さで押され、思いっきり後頭部をぶつけた。その衝撃で壁がぶつけられた部分だけ崩れた。壁や物が壊れる音がスタジアム内に鳴り響く。
???「2人目………」
[ジント]
早い……なんてやつだ。援軍に来たマーベラスとリーファイが一撃で倒された。こいつ……強い!
???「街中だからと言って力の出し惜しみをしているんじゃねぇ。さもないと、この弱い2人のよう、私に瀕死状態に追い込まれるぜ?」
???「そこまでよ!」
▲
誰かの声がスタジオ全体に鳴り響く。その声主は空を飛んだ一人の女神だった。
《超次元ゲイムネプテューヌU Black Brave》
△
ジント「ノワール!」
女神の正体はラステイションの女神ことブラックハートだった。ノワールが来たって事は、このリーファイが言ってた危険種の襲撃とやらが片付いたようだな。
???「ラステイションの女神が来たという事はと言うことはレーラは引いたか」
アイン「わ、分かった」
愛染「了解だ」
2人はやられてしまったマーベラスとリーファイを担いで、スタジアムから出て安全な場所へ向かっていった。
ジント「心強いぜ!」
俺達全員で一斉に仕掛ける。まず先に動いたのはノワール。敵の前まで来て、武器を振り下ろしたその時。
がしん!
???「…………!?」
ノワールの斬撃は敵を囲むように展開された紫色のバリアによって防がれた。その時、スタジオ内全体に女性の声が鳴り響いた。
???「はいそこまで、挨拶はもう終わりだよ カセン」
カセン「ちぃ……もう時間切れかよ」
▲
カセンという名と思われるその子は剣を下ろした。俺達は一旦距離を状況確認する為、もう1人の声の正体を探る。
《BLEACH On The Precipice Of Defeat》
△
???「誰かって?とりあえず私を見てくれないかな? 穴が空いた観客席にいるから」
俺達は言われた通り、穴が空いた観客席の方へ見ると。その声の発した者が腕と脚を組んで座っていた。
ジント「な………なに?」
似ている。どこかしらネプテューヌに似ている!違うとこを言うなら、髪の毛の長さと白目が黒いだけだ!それよりなんだ?初めて見た筈なのになんだこの懐かしく感じる感じは?
???「なかなか帰ってこないと思ったら、まだ戦ってたんだね。カセン」
カセン「うるさい」
カセン……あいつの名前はカセンと言うのか?
クロテューヌ「似の通り、私の名前はネプテューヌだけど、それはとっくに捨てた名前。新しい名前はクロテューヌだから。さあ帰ろ?カセン」
クロテューヌは黙ってノワールを見つめる、ノワールもクロテューヌをじっと見つめる。そしてクロテューヌはネプテューヌに顔を向けて答えた。
クロテューヌ「ヒントをあげるよ。ネプテューヌが光なら私は闇だよ」
ヒントを聞いたネプテューヌは頭の整理が付かないのか驚いた表情でいる。そして今度は俺に視線をさす。
クロテューヌ「嗚呼……またその姿が見れるなんてね。嬉しいな」
クロテューヌは俺を見た時、表情が赤くなり、うっとりした顔と全身を上半身を両腕で抱えながら俺を見つめた。俺は今、変身した状態のスカーレットフォトンの姿を見せている。それを、またその姿を見れて嬉しいと言う事は。
ジント「俺を知っているのか!クロテューヌ!」
俺の事を知っている。そう感じ取れた。でもクロテューヌは俺の質問に答えず、別の話を持ってきた。
クロテューヌ「それにしても全国は凄いね〜。特にリーンボックス!景色が危険種で埋まった数を殲滅するなんて」
声を上げたのはネプテューヌとノワール。俺達が殲滅した危険種は、リーンボックスに比べれば全然少ないのか!?
クロテューヌ「ルウィーの女神にもちょこっと教えたけど、リーンボックスのお仲間達の努力に応えてさらに2つ、いい事教えてあげる」
そう言って、クロテューヌは観客席から大きく飛び、スタジオ中心に足を付かせた。その時、自然の音、全空間が一時停止したかのように無音になった。そしてクロテューヌが言う、いい事を聞く事にした。
クロテューヌ「【扉】……とか?」
クロテューヌの口から【扉】を聞いた時、一斉に驚き、ネプテューヌがクロテューヌにその事について問いかけようとしたその時。
俺達の方から怯えた声が聞こえた。その声を上げたのはノワールだった。バスターソードを落とし、両手で頭を抱え、表情が恐怖に怯えた表情に変わって涙を流し、叫び始めた。
ネプテューヌはノワールを落ち着かせよう傍に寄り掛かる。その状況を全く気にしないクロテューヌは話を進めた、
クロテューヌ「そして2つ目、【扉】の先に現れたダークメガミは私達の仕業じゃないのと似た存在だって事」
クロテューヌ「何故知ってるかって?そこは重要じゃないよ?重要なのはね、そのダークメガミの行動と私達の行動は無関係って事を知ってもらうのが重要だよ」
ダークメガミと無関係だと?じゃあダークメガミとすれば、もしかして……
ジント「1つだけ教えてくれ」
クロテューヌ「何かな?」
聞いても無駄だろうけど、聞いてみよう。
「お前達は、俺達の敵になりうるのか?」
俺は可能性が極めて低い事を質問した。それを聞いたネプテューヌとネプギアは案の定、反射的に否定する。
ネプテューヌはクロテューヌに刀を構えて警戒しながらそう言おうとした時。
クロテューヌ「ちっちっち」
クロテューヌはネプテューヌの言葉は間違いだと伝えてるのか、右手の人差し指を立てて振っている。
クロテューヌ「正式には半分敵半分味方だよ?」
クロテューヌの答えは、質問した俺が言うのもなんだが信じられない。完全な敵ではない事を明かされ、俺達は耳を疑った。
当たり前な発想だ。味方であるなら何故危険種を率いて全国に襲撃させたんだ?
クロテューヌ「それはね、実力を確かめるだけだよ。聞いてなかったの?」
カセンの言葉からそんな事は聞いていなかった。俺達全員何も知らない事を知ったクロテューヌはカセンに視線を向ける。
クロテューヌ「ちょっとカセン?私達の目的を言わなかったの?」
カセン「女神とその男が強いから……つい」
クロテューヌ「目的を忘れて、いつも通りやっちゃったら、実力を確かめる途中で相手が死んじゃうよ」
ジント「どういう事だ?」
一体何の話をしているのか分からなくなった俺は少し気を強めに話す。すると声を聞いたクロテューヌはすぐに俺へ顔を向け、そして答える。
クロテューヌ「【扉】に関わっていけば分かることだよ。さて長話しちゃったし、そろそろ帰るよカセン」
そう言ってクロテューヌとカセンは、黒いオーラに包まれ始める。去ろうとする所で、俺はどういう訳か寂しく感じて手を伸ばす。
ジント「ま、まて!」
クロテューヌ「そう急かさなくてもまた会えに行くから、バイバイ」
クロテューヌも俺と同じ気持ちをしていたのか、どこかしら心から寂しがっている表情を見せた。次第に黒いオーラがクロテューヌとカセンを完全に包み、破裂するように消えると二人の姿は消えていた。
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《コープスパーティーBook Of shadows Light》
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外の様子も落ち着いたのか無音の空間が出来たところで、時空進化を解く。
ノワールは今も混乱していて、精神不安定の状態に落ちている。ネプテューヌはノワールを抱き上げて病院に運ぼうとした時。
ノワールは理性を失って暴れ出し、うまく運べない。一旦その場で下ろしてからノワールの落ち着かせる。ネプテューヌとネプギアはこんなノワールの状態に相当動揺していた。
その時、ノワールは俺を見たからなのか俺の近くまで走り出し、勢いのまま抱きついて来た。
ジント「ノ、ノワール!?」
俺は突然の行動に冷静が乱れそうになったが、そこを何とか保たせて、ノワールを落ちつかせる為にノワールを抱きしめて背中をさする。
ジント「もう大丈夫だ。大丈夫だからな……」
今度は俺の胸に体重を乗せて泣き始めるノワール。俺は背中をさすり続け、とにかく俺なりに慰める。
ジント「もう大丈夫、お前は死なない。俺が守るから」
[ネプテューヌ]
クロテューヌから【扉】を口にした瞬間、この状態に落ちてしまった。ハイテンションで負けず嫌いのあなたが一体何に怯えているの?私はネプギアと共に、ノワールを慰める2人の様子を、ただずっと見ていた。
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クロテューヌが教えてくれたいい事を予想するとおそらく、あの【扉】。もしかしたら零次元の戦いみたいな、大きな事が起きるとでも言うの?
突如全国を襲撃してきた凶暴化危険種を率いて居たのはネプテューヌ達にそっくりなクロテューヌ達だった。全国は危険種の殲滅に成功したが、それぞれ率いた漆黒の者、クロテューヌ、カセン、レーラ、そしてノワールに似たアリファ達に力の差を見せつけられ、思い知らされる。襲撃で大きな傷を負った仲間達はリーファイとマーベラスAQLの2人を除く援軍は一旦自国に戻り、女神達とジントは襲撃の件でプラネテューヌに集合するが、そこに突然ジント達の前にアダスオラが現れた。謎に包まれている男だが、アダスオラはレーラだけじゃなく、ジントの事も知っていた。謎に包まれた彼の正体は?
次回
Episode13 光と闇 忘却の妹