今日、5月30日から新たな小説の執筆を始めます。
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バーチャルフォーレスト保護地区 大樹前
《東京ザナドゥ 魔女の荊城》
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[ユニ]
私は今、神次元に初めて足を踏み入れた場所、バーチャルフォーレスト保護地区の巨大な木の目の前にクロテューヌと一緒に来た。姉上とゴールドサァドを助け出す為に超次元へ戻る。ジント達を置いてきてしまったが、それは後で説明するつもりでいる。
クロテューヌ「私の力で超次元へ行くから。手を繋いで」
クロテューヌに言われた通り、左手を軽く繋ぐ。それを確認したクロテューヌは力を使い始めたのか私と彼女を密着するように紫色のラインが光り出す。
クロテューヌ「一瞬体の重りが無くなるからね。それじゃあ行くよ!」
大樹だった目の前の景色が歪み始める。中心から瞬間的に紺色の空間が広がって視界が埋まる。するとほんの一瞬だけ体が軽くなる感じがした。
クロテューヌ「これが私の能力、時空移動だよ」
クロテューヌ「簡単に言えば別次元に移動する事が出来る」
クロテューヌの能力にアタシは少し驚く。アダスオラと同じように、別次元に行き来する能力を持っているなんて、やっぱりクロテューヌは只者じゃない。
クロテューヌ「一応詳細を教えるよ。君のお姉ちゃんのノワールとゴールドサァド達、その他の者が全員ラステイションにいる。いや、閉じ込められていると言った方が正しいかな」
クロテューヌ「そう。しかもノワールにとって現で最も恐れている物によってね」
姉上が今恐れている物。それはただ一つ、【扉】以外に他ない。無くなった筈じゃあないの?
クロテューヌ「あと一つだけ……」
あと一つ。そう言った時のクロテューヌの表情は何か面白がっているかのように微笑んでいる。
クロテューヌ「閉じ込められてるのは人だけじゃなくて、ラステイションもだからね」
ラステイションが閉ざされている!?飲み込んだとでも言うの!?と言う事は結構ピンチって事ね。
クロテューヌ「その主犯も例のグループ、第三者の仕業だと言う事を忘れずにね」
クロテューヌ「地獄に……ねー。あの光が見える?あの光を抜ければ超次元のバーチャルフォーレストの上空に着くよ」
クロテューヌは話しながらまた微笑みを見せた。やっぱりこの人の考えている事が分からないわ。
クロテューヌ「まあね〜。手加減が大の苦手だし」
あともう少しでアタシ達の次元。こんな事で元の世界に戻る事になるとは予想もしていなかった。それにしても…ラステイションが【扉】に飲み込まれた…まさか……。
コラスィ『おい相棒。光の向こうから血が滾らせる奴の気配を感じるぜ』
コラスィ『いいぜ相棒。お前のそういうの、好みだぜ』
確かに、光の向こうから気配を感じる。でもなんなのこの嫌な予感。ラステイションを飲み込む【扉】どれほどの物が……
クロテューヌ「ふふ……」
先を進み、光輝く空間を潜りながら呟く。そんなアタシの言葉を聞いたクロテューヌはまた微笑む。何か企んでいると思う事はあったが、そんな事はどうでもいい!。姉上とその仲間を助けるのと、その主犯をぶち殺す事で頭の中がいっぱいだから。
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ラステイション 教会
[ネプテューヌ]
ノワール「はぁー、やっと終わったわ」
ネプテューヌ「もう疲れた〜もう動けない!脳の回廊が熱い!痛い!」
アダスオラ「だらしないぞ貴様。それでよく国の女神を務めている」
ネプテューヌ「だって紙が!書類が!こんなにいっぱいあったんだよ!?それは疲れるよ〜」
ラステイションに遊びに来たかと思いきや、ノワールの仕事を手伝うハメにあっている。教会の真ん中に設置された大きなテーブルに大量の書類が綺麗に並べられていて、そんな私は椅子に座ってハンコを押す作業をしている。相変わらずノワールは国の為一直線だよね〜。疲れたりしないのかな?
アイエフ「ネプ子は相変わらずね。どんなに時が経ってもネプ子なのね」
アダスオラ「仕事に関しては全くを言わざる得ない程のダメ人だな」
ネプテューヌ「ぐは……うぐ……」
あいちゃんとアダっちゃんの冷たい言葉が鋭いトゲとなして私を貫く。あぁ……なんでこんなにも2人が私に冷たいの?
コンパ「お疲れ様です。ねぷねぷ」
さすがコンパ!私達の為に冷たい飲み物を持ってきてくれた!気が利くー!私はコンパが持ってきてくれた飲み物に手を伸ばし、みんなも手に取る。オレンジジュース!君に決めた!
ノワール「プルルートは今頃昼寝でもしてるのかしら?」
アダスオラ「あいつならこの国の満喫中だ」
プルルートは朝、ラステイションに着いた直後で別行動に入っている。アダっちゃんの言う通り、どこかで昼寝してるんじゃないかな?天気は満面は青空だし。
ネプテューヌ「そう言えば……クロテューヌとアリファとこの国を守ってくれたレーラって人はどこにいるのかな?」
ノワール「2人に関しては分からないけど、レーラなら確かラステイションのどこかにいると思うわ」
アダスオラ「あいつの事だ。コロシアムだろう」
アダスオラはコンパから珈琲を受け取り、軽く一口飲む。ほんとクールだよね〜。そう言えばアダっちゃんはコロシアムでは名が通ってるんだよね〜。青眼のアダスオラ……痺れる〜!
アイエフ「コロシアムね〜。最近私は通ってないわね、たまには行こうかしら」
アダスオラ「貴様もコロシアムに通っていたのか」
アイエフ「まあね。腕を上げる為なんだけどね」
アイエフは片手の手の平を見ながら、不安げな表情でそう呟いた。今思うと、アイちゃんはどこまで強く慣れたのかな?
アイエフ「そう言えば、コロシアムのデュエルランキングやら噂でもう知ってるのだけれど、アンタだったのね。アダスオラ」
アダスオラ「本気ではないがな」
そうなんだよね〜。悔しいけどアダっちゃんは全然本気を出してないんだよね。時空進化無しであれじゃあ、もう適う相手は私達女神かゴールドサァドかジントしかいないよね、短な人なら〜。
アリファ「当たり前じゃない。私の兄さんだからね」
ネプテューヌ「うんうん……って!アリファちゃんいつの間に!?」
アリファ「あなた……その呼び名、不愉快よ」
アダっちゃんの隣にアリファが現れた。そしてアダっちゃんの珈琲を軽く飲み、小声で「苦いわね……」と呟く。突然の登場でアダっちゃん以外のみんなが驚く。
アダスオラ「アリファ。いい加減、隣に現れる癖を直せ」
アリファ「これでも軽くなった方だよ?お兄ちゃん。それより悪いニュースよ」
ノワール「悪いニュース?」
アリファ「えぇ。第三者の手先だと思われる奴が、
ネプテューヌ「ラステイション?でもここは平和だよ?」
アリファ「全く……あなたは無能ね。ここじゃなくて
ノワール「向こう……まさか!?」
最初は何を言っているのか分からなかった。ラステイションは今平和で、賑やかな時間帯なのに占領されたと聞かされて、有り得ないと思った。でも言い直してくれた事で理解する事が出来た。って!?超次元のラステイションが占領された!?
ネプテューヌ「ネプ!?それ、本当なの!?」
アリファ「そうよ。クロテューヌがどういう事か、ユニを連れて超次元へ向かったわ」
アダスオラ「ちぃ……長居し過ぎたか」
やばいやばいやば〜い!ここでのんびりしてる暇ないじゃん!早く元の次元に帰らないと……
その時だった。教会のベランダからジント達が空から降りてきて、私達に向けて大声で話す。
ジント「おい聞いてくれ!まずい事に……」
アダスオラ「分かっている。俺は先に行く」
そう言ったアダスオラはパーティカルジェネシスへ時空進化してノワール達に何の挨拶も無く空へ飛翔し、パーチャルフォーレスト保護地区へ向かっていった。アダっちゃんはたまにはノワールみたいなとこがあるんだよね〜
ジント「おいおい。挨拶無しで行くのかよ」
ネプテューヌ「もう〜。それで、アリファちゃんは付いてこないの?」
アリファ「当たり前な事をいちいち聞かないでくれるかしら?本当なら付いていきたいけど、クロテューヌの命令で残っていないとダメなのよ。はあ〜せっかくお兄ちゃんに会えたのに……。それとその呼び名はやめなさい」
ブラン「みんな、急でごめんなさい。私達は超次元に帰らないといけないから」
ノワール「少し残念だわ。実はあなたに挑戦状を送るつもりだったんだけどね。ジント」
ジント「そうだったのか、悪いな。でもまた会えるさ、その時に力試ししようぜ」
ノワールは少し寂しそうな表情でそう話すが、また会える事を聞いたノワールは微笑みを見せた。アダっちゃんがいればいつでもここに来れる。また会えるもんね!
ネプギア「行こ!お姉ちゃん!」
ネプテューヌ「おっけ!刮目せよ!」
全身の体が光に包まれ、私は女神パープルハートに変身する。突然の別れで寂しいけど、でも今度はいつでも会いに行ける!だって便利だもん!アダっちゃんのハザマって。その場にいるみんなにしばしの別れとノワールにプルルート、ホワイト、ベール、ピーシェ、サクラとアルブムによろしく伝えるよう頼み、ベランダから出て教会を後にする。またね!みんな!
[アリファ]
ノワール「行っちゃった……わね」
アイエフ「そうですね……ノワール様」
コンパ「でもまた会えるです!それまで待っていればいいですよ」
アリファ「………………」
飛び出していった彼らの後ろ姿を、ベランダから出た3人は見えなくなるまでずっと見送っている。その3人の後ろにいる私は腕を組んだまま背中をベランダの壁に寄せて立っている。
アリファ『そう言えばいい忘れてたわ。既にあの子がクロテューヌの命令で一足先に向かっていたんだったわね。今頃ラステイションにいるかしら?』
伝え忘れていた事を心の中で呟く。相変わらずクロテューヌは何を考えているのか、長年共にしている私でさえも分からない。でもおそらく、事を面白くしてるだけなのかも知らないと私は思っている。でも…………
アリファ『ラステイションが占領………まさかね……』
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【超次元】
《超次元ゲイムネプテューヌ The animition Hand off》
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呪われし都市 アビスラステイション南部
[ベール]
ベール「こんな事態が起こるなんて、予想外ですわ」
エスーシャ「【扉】か……。いずれ現れると思ったが、まさかラステイションごと飲み込むとはな」
シーシャ「しかもそのトラウマを持つノワールはこのどこかにいるんだってね?」
ジント達が神次元に向かってから約2週間後の今。ラステイションが突然大きな結界に包囲された。その事態に対処するべく、私とゴールドサァド、別の仲間とご一緒に突入したのですが、侵入した後、仲間とはぐれてしまった。そんな私は今、場の雰囲気が禍々しい場所にいる。城と思わせるような構造とまるで死体かのように意識を失っているラステイションの市民達が道の至るところに倒れているところに私とゴールドサァドのエスーシャとシーシャの3人で警戒しながら先を進む。
ベール「とにかく先を急ぎましょ。こういう場合、おそらく最深部にノワールがいるのかも知りませんわ」
シーシャ「ラステイションの人達を保護したいとこだけど、今は仕方ないか……」
呪われし都市 アビスラステイション北部
[アイエフ]
ピーシャ「ちょっと!何なのここ!?もうラステイションの形してないよ!?」
アイエフ「いい雰囲気じゃないわ。まるでギョウカイ墓場よ」
アイン「見た事無いやつがいる。【扉】の生物か」
場所は外……だと思う。空は赤紫色、黒に染まった地と壁の隙間から複数の青いクリスタルが輝く。ここがラステイションだと思うと、とてもじゃないけど信じられない。アインの言う通り、見た事無いモンスターが存在している。目を開いたまま意識を失っている人達がそこらに倒れているけど、どれだけ揺さぶっても起きないし、まるで中身が空っぽだと思わせる。モンスターは倒れている者に興味を示していないが幸いだけど今のラステイションは普通じゃない、それは直感じゃなくても雰囲気で分かる。そもそも一緒に突入した別の仲間ともはぐれちゃったのだから。
アイエフ「慎重に行くわよ!二人共」
呪われし都市 アビスラステイション東部
[ケーシャ]
ケーシャ「くっ!数が多過ぎる!」
リッド「大きな揺れが起きたと思えば……なんだここは!」
さっきまで私達はラステイション内の見回りをしていました。そんな時突然大きな地震に襲われて、視界全体が真っ暗になった。そして気付くと、さっきまでラステイションだった景色が一変して、全く別の物なった。更には見た事無いモンスターが私達を多数で囲む、強さはさほどないけどそのモンスターは普通ではなかった。
リッド「こいつら……ブロック化して消滅しないのは何故だ?」
ケーシャ「あぁ、私達と同じ、生き物だと見ていいだろう」
そう。このモンスターはダメージを受ければ血が飛び散る。本物の生命を私達が散らせてるって事、でもそれは討伐するのと同じ、気にはしない。
リッド「なるほど……だがまず、ノワールと合流する事を考えよう。おそらく教会に居るはずだ」
ケーシャ「教会……ここがどこら辺か知らないが、倒しながら探すしかない。私が黄金の力を使って突破口を開く!付いてこい!リッド!」
リッド「任務了解!」
黄金の力を使い、武装を装備し、バックパックのキャノン方で正面を薙ぎ払い、開いた道を全力で駆けていった。
呪われし都市 アビスラステイション西部
[レオタニス]
レオタニス「ここが、ボスが言ってたとこか〜。占領されてるね〜ラステイション」
クロテューヌの命令でもう一人のあたいより一足先にラステイションに来た。あたいの武器、レールガンを肩に乗せて高い位置から見下ろし、有効な道を探す。探すついでに色んなモンスターの存在を認識する。あたいにとっては見慣れた雑魚だが、彼らにとっては違うだろうな。なるべく倒しながら進むか。
レオタニス「さあて……腕がなるぜ!」
レールガンを右脇で挟むように片手で持ち、その場の高い位置から飛び降りて行く。だが降りていく先には雑魚が7体いるのを気付く。
レオタニス「不運だなあんたら、狙い撃つ!」
あたいはそのまま降りていきながら、下の雑魚を狙う。照準があった瞬間、すぐに射撃し、レールガンのエネルギー弾が真っ直ぐ雑魚へ向かう。雑魚はエネルギー弾が近付いてくる事を知らず、着弾し貫通されて地面が砕かれる。更に別の雑魚を狙い、そして撃つ。その繰り返し行われ、次第に雑魚は倒れ、砂煙が舞う。その中に降りていき、着地する。
レオタニス「ふう……。今のうちにたくさん補給しておくか。もしかしたら必要になるだろうし」
砂煙が舞う中、あたいはある補給を行う。補給が終わった頃には砂煙はなくなり周りの視界が晴れていくと、どこかに続く道が正面に見えてくる。高い位置から確認していたあたいは、その道は奥に見える赤黒ち城のような建物に続いてる事は確認済み。
レオタニス「待ってなユニの姉さん。ユニと一緒に助けに行くからな。ついでに驚かせてやろう〜」
あたいはレールガンを構えながら先へ進み、城へ向かって歩く。その途中、突然近くから魔法を唱える音がなっているのに気付く。その音声は小さな女の子だと思わせる印象だった。
レオタニス「この声は?雑魚と戦っているようだけど」
音声が聞こえる方へ向かう。すると崩れかけの建物が見えてきたところであたいは念の為隠れながら、建物に入る。その直後、この建物の裏側からさっき聞こえた音声と剣がぶつかる音が響いている。影からそっと覗くと、そこには杖を持った小さな女の子が2人と忍者ロボットと大型の鋏を使う女性がいる。
レオタニス「なんだ、今ので終わったか……」
あたいが来た頃には既に雑魚の戦闘は終わっていた。元の来た道へ戻ろうと行動する。その時
???「そこの影に隠れている者……誰でござるか?」
レオタニス「……っ!」
見つかった!?あの忍者ロボットか。なるほど、気配が分かるんだね。驚かし計画は半分パァーだな、仕方ない。
レオタニス「良く見つけたな。誰かと戦っている音が聞こえる方へ行ってみれば……」
[ラム]
戦闘が終わったと思ったら次は何!?誰なの?ステマックスが建物に向かって誰かを呼び掛けると、聞き覚えがある声が聞こえて、姿を見せた。それが誰なのか、全員が驚く。
ステマックス「ユ……ユニ殿!?」
レオタニス「そういうだろうと思った。でも違う、あたいはユニじゃなくて、レオタニスって言うだ。レオって呼んでくれ」
ケイブ「レオタニス……」
ラム「ユニちゃんそっくりじゃないの!?」
ロム「この人……ユニちゃんにそっくり(こそこそ)」
私達が知ってるユニちゃんじゃない、全く別の人。白い服と半袖の赤い線模様がある黒いパーカー、オレンジ系と黒い模様があるショートパンツ。その手にはレールガンを持つ。
レオタニス「話をしたい気持ちは分かるけど、今はそんなに暇はないぜあんたら」
ケイブ「そうだったわ。一刻も早くノワールを助けに行くわよ」
ステマックス「そうでござるな。レオ殿、詳しい話はこの事が終わった後にするでござる」
レオタニス「オーケー。まあそういう訳だからな、かわいい子ちゃん」
ロム「う……うん……(こそこそ)」
レオタニスがロムちゃんの頭を撫でようとするが、ロムちゃんはそれを拒否するようにあたしの後ろに隠れる。
レオタニス「あたい……怖がられてる?」
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呪われし都市 アビスラステイション最深部
《新次元ゲイムネプテューヌV2 Fate》
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[ケイ]
ノワール「っ!」
ケイ「く……目を覚ましてくれ!ノワール」
ラステイション全体が変わり果てたと思えばノワールが洗脳されている。非常にまずいね。こっちはノワールを傷付けられない、完全に先手を打たれたか。
ノワール「……っ!」
ケイ「くぅ!?」
剣と剣がぶつかり合う。ノワールの猛攻を私はひたすら受け止めるか避けるかの二つを繰り返す。解決方法は既に予想出来ているが、僕ではそれを実行に移せない。こういう時、ユニや例の強い味方さえいれば……
ケイ「はっ!?」
防戦一方は長続きはしなかった。僕の剣はノワールの切り上げで弾き飛ばされ、手放してしまい、地面へ突き刺さる。
ケイ「くっ……」
ノワール「…………」
ケイ「ここまでか……」
抵抗する物も意思もなくした僕は目をつぶり、命が散る覚悟を決める。ノワールの剣がなんのためらいもなく振り上げられ、振り下ろされようとした時だった。突然、上から誰かが落ちて来てるかのような、誰かの声が聞こえた。その声はなんだが落ち着きがないような感じに聞き入れる、それどころか聞いた事があるような……
???「そこの銀髪!後ろに飛んで!」
どこかで聞いた声の命令を聞いた私は反射的に後ろに下がる。
???「狙うはノワールの剣!ショット!」
上から銃声がなった。ノワールが持つ剣へ銃弾が向かい見事に命中し、弾かれた。
ノワール「……っ!」
剣を落とされたノワールは大きく後を引き、間合いから離れる。そして上から撃ってきた誰かが降りてきて着地する。そして顕になったその姿は、僕が知る情報の半分は当てはまるが、その半分はハズレと言わざる得ない姿だった。
???「危なかったね!大丈夫だった?銀髪」
ケイ「君は……ネプテューヌ……なのかな?」
ネプテューヌ?「よく分かったね!その通り!私はネプテューヌだよ!」
黒いパーカーを着たネプテューヌ似の女性はピースポーズを取る。その本人の名もネプテューヌだった。でも僕が知るネプテューヌではないのは確実。君は一体……
ネプテューヌ?「私はネプテューヌ!そうだね〜、とりあえず次元の冒険者って事で……て!?おっと!」
彼の自己紹介の途中、洗脳されているノワールが急接近し、キレのある回し蹴りで顔を狙ったが、咄嗟に気付いた彼が体の体制を後ろに動かした事でギリギリ横を通り過ぎていく。
ネプテューヌ?「ちょっとノワール!自己紹介中にぃ!?」
ノワールは彼の言葉を聞かず、格闘で仕掛け、問答無用の連続攻撃を切り出す。
ケイ「聞いて欲しい!ノワールは闇の女神によって操られている!」
ネプテューヌ「なるほど!通りで……っ!私を見ても……っ反応がないだね!」
彼は僕の言葉をノワールの猛攻を避けながら聞き入れる。その余裕がある行動を見た私は手馴れた者だと認識した。その時。
ケーシャ「ノワールさん!やめて!」
リッド「一体何が起きている!?」
ノワールの友達である2人がやって来て、それに続くようにベール、アイエフ、アイン、ゴールドサァドのピーシャ、エスーシャ、シーシャがやって来た。
ベール「一体、何が起きておりますの?どうしてここにもう一人のネプテューヌが居まして、ノワールが攻撃しているのですの?」
ベール「あなたは……!?」
エスーシャ「お前は……ダークブラック!」
シーシャ「君が主犯だと受け取っていいのかな?おかしくなったラステイションとノワールに何かしたのを」
やって来た人達全員が戦闘態勢に移行する。
ネプテューヌ?「みんな!久しぶりで悪いけど、私はノワールを抑えるから、君達はあいつを!」
ベール「了解致しましたわネプテューヌ!」
彼の呼び掛けを聞いたみんなは、ベールは女神化、ゴールドサァドは黄金の力を発動し、それぞれダークブラックとの戦闘に入った。僕はこれまでにないほどの戦闘を目にする事となった。
クロテューヌから告げられた事、それは、超次元のノワールが闇の女神ダークブラックの手に落ちてしまった事だった。洗脳され、味方である教祖のケイと、突如現れたもう一人のネプテューヌを襲う。そして後から駆けつけたベール達はダークブラックと戦う。その事態に気付いたジント達が向かう。圧倒的な力を持つダークブラックにベール達はどう戦うのか?そしてユニは姉であるノワールを助ける
事が出来るのか?
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次回
Episode21 囚われた心 怒りの業火ヘルシスター