超次元ゲイムネプテューヌ 光の輪廻と闇の輪廻   作:超輪

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Episode03 女神姉妹と青眼兄妹

イストワール学園

 

《東京ザナドゥ 深まる信頼》

 

[ネプテューヌ]

 

アダスオラ「アダスオラだ」

アリファ「アリファよ。言っておくけどアンタ達と馴れ合う気は微塵もないわ。だから私に関わらないでよね」

 

今話が始まって早々嫌な空気が漂ってるよ〜!アダっちゃんは相変わらず無愛想だし、アリファちゃんは見下してるし、これじゃあ目的を果たすのが難しいよ!

 

ネプギア「えっと、私はネプギアです!よろしくお願いします!」

 

おぉ!!さすが私の妹!ネプギア!気まずい空気を振り払ってクラスメイトの花が色鮮やかに!

 

ネプテューヌ「誰がなんといおうか!私は主人公オブ主人公こと、ネプテューヌ!よろしくね!」

 

と可愛らしくピース!どや!おぉー!みんな笑った笑った!私に掛かればこんなの当然だもんね!え?主人公違う?

 

とまあそんな話は置いて、なんで4人の私達がイストワール学園に入学して、学校生活を送る事になっているのかというと!詳しくは一話前へ!

 

ネプギア「皆さん知ってると思いますが、私とお姉ちゃんは、プラネテューヌの女神です。アダスオラさんとアリファとはお友達です。だからもしかしたら緊張すると思うけど、どうか気軽に接してくれると嬉しいです!」

 

そそ!女神の仕事で学園に入学したんだ〜。そんでアダっちゃんとアリファはそのお手伝い!アダっちゃんは三年前から私の秘書になってアリファちゃんはそのお手伝い!でもなんでアダっちゃんが秘書を志願したのか知らないのが年月をたってもなお分からないんだよね〜

 

自己紹介を終えた私達にクラスメイトから歓迎の拍手。私とネプギアは指定された席に座りに行くと、そこに横切る度によろしくね!って声を何度も浴びた。でもアダっちゃんとアリファちゃん、特にアリファちゃんには冷たい態度で迎えられていた。まああんな事言っちゃったらね〜。

 

それぞれ決まった席に座ると、いいタイミングでチャイムが鳴る。その瞬間、いつもはある筈の終わりの挨拶をやらないまま私とネプギアとアダっちゃんに一斉に質問タイム!人気者は辛いね。

 

アリファ「ふん」

 

そんな様子を見たアリファは席から立って、さっさと教室から出ていった。アダっちゃんもその後を追う為、自分を囲んだクラスメイト、主に女子のクラスメイトの輪から無理やり出て「貴様らの質問は後に受ける」と言い残す。それを聞いた女子生徒は「キャー!」とか言い出して盛り上がり展開。これはアダっちゃん、学校のイケメンアイドルになる予感。

 

そんな時、一つの質問。アダスオラとアリファとはどんな関係かと言われた。やっぱりそれは聞くよね〜。

 

ネプテューヌ「えっと〜」

 

言えないよ〜。だって2人と出会ったきっかけが穏やかじゃないもん!絶対に信じられないもん!

 

ネプギア「と、友達ですよ!確か初めて知り合ったのはクエストでたまたま一緒に……」

 

いや〜それはちょっと〜。デュエルで決闘して、そのバトルの末に友となった!見たいのがかっこいいじゃん!あ、でも、決闘するイメージをしたらなんとなく負けたイメージが強いんだけど〜。特にアリファちゃんとの決闘!くぅー、ネクストフォームを使いこなせればな〜。

 

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イストワール学園 グラウンド内

 

とまあ時間が立って休み時間何だけど、初日早々からアダっちゃんがいきなりトラブルにあってるよ!不良達にわざと肩をぶつけられて、空気がまずい事に!?

 

 

不良1「おいこら!肩にぶつかって置いて謝りも無しか?」

アダスオラ「貴様からわざとぶつかりに来たように見えるが?俺が気に入らないというのであればさっさと掛かってこい凡骨供」

不良1「ぼ、凡骨だと!?新入生風情が!調子に乗るんじゃねぇぞこら!やっちまえ!」

 

やっぱり!アダっちゃんが火に油を付けた!不良達3人の集団が一斉に殴りかかる!その様子を生徒達が見ている!んでなんで私達が助けに行かないかって?それはね〜。むしろ邪魔になっちゃうんだよね〜私達。

 

不良2「ぐうあぁぁ!」

不良3「うぐあぁぁ!」

 

ほらね。あっという間だよ〜。だってね?時空進化する前のアダスオラは女神化と同等に戦えちゃうんだよ?主人公オブ主人公の私にとっては色々納得行かないけど、これがルールになっちゃってるみたい。

 

不良1「て…テメェ…」

アダスオラ「どうした凡骨。掛かって来ないのか?」

 

アダスオラはかすり傷一つ、全く攻撃を受けていない。変化があるとしたら、強者のオーラ的なのが漂ってるよ〜!見てる生徒もみんな驚いてるし、私達とアリファは見慣れた光景だよ〜。

 

不良1「ちっくしょー!!」

 

アダスオラから威圧を感じていながらも、無茶ぶりに殴りかかる。しかしその拳はあっさり右手で止められた。

 

不良1「………っ!?」

アダスオラ「無能が……倒れた凡骨を引きずって逃げれば良いものを」

 

とアダっちゃんが手を挙げて、拳をがっちり掴まれて逃げれない不良に1発殴ろうとした。

 

不良1「っく!?」

 

アダっちゃんの拳は止められた。不良1を庇ったのは、私の隣に居る筈のネプギアが、左手の掌で軽く受け止められている。って!?ネプギアが!?

 

ネプギア「お辞めなさい、アダスオラ」

アダスオラ「貴様は……」

 

あ〜。この時のネプギアは全く別のネプギアだ。ちなみにどんなネプギアかと言うと、彼女に秘められている神獣こと、パラディソスの意思が出た時。言うなら半分可愛いと半分神々しいって感じ?

 

不良1「ちぃ!」

 

しかし、ネプギアに庇って貰ったにも関わらず、不良1はネプギアを人質にしようと動き出す。

 

ネプギア「無駄ですよ」

不良1「な、なに!?」

 

不良1の行動はネプギア(半分パラディソス)には既にお見通しだった。腕を掴もうとしていた腕は逆に掴まれていた。こんな時のネプギアは正直、近寄り難いんだよね〜。いや怖いとかじゃないんだよ?

 

ネプギア「今回は見逃します。だから二度とちょっかいをしないで下さい」

アダスオラ「さもなければ病院送りではすまさん。いいな?凡骨」

 

ネプギアと一緒になって威圧を掛けると、それに耐え切れなくなったら不良1は情けない声を出しながら、倒れた不良2と3を引きずって慌ててグラウンドから去っていった。ね?分かる?アダっちゃんは相変わらずとして、このネプギアは接しにくいんだよね。ゼアラちゃんにも似てきたような感じもするし。ネプギアが大好きな人達ならきっと分かる!

 

アダスオラ「ふん。腰抜けが」

ネプギア「あれ?え?なんで私がここに?」

 

そんでいつものネプギアに戻ると、さっきまで何していたのかの記憶がないというミステリアス。でも後ほどパラディソスがそれを教えると、一人激しく動揺する。四年前からネプギアがユニちゃんと一緒に特訓をするようになってからこんなネプギアが最近多くなったんだよね〜。

 

アダスオラ「行くぞ小娘」

ネプギア「え?は、はい!」

 

一人焦っていたネプギアはアダスオラの冷たい言葉で我に返ると、私と言う姉を置いてグラウンドを後にしていった。

 

ネプテューヌ「ちょ!私達を置いていかないでよ!」

アリファ「………」

 

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イストワール学園 校門

 

更に時間が立ってから放課後。

 

上級生1「礼儀がなっていない。敬語がないぞ?」

上級生2「ちょっとこの新入生。下級生の癖に生意気なんだけど」

 

どうしてこうなったか?それはね、下校中に上級生からたまたま挨拶された時、またこのアリファちゃんが見下した態度を取ってトラブルに。こんな時にアダっちゃんが居ればいいのに、なんでこんな時に居ないの。

 

アリファ「下級生?それはあなた達の事じゃない?犬」

 

アリファは上級生に向かって見下す態度を取ると、上級生達の表情に青筋が立って怒りを見せる。

 

上級生1「これは、一度思い知らせないといけないようだ」

上級生2「そうだね。その生意気な性根を叩きのして、上級生を敬う心構えを持ってもらわなきゃ」

 

やばい、やばばのやばい!入学して早々、アダっちゃんに引き続いて妹のアリファちゃんが喧嘩に!?って今回は流れ的にアリファちゃんが悪いんだけどね。

 

アリファ「上級生を敬う?誰に敬おうかなんて私が決める事よ。帰り道の邪魔、さっさとどきなさい。下等生物が」

上級生1「なんだと?」

ネプギア「お姉ちゃん、流石に止めないと!」

 

あ〜あ〜。もう火が着いちゃったんじゃないかなこれ。兄妹揃ってトラブルメーカーだよね〜。特に人間関係に関しては。とまあ仕方ない、私が止めに入ろう。

 

ネプテューヌ「ほらほら、落ち着いてよ。こんな所で喧嘩はやめよ?ね?」

 

私が間に割り込み、止めに入る。それを見た上級生は怖い顔から、信じられない物を見た!みたいな表情に変わる。しかしアリファは違った。

 

アリファ「引っ込んでなさい!今日の私は虫の居所が悪いのよ!」

 

この時のアリファちゃんは冷静を失っていた。格闘戦に入ろうと構えると、上級生の2人も同じように攻撃態勢に。

 

ネプギア「アリファさん落ち着いて下さい!喧嘩をしても意味がありません!」

 

ネプギアは必死にアリファを止めに入り、私も止めに一緒に止めに入る。落ち着かせようとはしてるけど一度怒ったアリファちゃんはアダっちゃんが居ないとどうにもならないよ〜。

 

 

と場がエスカレートしようとしたその時、突然全空間の動きが止まり、モノクロの世界に変わった。アリファちゃんの背後に誰かが現れた。

 

クロテューヌ「アリファも堕落したね〜。力の欠片微塵も感じられない石っころに腹を立たせているなんてね」

アリファ「クロテューヌ?」

 

背後に居たのはクロテューヌだった。アリファの肩を軽くトントンとつつくと、後ろに振り向こうとする。しかし学生良くやられるように、クロテューヌの人差し指がアリファの方にぷにっと接触する。

 

ネプテューヌ「あぁー!もう一人の私!」

ネプギア「クロテューヌさん!」

 

クロテューヌが現れた!しかも私の私服のパーカーワンピに似た感じの茜色とピンク少々のカラーリング!私服姿は初めて見たんだけど、でも相変わらず只者じゃない雰囲気を漂わせてるよ〜。

 

クロテューヌ「また会ったね、ネプギアともう一人の私。さあ、このまま行こっか」

アリファ「ちぃ…」

 

アリファは上級生に向けてえらく苛立ち、舌打ちをする。時間が止まった今を利用して、さっさとその場から離れる。その時、クロテューヌが上級生に向けて何か念を送る行動を見せたが、それは一瞬で終わった。何事も無かったかのように我が家へと帰っていった。

 

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数日後

 

《新次元ゲイムネプテューヌV2 Paradise》

 

境界ヲ破ル回廊 最深部

 

ここはかつて、超次元と零次元が繋がっていた回廊。しかしうずめが零次元に続く道を自ら閉ざし、零次元の戦いの幕を閉ざした。犠牲を引き換えに………のはずだった。

 

クロテューヌ『それは違うよ。うずめは生きている』

 

クロテューヌから聞いた情報と4年前に再び目の前に現れたくろめ。これが合わさる事で分かった事。でも一体どうやって?心臓部である大型シェアクリスタルを破壊されて、消滅される筈。それに消滅から奇跡的に免れたとしても零次元の生息するモンスターは全て凶暴性が高い魔物。更に景色を埋める程の数を相手に一人で立ち向かった。奇跡が起きたとすればそれは身柄が残るくらいしかありえない。でもくろめの存在はうずめの存在が維持されているという事。

 

PH「どこにいるの?うずめ」

 

私は電子物で崩れた物陰に手を合わせ、頭を付ける。

 

クロテューヌ「ここで何してるの?」

PH「!?……クロテューヌ。どうしてここに」

 

すぐ隣に、いつの間にかクロテューヌが腕を組んで背中を預けていた。相変わらずぞっとさせる瞳をしていてびっくりしたわ。

 

クロテューヌ「最後にうずめと別れた場所……だったね?」

PH「あ、あなた。どうしてそれを」

クロテューヌ「さあ?どうしてだろうね」

 

どうしてあなたがその事実を?まさか………

 

PH「クロテューヌ。もしかして、見ていたの?」

クロテューヌ「その答えは想像に任せるよ」

 

クロテューヌ、あなたは相変わらず他者に答えは教えないのね。

 

クロテューヌ「それより、ネプギアはいいね。ヘヴンユニットの扱い方、飲み込みが早い」

PH「当然でしょ?私の妹なのだから」

クロテューヌ「ふふ。それでね。気まぐれでその気になったけど、どう?私と一度手合わせしない?」

PH「私と手合わせを?」

クロテューヌ「そう。あ、もちろん瀕死にはさせないから」

 

 

クロテューヌ、あなたは一体どういうつもりで?いや、これはチャンスだわ。初めて会ってからあなたに対して、闘士を燃やしているのよ。ダークメガミを軽く倒すあなたと戦ってみたかったわ。

 

《東京ザナドゥ シオVSアキヒロ》

 

PH「その手合わせ、望んで受けるわ!どうせ、明日と明後日は学校が休み!動けなくなるまで付き合うわ」

クロテューヌ「いい……いいね!そう来なくちゃ!」

 

私は刀を現出させて、構える。そしてクロテューヌも剣を見せる。その剣は至って普通の剣だが、相手はダークメガミを倒した者、油断は出来ない!

 

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プラネテューヌ周辺 上空

 

[ネプギア]

 

アリファ「ヘヴンフォーム。少しはやるわね」

HS「この4年間、パラディソスちゃんと一緒にやってきたんだもん。これくらい当然」

アリファ「でも、まだ私には届かないわ」

 

クロテューヌさんの命令で、アリファさんは仕方なくシェアチェンジした私の特訓相手になってくれてるけど、アリファさんにはまだ敵わないなんて、やっぱり強いな〜。

 

パラディソス『しかし、あなたにダメージを与えられるくらいにはなりましたね』

アリファ「まあ確かに、女神に比べれば戦闘能力はある。私に傷を負わせるようにもなった」

 

だよね!最初よりはいい方向に………

 

アリファ「でも調子に乗るな。確かに歯が立つくらいにはなった。でもそれまで。お前がどれだけ強くなっても………」

HS「いい殺気です。アリファ」

 

私は思った事を、アリファの話を遮るようにわざと言い放つ。それを聞いたアリファさんは目を鋭くして眼光を光らせる。

 

HS「折角です。明日と明後日は学校はお休み。思う存分、暴れませんか?この上空で」

アリファ「いいわ。私も下等生物と同じ空間にいる事に対して不愉快で我慢ならない。溜まったストレス、一気に受けてもらうわよ!」

 

プラネタワー ベランダ

 

[アダスオラ]

 

あの2人、ぶつかり合ったか。

 

イストワール「空を見てますが、どうかしましたか?」

アダスオラ「小娘とアリファが戦っている。全く、あの2人互いにだけ好戦的だ。我がプラネテューヌに対する評判に悪影響を与えなければいいが」

イストワール「そ、そうですね」

 

イストワールはアダスオラが言った言葉を聞いて同意しつつ苦笑いする。

 

イストワール「あの、1つ伺ってもいいですか?」

アダスオラ「なんだ?」

イストワール「アダスオラさんは、どうしてネプテューヌさんの秘書になったんでしょうか。貴方の性格からすれば、毎日が疲れるのでは……」

 

イストワールは少し緊張気味に質問する。話を聞いた俺は空に向けていた顔をイストワールに向けて答えを返す。

 

アダスオラ「貴様には関係ない」

イストワール「…………」

 

質問の答えを聞いたイストワールは頬を赤くさせ、困った表情を見せた。

 

イストワール「あなたは相変わらず、冷たいんですね」

アダスオラ「ふん」

 

秘書になった理由…………か。俺の悩みである、思いやりが曖昧。他者を優しくした覚えがあるとしたら、ブランの頭を変わりに撫でてやったくらい、それ以外に覚えはない、秘書になれば次第に解決すると思ったが、少々浅はかだったな。




ネプテューヌ達の学校生活は、初日から気持ちのいい感じには行かなかった。青眼兄妹の態度で周りの生徒にいい影響と悪い影響が及んだスタートになってしまった。そんな学校生活を送りながらある夕方に、ネプテューヌはクロテューヌの気まぐれで手合わせとネプギアとアリファの2人は殺気のある特訓。秘書になっているアダスオラも頭を抱える日が増えていた。

一方 翌日

ブランは休日を使って小説の執筆していたが、色々考えたり、悩んだりしていた。一緒に入学した双子の妹と問題児とされたレオタニスとゼアラが気がかりだが、目的の達成と九年の時が立っても教祖である西沢ミナが行方不明のままである事が特に心配。しかしレオタニスとゼアラのお陰でその心配は少しずつ解消されていく。

次回
Episode04 お転婆娘と狼娘
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