深遠なる迷宮   作:風鈴@夢幻の残響

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Phase42:「邂逅」

 昨日にディレイ減少や『帰還の巻物(リターンスクロール)』の検証なんかも終えたので、今日はいつも通りに午前中は鍛錬である。

 木剣を使ったフェイトとの模擬戦と、魔法は相変わらず『フィジカルヒール』。

 『フィジカルヒール』の方は、何とかある程度形になってきたかな、と言うところ。恐らく俺には然程回復魔法の素質は無いのだろう。サポートしてくれるデバイスでもあれば別なんだろうけど。

 止めたりせずに続けはするとは言え、次の魔法も平行して覚えることを考えた方がいいかもしれない。

 少々試してみたいものが一つあるので、こっそり練習しておこうか。

 で、その午後の迷宮探索。こちらは可もなく不可もなくと言ったところ。

 何か特別な事が起こるわけでもなく、ひたすら先へ進んで地図を埋める作業だ。

 まあ、言い換えればこれは「順調に行っている」ってことだから、文句を言うのはお門違いだろうけど。

 この分だと明日も大して変わりは無さそうだし……と油断すると思わぬところでミスをする。気を付けて行こう。

 そんな風に決意を新たにしつつ探索を続けるも、やはり特に何事も無く──相変わらず敵の数は多くて、戦闘は少々大変だが──この日の探索を終えた。

 

 その次の日の探索も昨日と同じような感じで、先へ進んでマップを埋めながら、戦闘の繰り返しだ。

 しらみつぶしに枝道を埋めつつ、奥へ奥へと進みながら、このまま順調に、今日も何も無く終わるかな……と思ったところで、昨日は見なかったものが俺達の前に現れた。

 

「……階段、あったね。随分と奥の方だけど」

 

 苦笑交じりに言われた言葉に「まったくだな」と同意する。

 『フィールド・アナライズ』でのマップや、実際に歩いた感覚から判断するに、恐らくはフェイトの言う通り、ここは南東方面の最奥の辺りだろう。

 

「明日で残りの部分の探索を終えて、下りるのは明後日かな?」

 

 10階に下りる階段を前に、地図を見ながら問いかけて来たフェイトに「そうなるかな」と首肯する。

 実際に階段を前にして、改めて次がこの『第一層』の最後の階なのだという思考が頭を過ぎる。

 どこまで続くかも解らないこの『深遠なる迷宮』の、“最初の一つ”とは言えようやく一段落と行きそうなのだ。気が逸るのも無理は無いんじゃないだろうか。

 まあ、焦ったところで良い事は無いってのは解るので、気を入れなおしてしっかりとやっていこうと思うが。

 その後は、明日の負担をなるべく減らすために、ギリギリまで探索を行ってから帰還した。

 

 

 そんな訳で明けて翌日。

 昨日決めた通り、今日は残りあと少しだと思われる9階の探索を完了するのが目標だ。

 で、万全の状態を整えた上で、明日ボスが居るとされる10階の探索に入る。

 ……ま、とにかく今はこの階だ。

 そう思い直し、本日の探索に入った。

 中間点である5階の雰囲気からすると、上手く行けば明日でこの第一層が終わる。それはある種一区切りが着くってことで、恐らくどこかに逸る気持もあったのだろう。

 結果だけ見れば、特に何も無く終わったと言うしかないのだけれど、途中は何だかダメダメだった。

 戦闘中は『戦場の心得』のスキル効果もあるのか、しっかりと集中できるのだけど、道中の探索は敵の接近に気付かなかったり、思わぬ奇襲を受けたりと散々だ。

 別に『第一層』をクリアしたらこの迷宮自体から開放されて、元の世界に戻れる……なんてことは無いだろうと確信していると言うのに。

 そう、『第一層』なんて名前である以上、『第二層』や『第三層』なんてのもあるに決まっているのだから。

 そんなわけでこの日は地図を埋め終わった後、時間に余裕はあったけれど、探索は切り上げて帰路に着いた。

 ……まったく、しっかりしろ、俺。

 

 

……

 

 

 この日、午前中の鍛錬を少し早めに切り上げて、夕方からの探索に備えて念のために道具等を確認する。

 もしもの時のための『帰還の巻物(リターンスクロール)』、フェイトを一度送還した後に使用する『結界魔石』、回復アイテムに『マイナーヒールポーション』を10本ほど等等。

 ちなみに一度フェイトを送還するのは、ボス戦前に召喚可能時間をリセットして、万全の態勢で挑もうと言う考えからだ。

 “10階にはボスが居る”と言う情報自体は、この部屋に備え付けられている端末の『インフォメーション』の項目から取得できるものだ。

 そして態々そうやって開示するってことは、それ相応の強さを持った敵なんだろうと予想も付く。それならば、挑む前に準備を整えるのは道理と言うものだろう。

 そんなわけで、一通りの準備を整えて、午後の探索。

 道中はなるべく戦闘を控えて消耗を抑えるように進み、10階へ下りる階段へと辿り着く。

 まあまさか下りていきなりってことは無いだろうと、フェイトと並んで階段を下りたそこは、他の階と同じような小ホールのような部屋で、正面の壁には先へ進むための穴が口を開けている。

 そして、俺達が下りてきた階段から、少し離れた所にあったのは──。

 

「……階……段? それも、“上”に向かう……?」

 

 予想外なそれに思わず呆然とした声が漏れた。

 他の階の例に漏れず、9階もしっかりと行けるところは全て回ったはず。けれど、今しがた俺達が下りてきた階段以外に階段は無かった。そうなると、果たしてこれは何処(・・)に通じる階段だと言うのか。

 

「考えられるのは……壁に隔離されたエリアがあって、そこに通じているか……他の『プレイヤー』の?」

 

 フェイトに言われ、可能性としては確かにその2つか、と首肯する。

 ……となるとまずすべきは、そのどちらかと言うのを確認することか。

 

「じゃあ、一度上がってみてからマップを確認……かな?」

「そうだな。仮に隔離されたエリアだったら、何か有るかもしれないし」

 

 そう言葉を交わし、今しがた下りてきたものとは違う方の階段を上る俺達。そして上り切ってすぐのところで『フィールド・アナライズ』を使用した。

 表示されるウィンドウ。

 そこには今まで踏破した9階の地図は無く、真っ黒の画面に俺達が居る部分だけが白く光点として表示されていた。

 

「……少なくとも俺達が来たところとは違う……ってところだな」

「うん、こっちは他の『プレイヤー』が召喚されたエリア……って考えた方がいいのかも」

 

 そうなるとどうするか。ここを遡って他の『プレイヤー』に合流するか……それとも俺達だけで進むか。

 若干の間考えたところで、すぐに「考えるまでもないか」と思考を打ち切った。

 そもそもここが他の『プレイヤー』が召喚された場所だという確信はないし──可能性は高いけれど──、だとしてもその『プレイヤー』が果たして本当に今生きている(・・・・・)のかも定かではない。

 それをハッキリさせるためにもここを進む……と言う手もあるけれど、そうすると10階を攻略する時間がどれだけ後になるか解ったものじゃない。

 だとしたら、今は俺達だけで進んで、いつかその先で誰かに合流出来たらそれでいい、と考えた方が良いだろう。

 そんな考えをフェイトに伝えて、「私もそれでいいよ」と同意をもらったので再び階段を下りる。

 さて、次にすべきはこの部屋の先の確認か。

 とりあえずは階段を下りた正面、この部屋の出入り口のところまで行って、先を覗いてみる。

 

「フェイト、出過ぎないようにな」

「解ってる。5階の時みたいに“入ったはいいけど閉じ込められた”ってなったら大変だもんね」

 

 そんなやり取りを交わして、互いに笑みを零す。

 あの時は予想外で大変だった。今回もそんなことになったら、折角持ってきた『結界魔石』とかが無駄になってしまう。

 ただの通路なら問題ないんだけど、と見たそこは、今までに無い広大な空間だった。……ああ、6階の地底湖は除くけど。

 そこはまるで床全体が魔力溜りになっているように淡く光り、辛うじて向こう側まで見通せる。その最奥、入り口から覗いた一番奥に、ソレは居た。

 光量が足りない上に離れすぎているために明確には解らないけれど、恐らくは全身鎧(フルプレートアーマー)だろうと思われるものを身に付け、その身長と同じ程の大きさの大剣(グレートソ-ド)を大地に突き立てて仁王立ちする騎士。恐らくはアレがこの『第一層』のボスだろう。

 さて、敵と部屋の様子も確認したし、と一度階段の部屋へと戻る。

 

「中にはあれの他に何も居ないみたいだけど……きっとそう簡単には行かないよね」

「うん。予想だけど、入った途端に敵が出現すると見た」

 

 5階の時みたいにね。そう続けた俺に、フェイトは「だね」と頷いて、

 

「それじゃ、予定通り?」

「うん。一度送還するよ。……大体2時間半ぐらいかな」

 

 俺の言葉にフェイトは「解った」と頷いて、けど直ぐに心配そうに眉根を寄せて、上目遣いに見上げてくる。

 

「だけど、結界があるからって油断しちゃダメだよ? 何か有ったらすぐに逃げて、ディレイが終わったらすぐに喚んで」

「うん、ありがとう」

 

 フェイトの気遣いに礼を言って、出入り口とも階段とも少し離れた場所に、『結界魔石』を使って4時間の結界を張る。

 

「じゃあ、また後で」

「うん。気をつけてね」

 

 そして俺が結界内に入ると同時にフェイトを送還し、手を振る彼女を見送って、独りになった。

 

 

……

 

 

 フェイトを送還して1時間と少し。ディレイを丁度半分ぐらい消化したと言う頃だった。黒い鎧の騎士が居るホールへ続く入り口を、何ともなしに見ていた俺の耳に、その音が届いたのは。

 複数の足音と、話し声。

 聞こえてくるのは、俺達が下りてきた方とは別の階段。

 もしかして、別の『プレイヤー』か? けど、複数っぽいのは……?

 そんな疑問を浮かべる俺を他所に、その足音や話し声は次第に近付いてくる中、俺はマントを身体の前で合わせるように閉じ、その中で剣に手を掛けて、臨戦態勢を整えておく。

 これが『プレイヤー』じゃなかったら戦闘になるかもしれないし、仮に『プレイヤー』だとしても、それがこちらに友好的な相手であるかは未知数だからだ。

 そうしている間に彼ら(・・)は現れた。

 先頭に立って階段を折り切り姿を現したのは、鋼のプレートメイルに身を固め、身長の半分以上を隠す大きさの盾を持った騎士風の男性。兜をかぶっていないために顔立ちが解るが、黒髪の典型的日本人……そんな風貌の、俺よりも少し上、20代前半ぐらいだろうか。

 その彼はこちらに気付いたのだろう、驚いた様子を見せたあと、すぐにペコリと頭を下げてきた。

 ……どうやら敵対的って訳じゃなさそうだ。俺も軽く頭を下げて返礼する。

 次いで現れたのは、腰に2本の剣を下げた、チェインメイルの上にブレストプレート、手足はガントレットとグリーブのみの、剣士風の男性。……双剣ってやつだろうか。

 こちらは俺と同年代っぽい。茶髪の……けれど顔立ちは日本人っぽいところを見ると、染めてるか脱色だろうか。

 その彼も俺を見て驚いた顔をすると、隣の騎士風の男性と何事か話したあと、後ろに向けて手招きした。

 それに応じてだろうか、小走りな感じの足音を響かせて、3人程が階段から姿を現す。

 男が一人に女が二人。

 男は薄青色のローブ姿の、先端に黄色い宝玉が填った大き目の杖を持っている。顔立ちや体格的に、恐らく俺よりも年下だろう。

 女性二人のうち一人は上半身と同じ程度はあろう、ロングボウを持っている。動きやすさを重視してるのか、防具は皮製っぽい胸当てとブーツ、グローブぐらいだ。

 ここからでも解る、凛とした雰囲気に背中ぐらいまではあるだろう艶やかな黒髪。こちらを視認し、直ぐに警戒したのか弓に手を掛けたのが解った。

 そして最後の一人は純白のローブに身を包み、先端に1対の翼の飾りが付いた、身長程もある長さの杖を持った女の子。

 見た感じ全員日本人のようである。

 俺が彼等を観察している間に、あちらも俺の様子を見終えたのだろう、騎士風の男性を先頭にこちらに近付いてくる。

 そして俺の手前2メートル程で足を止めると、

 

「やあ、君も『プレイヤー』かい?」

 

 人当たりの良さそうな声音で話し掛けて来た騎士風の男性へ立ち上がりつつ「そうですよ」と言葉を返すと、彼は「……って、当たり前か」と苦笑を浮かべて周囲を見回した。

 俺としては内心緊張である。

 何と言っても、フェイト以外で他人に会うのは……20日ぶりぐらいだろうか?

 そんな俺の内心を他所に、騎士風の男性は訝しげな表情を浮かべる。……それにしても他の4人が全然喋らないのは、こちらを警戒してるのか。恐らくはこの男性がリーダーなのだろう。

 

「ところで、君の他のパーティメンバーは? ……まさか、一人かい?」

 

 そう問いかけて来た彼に首肯する。

 

「ええ……ああ、いや、正確に言えば一人じゃないんですけどね」

 

 フェイトのことを思い浮かべながら言った言葉に、騎士風の男性のみならず、後ろに居る4人もその表情に疑問を浮かべる。

 そんな彼等の様子にどこまで言ったものかなと思い……これぐらいはいいか。別に俺が出来るのはそれだけじゃないし。

 

「召喚魔法が使えまして」

「ああ、なるほど」

 

 随分あっさり納得したな。

 そう思って後ろの4人を見ると、剣士と弓士、それに純白ローブの子は同じように納得した表情を浮かべて、青ローブの少年は、少しむっとした表情で睨むようにこちらを見ていた。……なんなんだおい。

 そんな俺の考えが表情に出ていたか、騎士風の男性は後ろをちらりと振り返ると、「ああ」と苦笑を浮かべた。

 

「悪いね。あいつも『召喚魔法』を使えるんだけど……君の口ぶりでは、君のは恐らく召喚獣が付き従う『連続召喚型』だろう? あいつのは瞬間的な火力を発揮するタイプでね。あいつ自身は君と同じタイプの召喚魔法が良かったそうなんだが“売り切れ”だったらしくてね」

 

 その言葉で「なるほど」と納得する。

 どうやらあの青ローブの少年は、俺が彼が欲しかったタイプの召喚魔法を先取りしたと認識したんだろう。……けど違うだろうなあとは思うが。

 今騎士風の男性は『召喚獣』と言った。と言う事は青ローブの少年が有する『召喚魔法』も、もともと彼が狙っていた『召喚魔法』も『召喚獣』と呼ばれるものを召喚するタイプってことで。

 ……流石にフェイトみたいな娘を『召喚獣』とは呼ばない。むしろ呼んだら殴る。

 

「そんなわけで、今スキルのディレイ中でして、念のため結界張ってるって状態です」

「なるほど。俺としては、折角会ったんだしパーティに入らないか? って言いたいところだけど……悪いけど、見ての通り人数が限界でね」

 

 ……ふむ、どうやら『パーティー』を組むのは5人が限界のようだ。

 なるほど、と頷いた俺に対して、騎士風の男性は「ああ」と声を上げ、

 

「そうか、今まで一人だったなら、まだ『インフォメーション』にパーティの項目は出てないか。……まあ、今ので解ってると思うけど、パーティを組むのは5人が限界みたいなんだよ」

 

 そこまで言った彼は「そう言えば、自己紹介がまだだったね」と話を変える。

 

「俺は稲葉 孝太(いなば こうた)。クラスは『騎士』だ」

 

 それを聞いて、聞きなれない言葉である『クラス』に首をかしげる。

 対して男性──稲葉さんは、俺の様子に「ああ」と手を打つと、

 

「【称号】の中にある、職業っぽい称号をそう呼んでるんだ。自分の出来る事を示してて、解り易いだろ?」

 

 その説明に「なるほど」と頷いて、じゃあとばかりに俺も自己紹介を返す。

 

「俺は長月 葉月です。クラスは『召喚師』ってことになるのかな?」

 

 俺の言葉に稲葉さんは「そうなるね」と笑みを浮かべ、右手を差し出してきた。

 どうやら話した感じ、悪い人じゃなさそうだ。俺はそれを握り返して、互いに「よろしく」と言葉を交わす。

 そんな俺達の様子に、稲葉さんの後ろの4人も緊張と言うか警戒と言うかを解いたか──青ローブの少年は相変わらずだが──次々に名乗ってくる。

 

「オレは玉置 仁(たまき じん)。クラスは『双剣士』だ。ヨロシクな」

「……高塚 瑞希(たかつか みずき)。クラスは『弓士』」

「あ、あの、稲葉 雪(いなば ゆき)、『治癒者』です……よろしくお願いします」

佐々木 哲也(ささき てつや)。『召喚師』だ」

 

 最初に一歩進み出たのは、剣士風の茶髪の青年。近付いたために解ったが、両耳に赤いピアスをしているのが特徴か。

 次いで弓を持った女性が、余り抑揚を感じさせない話し方で静かに名乗り、追従するように白ローブの子がペコリと頭を下げる。

 そして最後に青ローブの少年が名乗ったところで、稲葉さんが再度俺の前に立つ。

 

「……って、そっちの子『稲葉』って……」

「ああ、俺の妹だよ」

「それはまた、何と言えばいいか」

 

 兄妹揃ってこんな事態に巻き込まれてることと、大事になる前に合流出来ていること。大変ですねとも良かったですねとも言えずに口ごもった俺に対して、稲葉さんは「気にしないでいいよ」と笑みを漏らす。

 

「まあ、とりあえず互いに無事だったからね。それだけでもマシと思ってるさ」

 

 稲葉さんがそう言ったところで、青ローブの少年……佐々木が「リーダー、そろそろ」と声を掛けて来た。

 それを受けて稲葉さんは「ああ」と頷くと、改めて俺に向き直る。

 

「俺達はこれからボスに挑むけど、長月君は?」

 

 そう言われ、意識を『ユニークスキル』へ向けてディレイを確認……あと40分程度か。

 「俺はディレイが終わるまではここに」と答えると、彼は「そうか」と頷いて、

 

「じゃあ、悪いけど先に挑ませてもらうよ」

「ええ、お気を付けて」

 

 改めて握手を交わして、奥の出入り口から向こうの部屋へと入っていく彼等を見送った。

 俺としては別に彼等がボスを倒してしまっても何ら問題は無い。俺にとって大切なのは先に進むことであって、自分自身が敵を倒すことじゃないのだから。……とは言えそう簡単に行くとも思えないけれど。

 ……折角会えた『プレイヤー』なのだ。どうか無事に切り抜けられるように。そう願わずにはいられなかった。


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