がっこうぐらし!~皆で生きる~   作:どらえふ

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第2話 再会

次々と襲われる生徒

 

林先生は我に返り、僕の手を取り、準備室に向かった。

 

 

「せ、先生!!」

 

 

「いいからここに入れ!いいか?絶対開けるんじゃないぞ!」

 

 

林先生は強引に僕を準備室に押し込み、理科室の出入り口を椅子などで簡易なバリケードを作っていた。

 

 

 

「先生あれは一体・・・僕達どうなるんですか!?」

 

 

「いいからお前はそこにいろ!絶対音や声をたてるな!」

 

いつも穏やかで優しい先生が激しく怒鳴る。

 

 

 

一体なんなんだ?何が起きているんだ?

 

 

バリケードを作ったら、先生は薬品などを調合していた。

液体が空気に触れたら引火する薬品・・・硫酸・・・・。

よく解らないが、何か危険や薬品などを調合していた・・・。

 

 

一通り調合が終わったら僕の所に来た。

 

「先生な・・・先生・・・ちょっと出るから・・・」

先生は泣きそうな顔で僕に語り掛ける。

 

「お前は何があってもこの部屋を出ては駄目だ!いいな?先生・・・お前と過ごした時間忘れないよ・・。もし・・・無事に帰れたら・・・」

 

先生?何言っているの?先生?

 

僕はその意味を知るのはずっと先だった・・・。

 

 

先生は僕をギュと抱きしめ、頭を撫でる。

 

「いいか、絶対何が来ても開けては駄目だ!さ、早く扉を閉めてカギを!」

 

僕は言われた通り、準備室のカギを掛けた。

 

先生はニッコリ笑い、理科室を出て行った・・・・。

 

 

それから数分しただろうか・・・

 

 

ガチャン

 

 

何かが割れる音がした。

 

 

それと同時に「グオオオオオオ」と不気味な声が聞こえて来た

 

 

ドンドンドンッ

 

激しくドアを叩く音

 

「な、なんだ!?」

 

 

理科室の扉を激しくゾンビの群れが居た

 

 

「ど、どうしよう・・・あれじゃいつ破壊されてもおかしくない・・・な、何か武器になるものは・・・」

 

 

 

周りを見渡すと、木刀と果物ナイフがあった。

 

 

木刀の先端にナイフを紐で固定し、槍の代わりにする

 

 

 

「気休にしかならないが仕方ない。来るなら来やがれ!」

 

 

僕は槍を構え、いつドアが破壊され、この準備室に来てもいいように戦闘態勢をとった。

 

 

その時、ドアを叩くのを止め、その場を立ち去るゾンビ達。

 

 

 

「な、なんだ一体・・・どうして・・・?」

 

 

窓を見ると外は真っ暗だった。

 

 

「もしかして・・・夜になったから帰ろうと・・・している?」

 

 

 

理科室を出て校庭をみると、ゾンビ達が学校を出ようとしている

 

 

 

「やっぱりそうだ・・・人間だった時の記憶が少し残っているんだ・・・映画と一緒だ・・」

 

 

その時、スマホが鳴った

 

 

ブブブブッ

 

 

姉さんからだ!

 

 

 

「めぐねえ、今何処!」

 

 

『大樹!無事なのね?私は屋上よ。由紀ちゃんも一緒よ!』

 

 

「良かった・・・今、理科準備室にいるんだ。そっちは大丈夫なの?」

 

 

『大丈夫よ。さっきまでドアを叩く音がしたけど今はしないわ・・・』

 

 

「やっぱり・・・。取り敢えずそっちに向かうね」

 

 

良かった・・・。姉さんも由紀も無事で・・・

 

 

 

 

僕は涙を拭いて、槍を構えて屋上へと向かった。

 

 

 

 

~屋上~

 

 

屋上の扉を開けると、姉さんと由紀、後女の子が2人に・・・遺体?

 

 

 

 

前髪をバレッタで髪留めしている女の子。確か若狭悠里さんだったかな?

 

もう一人の女の子は・・・なんかシャベル持っているけど・・・?恵飛須沢胡桃さんだっけ?

 

 

それにこの遺体は・・・??

 

 

由紀は・・・泣いている・・・。無理もないか・・・・。

 

 

姉さんは事の経緯について語った・・・。

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

あの後、補習が終わった由紀が帰ろうとしたら、電車が止まっていると言うので学校に留まった。

お腹が空いた由紀は、屋上の菜園で何か食べようと姉さんと向かい、園芸部の若狭と出会う。

若狭さんの手伝いをしていたら、あの騒動がおきた・・・。

それを逃れた恵飛須沢と負傷したOBの先輩を連れて来たが、もう先輩は既に感染していてゾンビ化になってしまい、傍にあったシャベルで恵飛須沢さんは殺害してしまったのか・・・。

 

 

「皆無事で良かった・・・取り敢えず生徒会室に行こうか?さっき見たけど無事だったよ?」

 

 

一同は一瞬不安になったが、僕が大丈夫だからと言うと一旦生徒会に向かった。




アニメ・原作でも屋上から生徒会に向かうシーンは語られてないが、こんな感じじゃないかと解釈しました。

本当はこの2話に生活部設立まで考えていましたが、あまり文字数が多いのも
どうかと思い、生徒会に向かうまで書きました。
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