がっこうぐらし!~皆で生きる~   作:どらえふ

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第3話 設立!学園生活部

~生徒会~

 

「さて、これからどうしましょうか・・・」

パイプ椅子に座り、頬に手を添える若狭さん。

 

 

「今、下手に外にでてもねぇ・・・」

姉さんも椅子に座り外を眺める。

 

 

「大丈夫!いざとなったら私がこのシャベルで・・・」

恵飛須沢さんはシャベルを振り回す。

 

 

「・・・・・・・・・」

由紀は一向に俯いたまま喋らない。

それどことか僕の手を握ったまま離れない。

 

 

「取り敢えず、この生徒会で様子を見るのはどうでしょうか?下手に外に出ても

危険だし、もしかしたら救助がくるかもしれないし・・・」

僕の提案に一同は「そうね」と納得してくれた。

 

本当に救助はくるんだろうか?

 

 

「取り敢えず・・・何か食べようか?確か準備室に林先生のカップ麺がまだあると思うし・・・」

 

「そうね・・・職員室に災害用の備蓄のカンパンがあったはずだわ。先生取ってくるわね」

 

 

「じゃ、僕はラーメン取ってくる」

僕が立ち上がると、由紀も私も行くという感じで腕を掴む。

 

「ん?由紀・・・一緒に行く?」

コクコクと頷く由紀

 

皆は心配するが、生徒会と理科室は近くだし、幸いこの3Fには誰も居ないので大丈夫と

言いながら由紀と理科室の準備室に向かう。

 

 

 

~理科準備室~

かなり荒らされてるが、なんとか通れそうだ。

 

僕は由紀の手を握りながら準備室に入る

 

由紀はずっと黙ったままだ・・・。

 

 

「由紀・・・その・・・無事で良かった・・・」

頭を撫でると、由紀の顔が段々赤くなる

 

 

「////・・・さっ、さぁ行こ・・・?」

 

 

~職員室~

「えっと確かここに災害用のが・・・あった」

 

慈は備蓄の倉庫からカンパンを取り出した。

 

「そういえば・・・私がこの学校に赴任した時に、教頭先生が緊急避難マニアルの事言ってたわね・・・確かこの棚にしまっていたはず・・・」

 

慈は書類棚からマニアルを取り出した

 

「非常事態の時に読む様にって言ってたわよね・・・」

慈は袋から開封して中身を読んだ

 

パラ・・・・パラ・・・

 

 

「!!!!!!」

 

 

感染・・・研究・・・製品・・・・生物兵器・・・

 

 

「な・・・何これ・・・!どうゆう事・・・?」

 

地下1階2階・・・避難区域・・・

 

 

「この兵器でここの生徒達は・・ああなったの・・?」

 

 

「どうしよう・・・今、あの子達に伝える?・・・いえ、駄目よ・・今の状況でこの話は酷だわ・・」

 

慈は悩んだ末、落ち着いてから話そうと考えた。

 

 

 

~生徒会~

「「ただいま」」

 

「お帰りなさい・・・あら?由紀ちゃん顔赤いわよ?どうしたの?」

 

 

「な、なんでもないよ////」

 

 

「それにしても何でこんなに大量のカップ麺があるんだ?」

恵飛須沢さんが頭に「?」を浮かべながら質問してきた

 

「あぁ~あの先生、新作のゲーム出るとラーメンを買い占めて学校で過ごしながら遊ぶんだよ。

金無くて光熱費払えない時は、学校に寝泊まるんだ」

 

 

丁度姉さんがやってきた。

 

「姉さん遅かったね。何かあったの?」

 

 

「な、何でもないわ」

 

「そう?」

 

 

僕達はラーメンとカンパンを食べ、職員室休憩所や天文部の布団を運び出して就寝準備をする。

若狭さんは姉さんを呼び出し、何かを話していた。今後の事だろうか?

 

 

ーそして翌朝

 

 

 

 

朝食は昨日のカンパンとラーメン

 

 

朝食を食べていたら、姉さんと若狭さんが提案してきた。

 

 

 

「学園生活部・・・ですか?」

 

 

 

「えぇ、そうよ。ただ、学校で暮らすだけじゃあれだし・・・何か目的があった方がいいかなっと・・」

 

 

「由紀ちゃん。どうかな?」

 

 

若狭さんと姉さんが由紀に聞いてきた。

 

 

 

「部・・・活?」

由紀は少し考えてうんと頷いた。

 

 

 

「よっしゃ!じゃまず階段付近に机でバリケードを作ろうぜ」

恵飛須沢さんがシャベルを片手にしてやる気満々でいた。

 

 

「そうだね。今日は土曜日だし生徒も登校しない・・・土日でなんとか出来るかもね」

 

 

 

「じゃ、学園生活部活動開始!」

 

 

 

こうして、僕たちは昇降口を板で封鎖し、階段付近、廊下付近を机でバリケードを作った。

 

それから校庭にある防災備蓄倉庫から、医療品・米・缶詰・レトルト・飲料水、家庭科室から食器・箸・鍋・包丁・炊飯器・ポッドなどを運んだ。

 

 

これだけあればなんとか生活が出来る。

 

 

それにしても、この学校は凄い。

入学した時から思っているが、電気は太陽光発電、水は浄水設備がしっかりしている。

地下室もあるみたいだが、シャッターが閉じていて入れない・・・。

 

地下もある学校・・・そんな学校なんてあるんだろうか・・・・?

 

いや、考えても仕方ない。今は彼女達と生きていく事を考えよう。

 

 

この日の夜は、久々の白いご飯とサバ缶・味噌汁を食べた。

ご飯の有難味を身に占めた日だった。

味噌汁は具がないが、美味しい。

若狭さんは料理美味いな。

 

 

 

そして、月曜日。

あいつらが登校してきた・・・・。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~佐倉慈の手記~

あの騒動の翌日。

あれは夢だったんじゃないかと思った。

でも違った・・・。

 

職員室にあるあのマニアル・・・・

 

あの子たちが見付けない事をただ祈るだけだ・・・。

 

ごめんね・・・こんな先生で・・・

 

今、私が出来る事。それはあの子たちを守る事だ・・。

 




地下がある学校・・・調べるとあるんですね・・。

慈が緊急避難マニアルを見つけるのは、ほぼ原作と同じですね。


防災倉庫は、学校にあるあれです。
実際、中をみた事がないのですが・・・。


次のお話には直樹美紀と祠堂圭が書けたらなと思います。
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