いつも見て下さっている人は、お久しぶりです(;´Д`A<いつもすいません。
という事で新作です「他の作品仕上げろォ」との声が聞こえてきます。
平謝りです、土下座です、土下座スライディング滑走です。
ま、まあ、楽しんでいって下さい。
まず、遥か昔に男あり。
人ではなく、また今ある全ての種族ではない。
その男、最も強くあり、また王であった。
男は人ではない者達を治め、共にあった。
その心は共にある者達に深く広い安らぎを与え。
その力は共にある者達に希望と不屈の心を与え。
その声は共にある者達に夢と心血と場所を与え。
男は神々と同格であった。
神々と共に戦い、勝ち進んだ。
神々すら男に信頼を寄せた。
今の世の元を作った者が、その男である。
その男は『幻獣王』と名乗ったそうな。
「―――――これが幻獣王が出てくる伝記の冒頭部分です」
「Jud.、続けて、浅間」
その部屋には椅子と机が並べられ、前には黒板のように見えるものがある。
正しくそこは教室である、外にある文字を見て判断するなら三年梅組の教室である。
そこに場に座っている者達は表示枠と浅間と呼ばれた女子に視線を合わせいる。
浅間と呼ばれた女子は立ち上がっており、その視線は前にいる女性に向けられている。
「Jud.、伝記は主に戦闘を記しているのですが、幻獣王について言及する場面はありません」
そこまで言ったところで、鐘の音が響いた。
浅間と呼ばれた女子は黒板の前に立った女性に向かい、言葉を発した。
「以上です、先生」
「Jud.、さすがね浅間、ちゃんと勉強しているようで、先生は嬉しいよ。次もよろしく!」
「Jud.、ありがとうございます」
「じゃあ、授業は終わり!解散!」
照れたように顔を動かした後、頭を下げた浅間と呼ばれた少女。
よく見れば名札が付いていて、“浅間・
他の者は、何かしらの行動をとる者とそのまま表示枠を見続ける者に分かれた。
そして教室の一番後ろの二席で新たな動きが生まれた。
男子2人が話を開始したのだった。
「おいおい、今日の授業は
「
二人の男子のうち一人は呆れながら言葉を訂正する。
言葉を初めに紡いだ方の男子の名札には“
「え~?お前だろぉ~?」
「分って言ってるだろ、違うからな」
呆れ気味に言葉を紡ぐ男子の名札には“
二人は軽口を叩きながらも教室を出ていく。
廊下を歩きながら
「あははは!謙遜すんなよ、
「どこをどの角度から見たら謙遜に聞こえるんだよ」
片方は笑い片方は苦笑する、これが二人の日常の風景だった。
「あ、お前の貯めてた拝気、昨日使ったからね?」
「おい、なにやってんだよ」
智良は頬を書き、居心地が悪そうにしている。
「あ~、アレ作るのに必要でさ」
「はぁ、どれくらい使った?」
麒鳳は半ば諦めたように息を吐き、智良に対し使用した量を聞いた。
「あ、全部!」
「歯ァ!食いしばれ!!」
その瞬間、麒鳳は腕を智良に向かい放った。
音が鳴り、それと同時に廊下の窓を突き破って智良が飛んだ。
「アイキャンフラァァァァァァァァァァイィ!?」
智良は吹き飛びながら叫び、地面に激突した。
これももちろん、二人のよくある風景である。
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