完全生命体、幻想郷を彷徨う   作:KYマッシュ

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ども、マッシュです。

今回は大変ですよ〜!デストロイアが正体現してデカくなってブッ殺したところまではいいんですよ。でも、その後が…ね☆

楽しんでってくださいねー!



異変確定の図

 

〜前回までのあらすじと現在〜

 

 

仮拠点にて自由な生活を送っていたデストロイア。

しかし、そこに何時ぞやの泥棒組が襲撃。ナイフで刺されまくるも大量の出血のみで、ダメージなど全くない。

そんな中、泥棒組が妖怪だということが判明!

そしてデストロイアの本気を引き出し、遂にデストロイアは正体を現した!!妖怪達を蹴散らし、爆発四散させた。が、そこまではよかったのだ。そこまでは…。

 

 

 

 

〜デストロイア 現在地〜

 

 

 

やぁ皆、元気か?我だ。デロイドア・レイスことデストロイアだ。雑魚共(泥棒)をブッ殺したまではいいのだ。それはよかったのだ。だが、かなり厄介な事が起きた。

 

 

 

 

 

デスト(これ、どうやって元に戻るの…?)

 

 

 

 

デスト(どうすんだよこれぇぇぇ!?このままだと喋れないし図体デカイから下手に動いたら騒ぎを起こすだけだし、空飛ぶ訳にもいかないし…あ〜どうすればよいのだ!?)

 

 

 

???「お困りのようね。」

 

 

 

デスト「グァウ?…ギャゥゥゥゥッ!?(ぬ?…ってマズイ、今話したら叫んでしまうぞッ!?)」

 

 

 

???「大丈夫よ。ほら、このスペルカードを使って。騒ぎになる前に早く元に戻って。」

 

 

 

デスト「グァウゥ…。」スペカ発動。

 

 

 

 

〜その後〜

 

 

 

デスト「いや、本当に助かったぞ。お主、名は何という?」

 

 

 

紫「私は八雲紫。覚えてても覚えなくてもいいわ。」

 

 

 

デスト「我の名は…」

 

 

 

紫「デロイドア・レイス。またの名を完全生命体のデストロイア。」

 

 

デスト「ぬっ!?何故名前を知っている?」

 

 

紫「まぁ色々あるのよ。じゃ、私帰るわね。」ピシュン…

 

 

 

 

デスト「ふぅ、本当に助かったぞ…。」

 

 

 

 

「こ、これは…大スクープですよぉぉ!?」ビューン!

 

 

 

 

〜翌朝 人里〜

 

 

デスト(ふむ、今日も賑わっているな…)ピシャ

 

 

 

デスト(何か踏んだな。これは…『文々。新聞』?)ペラ…

 

 

 

 

{闇夜に謎の妖獣出現!?}

昨夜、魔法の森の近くの森にて、大規模な火災が発生しました。火は無事消火されましたが、その場の近くに、巨大な妖獣が居たという通報がありました。

その妖獣は、『紅い体と羽と尻尾、所々の黄色の部位と、黄金色の角があり、その姿は禍々しいもの』という情報です。もし見かけたら、各地に設置した『対妖獣作戦部』の天狗達に報告をお願いします。

 

 

 

 

 

デスト「・・・・・。」

 

 

 

 

デスト(オィ…ヤッチマッタヨコレ…)

 

 

 

 

おいおい、これはどういうことだ。昨日八雲紫とかいう奴に助けてもらったのはいいが、それ以前に見つかっていたというのか…。やはり『オキシジェン・デストロイヤー・レイ』をあんな草木が生い茂った場所で使うべきじゃなかったか…!?

まぁ逆に人型の姿は見られていなかったようだからな…。いや待てよ、この背中辺りにある羽と尻尾は大丈夫か!?大体当てはまるだろう!?

そうと決まればさっさと帰ろうか…な。

 

 

 

 

???「おい待て、そこの者。」

 

 

 

デスト「む?我のことか。」

 

 

 

???「それ以外誰がいる。今朝の新聞を読んで思った。その背中の羽と尻尾がそれらしくないか?と。」

 

 

 

デスト(ノォォォォォ!?早速言われたぞおい!?)

 

 

 

???「貴方は泥棒を退治してくれた。そのことについては感謝している。だが、これも確認の為だ。私と戦ってほしい。」

 

 

デスト「我は構わんが、その前に名を名乗ってほしかったな。」

 

 

 

慧音「そうだったな。私は上白沢慧音。寺子屋の歴史の先生をしている。」

 

 

デスト「我の名はデロイドア・レイス。長いからレイスでいい。」

 

 

 

 

慧音「格闘技戦でいいな?」ググッ…

 

 

 

デスト「なんでもいい。」グググッ…

 

 

 

慧音「では私から行くぞッ!たぁっ!!」ブンッ

 

 

 

デスト「遅い。それだと、我に拳ひとつ付きはしないな。」ザザッ…

 

 

慧音「なら、これならどうだ!うぉぉぉぉっ!!」乱打

 

 

 

デスト「甘いッ!甘い甘い甘いッ!!」両手ガシッ!

 

 

慧音「ぬっ!?それなら…これで、どうだぁぁぁ!!!」頭突きィィ!!!

 

 

 

デスト「…ッ!?」ゴチィィィン!?

 

 

 

慧音「流石に喰らっただろう。…な、何ッ!?」

 

 

 

デスト「ふむ、よい頭突きだった。痛くはなかったが、良しとしよう。」頭さすりさすり

 

 

 

寺子屋の生徒a「え?慧音先生の頭突きを喰らって、痛み一つ無いの!?」

 

 

生徒b「す、すげぇぇッ!?」

 

 

 

デスト「では、今度はこちらから行くぞ…!」

 

 

 

慧音「させるかっ!スペルカード、国符『三種の神器 剣』!!」シャキン!

 

 

デスト「ほう、良い剣だ…それならこちらにもよく斬れるよい剣があるのだ。スペルカード、駆逐斬『ヴァリアブルスライサー』。」ジャキッ!!

 

 

 

慧音「クッ…!?」首筋に手刀

 

 

デスト「我も暇では無いのだ。この勝負、我の勝ちとさせてもらう。…もうよいだろう?」

 

 

 

慧音「…そうだな。」

 

 

デスト「では、帰らさせてもらう。」

 

 

 

慧音「一つだけいいか?」

 

 

 

デスト「…なんだ。」

 

 

 

慧音「君は…今朝の新聞に載っていた『紅い妖獣』ではないのだな?」

 

 

 

デスト「…そう思うのならそうだな、上白沢慧音。」ビューン…

 

 

 

生徒b「カッコイイィィィ!!!」

 

 

 

 

慧音(レイス君…それなら私は信じるよ。君がそうでないということを…。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、今回はここで終了です。

なんかそろそろネタ切れ感があったんですが、気がついたらスラスラと書けていたのでビックリです(笑)



次回もお楽しみに!!!

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