遊☆戯☆王Avenger(リメイク執筆中)   作:きりゅー@イグニスター

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シャイニング・ビクトリーズが発売されましたね。
皆さんは欲しいカードを当てる事ができましたか?


第3話

「煌介……強くなったな」

 

「拓哉こそ。前に()った時に比べて滅茶苦茶強かったぜ」

 

「ふっ……次は負けないぜ」

 

「俺だって。次も勝つさ」

 

決闘を終えた2人は決闘盤(デュエル・ディスク)を外し、握手をした。

 

「第1試合、勝者は遊乃煌介さん!」

 

「2人ともお疲れ様」

 

観戦席に座る2人に朱音が声を掛けてきた。

 

「おう」

 

「ああ。……さぁて、次は誰がやるんだ?」

 

「それでは次の対戦カードを発表します。まずは……支倉楓(はぜくらかえで)さん!」

 

「はーい」

 

金髪に鋭い目付きに長めのスカート。

スケバンを思わせるそんな風貌の彼女は、やる気の無さそうな返事をした。

 

「続いて……美川朱音さん!」

 

「おっ、朱音か」

 

「自分で言うのもなんだが、俺たちに続いていい決闘(デュエル)見せてくれよ」

 

「任せて!それじゃあ、行ってくるわ」

 

デッキを取り出し、中央のデュエルフィールドに歩み出す朱音。

その表情には自信が表れていた。

 

「面倒ねー。さっさと終わらせよ?」

 

「まあまあ、そう焦らないで。私は支倉さんとの決闘を楽しみたいわ」

 

「楽しむ……?馬鹿じゃないのあんた。決闘はこの私の強さを見せ付ける為の手段。あんたなんかギッタギタにしてやるわ!」

 

「望むところよ!」

 

2人はほぼ同時に決闘盤(デュエル・ディスク)を展開した。

準備は万端だ。

 

「それでは始めてください」

 

「「決闘(デュエル)!」」

 

支倉楓:LP4000

美川朱音:LP4000

 

「先行は私がもらうわ!私は魔法カード、昆虫採集を発動!」

 

《昆虫採集》(オリジナル)

通常魔法

(1):自分フィールドにカードが存在しない場合に発動できる。

デッキからレベル4以下の昆虫族モンスター1体を手札に加える。

 

「デッキからレベル4以下の昆虫族モンスターを1体、手札に加える。私は代打バッターを手札に加え、そのまま召喚するわ」

 

《代打バッター》

効果モンスター

星4/地属性/昆虫族/攻1000/守1200

自分フィールド上に存在するこのカードが墓地に送られた時、

自分の手札から昆虫族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。

 

「カードを2枚伏せて、ターン終了」

 

楓:手札×2

伏せ×2

LP4000

 

「私のターン!」

 

朱音:手札×5→手札×6

 

「(伏せカードが2枚。代打バッターを攻撃表示で出した事を考えると、あの2枚の中には攻撃をカウンターする(トラップ)もあるはず)

 

そう考えた朱音は手札の魔法カードに手を伸ばした。

 

「私は永続魔法、ガスタの社を発動!」

 

《ガスタの社》

永続魔法

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの「ガスタ」モンスターは相手の効果では破壊されない。

(2):表側表示のこのカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。

自分はデッキから1枚ドローする。

 

森に囲まれた小さな社が朱音のフィールドに出現した。

 

「へえ、私の伏せた(トラップ)を警戒するんだ。結構考えるじゃん」

 

「警戒しておくに越した事はないでしょ?」

 

「自信アリアリって感じねえ……やっぱムカつくわあんた!」

 

楓は苛立ちを見せていた。

 

「私はガスタの神官ムストを召喚!」

 

《ガスタの神官ムスト》

効果モンスター

星4/風属性/サイキック族/攻1800/守 900

1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。

自分の墓地の「ガスタ」と名のついたモンスター1体を選択してデッキに戻し、

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して

その効果をエンドフェイズ時まで無効にする。

 

杖を携え白いローブを羽織った男が姿を現す。

 

「バトル。ムストで代打バッターを攻撃!」

 

(トラップ)発動!」

 

「無駄よ!ガスタの社の効果で、ガスタと名の付くモンスターは、相手のカードの効果では破壊されないわ!」

 

しかし、朱音の言葉とは裏腹に楓はフフッ、と笑みを零した。

 

「確かに、破壊はされないわ……。でも、除外ならどう?」

 

「!」

 

攻撃を行おうとするムストの前に、異次元への入り口が現れた。

 

「なるほどな……ガスタの社は効果による破壊からしかモンスターを守れない。だが、次元幽閉はモンスターを除外するカード。ガスタの社を無視してモンスターを除去できるってわけ

 

か」

 

観客席の拓哉は冷静に決闘(デュエル)を分析していた。

 

「朱音……」

 

一方で煌介の方は朱音を心配していた。

 

《次元幽閉》

通常罠

通常罠

相手モンスターの攻撃宣言時、

攻撃モンスター1体を選択して発動できる。

選択した攻撃モンスターをゲームから除外する。

 

「これであんたのモンスターは除外されるっ」

 

異次元への入り口はムストの抵抗を許さず、あっという間にムストを吸い込んでしまった。

 

「っ……。私はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

朱音:手札×3

伏せ×1

LP4000

 

「これであんたの場はがら空き。一気に仕掛けてやるわ。私のターン!」

 

楓:手札×2→手札×3

 

「アーマード・フライを召喚!そのまま直接攻撃(ダイレクト・アタック)よ」

 

《アーマード・フライ》

効果モンスター

星3/地属性/昆虫族/攻2000/守2000

自分フィールド上にこのカード以外の昆虫族モンスターが存在しなければ、

このカードの攻撃力・守備力はそれぞれ1000ポイントになる。

 

「きゃっ……」

 

朱音:LP4000→LP2000

 

「まだまだ!代打バッターの攻撃も残ってるわ!」

 

「ちょっと待った!罠発動!癒しの風ーヒール・ウインド!」

 

《癒しの風ーヒール・ウインド》(オリジナル)

通常罠

(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。

手札からレベル4以下の風属性モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。

その後、この効果で特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力分、自分はLPを回復する。

 

「相手モンスターの直接攻撃宣言時、手札からレベル4以下の風属性モンスター1体を特殊召喚するわ。ガスタの静寂 カームを特殊召喚!」

 

《ガスタの静寂 カーム》

効果モンスター

星4/風属性/サイキック族/攻1700/守1100

1ターンに1度、自分の墓地の

「ガスタ」と名のついたモンスター2体をデッキに戻して発動できる。

デッキからカードを1枚ドローする。

 

「その後、私はカームの元々の攻撃力だけライフを回復!」

 

朱音:LP2000→LP3700

 

「……攻撃は中断するわ」

 

「ふぅ、なんとか凌いだな」

 

「だが油断はできないぜ。支倉は決闘(デュエル)の成績だけはいいからな」

 

不良少女の楓は勉強はできないが、決闘(デュエル)における学校からの評価は常にAからBを維持していた。

その腕前は拓哉の目から見ても中々のものだ。

 

「ふん。その程度のモンスターを召喚したところで、その場しのぎにしかならないわよ。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

 

楓:手札×1

伏せ×1

LP4000

 

「反撃させてもらうわ。私のターン!」

 

朱音:手札×2→手札×3

伏せ×0

LP3700

 

「よし。私は魔法カード、手札抹殺を発動!」

 

《手札抹殺》

通常魔法

お互いの手札を全て捨て、それぞれ自分のデッキから

捨てた枚数分のカードをドローする。

 

「私はこの2枚を捨てて2枚をドロー」

 

《ガスタ・コドル》

《ガスタ・ガルド》

 

「私はこのカードを捨てる」

 

《インセクト女王(クイーン)

 

「(っ……これじゃ代打バッターの効果が使えない。運がいいわね)」

 

「そしてカームの効果を発動。今さっき墓地に捨てた2体のガスタモンスターをデッキに戻し、デッキからカードを1枚ドローする!」

 

《ガスタ・コドル》

《ガスタ・ガルド》

 

「……来たわ!私はチューナーモンスター、ガスタ・ホークを召喚!」

 

《ガスタ・ホーク》(オリジナル)

効果モンスター

星4/風属性/サイキック族/攻1200/守1000

(1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。

デッキから「ガスタ・ホーク」以外の「ガスタ」カード1枚を手札に加える。

 

「レベル4のカームに、レベル4のガスタ・ホークをチューニング!」

 

小さな緑色の鳥、ガスタ・ホークが徐々に大きくなっていく。

そして周囲に現れた光の輪がカームを包み込む。

 

「神聖なる大湿原より出でよ!シンクロ召喚!来て、ダイガスタ・ホークス!」

 

《ダイガスタ・ホークス》(オリジナル)

シンクロ・効果モンスター

星8/風属性/サイキック族/攻2400/守2100

チューナー+チューナー以外の「ガスタ」モンスター1体以上

(1):このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の「ガスタ」カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを手札に加える。

(2):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力・守備力を半分にする。

 

「ダイガスタ・ホークスの効果。シンクロ召喚に成功した時、墓地のガスタと名のついたカードを1枚、手札に戻す事ができる。私はガスタ・ホークを手札に戻すわ」

 

シンクロ素材となって墓地へ送られたばかりのガスタ・ホークが手札に戻った。

 

「更に1ターンに1度、相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする事ができる!私は代打バッターの攻撃力・守備力を半分にする!」

 

《代打バッター》

ATK1000→ATK500

DEF1200→DEF600

 

「バトルよ!ダイガスタ・ホークスで代打バッターを攻撃!」

 

「タダでは破壊させないっ。私の場の昆虫族2体をリリースし、速攻魔法、インセクト・サクリファイスを発動!」

 

《インセクト・サクリファイス》(オリジナル)

速攻魔法

(1):自分フィールドの昆虫族モンスター2体をリリースし、自分の墓地のレベル5以上の昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン戦闘では破壊されない。

 

「私は墓地のインセクト女王(クイーン)を守備表示で特殊召喚する!」

 

《インセクト女王(クイーン)

効果モンスター

星7/地属性/昆虫族/攻2200/守2400

(1):このカードの攻撃力は、フィールドの昆虫族モンスターの数×200アップする。

(2):このカードの攻撃宣言の際に、自分は自分フィールドの

他のモンスター1体をリリースしなければならない。

(3):このカードの戦闘で相手モンスターを破壊したターンのエンドフェイズに発動する。

自分フィールドに「インセクトモンスタートークン」

(昆虫族・地・星1・攻/守100)1体を攻撃表示で特殊召喚する。

 

「インセクト女王(クイーン)はフィールドの昆虫族の数だけ攻撃力を200アップさせるわ」

 

インセクト女王(クイーン)

ATK2200→ATK2400

 

「壁モンスターを復活させてきたわね。私は攻撃を続行するわ!」

 

「無駄よ。インセクト・サクリファイスの効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、戦闘によっては破壊されないわ」

 

「んっ……私はカードを2枚伏せてターンエンド」

 

朱音:手札×1

伏せ×2

LP3700

 

「私のターンッ!」

 

楓:手札×1→手札×2

 

「私はインセクト親衛隊(キーパー)を召喚!」

 

《インセクト親衛隊(キーパー)

効果モンスター

星4/地属性/昆虫族/攻1800/守1000

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの「インセクト女王(クイーン)」は攻撃対象にならず、相手の効果の対象にならず、攻撃宣言の際に他のモンスタ

 

ーをリリースしなくてもよい。

(2):自分の「インセクト女王(クイーン)が戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。

自分はデッキから1枚ドローする。

 

槍を持った黒い蟻のようなモンスターが現れた。

 

「このモンスターが居る限り、私のインセクト女王(クイーン)はあんたの攻撃と効果の対象にならない。更にインセクト女王(クイーン)が攻撃する際のリリースを無効にする!」

 

「インセクト女王(クイーン)専用のモンスター……」

 

「昆虫族モンスターが増えた事で、インセクト女王(クイーン)の攻撃力が更にアップ」

 

インセクト女王(クイーン)

ATK2400→ATK2600

 

「バトルよ!インセクト女王(クイーン)、ダイガスタ・ホークスを蹴散らしなさい!クイーンズ・ヘル・ブレス!」

 

ダイガスタ・ホークスは、無残にもインセクト女王(クイーン)によって踏み潰されてしまった。

 

「インセクト親衛隊(キーパー)のもう1つの効果。インセクト女王(クイーン)がバトルでモンスターを破壊し墓地へ送った時、デッキから1枚ドローできる」

 

楓は引いたカードを確認すると、すぐに攻撃を再開した。

 

「続きなさいっ、インセクト親衛隊(キーパー)!」

 

「ああっ……!」

 

朱音:LP3700→LP1900

 

「カードを1枚伏せる。そしてこのエンドフェイズ、インセクトモンスタートークンが生成される!」

 

《インセクトモンスタートークン》

効果モンスター

星1/地属性/昆虫族/攻 100/守 100

「インセクト女王(クイーン)の効果によって特殊召喚される。

 

女王が産んだ卵から幼虫が現れた。

 

「うえっ……俺、ああいうの苦手なんだよなあ……」

 

トークンの産卵を見せ付けられ煌介は思わず目を逸らした。

 

「ターンエンド」

 

楓:手札×1

伏せ×1

LP4000

 

「(やっぱり……強い)」

 

朱音は楓の強さを感じ取っていた。

 

「それにしても支倉の奴、まだライフが4000も残ってやがる……」

 

「ああ。しかもエースモンスターのダイガスタ・ホークまで倒されたとなると……ちょっと厳しいかもな」

 

煌介と拓哉は2人の女決闘者の攻防を息を呑んで見守っていた。

 

「私のターン!」

 

朱音:手札×1→手札×2

 

朱音と楓。

2人の闘いはまだ始まったばかり……。




朱音のデッキは【ガスタ】です。
私にはダイガスタ・スフィアードを上手く使えなかったのでオリジナルのエースモンスターを用意しました。
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