遊☆戯☆王Avenger(リメイク執筆中)   作:きりゅー@イグニスター

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第4話

「魔法カード、湿原に吹く清らかな風を発動!」

 

《湿原に吹く清らかな風》(オリジナル)

通常魔法

(1):手札の「ガスタ」カード1枚を墓地へ送って発動できる。

自分はデッキから2枚ドローする。

 

「手札のガスタ・ホークを墓地へ送り、カードを2枚ドロー!」

 

「ここに来てドロー強化カードを引き当てるなんて……本当に運がいいわねあんた」

 

「それはどうも。……私は永続魔法、ガスタの社を墓地へ送って、ガスタの神殿を発動!」

 

《ガスタの神殿》(オリジナル)

永続魔法

自分の魔法&罠ゾーンの表側表示の「ガスタの社」1枚を墓地へ送ってこのカードを発動できる。

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分の「ガスタ」モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする事ができ、自分フィールドの「ガスタ」モンスターは相手の効果では破壊されない。

(2):1ターンに1度、自分の墓地の「ガスタ」Sモンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。

そのモンスターをデッキに戻す。

その後、デッキから「ガスタ」チューナーモンスター1体を特殊召喚する。

 

社が崩壊し、苔がこびり付いた神殿が現れた。

 

「墓地へ送られたガスタの社の効果で1枚ドロー。そしてガスタの神殿の効果を発動するわ。1ターンに1度、自分の墓地の「ガスタ」と名の付くシンクロモンスター1体をデッキに戻し、デッキから「ガスタ」と名の付くチューナーモンスター1体を特殊召喚する!」

 

「これで再びダイガスタ・ホークスをシンクロ召喚できるな」

 

「上手いぞ朱音!」

 

「私はガスタ・イグルを特殊召喚!」

 

《ガスタ・イグル》

チューナー(効果モンスター)

星1/風属性/鳥獣族/攻 200/守 400

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、

デッキからチューナー以外のレベル4以下の

「ガスタ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。

 

「バトルよ!ガスタ・イグルでインセクト親衛隊(キーパー)を攻撃!」

 

「……ははっ、ここにきて自滅なんて!遂に血迷ったわね」

 

「血迷ってなんかいないわ。ガスタの神殿がある限り、ガスタと名の付くモンスターの戦闘で発生する私へのダメージを0にできるわ」

 

インセクト親衛隊(キーパー)に特攻を仕掛けたガスタ・イグルが悲鳴をあげて破壊された。

 

「ごめんなさい、イグル……。でもあなたの破壊は無駄にはしないわ!イグルが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、デッキからチューナー以外のレベル4以下の「ガスタ」と名の付くモンスター1体を特殊召喚できる。私はガスタの神裔ピリカを特殊召喚!」

効果モンスター

星3/風属性/サイキック族/攻1000/守1500

このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、

自分の墓地から風属性のチューナー1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

この効果を発動したターン、自分は風属性以外のモンスターを特殊召喚できない。

「ガスタの神裔 ピリカ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

杖を携えた小柄な少女が現れた。

 

「ピリカの効果で、墓地からイグルを守備表示で特殊召喚!」

 

少女が杖を振る。

すると墓地からガスタ・イグルが復活した。

 

「ピリカでインセクトモンスタートークンを攻撃!」

 

「っ」

 

楓:LP4000→3100

 

「バトルフェイズは終了。私はレベル3のピリカに、レベル1のイグルをチューニング!」

 

光の輪となったイグルをピリカが潜る。

 

「神聖なる自然の力を象徴する石像!シンクロ召喚!ダイガスタ・スタチュー」

 

《ダイガスタ・スタチュー》(オリジナル)

シンクロ・効果モンスター

星4/風属性/サイキック族/攻1000/守2300

チューナー+チューナー以外の「ガスタ」モンスター1体以上

(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「ガスタ」カード1枚を墓地へ送る。

(2):このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。

 

現れたのは鳥の形をした緑色の石像だった。

 

「このカードがシンクロ召喚に成功した時、デッキから「ガスタ」カード1枚を墓地へ送る事ができる。私は「ガスタ・ガルド」を墓地へ。そしてこのままターンエンド」

 

朱音:手札×1

伏せ×0

LP1900

 

「朱音は順調に準備を進めてるみたいだな」

 

「?どういう事だよ、拓哉」

 

「気付いてなかったのか?朱音は少しずつだがガスタのチューナーモンスターを墓地へ溜めているんだ。墓地には3体のチューナーが居る」

 

《ガスタ・ホーク》

《ガスタ・イグル》

《ガスタ・ガルド》

 

「確かに……。まさかあいつ、アレを狙って……」

 

「ああ。アレが決まれば一発逆転だ」

 

楓は気が付いていなかった。

朱音が逆転の準備を着々と進めている事に。

 

「私のターン!」

 

楓:手札×1→手札×2

 

「守備力2300……でも私のインセクト女王(クイーン)の前では敵じゃない!バトルよ!」

 

インセクト女王(クイーン)がダイガスタ・スタチューを攻撃する。

楓は破壊を確信した。

しかし……。

 

「えっ?何で破壊されてないの!?」

 

「ダイガスタ・スタチューは1ターンに1度だけバトルでは破壊されないわ」

 

「そ、そんなの聞いてないわよ!……インセクト親衛隊(キーパー)の攻撃力じゃあの壁を倒せない……。私はこれでターンエンド」

 

楓:手札×2

伏せ×1

LP3100

 

「私のターン!」

 

朱音:手札×2

 

「カードを1枚伏せてターンエンド」

 

朱音:手札×1

伏せ×1

LP1900

 

「私のターン!」

 

楓:手札×2→手札×3

 

「!……ふふ。美川朱音、これであんたを倒せるわ!私は魔法カード、インセクト・イリュージョンを発動!」

 

《インセクト・イリュージョン》(オリジナル)

通常魔法

(1):自分フィールドに「インセクト女王(クイーン)」が存在する場合に発動できる。

自分フィールドに「インセクトデコイトークン」(昆虫族・地・星3・攻/守2000)2体を守備表示で特殊召喚する。

このトークンは攻撃宣言できない。

 

全身が白いインセクトモンスタートークンが現れる

 

「そして!このカードは自分フィールドの、インセクト女王(クイーン)を含む3体の昆虫族モンスターをリリースした場合のみ、手札から特殊召喚できる。現れなさい、インセクト女帝(エンプレス)!」

 

《インセクト女帝(エンプレス)》 (オリジナル)

効果モンスター

星8/地属性/昆虫族/攻2800/守3000

このカードは通常召喚できない。

自分フィールドの「インセクト女王(クイーン)を含む昆虫族モンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。

(1):このカードのカード名は、

フィールド・墓地に存在する限り「インセクト女王(クイーン)」として扱う。

(2):このカードの攻撃力は、フィールドの昆虫族モンスターの数×300アップする。

(3):このカードの攻撃宣言時、フィールドのモンスター1体を対象として発動する。

そのモンスターを破壊する。

(4):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に1000LP払って発動できる。

自分フィールドに「インセクトトルーパートークン」

(昆虫族・地・星2・攻1000/守1000)1体を特殊召喚する。

このトークンは戦闘では破壊されず、戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

(5):相手エンドフェイズに発動する。

自分フィールドの昆虫族のトークンを全て破壊し、破壊した数×1000ダメージを相手に与える。

 

硬い装甲を身に纏い、全身を白く染め上げたインセクト女王(クイーン)の進化形態が現れた。

 

「攻撃力2800……!ここに来てインセクト女王(クイーン)を進化させるなんて……。すごい」

 

「このカードはフィールド・墓地に存在する限り、カード名をインセクト女王(クイーン)として扱う。つまり、インセクト親衛隊(キーパー)の効果を問題なく受ける事ができるわ。更に、フィールドの昆虫族モンスターの数だけ、その攻撃力を300アップさせるわ!」

 

インセクト女帝(エンプレス)

ATK2800→ATK3400

 

「バトルよ!インセクト女帝(エンプレス)でダイガスタ・スタチューを攻撃!」

 

「でも、ダイガスタ・スタチューは1ターンに1度だけバトルでは破壊されない!これでこのターンも攻撃を……」

 

「そうはいかないわ。インセクト女帝(エンプレス)の効果が強制発動。フィールドのモンスター1体を破壊するわ!」

 

インセクト女帝(エンプレス)が毒の唾を吐く。

それに当たってしまったダイガスタ・スタチューはあっという間に溶けてしまった。

 

「これであんたは直に攻撃を受けるしかない!食らえっ、エンプレス・ヘル・ブレス!」

 

「……罠発動、ハーフ&ゼロ!」

 

《ハーフ&ゼロ》 (オリジナル)

通常罠

(1):自分のLPが2000以下の場合、相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。

その攻撃で自分が受ける戦闘ダメージは半分になる。

(2):自分のLPが1000以下の場合、相手モンスターの直接攻撃攻撃宣時にこのカードを墓地から除外して発動できる。

その攻撃で自分が受ける戦闘ダメージ0にする。

 

「このカードは直接攻撃を受けた時、その攻撃による戦闘ダメージを半分にする!……きゃっ!」

 

朱音:LP1900→LP200

 

「無駄よ。インセクト女帝(エンプレス)が相手にダメージを与えた時、1000ポイントのライフを払う事で、攻撃力1000のインセクトトルーパートークンを特殊召喚できる!私はこのトークンを攻撃表示で出すわ」

 

楓:LP3100→LP2100

 

《インセクトトルーパートークン》

効果モンスター

星2/地属性/昆虫族/攻1000/守1000

「インセクト女王(クイーン)の効果によって特殊召喚される。

このトークンは戦闘では破壊されず、戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

 

剣と盾を持った白色の幼虫が現れた。

 

「このトークンであんたを攻撃すればあんたのライフは確実に尽きるわ!」

 

「それはどうかしら」

 

朱音が楓に向かって指を突き出す。

 

「何……?」

 

「墓地に送られたハーフ&ゼロの効果発動!墓地のこのカードを除外する事で、今度は私への戦闘ダメージを0にする!」

 

「そんな効果があったなんて……きーっ!」

 

楓は攻撃を防がれた事、初めて知るハーフ&ゼロの効果に対し怒りが込み上げていた。

しかしすぐに冷静になると、朱音を煽る。

 

「でもねえ……あんたのライフはたったの200しかない。次にあんたがターンエンドしたが最後、インセクト女帝(エンプレス)の効果でインセクトトルーパートークンは破壊され、あんたに1000ポイントのダメージを与える。どう?少しは私の強さが分かった?」

 

「ええ……嫌と言うほど思い知らされたわ。確かに支倉さんは強い」

 

「ふふん」

 

楓は気に入らない相手ーーー朱音を屈服させたと思い、愉悦に浸っていた。

 

「それに……私なんかよりも決闘(デュエル)を楽しんでるよ」

 

「!?な、何言ってんのよ。私にとっての決闘(デュエル)は私自身の強さを示す為の道具……」

 

「そう。口ではそう言ってるのに、表情はうって変わって楽しそうなんだもん」

 

「……!」

 

「私には分かるわ。あなたはここに居る皆に負けないくらい、決闘(デュエル)が大好きなんだって。ただ照れ隠ししてるだけなのよ」

 

「っ……。私はこれでターンエンド」

 

楓:手札×1

伏せ×1

LP2100

 

「私のターン!」

 

朱音:手札×1→手札×2

 

「伏せカードオープン!速攻魔法、湿原に気まぐれに吹く風!」

 

《湿原に気まぐれに吹く風》 (オリジナル)

速攻魔法

(1):自分が通常のドローで「ガスタ」モンスターをドローした場合、そのカードを相手に見せて発動できる。

手札を全てデッキに戻してシャッフルする。

その後、自分はデッキに戻した数+1枚をデッキからドローし、手札を1枚選んで捨てる。

このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。

 

「私は今ドローしたガスタの疾風 リーズを公開し、このカードを含めた手札全てをデッキに戻しシャッフル。その後、戻した数に1を加えた数、私はデッキからドローする。最後に手札を1枚捨てなければならないけどね」

 

《ガスタの疾風 リーズ》

効果モンスター

星5/風属性/サイキック族/攻1900/守1400

1ターンに1度、手札を1枚デッキの一番下に戻し、

相手フィールド上のモンスター1体と

自分フィールド上の「ガスタ」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターのコントロールを入れ替える。

 

朱音は所持している手札全てを素早くデッキに加える。

決闘盤(デュエル・ディスク)のオートシャッフル機能によりカードが混ぜられた。

 

「私は合計3枚のカードをドロー!」

 

フィールドに沈黙が訪れる。

 

「・・・・・・来た!」

 

緑色のカードが朱音の視界に入る。

 

「な、何を引いたか知らないけど。私の勝ちはもう決まつてんのよ!」

 

「いいえ。私の勝ちよ」

 

「!?」

 

「さあ、いくわよ!」

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