奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

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軽巡洋艦ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィがお嫁さん。

本編では長いので『アブル』と表記します。ご了承を。

そしてお待たせ(^^)


アブルッツィとケッコンしました。

 

 某鎮守府、昼下がりーー

 

 ◇艦娘宿舎・イタリア艦寮◇

 

ガリ「うっぷ……もう勘弁してくれぇ……」

 

 〜ガリバルディ、赤疲労〜

 

アブル「ダメよ、ガリィ。さ、こっちのお料理も味見お願いね」ニッコリ

 

 〜アブルッツィはキラキラ状態〜

 

ガリ「いや、マジで無理。これ以上食ったら吐く」

アブル「それは困ったわね」ウウーン

 

ガリ(出張帰りの提督を手料理でもてなしたいのは分かるが、全品をアタシが味見する意味なんてねぇだろが! しかも何品作る気なんだよ!)

 

 〜ガリバルディは十品目で数えるのをやめた〜

 

ガリ(そもそも出張つったってたった一週間だし、内地の方と情報交換してただけなんだから、ここまで大袈裟なことしなくてもいいだろ……)

 

 〜ガリバルディは内心でため息を吐く〜

 

アブル「あぁ、旦那様はご無事かしら? ちゃんとご飯食べてたかしら? 心配だわぁ……」ソワソワ

 

ガリ「本部なんだからその点は大丈夫だろ。てか、せっかくの内地なんだから色々と羽を伸ばして来たんじゃね?」

 

アブル「えぇ、そうね。ここ(パラオ)も素敵な場所だけど、故郷ですものね」

 

ガリ「そうそう。流石に実家にゃ帰れねぇだろうけど、久々の内地を楽しんできたって」

 

アブル「だからこそ、妻の私の手料理が恋しくなってるわよね!」メラメラ

 

ガリ「なんでそうなんだよ!」

  (ったく、ケッコンする前からベッタリだったし、その報告を聞かされた時もデレッデレだったが、この半年で更に提督LOVEに拍車がかかりやがったなぁ)

 

アブル「それじゃあ今度はこのパンナコッタをーー」

ガリ「だから食い物は暫く無理だって言ってんだろぉぉぉぉぉっ!!!!」ウガー!

 

 ーーーーーーーー

 

 夜ーー

 

 ◇夫婦の愛の巣(本館内の部屋)◇

 

アブル「旦那様ぁ♡ こちらもどうですかぁ?♡」

提督「あぁ、頂こう」

 

 〜夫婦水入らずでディナータイム〜

 

アブル「はい、あ〜ん♡」

提督「あむっ……」モクモグ

アブル「お口に合いますか?♡」キラキラ

提督「あぁ、もう一口頂こうか」

アブル「あはっ、嬉しいですぅ♡」

 

提督(腹が苦しい……しかし、愛する妻がこうして手を尽くしてくれているなら食べるのが大和男子だ! お残しは赦されないっ!)

 

 ーー

 

アブル「まさか、全て召し上がって頂けるなんて……感激ですっ!♡」オメメハート

提督「し、暫く、体を揺らさないでくれ……ご馳走さまっ」ウッ

アブル「まあ、どこかお加減でも?」ウルウル

提督「いや、それはない……流石に疲れはあるがな」

アブル「明日はまた任務ですが、それまではどうぞごゆるりとお過ごしくださいね?♡」

提督「あぁ」

 

アブル「それで旦那様?」

提督「?」

アブル「少々お話したき事があるのですが?」

提督「なんだ?」

 

 〜ふとアブルッツィからのオーラが冷たくなる〜

 

アブル「旦那様の上着の内ポケットから、とても可愛らしい物が出て来たのですが……?」

提督「っ!?」

 

 〜アブルッツィの手にはファンシーな紙で包まれた何かが〜

 

アブル「何方かからの贈り物でしょうか?」ブラックスマイル

提督「…………」

アブル「無言は肯定と取りますが?」

提督「…………ち、違う」

アブル「ではこれは旦那様が?」

提督「…………」

アブル「旦那様らしくありませんね? 旦那様のことであればこの私が網羅しているはずですが……」

提督「…………私の趣味ではない」

アブル「ではやはり何方かからの?」

提督「違う」

 

アブル「話しては頂けない……ということですか?」

提督「…………私のことは網羅している、と言ったのは君だ。ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ」

アブル「……ふふっ、ええ……ええ、そうですとも♡」

 

 〜途端に幸せオーラ全開のアブルッツィ〜

 

アブル「それならばそうだと仰ってください♡」ヒシッ

提督「……私がそういう人間でないと知ってるはずだ」

アブル「それでも万が一ということがありますでしょう?」

提督「ない」キッパリ

 

 〜提督、アブルッツィの目を力強く見つめる〜

 

提督「三年間だ……三年掛かって口説き落とした最愛の君だ。私は初めて君と会ったあの時から、君以外の女性へ愛を囁やけない。まして出張で君の元を離れ、その君がいないからと、君以外の女性と褥を共にするなんてことはないっ」

アブル「旦那様……♡」ゾクゾク

提督「早く開けるといい」

 

 〜包の中には桃の花を模した飾りが付いたかんざしが〜

 

アブル「Stupenda(キレイ)……」

提督「……帰路の途中、偶然店先にあった。それが目に入った瞬間、私は君のことを思い出した」

アブル「…………♡」

提督「今度それをつけた君に着物を着せ、実家の皆に見せびらかそうと思う」

アブル「まあ♡」クスクス

提督「だから次の内地への出張は君にも同行してもらうぞ」ダキヨセ

アブル「はい……私のことも連れて行ってください♡」ピトッ

 

提督「……それで、だな……」コホン

アブル「ふふふっ♡」

提督「笑うな。もう随分と君に触れていないのだ」

アブル「そうですね♡ 私も愛する旦那様に沢山触れて欲しいです♡」

提督「同じ気持ち、なのだな?」

アブル「はい、勿論です♡」

 

提督「少々、乱暴にしてしまうかもしれん」

アブル「それは……ときめきますね♡ 早速お風呂でどうですか?♡」

提督「いや、もう辛抱堪らん。ここで抱く」

アブル「それはとても幸せなことです♡」

提督「アブルッツィ」

アブル「旦那様……♡」

 

提督「愛している」

アブル「愛しています♡」

 

 もうこの二人にそれ以上の言葉は今宵はいらなかったーー

 

              アブルッツィ 完




アブルッツィ終わりです!

早速くじ引きして書きましたよ!
その第一弾はイタリア軽巡洋艦のアブルッツィさんです!
オコトワリ勢の感じなのですが、オコトワリ勢ほどメーター吹っ切れたらデレデレにまっしぐら!←
なのでデレデレニャンニャンにしました♪

お粗末様でした♪
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