若干の口調の乱れを含みます。
某鎮守府、夜ーー
◇艦娘浴場◇
〜綾波型姉妹、揃って入浴タイム〜
カポーーン……
天霧「くはぁ〜……仕事を頑張ったあとの風呂は身にしみるね〜、こんちくしょ〜」
狭霧「お疲れ様です、天霧姉さん」ニコッ
天霧「お〜、狭霧もお疲れ〜」ノシ
綾波「とうとう明日ですね」ニコッ
天霧「そうだな〜。でもこのあたしが支えてんだから当然っちゃ当然だけどな」ニシシ
敷波「おめでたいけど、アタシはまだちょっと実感湧かないなぁ〜」
漣「あ〜何かそれ分かる。初期艦としてご主人様と色んなことあったけど、今回みたいなのは流石に……」ニガワライ
朧「アタシは嬉しいな。もっと強くなれるってことだし」ニコニコ
曙「ま、クソ提督なりに頑張って来たんだから、そこは評価してあげるわ」フンッ
潮「もぉ、曙ちゃんったら」クスクス
天霧「曙〜、あたしの前であいつをクソ呼ばわりすんなって前に言ったはずだよな〜?」ニッコニコ
曙「うっ」メソラシ
狭霧「まあまあ、姉さん」ドォドォ
漣「あれはボノタソのデフォっすから、天霧ネキどうかこの通りで」フカブカ
天霧「ったく……旦那をクソとか呼ばれていい気分しねぇんだかんな?」
曙「ご、ごめん……」
綾波「それに司令官は明日から
曙「わ、分かってるわよ……」ブクブク
〜明日は任命式典を控えている〜
漣「漣も"ご主人様"なんて気安く言えなくなっちゃうな〜」
天霧「んなの気にする玉じゃねぇよ、あいつは」ケラケラ
敷波「天霧はいつもアタシらの前ではあいつ呼ばわりだもんね〜」ニガワライ
天霧「階級がどうなろうが、あいつはあいつだろ。寧ろ階級が変わってから扱い変える方がどうかしてるぜ?」
朧「確かにね〜。それに提督も元帥になったからって鎮守府を離れる訳じゃないし」
曙「現場主義だからね、あのクs……提督は」
潮「それに前と違って今は元帥が一人じゃないもんね。中には大本営に入る人も居るけど……」
天霧「ま、人それぞれ事情があんだろ。あたしらの鎮守府はこれまで通りで何も変わんねぇさ」
狭霧「そろそろ、上がりましょうか……天霧姉さんもそろそろ提督の元へ行きたいですよね?」ニコッ
天霧「バ〜カ、わざわざんなこと訊くなよ♪////」テレリ
姉妹『』ニヤニヤ
〜そしてお風呂から上がって解散〜
◇提督&天霧の部屋◇
ガチャーー
天霧「たっだいま〜っと」
シーン……
天霧「ありゃ? あいつまだ風呂から帰ってないのか……んじゃ、晩飯の支度して待っててやっか♡」ニシシ
天霧(愛する人が美味そうに食べてくれっと料理も上達するって不思議だよな〜♡)デヘヘ
それから一時間後ーー
天霧「…………遅ぇっ!」
〜提督、未だ帰らず〜
天霧「連絡も寄越さねぇでどこほっつき歩いてんでぇ、あいつは!? せっかく前祝いってんで、すき焼き作ってやったってのに!」イライラ
天霧(いつもならとっくに帰ってきてんのに、何かあったのか? まさかあいつの昇進を快く思ってないやつらから何かしら受けたりとか……)
天霧「いいや、そんなことない」ブンブン
天霧「そもそも男用の風呂場は本館内にあるし、あいつはなよっちく見えて合気柔術家だし……」ウーン
天霧「」ハッ!
天霧「まさか風呂場で倒れちまってんのか!?」ガタッ
〜天霧、お風呂場へ急行〜
◇本館内・廊下◇
天霧「はぁはぁ……っはぁ……あっ!」
提督「」
〜提督を発見〜
天霧(見つけたぞ、こんちくしょう!)
天霧「……っ!?」
〜提督、げっそりした表情で窓辺に〜
天霧「お、おいおい、どうしたってんだよ〜? 何かあったのか?」アセアセ
提督「天霧……みんなとお風呂に行ったんじゃ?」
天霧「んなのとっくに済ましたよ。今何時だと思ってんだ?」ニガワライ
〜提督、腕時計を確認〜
提督「もうこんな時間だったのか……」ハハハ...
天霧「」スッ
ギュッ♡←天霧、提督を抱きしめる
天霧「部屋に戻ろうぜ……晩飯、温め直してやっから♡」セナカポンポン
提督「天霧……」
天霧「な?♡」ニコッ
提督「あぁ」ニコリ
〜天霧に手を引かれて、提督は部屋へ〜
◇提督&天霧の部屋◇
天霧「ガッツリ食えよ〜?♡ 明日の式典で、んな湿気た顔じゃ締まらねぇからな♡」ニコニコ
提督「ありがとう、天霧……すごく美味しいよ」ニコッ
天霧「てやんでい♡ 頑張って作ったんだからあたぼうよ♡」ドヤァ
提督「お代わりくれないか?」つ茶碗
天霧「おう、食え食え♡」テシテシ
提督「そ、そんな大盛りにしないで、普通で」アセアセ
天霧「こんくらい男なら平らげろ、べらぼうめぇ♡」テシテシ
提督「」アバババ
〜晩御飯を終えた夫婦は、布団で寛ぎタイムへ〜
◇寝室◇
天霧「ん〜、やっぱ夜はこうだよな〜♡ 安心するぜ〜♡」スリスリ
提督「僕もだよ」ナデナデ
〜布団の上で夫婦は互いを抱きしめ合う〜
提督「天霧……」
天霧「ん〜? どうした〜?」
提督「どうして何も訊かないの?」
天霧「あたしの旦那はいちいち訊かなくても話してくれるって信じてっから♡」ニッコリ
提督「その言い方はズルいな〜」ニガワライ
天霧「一人で勝手に思い悩んでる方がよっぽどズルいって、あたしは思うけどな〜♡」ホッペツンツン
提督「天霧には勝てないな〜////」
天霧「今更気付いたのかよ、バ〜カ♡」ヘヘ
提督「……明日は任命式だろ? 誰かが小破したら帰還命令を出す僕みたいな弱虫が、元帥なんて大役を任されていいのかな〜って考えちゃって」
天霧「相変わらず小せえことで悩んでんな〜」ニガワライ
提督「し、仕方ないだろう……僕が今までやってこれたのはーー」
天霧「みんなのお陰……だろ?」
提督「あぁ、そうだよ」
天霧「あたしらはそんな提督だから支えてんだ。誰よりも臆病で、誰よりも優しい提督のことをな」
提督「…………」
天霧「確かにこれまでの元帥にしちゃあ、華々しい戦果も功績もない。勲章だって片手で数えられる」
提督「ごもっとも」ニガワライ
天霧「でもよぉ……提督はこれまで艦娘を誰一人も沈めてないし、大規模作戦も必ず完遂してきただろ? これが評価されなかったら、あたしゃ怒鳴り込んでたぜ……」
天霧「提督は艦隊の……あたしの誇りだ。それにケチ付ける輩が居るってんなら、あたしやみんなが黙らせてやる」
天霧「だからドーンと胸を張りな♡」ニパッ
提督「ありがとう、天霧……僕は君に出会えて幸せだ」ギューッ
天霧「へへ、出逢いってのは面白いな♡」スリスリ
提督「いくら感謝してもしきれないよ、本当……」ニコッ
天霧「今出来ることなら一つあるぜ?」ニシシ
提督「え……うわっ」
〜天霧、提督を仰向けにして覆い被さる〜
提督「あ、天霧?」
天霧「明日にゃ元帥にもなるんだ……その次はパパになろうぜ?♡」
提督「えぇ!?////」
天霧「大丈夫……うんと優しくしてやっから、提督は天井の染みでも数えとけ♡」ヘヘヘ
提督「立場が逆なんじゃ……////」ドキドキ
天霧「あ、やっぱあたしを見とけ♡ よそ見厳禁……な?♡」ニパッ
提督「お手柔らかに……////」
天霧「それは無理だ〜!♡」ガバッ
こうして夫婦はより一層絆を深めた。
後、提督は天霧との間に子宝も出来、歴史に名を連ねる名将とまで謳われる存在になる。
そんな名将の傍らには、常に彼を支える小さく強い妻が笑顔で彼の背中を叩いていたそうなーー。
天霧 完
天霧終わりです!
実際の天霧ちゃんは本編のような強いなまりはないですが、江戸っ子なのでデレたらなまるって感じにしました!
お粗末様でした〜☆