真剣なシーン有り。
某鎮守府、昼前ーー
◇艦娘宿舎一室◇
大潮「えぇ!? 司令官が浮気〜!!?」ガタッ
荒潮「あらあら〜」
満潮「」アキレ
朝潮「」シュン
大潮「そんなぁ〜! 何かの間違いですよ〜!」ブンブン
荒潮「まあまあ、大潮ちゃん落ち着いて」ドォドォ
満潮「その根拠は?」
朝潮「この前、夕飯の買い物をしてたら、司令官が見知らぬ女性と歩いているのを目撃したんです」
荒潮「見間違いとかは?」
朝潮「それはないわ。司令官がどんなに光学迷彩で姿を消しても気で分かるもの……そもそも軍服着てたし」
大潮「何それ怖い」
満潮「知り合いとかに会って立ち話してただけなんじゃないの?」
朝潮「それもそうだけど、その時間帯はまだ執務室で仕事している時間帯だったの! それに証拠だってあるわ!」つ写真
〜カフェでにこやかに話す提督とその女性〜
朝潮「青葉さんに頼んでつけてもらったの……それで数日したらこれが……」
大潮「うわぁ……何か受け取ってますよ、これ……」
荒潮「あらあら……プレゼントかしら?」
満潮「あの鉄面皮がね〜」
朝潮「こんな笑顔見たことない! やっぱり私じゃダメだったんだわ!」グスッ
大潮「あわわ! 朝潮、落ち着いて!」ヨシヨシ
荒潮(おかしいわねぇ、提督はこんな器用なこと出来る人じゃないはずなんだけど……)クビカシゲ
満潮(あんだけ毎日イチャついてるくせに、んなのありえないでしょ……馬鹿馬鹿しい)アキレ
大潮「最近変わったこととかありますか?」
朝潮「ううん……行ってきますのキスも、お帰りなさいのキスも、ありがとうのキスも、ごめんなさいのキスも、愛してるのキスも変わらず沢山してくれてるわ……」グスッ
大潮「お、おぉ〜」アセ
荒潮「あらあら〜」ニガワライ
満潮「」イラッ
朝潮「今日だって帰るの早いから、一緒にお風呂入ってご飯食べようねって言ってた……」クスン
大潮「」ゼック
荒潮「」ニガワライ
満潮「」プチッ
満潮「あんたね〜! 惚気るなら他でやりなさいよ! 何が浮気よ! 何が『私じゃダメだったんだわ』よ! そんだけイチャついてられるなら問題ないでしょうが!」ウガー
大潮「み、ミッチー、ステイ!」
満潮「ミッチー言うな! てかステイって何よ! 私は犬か!?」
荒潮「まあまあ、満潮ちゃん……」ドォドォ
満潮「荒潮も! こいつに何か言ってやりなさいよ!」
荒潮「そうねぇ……」チラッ
朝潮「(><)」ウズクマリ
荒潮「朝潮ちゃん……」
朝潮「?」
荒潮「提督は朝潮ちゃんだからケッコンしたのよ?」
朝潮「」コク
荒潮「不安なのは分かるけど、提督が朝潮ちゃんを愛してるのは凄く分かるわ。だから大丈夫……ね?」ナデナデ
朝潮「うん……分かったわ。とにかく今日帰ってきたら訊いてみる」
荒潮「うん♪」ナデナデ
大潮「大丈夫ですよ、きっと!」ナデナデ
満潮「ふんっ」プイッ
その日の夜ーー
◇提督&朝潮の部屋◇
朝潮「あの、司令官……」
提督「ん?」
朝潮「私、見てしまったんです……司令官が私以外の女性と歩いているのを……」
提督「!?」
朝潮「これ……申し訳ありませんが青葉さんに頼んで撮ってもらいました……」つ写真
提督「!!!?」ギョッ
朝潮「私……ずっと司令官の事を尊敬していました! それは今でも変わりません!」
提督「朝潮……」
朝潮「そんな尊敬する司令官にケッコンしようと言われた時……本当に嬉しかったんです! とても幸せだったんです!」
提督「朝sーー」
朝潮「もう私……朝潮は、司令官無しの生活になんて戻れません! だからお願いです、私を……朝潮を……ぐすっ……置いて行かないで……」ポロポロ
提督「朝潮……すまない……」
朝潮「!?」ビクッ
ぎゅっーー
朝潮「しれい……かん……?」
提督「すまない……不安にさせて」ナデナデ
朝潮「」ギュー
提督「俺だってお前無しの生活なんて考えられない。お前を置いて行くなんて有り得ない……だから、もう泣かないでほしい」ギュー
朝潮「しれ……か……うぅ、司令官っ……ぐすっ……しれいか〜ん!」グスグス
提督「すまなかった……大丈夫、大丈夫だ……」セナカポンポン
それからーー
提督「落ち着いたか……?」ナデナデ
朝潮「はい……」クスン
提督「すまなかったな」チュッ
朝潮「はい……私も泣いてすみませんでした」チュッ
提督「これで仲直りだな」ナデナデ
朝潮「はい♡」スリスリ
〜夫婦仲直りのイチャイチャ中〜
朝潮「え……この女性、司令官のお姉さんなんですか!?」←提督にだいしゅきホールド中
提督「あぁ、二つ上のな。ちょっと用事があってな」←受け入れ中
朝潮「用事……ですか?」クビカシゲ
提督「まぁここまで来てしまったのなら、もう良いだろう……朝潮少し待っててくれ」
朝潮「はい」ストン
提督「これを朝潮に……」つ箱
朝潮「ありがとうございます! 開けても?」
提督「」コク
ガサガサーー
〜シンプルなデザインの純白Aラインドレス〜
朝潮「司令官……これは……」
提督「ウェディングドレスだ……朝潮のサイズが無くてな。そこで姉が被服業をしているからオーダーメイドで頼んだんだ」
朝潮「じゃあこの写真は……」
提督「このドレスを受け取っていた。おめでとうと言われたよ」ハニカミ
朝潮「」ウルウル
提督「ど、どうしたんだ!? 気に入らなかったか!?」アセアセ
朝潮「違います……嬉し涙ですよ」ニコニコ
提督「よ、良かった……」ホッ
朝潮「……司令官」
提督「?」
朝潮「これからもずっと朝潮をお側に置いてください♡」ギュッ
提督「手放す気など毛頭無いよ」ウケトメ
朝潮「司令官……大好きです……いいえ、いっぱいいっぱい愛してます!♡」チュッ
提督「俺も愛してるよ、朝潮」チュッ
◇部屋の外ドア前◇
朝潮『司令官〜♡』
提督『朝潮〜♡』
/ラブラブイチャイチャ\
満潮「ほら見なさい」←心配で様子を見に来た
荒潮「勘違いだったみたいね〜♪」←付いてきた
大潮「何事もなくて安心しました!」←付いてきた
満潮「ホント……馬鹿なんだから」ニッコリ
荒潮「」ニコニコ
大潮「早くケッコン式見たいですね♪」ルンルン
ーー後日、提督と朝潮は盛大なケッコン式を開いたそうな。
朝潮 完
朝潮終わりです!
すれ違いロマンティックストーリーにしたら、いつもより長くなってしまいました。すみません。
何はともあれ今回もお粗末様でした!