某鎮守府、昼下がりーー
◇本館内・廊下◇
浜波「………………」テクテク
浜波(司令、お仕事終わったかな……今日はたくさん書類あったし、まだまだ終わらないかな)
〜浜波は工廠から帰る途中〜
浜波「頼まれてたソナーはいくつか開発出来たし、あとは報告するだけ……」ブツブツ
ドンッ←誰かとぶつかる
浜波「うわっ」ヨロッ
「おっとと、悪ぃ悪ぃ。大丈夫か?」グイッ
浜波「あ、な、なぁちゃん(長波)……うん、大丈夫……」
〜長波、藤波、沖波、朝霜と鉢合わせ〜
長波「なら良かったぜ。妹をケガさせちまうのは嫌だしな」ニコッ
浜波「そ、そう……なぁちゃんたちは執務室に用事?」
長波「おう。朝霜が昨日の遠征の報告書をやっと仕上げたからな」チラッ
朝霜「う、うっせーな……ちょっと遅れただけだろ?」
藤波「昨晩のうちに仕上げとけば約束の朝イチに持ってけたのにな〜」チラッ
朝霜「〜〜〜」グヌヌ
沖波「まぁまぁ、ちゃんとこうして出来上がったし……」ニガワライ
浜波「そ、そっか……なら、あた、あたしが持っていこうか?」
長波「それはダメだな。提督には朝霜を注意してもらわねぇといけねぇからな」
藤波「だよねだよね〜」
沖波「こういう時くらい潔くないとね」
朝霜「わぁってるよ〜……」
浜波「し、司令は優しいから、きっとそんなに強くは怒らないと、思う……も、もし、怒られそうになったら、あたしがちゃんと、守るから」ナデナデ
朝霜「やったぜ♪」
長波「あんま甘やかすのもどうかと思うけどねぇ」ヤレヤレ
藤波「まぁ、浜ちんも司令もお人好しだからね〜」ケラケラ
沖波「二人共優しいからね」クスクス
浜波「……や、やめてよ……もう////」
〜こうしてみんなは執務室へ〜
◇執務室・ドア前◇
トントントン
浜波「司令、浜波、も、戻りました……長波たちも一緒です……」
シーーーン……
長波「ん? いないのか?」
藤波「司令〜? 報告書、持ってきたよ〜」トントントン
シーーーン……
朝霜「トイレにでも行ってんじゃね?」
沖波「それなら、掛札してくはずよ……」ウーン
浜波「…………開けるよ、司令」
ガチャ……
◇執務室◇
提督「………………」
〜提督、絶賛居眠り中〜
朝霜「な〜んだいるじゃんか〜! 居眠りしてんじゃねぇよ!」ペチン
提督「イテッ!?」
浜波「あっちゃん(朝霜)、司令になんてことするのさ!」
朝霜「え、お、おぅ、すまん」ニガワライ
浜波「司令、大丈夫? 痛かったよね? もう大丈夫だよ」ナデナデ
提督「お、おう、ありがとう」
長波(相変わらず過保護だな〜)ニガワライ
藤波(浜ちんは司令のことになると人が変わるな〜)ニシシ
沖波(微笑ましいなぁ)ニコニコ
〜そんなこんなで遠征報告書を提出〜
提督「ん、問題なく受理する。次からはちゃんと提出期限を守ってくれると助かるよ。この働きが無駄になってしまうからな」
朝霜「あ〜い」
長波「おい、もう少しちゃんと返事しろよな」
朝霜「わぁってるよ〜」
提督「ははは、朝霜はやれば出来る子だからな。そう目くじら立てないでやってくれ。私も今回は居眠りという失態を犯してしまったしな」
藤波「司令が居眠りとかかなりレアだしね〜。ちゃんと夜は寝た方がいいよ?」
沖波「司令官の代わりはいませんから、ご自愛ください」
提督「あぁ、肝に銘じるよ。妻もこの調子だからな」
浜波「………………」ギューッ
〜浜波、提督が心配で提督の膝上に乗って抱きしめ中〜
長波「まぁ、奥さんが見張ってりゃ無理も出来ないだろ……」ニガワライ
藤波「んじゃ、藤波たちはもう行くね♪」ウィンク
沖波「失礼しました」ペコリ
朝霜「そんじゃな、司令!」ノシ
パタン
〜みんなは退室して夫婦だけに〜
提督「さて、仕事を再開するか。どんどん仕事も溜まってしまうしな」
浜波「まだ、ダメ……!」ギューッ
提督「? しかしだなーー」
浜波「ダメ!」
提督「ぬぅ……」タジッ
浜波「仕事を再開する前に少し休もう? 大切な人が倒れるなんて、あたし耐えられないから……」グスッ
〜今にも泣きそうに訴える浜波〜
提督「……分かった」カンネン
浜波「うん、素直に頷いてくれて、嬉しい♡」エヘヘ
提督(ズルい笑顔だ……////)
〜浜波はソファーに移ると、ポンポンと自分の膝を叩く〜
浜波「おいで、司令……お膝、貸してあげるから♡」
提督「あぁ、お言葉に甘えよう」
ごろん
浜波「貧相な枕だけど我慢してね?♡」ニコニコナデナデ
提督「貧相だなんて思わないさ。とても落ち着く、優しい枕だ」
浜波「そっか……嬉しい♡」
提督「……居眠りなんてするようじゃ、私もまだまだだな」
浜波「毎日忙しいのに、あたしをあんなに可愛がるからいけないじゃないかな?♡」
提督「仕方ないだろう……こんなにも愛おしいというのに」ホッペナデナデ
浜波「もう……えっち♡」ポッ
提督「満更でもない顔をしてるが?」
浜波「司令があたしで気持ち良くなってくれるのは、嬉しいから♡」エヘヘ
提督「可愛い奴め」アハハ
浜波「司令の前だけだよ……こんなあたしをこんなに可愛がってくれるの♡」ニコッ
提督「私は浜波の綺麗な瞳に惚れたからな……」
浜波「司令のために、今は目を隠してないんだからね? ちゃんと責任とってね?」
提督「勿論だ。私の一生をかけて責任をとろう」
浜波「えへへ、幸せ♡ 大好きだよ、司令♡」ニコッ
提督「あぁ、私もだ」ニコッ
こうして夫婦は穏やかで甘い時間を過ごしてから、バリバリと仕事をこなすのだったーー。
浜波 完
浜波終わりです!
目隠しヘアでオドオドした彼女も夫婦となれば、これくらい大胆になるでしょ!と妄想しました♪
お粗末様でした〜☆