奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

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0時投稿を忘れて今になりました。ごめんなさい。

ということで、新しく実装された冬月ちゃんからです!


冬月とケッコンしました。

 

 某鎮守府、昼過ぎ―――

 

 ◇鎮守府本館・簡易厨房◇

 

冬月「すず、本当にこんなことで提督は喜ぶのか?」

涼月「勿論ですよ。手作りのお料理を振る舞われて嫌な気持ちになる方はいませんから」

冬月「それは比叡や磯風の場合でもか?」

涼月「さあさあ、まずはかぼちゃの下ごしらえですよ♪ でないと、おやつの時間に待ち合いませんからね!」←聞かなかったことにした

冬月「ああ、そうだな」←察した

 

 ―――

 

涼月「今は便利ですよね。電子レンジひとつあるだけで簡単に下ごしらえ出来てしまいます」

冬月「そうだな。ボタンをポチポチして待っていれば、知らせ音が鳴って、そうしたらかぼちゃが柔らかくなるんだから不思議だ」

 

 〜皮を剥いたかぼちゃを一口サイズに切って、柔らかくなるまで電子レンジでチン〜

 

涼月「ではなめらかになるまでフォークでかぼちゃを潰してください」

冬月「ああ」

 

 グッサァァァッ

 

かぼちゃ〈ぐあぁぁぁっ!!!!!!

 

涼月「あの、かぼちゃに何か恨みでも?」

冬月「? 何もないが? 寧ろいつも美味しくて感謝しているくらいだ」グッサグッサ

 

かぼちゃ〈いぎぃぃぃっ!!!!!!

 

 ―――

 

涼月「次はこの生クリーム50ml、お砂糖大さじ2、有塩バター20gを加えてよく混ぜ合わせてください」

冬月「分かった」

 

 バシャッ

 ザパッ

 ペシャッ

 

 グッサグッサグッサグッサ

 

涼月「もっと優しく……」

冬月「ん? ああ……」グッサグッサ

涼月「提督への愛情も込めて混ぜ合わせてくださいね」ニガワライ

冬月「無論だ」グッサグッサ

 

 ―――

 

涼月「それではアルミホイルを鉄板に強いてください」

冬月「分かった」

 

 サッサッ、スーッ

 

涼月「その上にアルミカップを置いて、そこへ先程混ぜ合わせた物をスプーンで流し入れ、丸く整えてください」

冬月「なるほどな」

 

 ペチンペチン

 

涼月「この時、しっかりと提督への愛情も込めて整えてあげてください」

冬月「分かった。おい、お前。もしも不味く焼き上がってみろ。その時は容赦なくお前は豚の餌にしてやるからな。それが嫌なら美味く焼き上がるよう努力しろ」

涼月「あの……それは脅迫では? そして食べ物に脅迫しても意味はないかと……」

冬月「? 提督は私にこう言われると悦ぶんだが?」

涼月「そうですか……」

  (提督、お冬さんになんてことさせているのです……)

 

涼月「形が整ったら、お好みで黒ごまや白ごまを乗せてください」

冬月「どちらもという選択肢は?」

涼月「勿論、大丈夫ですよ」

冬月「ではそうしよう」パラパラ

 

涼月「最後に卵黄を塗って、トースターで焼き色が付くまで焼けば終わりですよ」

冬月「分かった」

 

 ―――

 

 上手に焼けましたー♪

 

冬月「おお! 見事に焼き上がったぞ! ありがとう、すず!」

涼月「いえいえ、またいつでもお教えしますからね」

冬月「恩に着る! これで提督も私にメロメロになるだろう!」

涼月「元から提督はお冬さん一筋ですよ」ニッコリ

冬月「そう言ってくれるのはありがたいが、やはり不安じゃないか。すずも含め、艦隊の全員が見目麗しい。大和なんて提督のどストライクだ」

涼月「しかし、提督はお冬さんとしかケッコンしてませんよ?」

冬月「や、やめろ……それではその……提督が私にしか興味がないみたいな言い方じゃないか……////」アワアワテレテレ

涼月「現にそうではありませんか」ニガワライ

冬月「ぐぅ……もう私は行くぞ! ありがとな、すず!」ピューン

 

涼月「本当に照れ屋さんなんですから……」クスクス

 

 

 ◇執務室◇

 

 ガチャリ

 

冬月「提督! 提督は私が一番なのか!?」

 

提督「どうして戻って早々そんな愚問を? 当然、冬月が一番に決まってるだろ」

 

冬月「そ、そうか……提督は私が一番で、既にメロメロなんだな……♡」ニヨニヨ

 

提督「何を今更……」

 

冬月「では、ジュウコンはしないんだな?♡」

 

提督「する気ないな」

 

冬月「ではでは、この壁に掛けてある大和の姿絵は仕舞ってもいいな?♡」

 

提督「!? それはいくない」

 

冬月「ん? 何故だ……?」スンッ

 

提督「き、気に入ってるからだ」タジタジ

 

冬月「つまり嘘を吐いたのか? 素直に吐くんだ。私がまだ理性を保っている内に」ハイライトオフ

 

 〜詰め寄る冬月〜

 

提督「…………」

冬月「私を見ろ」グイッ

提督「……っ……」

冬月「さあ吐け」ニッコリ

提督「じ、実は……」

冬月「実は?」ニコニコ

提督「あの姿絵の後ろに冬月の姿絵が隠してあるんだ////」

冬月「…………ほう♡」ゴマンエツ

提督「でも本人を前に堂々と飾って置くのはどうかと思って、それで……////」

冬月「そうかそうか♡ しかしどちらにしても、姿絵は捨てるぞ♡」

提督「何故ぇ!?」

冬月「姿絵なんかより、生身の私を見ろ♡」ニコニコ

提督「おおう」

冬月「私は姿絵の私だろうと、提督が私以外に目を奪われるのが許せないんだ♡ この意味が分かるな?♡」ナデナデ

提督「」コクコク

冬月「ん、いい子だ♡ では私が作ったスイートかぼちゃを食べさせてあげよう♡」ホッペチュッチュッ

提督「ありがたく食すよ。それとスイートパンプキンな」

冬月「お菓子の名前なんてどうでもいいだろう、全く♡」デレデレ

 

 結局、冬月の重い重い愛情の前に、提督は轟沈していく―――。

 

                  冬月 完




冬月終わりです!

凛々しい子だったので、こんな感じになりました♪

お粗末様でしたー!
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