本作のヴァリアントは提督をBae(ベイ)と呼びます。この呼び方は英語圏でのカップルで多いらしく、他の何よりも大切という意味があるそうです。
某鎮守府、昼下がりーー
◇甘味処・間宮◇
ヴァリ「みんな、今日はわざわざ僕のために時間を割いてくれて感謝する」
ウォスパ「気にしなくていいわ」
ネルソン「うむ。同胞からの誘いを断る理由はないからな」
ロドニー「そうそう。それにわざわざマミーヤも奢ってくれるワケだし? 私たちとしてはラッキーよ」
アーク「たまにはこうして同郷の年長者組でお茶会をするのもいいことです」
ヴァリ「ありがとう……」
ウォスパ「で、今回は一体Admiralについてどんな相談なのかしら?」
ヴァリ「あ、姉貴……」
ウォスパ「貴女からのお誘いは今のところ着任当初を除いて全てAdmiralのことだもの」アキレ
ネルソン「確かにそうだ……ということは、あやつと何か問題でもあったのか?」
ロドニー「あれだけeverydayイチャイチャしてるのにー? とうとう飽きられたとか?」
アーク「ロドニー、言葉が過ぎますよ……」
〜アークが諌めるが……〜
ヴァリ「…………」ジワッ
〜ヴァリアントが目に涙を溜めるのを見て、みんなギョッとする〜
ネルソン「ど、どうしたのだ、ヴァリアント!? おい、この愚妹が!」
ロドニー「……Really? だとしたら謝るわ。無神経なことを言って……」
アーク「ハンカチをどうぞ」つハンカチ
ヴァリ「……うん」
ウォスパ「一体何をしでかしたの?」
ネルソン「お、おい……もう少し優しく訊くことは出来んのか? そのような言い方では棘があり過ぎる」
ウォスパ「まだ何がどうしてこうなってるのか分からないけれど、Admiralがしでかすことはないわ。だったらしでかしたのはこの子の方。そうよね、Sis?」
ヴァリ「……姉貴の言う通り、です」
ウォスパ「ほら見なさい」
ネルソン「そこでドヤられてもだな……」
ロドニー「それで、どうしてしまったの?」
アーク「出来る限り力になる所存です」
ヴァリ「ありがとう……実は……」
〜悲痛な表情を浮かべるヴァリアント〜
ロドニー「ゆっくりでいいからね?」
〜そう言って背中を撫でてやる〜
ヴァリ「えっと……どうしたら提督との夜戦(意味深)を我慢出来るかな、と……////」
ネルソン「Wow……」
ロドニー「Oh my god////」ハワワ
ウォスパ「〇itch」
アーク「オールドレディ、口を慎んでください……」
ウォスパ「中指を立てなかった私を褒めてほしいわ」スズシイカオ
ヴァリ「なんだよ……みんなして……////」
ネルソン「予想外なことでつい……」
ロドニー「つまりヴァリアントからAdmiralに迫っちゃうってことよね?////」
ヴァリ「…………うん////」
アーク「それを改めたい理由をお訊きしても……?」
ヴァリ「……近頃、Baeが激痩せしちゃってるから、控えた方がいいのかなって」
ウォスパ「何を今更……貴女、アホなの?」
ヴァリ「え」
ウォスパ「Admiralはダイエットしてスリムになっただけじゃないの」
ネルソン「確かにそうだな。余が着任した頃はとてもふくよかだった」
ロドニー「子ブタちゃんって感じで可愛かったわよね。今はかなり痩せたけど、あの頃のAdmiralも愛嬌があって良かったわ」
アーク「別にヴァリアントのせいで激痩せしたということはないので、気にすることはないかと」
ヴァリ「…………だ」
ウォスパ「
ヴァリ「イヤだ! 僕にとってはあのままのBaeが最高だったのに!」
ウォスパ「夫婦なのだから、そんなこと本人に訊いてくれない?」
ヴァリ「分かった! じゃあ、僕は行くけどみんなはお茶会を楽しんで! 支払いは既にしてあるから!」
〜こうしてヴァリアントは走り去った〜
ネルソン「好みは人それぞれというが、相変わらず慌ただしいやつだ」ニガワライ
ロドニー「それがあの子のいいところよ。Admiralはこのあと大変だろうけど」ニガワライ
アーク「平和に解決することを祈るばかりです」
ウォスパ「結局、今回もどうでもいいお茶会だったわ」
◇執務室◇
バタン!
ヴァリ「Bae!」
提督「うぉ……ビックリした……どうしたんだよ、ヴァリアント?」
ヴァリ「どうして減量なんてしたの!?」ズイッ
提督「な、なんだよ唐突に……」タジ
ヴァリ「僕はその……僕が毎晩おねだりするせいでBaeが痩せちゃったんだと思って、姉貴たちにどうしたら自分が我慢出来るのか、恥ずかしいけど相談しちゃったんだよ!?」ズイッ
提督「それは、その……申し訳なかった」タジタジ
ヴァリ「それで、どうして僕に相談もなしに減量なんてしたの?」
提督「ヴァリアントのために痩せたんだ」
ヴァリ「だからどうして? 僕、Baeの体型に一度も不満なんて言わなかったよね?」
提督「……好きな人にカッコいいって思われたかったから////」カァー
ヴァリ「ちょっと待って可愛過ぎるんだが?♡」ニヤニヤ
提督「うるさいな! 俺だって男なんだよ! 奥さんに可愛いって言われるより、カッコいいって言われたいんだ!」
ヴァリ「そうやってムキになるとこが余計に可愛い♡ その上で僕にそう思われることに気付かないとこも可愛い♡ 可愛いの連続攻撃とか僕にしか得がないよ♡」ニヤニヤニヤニヤ
提督「…………////」
ヴァリ「でも安心して♡」
提督「何を?////」
のしっ♡←ヴァリアントが提督の膝上に向かい合わせで座る
ヴァリ「夜戦(意味深)の時はカッコいいから♡」
提督「複雑だ……////」
ヴァリ「てことで、襲うね?♡」グググ
提督「うん、待とうか」グググ
ヴァリ「無駄な抵抗をするとこも可愛い〜♡」ガバァ
提督「ああぁぁぁぁぁ!」
ヴァリ「いただきまーす♡」
◇執務室外◇
ヴァリ『早く元に戻ってね♡ あのズシッとくる感覚が僕は大好きなんだから♡ 今日からハイカロリー生活だからね♡』ギシギシ
提督『こ、こんな生活してたら、嫌でも痩せる!』
ヴァリ『僕を虜にしたのはBaeだよ……責任取ってね♡』ギシギシギシギシ
提督『た、助け……』
ヴァリ『まだまだだよ〜♡』
/良い子には聞かせられないよ\
ウォスパ「遅かったわ」アタマカカエ
ネルソン「ようヤりおる……」
ロドニー「防音材のある執務室で良かったわ」
アーク「夫婦には悪いですが、風紀のためにもここで被害者を出さないためにも、ここに待機ですね」
その後、提督はヴァリアントの愛で肥え、ヴァリアントは毎晩提督と幸せな日々を送るのだったーー。
ヴァリアント 完
ヴァリアント終わりです!
お粗末様でした!