・・・・・・・・・
「う、うーん……」
「起きたかしら。」
「あ、ああ。つーか俺さっきまで戦ってなかったか?」
「さっきっていっても半日前だけどね。」
「え?それってどういうことだ?」
「それはあとで説明するわ。とりあえず私の部屋にいて。柚月を呼んでくるわ。」
「わかった。」
・・・永琳の部屋・・・
「……おはよう。」ガチャ
「おっす。」
「……なんか戦ってたと思って気がついたら寝てたんだけど」
「俺もそうだ。」
「説明するわ。」ガチャ
「おお、永琳。」
「とりあえず座りなさい。」
「……」コクン
「さてと、あなたたち気分はどうかしら?」
「……問題ない。」
「顔面が痛い。」
「……なんでかしら?まあいいわ。特に問題ではなさそうね。」
「あなたたちは戦ってて、途中で意識が途切れた。これは間違いないわね?」
「ああ」
「そう。結論からはいるわ。あなたたちは戦ってる最中に何者かに乗っ取られたのよ。」
「「!?」」
「よく思い出してみて。戦ってる最中に、例えば声が聞こえたとか。」
「……あった。」
「なんて言ってた?」
「……確か、俺にも殺らせろって。そう聞こえた。」
「柚月は?」
「……俺は……」
「何かと話してた……」
「そう。今その声は聞こえる?」
「いや、まったく。」
「……俺も聞こえn《オヨビカナ~?》!!」
「話しかけられた……」
《ネェネェ!オネガイガアルンダケド!》
「……(なに?)」
《マリョクノカタマリヲヒトガタニシテミテ》
「(わかった。)」ズズズズズズ
「ん?柚月何やってんだ?」
「……」ズズズズズズ
《ンーイイカンジダネ!ソレジャソノママ~》
「……!」ズズズズズズ
シュウウウウウウ
ポコポコ
「!?魔力の塊が……!」
ズオオオオオ
シュン!!
「呼ばれて飛び出て僕参上!」ババーン!!!
「「「……」」」
「なんでしらけてんの!?」
・・・・・・・・・
「それで?君は?」
「僕は悪魔。」
「名前は?」
「ない。」
「……どこの悪魔?」
「さあね、あ、そうだ!そこの……」ユビサシ
「……柚月」
「柚月!僕に名前をつけてよ!」
「えー?なんで俺?」
「いいから!いいから!」
「……じゃあ君の名前は……
ネロでどう?」
「いいんじゃない!僕気に入った!」
「……あ、ああそう。」
「名前つけてくれたから、僕は柚月の使い魔になるよ!」
「「「え?」」」
「なんでいきなり……」
「だって僕どこの悪魔かわかんないし、それならいっそ僕の''封印''を解いてくれた柚月の所属になればいろいろ楽だし。」
「「「……」」」ポカーン
「よろしくね!」
「え、ええー……」
「ま、まあいいわ。それで?なんで封印されてたの?」
「さあ?あ、あと僕ご主人様の質問にしか答えないから。」
「……貴方の出番ね、'ご・主・人・様」ジロッ
「……はぁ。わかったよ。なんで封印されてたの?」
「わかんない。ていうか覚えてない。」
「憶えてない?それはどういうことかしら?」
「え〜?」
「……」ギロッ
「……ど、どうして?」
「多分僕に掛けられた封印が、魔力と実体を 封印。それでさっき分かったことが名前とある程度の記憶がない。特に封印される前。」
「なんで名前の記憶がないんだ?」
「ん〜?」
「……はぁ、これはめんどいな、柚月。」チラッ
「……とりあえずネル、みんなの質問には答えるようにして。」
「わかったよ、ご主人様!」
「悪魔の世界では名前の持つ力があるんだけど。例えば自分の所属を示したり、自分の階級を示したりとか。」
「……ちなみに封印前の階級とか憶えてる?」
「んー……憶えてない。でもかなり高い地位にいた気がする 。」
「……そうなのか。ありがとう。」
「いえいえ〜」ニコニコ
「これからどうするの?永琳。」
「とりあえずあなたたちは待機、というよりも何もやることないから自由行動。ネロは……」
「僕は柚月の中にいるよ。コッチニイタラメンドクサソウダシ」ボソボソ
「ん?なんかいったか?」
「い〜やなんにも〜」
「じゃあ解散。」
・・・団子屋・・・
「おばちゃん、いつもの」
ハイヨー
・・・・・・・・・・・・
オマタセー
「ありがとう。」
「……ネロ」
「は〜い」シュウウウウウウ
「はい、これ」
「ん?なにこれ」
「みたらし団子。」
「なにそれ?」
「美味しいから食べて。」グイッ
「ムグッ!!!……モグモグ」
「……モグモ……ゴクン」
「……
うっま!!!なにこれ!?」
「みたらし団子さ。」ニヤリ
「もっと!もっと!」キラキラ
「おばちゃん、スペシャルで。」
でたね、わかったわ。野郎ども!スペシャルだ!!気合入れで作りな!!
オオオオオオオオオオオオオ!!!!イクゾオオオオオオオオオオ!!!!
((((あの店、なにやってんだろ……))))
どうも主でございます。
いやー最近は忙しくて、書くペースが掴めなくて割とは大変です。
ちなみにネルはハーレム要因になってもらおうか迷っています。
そんな感じの10話でした。そろそろ都編を終わらせようかと思ってます。多分あと5.6話位だと思います。
それではまた次回会いましょう。