プリキュアオールスターズ 地球滅亡の危機と月の都を救え! 作:夢原光一
月光城・??階
フローラ達は、豊姫を助けた後、依姫を助けに行くため、最上階手前の階を目指していた。
フローラ「アハアハアハ・・・。全然最上階手前の階まで着く気配がない・・・」
マーメイド「そうね」
トゥインクル「しかも、1階ずつしか階段が設置されていないから、別の階段を探すのに時間がかかるわ~」
トゥインクル達がそう言う。
フローラ達は、依姫を助けに向かっているが、階段が1フロアに1階ずつしかなく、次のフロアに向かう階段を探さないといけない。そのため、フローラ達は、かなり疲労困憊している。
マーメイド「けれど、こんなところでくじけちゃあダメね」
フローラ「私達は、プリキュアよ!必ず登り切って見せる!」
フローラが気合を入れて、そう言う。
スカーレット「・・・・・」
レイセン「?。どうしましたか、スカーレットさん?」
スカーレット「あ、いえ。何かさっきから気配を感じているですけれど・・・」
スカーレットがそう言うと後ろを向くが、そこには誰もいなかった。
トゥインクル「気のせいじゃあないのスカーレット?」
レイセン「トゥインクルさんの言う通りです。さあ、行きましょう」
レイセンとトゥインクルがそう言うが、スカーレットは、おかしいなという顔をしながら、先へと進んだ。
■
月光城・??階
「こちら、アルファワン。目標のプリンセスプリキュアを発見しました」
『こちら、アルファツー。目標の様子は?』
「はい。現在、あかつき様の元へ向かっている様子です。これからの指示をお願いします」
『では、ターゲットのプリンセスプリキュアが次の階に上がったすぐの通路で、青と赤を仕留めろ。その後、振り返ったピンクと黄色は、我々アルファツーが仕留める』
「了解。それと、プリンセスプリキュアに玉兎が1匹いますが、どのように処置しましょうか?」
『そいつは、捨てておけ。まず、我々の任務は、プリンセスプリキュアを抹殺することだ。そちらを優先するように』
「了解。では、次の階のフロアのすぐの通路を入って、少し後に青と赤を狙撃をします」
『ふむ。頼んだぞ』
ピッ
無線機が切ると、男が安心した顔をする。
「どうやら、作戦は、かなりコンパクトな策だな」
「そうですね。けれど、大丈夫ですか?先ほど、あの赤のプリキュアが、気配を察知していましたが?」
「心配するな。我々には、このスーツがある。月の技術さえ作れていないこの技術を、持ってかかれば、プリキュアを抹殺できる」
男がそう言う。
「だといいですが。でも、油断などしないでください。相手は、プリキュアですから」
「わかっている。とにかく、作戦通りに青と赤のプリキュアを1発で仕留める。冷静な2人を射殺すれば、ピンクと黄色は、動揺し、冷静さを欠く。そうすれば、向こうがピンクと黄色を射殺する手はずになっている。何も問題などない」
男がそう言う。
「では、出発するぞ。くれぐれも焦るなよ。これは、我々カメレオン部隊の重大な任務だ。決して、しくじるよ」
そう言うと男数名が、フローラ達のあとを追っていった。
■
月光城・??階
その頃、次の階の階段をフローラ達が登っていった。
フローラ「登り切ったけれど、この階も違うみたい~」
トゥィンクル「アハアハアハ・・・。一体何処の階にいるのよ~」
フローラとトゥインクルがそう言う。
マーメイド「流石に、休憩なしで、向かうわけにはいかないわよね」
スカーレット「そうですわね。このまま疲労状態では、敵と戦うことができませんわ」
レイセン「では、もう少し先へ行って、休憩できそうな場所へ移動しましょう」
レイセンがそう言う。
フローラ「え~!ここで、休憩しないのですか!」
マーメイド「こんなところで、休憩したら敵に丸わかりでしょうフローラ」
トゥインクル「そうだね。じゃあ、もうひと頑張りしますか」
トゥインクルかそう言うと通路へ向かう。
スカーレット「・・・・・」
トゥインクル「ん?どうしたのスカーレット?」
スカーレット「いえ、なんでもありませんわ」
トゥィンクル「そう」
スカーレット「(やはり、何かいます。でも、姿もありませんし、何でしょうか、この気配は・・・)」
心の中でそう言うスカーレット。
そして、通路にフローラ達が入った。
フローラ「休憩できそうな場所はないかな?」
フローラが休憩できそうな場所を探す。
カチッ
スカーレット「!」
スカーレットが何か音を感じる。
そして、何処からともなくスカーレットバイオリンを手にし・・・
スカーレット「たぎれ、炎よ!プリキュア・スカーレットフレイム!」
スカーレットが必殺技を後ろの方向へ向けて放った。
すると・・・
「あちあちちちちちちちち!!!!!」
「ぎゃあああああああああ!!!!!!!!!!!」
「熱い!熱い!熱い!」
放った炎の中に暴れる声が聞こえて来た。
フローラ「何、この声は!」
マーメイド「ま、まさか、幽霊!?」
幽霊が人一倍苦手なマーメイドがビビり始める。
スカーレット「やはり、何かいたのですね!姿を現しなさい!」
勢いよくスカーレットが、暴れる一つの物体に向けて、けり回しする。
「うぎゃあ!」
当たったその物体は、壁に当たるとヘルメットらしきものが転がるのと同時に、人の姿が現れる。
トゥィンクル「え!ひ、人!?」
トゥインクルがそう言う。
「まずい、バレたぞ!」
「く、構わん!撃て!」
何処からか声がすると、銃撃が始まる。
フローラ達とレイセンは、慌てて避けるが、1本道の通路では、避ける場所がない。
トゥインクル「シューティングスター!キラキラ流れ星よ!プリキュア・ミーティアリップル!」
ドカーーーーーーン
「うわわわわわわわわわわ!!!!!!!!!!!」
トゥインクルが前の方に向け、必殺技を放つと多数の声が聞こえると同時にヘルメットが転がる。そして、大人数の人が姿を現す。
レイセン「ぶつけたら、突然人が現れた!」
マーメイド「何なのよ!これは!」
マーメイドがそう言った時
「く、おのれプリキュア!」
「まずは、赤い方から!」
「おー!」
3人の男たちがライフルをスカーレットに向ける。
フローラ「スカーレット、危ない!」
フローラがそう言う。
スカーレットは、反応するもののすぐに対処は出来なかった。
そして、フローラ、マーメイド、トゥインクルも同様だった。
このままスカーレットが射殺される。誰もがそう思ったその時!
ダーン
「ぎゃあ!」
突然男が悲鳴を上げるのと同時に倒れる。
ダーンダーン
「ぎゃ!」
「うわ!」
さらに、男2人も悲鳴を上げて、同時に倒れた。
スカーレットが3人の男を見ると、後頭部に穴が開いていて、即死していた。
フローラ「スカーレット?!」
スカーレット「し、死んでいますわ・・・」
マーメイド「死んでいる!」
トゥィンクル「でも、誰がやったの!」
トゥインクルがそう言うと
レイセン「ハアハアハアハア・・・・」
レイセンが息切れを起こしていた。そして、銃口から煙が出ていた。
マーメイド「まさか、レイセン!あなたがやったの!?」
レイセン「は、はい。あ、でも、スカーレットさんが、ご無事で何よりです」
レイセンが冷静にそう言う。
フローラ「どうして・・・、どうして、殺すしたの!」
フローラが怒りたっぷりにそう言う。
「おのれ・・・。この玉兎め!」
起き上がった男数名が銃口をレイセンに向ける。
レイセン「お前ら、全員!地獄へ落ちろーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
そう言うの同時に、レイセンは、発砲する。
弾は、男達に命中して、倒れる。もちろん、即死である。
レイセン「ハアハアハアハア・・・・。フローラさん、先ほどの答えですが、私は、玉兎で、月を守る兵士です!兵士なら、目の前の敵を射殺する。それだけです!」
レイセンがそう言う。
フローラ「兵隊だから、人を殺していいの!そんなのおかしいわよ!」
レイセン「それに、豊姫様の命令で『敵兵を殺(や)ってください』と」
レイセンがそう言う。
スカーレット「豊姫が!」
レイセン「ええ。プリキュアは、手を汚すことはけしてしない。だから、その時は、僕が敵を仕留めるようにと・・・」
レイセンがそう言う。
フローラ「でも、でも、だからと言って、人を殺していい理由なんてないわよ!」
レイセン「フローラさん!」
フローラ「れ、レイセンちゃん?」
レイセン「私の上司は、フローラさんでなく、豊姫様と依姫様です!命令を反するわけにはいきませんから!フローラさんのように綺麗事ですまないこともあります!さあ、行きましょう」
そう言うとレイセンは先へ進む。
フローラ「レイセンちゃん・・・」
マーメイド「綺麗事じゃあ済まない・・・ね」
トゥインクル「でも、それでも、私は、フローラの意見が正しいよ。どんな理由だろうと、人を殺しいい理由なんてあるはずがないわ!」
トゥインクルがそう言う。
スカーレット「とりあえず、ここから離れましょう。これ以上、死体を見ていたら気分が・・・」
トゥインクル「そうだね。じゃあ、レイレイのあとを追おう」
マーメイド「ええ」
フローラ「・・・・」
トゥインクルの問いにマーメイドは、返事をするもフローラは、無言のまま、レイセンのあとを追おうとする。
すると・・・
ポン
何がフローラ目の前にカードらしきものが落ちてきた。
フローラ「なんだろう、これは?」
フローラは、拾ったが、そのカードは、真っ白だった。
スカーレット「フローラ!」
フローラ「あ、待ってよ、みんな!」
フローラは、そのカードをしまいこむと、マーメイド達を追っていったのであった。
今回は、東方縁起図鑑はお休みです。