プリキュアオールスターズ 地球滅亡の危機と月の都を救え!   作:夢原光一

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第13話 都奪還と最期

月の都・宮殿付近

 

あかつき隊長A「撃て!玉兎らを宮殿の中に入れさせるな!」

 

隊長がそう叫ぶとあかつき兵は、玉兎が宮殿に入らせないよう死守する。

玉兎も簡単に作ったバリゲートや建物の影から撃つ。

 

玉兎A「何よ、あの兵士達!」

 

玉兎C「宮殿の入り口にあんな武装で待ち受けているなんて!」

 

玉兎がそう言う。

いくら強い相手でない限り大丈夫な玉兎でも、練度の差が浮き彫りに見えてしまっている。

 

あかつき隊長A「手を休めなるな!練度はなら、我々あかつき軍が上だ!」

 

隊長がそう叫んで士気を上げる。

 

あかつき兵A「隊長!弾薬がそろそろ・・・」

 

あかつき隊長A「何、底がつきそうだと!ふざけているのか!」

 

あかつき兵A「ふざけておりません隊長!ですから、すぐに弾薬の補給をするので、兵士数名借りたいのですが・・・」

 

あかつき隊長A「まあいい。弾薬は、指令室の隣にある。くれぐれも慎重に扱うんだぞ!」

 

あかつき兵A「は!」

 

そう言うとあかつき兵が弾薬を補給に向かう。

その様子を1匹のカラスが見ていたが、何事もなく飛び去って行った。

 

 

 

 

宮殿内・弾薬保管室

 

あかつき兵B「しかし、どうして、弾薬庫が指令室の隣なんだ?」

 

あかつき兵A「なんでも、弾薬の置き場所が遠い場所にあってな。それで、アールドール様が新しい弾薬庫ができるまで、空き部屋だったこの部屋に保管するようになったらしいぜ」

 

あかつき兵がそう言う。

 

あかつき兵C「ほら、早く運ばないと、弾薬が底をつくぞ」

 

あかつき兵A「でなければ、玉兎が銃剣を持って突撃だぞ」

 

あかつき兵B「それじゃあ、まるで旧日本軍みたいなやり方だな。でも、恐ろしいのは、あの豊姫と言う女だぜ。なんでも、森を素粒子レベルで浄化する風を起こすというおっかない代物を持っているらしいからな」

 

あかつき兵D「そうみたいだな」

 

あかつき兵がそう言う。

 

ガタッ

 

アールドール「お前ら、私語をしていないで、さっさと弾薬を運べ!」

 

隣の仮指令室の部屋にいたアールドールが出て来てそう言う。

 

あかつき兵E「あ、アールドール様!」

 

あかつき兵B「申し訳ございません!す、すぐに弾薬を運びます!」

 

兵士らがさっさと弾薬を台車に乗せる。

それを見たアールドールは、部屋に戻る。

 

アールドール「まったく、兵士らは危機感を全然ない。この戦が終わったら、訓練を倍増し、兵士を引き締めなければ」

 

アールドールがそうつぶやきながらモニターを再び見るのであった。

 

 

 

 

月の都・郊外付近

 

 

サンシャイン「サンシャインインパクト!」

 

ハート「プリキュア・ハート・シュート!」

 

 

ドカーーーーーーーン

 

 

あかつき兵達「うわわわわわわわわ!!!!!!!!!!!」

 

ホワイト達は、森から急いで戻って来たあかつき兵を郊外付近で止めていた。

 

あかつき隊長B「くそ、森で罠に引っかかるし、兵士が突然乱心する、そして、おまけにプリキュアと戦う羽目になるなんて、何故我々隊が酷い目にあうのだ!」

 

隊長が文句を垂れ流す。

兵士は、罠によるケガ、さらに突然の乱心で、死傷者を多数出してしまい、現在プリキュアと満足に戦うことができる状況ではない。

 

あかつき隊長B「だが、このままでは、アールドール様が危ないのも確かだ。とにかく、プリキュアを何とかして退けるんだ!」

 

隊長がそう号令をかけるが、状況が一変することはなかった。

 

 

 

 

月の都・某所

 

「ふふ。どうやら、月の連中は、宮殿前に来たみたいね。じゃあ、早速あの隊には退場してもらいましょう」

 

そうつぶやくと、数匹のカラスがあかつきの保有する弾薬の周りに液体らしきものをばらまく。そして、女性は、マッチを付ける。

そして、マッチを穴の中へ放り込むと、弾薬の近くに落とした。

液体らしき物に引火し、そして・・・

 

 

ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

 

 

あかつき兵「うわわわわわわわわわわわわわわわ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

まもなく弾薬に誘爆し、近くにいたあかつき兵は残らず巻き込まれる。

玉兎達も一体何が起きたかわからない様子。

 

豊姫「この好機を逃しません!みんな、宮殿に突撃よ!」

 

豊姫がそう言うと玉兎達は、一斉に宮殿内に入る。

 

 

 

 

宮殿・仮指令室

 

 

指令兵A「大変です。弾薬が爆発し、兵士全員死亡しました!」

 

指令兵B「宮殿内に、玉兎らが突撃してきます」

 

指令兵がそう言う。

 

アールドール「く・・・。頼みの援軍もまだ来ていない。仕方がない、すぐに逃げる支度をしろ」

 

アールドールがそう言った時だった。

 

「残念ながら、逃がしませんよ。あかつき軍の司令官さん♪」

 

突然声が聞こえて、アールドールが振り向くと、そこには、豊姫と数人の玉兎達がいた。

 

指令兵C「なんと、突入してからまだ5分もしていないのに・・・」

 

豊姫「ここは、私達月の民の宮殿。場所ぐらい把握できて当然です」

 

豊姫がそう言う。

 

豊姫「さて、あかつき軍の皆さん。兵士は、ご覧のとおりほぼ全滅、森から戻って来る軍は、プリキュアが足止めしているわ。降伏するのなら、命まで奪いませんよ」

 

豊姫が降伏勧告を勧める。だが・・・

 

アールドール「誰が、降伏などするか!貴様を殺せば、形勢逆転・・・」

 

ダーンダーンダーンダーンダーンダーンダーンダーンダーンダーンダーンダーン

 

アールドールが拳銃を豊姫に向けようとしたが、その前に玉兎達が発砲して、アールドール、指令兵全員に命中し、絶命する。

 

豊姫「バカな男です。素直に降伏すればよいものを」

 

豊姫がそう言う。

 

豊姫「これで、月の都は奪還できたわ。残るは、あの月光城にいる連中だけね」

 

豊姫がそう言う。

こうして、月の都は奪還に成功できたが、戦いはまだ続くのであった。




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