プリキュアオールスターズ 地球滅亡の危機と月の都を救え! 作:夢原光一
見ていない方は、ご注意ください。
孤独な魔女、ソルシエールとトラウーマとの戦い後、はるか達は、44人とその妖精達だけで、花見を楽しんでいた。もちろん、後輩新人のみらいとリコは、魔法についていろいろと先輩プリキュアから聞かれる羽目になっていた。
アロマ「・・・ということがあったロマ」
アロマがはるか達から聞いた話をモフルンに話していた。
モフルン「そんなことがあったモフ」
みらい「そ、それで、はるかは、一体どうなったの!ま、まさか、し・・・」
きらら「いやいや、死んでいたなら、はるはるは、今ここにいないわよみらっち」
最悪の想像をするみらいにきららはそうツッコミを入れる。
ちなみに、みらっちとは、きららがつけたあだ名である。
モフルン「それじゃあ、はるかは、どうなったモフ?」
トワ「え~と、のぞみから聞いた話ですが・・・」
回想シーン
みゆき「大丈夫かなはるかちゃん達・・・」
みゆきがそう言う。
永琳「心配いらないで、あかつき軍団はすでに壊滅状態。残るは、ボスとその幹部だけよ」
永琳がそう言う。
ゆうこ「だと、いいんだけど・・・」
ゆうこがそう言ったその時だった。
ドーーーーシン
すごい音がサグメの屋敷に響いた。
のぞみ「何、今の音は!」
のぞみがそう言う。
永琳「優曇華、外の様子を見て着てちょうだい」
うどんげ「は、はい!」
うどんげは、急いで、外へ向かう。
音の震源は、玄関付近だ。うどんげが、玄関を開けると・・・
永琳「あ!」
そこに、金髪のプリキュアが倒れていた。
うどんげ「し、師匠!師匠!」
うどんげが永琳を呼ぶ。
永琳「どうしたの優曇華?」
大きい声で呼ばれた永琳がやって来る。
ひめ「あ!フローラ!?」
後ろからやって来たひめがそう叫ぶ。
舞「本当だわ!」
エレン「ふ、フローラ!大丈夫!」
舞とエレンがそう言う。
うどんげ「!し、師匠!フローラの体がかなり熱いです。おまけに左肩から血を!」
うどんげがそう告げる。
永琳「うどんげ!すぐに、その子を連れてきなさい!すぐに、手術よ!」
うどんげ「は、はい!」
そう言われて、フローラは、運ばれて、永琳に手術を受けるのであった。
回想シーン終わり
トワ「・・・ということです」
リコ「そうなんだ。で、はるかは、どうなったの?」
みなみ「永琳さんのおかげで、高熱もケガも治してくれたわ。しかも、傷を残さずに」
みなみがそう言う。
みらい「それで、きららが知ったのっていつのことですか?」
きらら「私達が知ったのは、その後よ。ゼツボーグを浄化後に突然爆発が起きて、城が崩壊を始めて、外へ出たわ。それで、はるはるを探し始めた時に、その知らせを受けたのよ」
モフルン「でも、どうやって、城からその屋敷まで入ったモフ?」
はるか「それが、私もよくわからないの。ただ、何かに吸い込まれる感じがしたの。そのことを永琳さんに話したけれど、わからないと言ったわ」
リコ「そうなんだ。でも、じゃあ、誰がはるかを助けたのかしら?」
きらら「わからないわ。でも、はるはるが無事に戻って来たから、それで深く考えなかったから」
トワ「そのあと、月の皆さんから歓迎を受けまして」
はるか「そうそう。もう、住人達が私達を感謝してくれて、月の英雄扱いされて」
きらら「そのあとの宴会に、私達も参加して、どんちゃん騒ぎをして」
みなみ「結構盛り上がったわ」
はるか達がそう言う。
みらい「いいな~。私も、月の都へ行ってみたいな~」
モフルン「大丈夫モフ!魔法で、月へ行けるモフ!」
モフルンがそう言う。
はるか「あ、魔法と言えば!魔法のこと、教えてみらい、リコ!」
みらい・リコ「「ええ・・・」」
モフルンの発言により再び魔法について語るように求められて、困ってしまうみらいとリコであった。
■
幻想郷・永遠亭
場所は、変わり。ここは、永遠亭。
永琳は、いつものように里の人達が訪れて、急患を見ていて、ちょうどそれも終わり、一休みしようとしていた時だった。
「こんにちわ」
突然空間――スキマから女性が現れた。
永琳「何か御用かしら八雲紫?」
永琳がそう言う。
彼女こそ、この幻想郷を作った本人、八雲紫である。かなり若く見えるが、これでも2000年ぐらい生きている。妖怪の中で、古参であり、通称賢者と言われている。
紫「用がなければ、こんなところへは来ないわ。実は、風邪薬が切れたから貰いに来たのよ」
永琳「風邪薬を?誰か、風邪でも引いたのかしら?」
紫「ええ。橙が川に落ちて、そのせいで風邪をひいたの。今藍が看病をしているわ」
紫がそう言う。ちなみに、藍とは、妖怪中でも最上位に位置する、九尾の狐で、ゆかりの式神である。そんな妖怪を式神にするということは、紫の力は、絶大(?)なのだ。そのため、八雲の姓を与えられている。
なお、橙は、藍の式神で、種族は、化け猫である。藍は、結構橙を溺愛している。
あと、紫から見たら、橙は、式神の式神と言う位置である。
永琳「式神の式神のために、薬をもらいに来たのね」
紫「いいから、さっさとくれないかしら?」
永琳「はいはい。ちょっと、待ってね」
永琳が風邪薬を探す。
永琳「そうだ、八雲紫。あなたに、1つ聞きたいことがあるんだけれど」
紫「なにかしら?」
永琳「あなた、キュアフローラを助けたわよね」
永琳が紫にそう言う。
紫「何のことかしら?」
永琳「とぼけても無駄よ。フローラからの証言では「何かに吸い込まれる感じ」、博麗の巫女の技、そして、あかつきが、スキマ妖怪への復讐。さらに、宮殿での戦いで起きた、突然の爆発。豊姫の話によると、あの時、敵が火薬を持ってきたけれど、相手はプロ。そんなへまなことはしない。そして、近くにマッチ棒が落ちていて、油らしきもの、誰も気づかれずに、こんなことができるのは、私が知る限りあなただけよ」
永琳がそう言う。
紫「相変わらず、その天才的頭脳の推理力には、称賛したいわ」
紫がそう言う。
永琳「じゃあ、認めるのね」
紫「ええ、そうよ。火薬に火をつけたのも、フローラを助けたのも、全部私よ」
紫がそう言う。
永琳「何故、そんな真似をしたのかしら?」
紫「あの男、私にかなり復讐心を抱いていたわ」
永琳「その話は、フローラから聞いたわ。一体、あの男とはどういう関係なのかしら?」
紫「そんなに深い関係じゃないわ。ただ、あの男は、私の理想をかなり毛嫌いしていたわ。それで、あの男は、私に戦いを挑んできたわ。もちろん、返り討ちにしたわ」
永琳「流石、妖怪の賢者という名は、伊達じゃないわね」
永琳がそう言う。
紫「そして、私が、幻と実体の境界、博麗大結界の二つの結界を張り外の世界と遮断して以降、あの男が地獄の女神のところにいるらしいと噂では聞いていたわ」
永琳「で、あなたは、いつ月にあかつきの存在を知ったのかしら?」
紫「私の情報網をなめないでほしいわね。その情報は、藍から聞いて、単独で月へ行ったわ。あの男のことだ、私が屈辱をあじあわされた月の技術を使って、幻想郷、ひいては私を消そうとするだろうと。だが、やつは、大軍で攻めて来た。月を落とし、あの月の姉妹を捕縛した。容易には近づけなかったわ」
永琳「けれど、そこへプリキュアが現れたことで、状況が一変するのね」
紫「ええ。プリキュアの存在自体は、よく知っていたし、ここは、プリキュアを利用して、あの男を消してもらうことにしたわ」
永琳「完全に他力本願ね。で、なんで、霊夢のスペルカードを?」
紫「まあ、いろいろな事情で、霊夢のスペルカードを持っていて、それをあのプリキュアに渡してみたわ。案の定、スペルカードとプリキュアの力が融合し、霊夢の必殺技が発動出来て、奴を消すことが出来たわ」
永琳「完全にプリキュアを利用したのね。恐ろしいことをするわね」
永琳がそう言う。
紫「そういうあなたこそ、月には帰らないとか言って、一家総出で、月へ帰還するなんて、夢にも思わなかったわ」
永琳「それは、褒め言葉として、受け止めるわ。はい、風邪薬よ」
永琳が、風邪薬を紫に渡す。
紫「ありがとう。また、用が出来たら、出向くわ」
紫がそう言うと代金を置いて、スキマの中へ入り、姿を消した。
永琳「さっきは、あんなことを言っていたけれど、本当のところどうだったのかしらね」
永琳がそう言うと、彼女は、部屋を出て行った。
こうして、月の異変は、こうして解決をした。
しかし、幻想郷の住人とプリキュアオールスターズとの関わりは、このあともあることをこの時、知るよしもなかった。
東方縁起図鑑
八雲紫 読み:やぐもゆかり CV:榊原ゆい(ふし幻シリーズ)
幻想郷にて古参中の古参と言われる妖怪。通称、スキマ妖怪、賢者。
基本的に胡散臭く、心が読めないため信用されない。
スキマの能力は、危険で禍々しくその笑顔は不吉で気味が悪い。
幻想郷の妖怪のなかでも避けられやすく、できる限り会いたくないと思われる人物。しかし本人は、意外と話したがり屋であり色々と教えてくれるが、真偽のほどは確かめようがなくやはり信用し難い。冷静でもあるが、やはり人に避けられやすい。
普段は、迷い家に、式神の八雲藍とその式神の式神、橙と住んでいる。
博麗霊夢のことをかなり気にかけている。幽々子とは、親友関係な一方で、天子とはかなり険悪な仲である。
はい。プリキュアオールスターズ&東方projectとのコラボ小説でした。
いろいろと執筆していましたが、なんとか完結できました。
まあ、これも、物語の完結するまで描いたことが要因ですね。
ぶっちゃけると、ほとんどの場合、衝動的に書いて、その後、物語が描けないというオチなんですけれど。
まあいいや、完結したけれど、プリキュアと東方のコラボをもう1本作る予定ですが、しはらく、小説は書かない予定です。
充電が完了してから、また執筆します。
あと、この小説は、4月中にピクシブで公開予定です。どうぞ、お楽しみに。
それでは、皆さん。また、何処かでお会いしましょう。