プリキュアオールスターズ 地球滅亡の危機と月の都を救え!   作:夢原光一

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。


第4話 月の都と計画

月の都・???

 

「(さて、純狐の侵略を上回る事態が起きてしまった。ここまで、逃げれたのは、私の能力のおかげのようなものね。さて、どのようにして、あの計画を阻止させようか・・・)」

 

暗い部屋の中で、赤い瞳を持ち、銀髪でセミショートの髪をハーフアップに結ぶ女性が心の中でそう言う。

その時だった!

 

 

ドーーーーーン

 

 

ものすごい音が上の方から聞こえて来た。

 

「(敵!・・・いいえ、この場所を知っているものは、少ないし、それに今の音は、爆発音でもない。・・・、念のため、見に行くか)」

 

そう言って、女性は、音の聞こえた場所へと向かったのであった。

 

 

 

 

めぐみ「いたたた・・・」

 

ラブ「どうして、こんな目に・・・」

 

ラブがそう言う。

彼女達は、本棚の力で、ここまで来たが、お約束中のお約束。出た瞬間に山ずみのようになる展開を・・・。

 

レイセン「そ、それより。皆さん、ここから降りてください!お、重いです・・・」

 

一番下にいたレイセンがそう言う。

本来、女性に対して、重いとかいう言葉は、禁句だが、まあ、41人の重みを1人に乗っかられれば、それは、重いはずである。

こうして、41人とレイセンは、山ずみ状態から解放された。

 

せつな「それより、ここは、月の都なのかしら?」

 

れいか「どう見ても、和風のお部屋ですね」

 

れいかがそう言う。

 

なお「でも、あの本棚の力は、別の本棚に通じているからね。例え、月の都と言っても、何処に出るかわからないし・・・」

 

なおがそう言う。

そう、本棚の力は、行きたい場所には連れてってくれるが、それが何処に出るかは、わからないのだ。

ちなみに、これが、せつなのアカルンの力やミラークロスならもっと違うだろうけれど・・・。

 

レイセン「でも、ここは、僕の部屋でもなさそうですし、一体ここは、何処なのでしょうか?」

 

レイセンがそう言う。

 

みゆき「そうなの?」

 

レイセン「はい。僕も部屋は、ありますけれど、本棚はありませんから」

 

レイセンがそう言う。

 

トワ「!」

 

きらら「どうしたのトワっち?」

 

トワ「誰かがこっちへ来ますわ」

 

トワがそう言う。

 

やよい「て、敵!」

 

みゆき「どうする!どうする!」

 

みゆきとやよいが慌てる。

 

美希「41人が隠れそうな場所もないし」

 

エレン「変身して戦う?」

 

ゆり「変身する余裕はないと思うわ。レイセンの話では、相手は武装集団。入って来た瞬間に撃ってくるかもしれないわ」

 

ゆりがそう言う。

 

えりか「ゆりさん、変なことを言うないで!」

 

つぼみ「でも、本当にどうし・・・」

 

バターン

 

つぼみの言葉が障子の開ける音と同時にさいぎられた。

 

めぐみ「うわわわわわわわわわわわわわ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

障子の音にめぐみがビビる。

 

「敵・・・・、どうやら違うみたい・・・」

 

障子を開けた女性がそうつぶやく

 

レイセン「あ!あ、あなた様は!」

 

レイセンは、その女性を見てびっくりする。

 

「!、あなたは確か綿月のところのペット・・・」

 

レイセン「はい、綿月様のところのレイセンです。お初にお目にかかります、サグメ様!」

 

レイセンがそう言う。

 

はるか「レイセンちゃん。知り合いの人なの?」

 

レイセン「知り合いではありませんが・・・。この方は、稀神サグメ様と言いまして、普段は表舞台に出てきませんが、これでも、月の民の1人で、ポストも綿月様より上の役職でして。さらに月の賢者と呼ばれております」

 

レイセンがそう言う。

 

真琴「そんなえらいお方なの!」

 

つぼみ「これは、失礼しました!」

 

つぼみがそう言う。

 

サグメ「・・・で、綿月のところのペットが、なんで、ここに?」

 

サグメがそう言う。

 

レイセン「あ、あのその・・・、実は、依姫様に八意様のところに行こうとしたんですが、運悪く幻想郷の外の世界に来てしまって・・・。そこで、プリキュアと出会って、連れて来たのです!」

 

レイセンがサグメにそう説明する。

 

サグメ「・・・プリキュア。・・・ふむ。・・・確かに、プリキュアみたいね・・・」

 

サグメがはるか達を見ながらそう言う。

 

ラブ「あの、サグメさん。月の都を敵について何か情報はありませんか?」

 

サグメ「・・・・・・」

 

エレン「私達、敵についての情報が乏しく、目的や現状を知りません」

 

サグメ「・・・・・・」

 

舞「お願いです。知っていたら、教えてくださいサグメさん!」

 

サグメ「・・・・・・」

 

ラブ、エレン、舞がそう言うが、何故かサグメは無視する。

 

咲「何よ、あの人~」

 

響「さっきから、無視するなんて!本当にお偉い人なの?」

 

咲と響がサグメを見てそう言う。

 

レイセン「響さん、咲さん。サグメ様に向かって、そんなことを言わないでください!」

 

レイセンがそう言う。

 

響「だって!私達が聞きたい質問を無視しているんだよ!」

 

響がそう言う。

 

レイセン「無視とかそうじゃなくってですね。サグメ様は、ある能力のせいで、無口なお方なのです」

 

レイセンがそう言う。

 

亜久里「ある能力?それは、一体何ですか?」

 

レイセン「私も、綿月様から聞いただけなので、詳しくは知りませんが、サグメ様の能力は「口に出すと事態を逆転させる程度の能力」なのです。この能力は、何らかの事象に対して、口にすると、その事象は逆に進み始めるのです。けれど、その能力の条件が非常にややこしくて。まず、本人が、事象の当事者に対して、その事象について語らなければいけない。可能性がまったく無い運命は起きえない。逆転する事象は選べない。都合の悪いことも良いことも同時に反転する。すでに起きたことを書き変えられるわけではなく、あくまで「運命の車輪」≒「流れ」を変えることしかできない。言ったことと正反対のことが起きる能力ではないらしいです」

 

ゆり「つまり、自分が発した言葉が、事態をいいようにも悪いようにもできてしまう、ということかしら?」

 

ゆりがそう言う。

 

レイセン「まあ、簡単に言えばそうです」

 

レイセンがそう言う。

 

サグメ「・・・ありがとう綿月のペット。おかげで、喋らずに能力を説明してくれて」

 

レイセン「そ、そんなことはありませんサグメ様!玉兎としての役割を果たしただけです」

 

レイセンがそう言う。

 

サグメ「まあ、いいわ。とりあえず、月の現状を話すわ。まあ、立ち話もなんだから、座りなよ」

 

サグメがそう言うとはるか達は41人とレイセンがその場で座る。

 

サグメ「月の現状だが、月の都始まって以来、かなり危機的な状況よ。玉兎の大多数は、強制労働か兵役。月の民は、牢獄にぶち込まれたわ。そして、月の都を乗っ取った謎の組織のボスの名前は、エルアンド・あかつき。そのあかつきのそばで働いているのが、エリドリーとアールドールという2人が、あかつきを中心にして、今奴らは、計画を実施するための準備をしているわ」

 

いおな「計画・・・。それは、一体なんですか!」

 

いなおがそう言う。

 

サグメ「奴らの目的は、月の技術を応用として、地球を征服するのが目的よ」

 

41人「っ!?」

 

サグメの言葉にはるか達は、言葉を失う。

 

サグメ「しかし、奴らは、自らは乗り出さずに征服する気だけれどな」

 

せつな「自らが乗り出さずに征服なんて、できるはすが・・・」

 

サグメ「ところが、それができてしまうんだな」

 

せつなの言葉をさいぎって、サグメがそう言う。

 

ありす「それは、一体どのような方法なんです?」

 

ありすがサグメにそう聞く。

 

サグメ「あんた達、シャゴホッドって、知っているか?」

 

はるか「しゃ、シャゴホッド??」

 

ひめ「何、それ?」

 

サグメの言葉に誰1人として知らない。

 

みなみ「シャゴホッド・・・」

 

ありす「・・・・・・」

 

しかし、そのうちみなみとありすが反応を示した。

 

きらら「みなみん。シャゴホッドっていうものを知っているの?」

 

きららがみなみにたずねる。

 

みなみ「ええ。昔ソ連が開発しようとしていたミサイルよ。けれど、いろいろな事情で、作れなかったらしいけれど・・・」

 

ありす「そのシャゴホッドを何故、月の都が知っているのです?」

 

ありすがそう言う。

何故、月の都が旧ソ連のミサイルを知っているのか?かなり疑問であった。

 

サグメ「もう数十年以上も昔だ。地上の連中が月を目指しているという計画を立てていた。我々月の民にしてみれば、侵略行為同然。月の都は、騒然となった。そして、アポロと呼ばれるロケットが月へやって来たが、月の都の存在を知ることもなく去っていった。しかし、油断することなく、警戒を取っていた時、1匹の玉兎が脱走をしてね。その飼い主であった綿月の姉の方が、探しに行くため地上へ降りた。その時に、ある科学者と出会った。そこで、その科学者が持っていた設計図を綿月の姉に渡して、姿を消したのだ。綿月の姉は、月に戻った後、その設計図を保管したわ」

 

みなみ「保管?処分でなく?」

 

サグメ「ええ。まあ、地上の人間がこの設計図を狙う可能性は、0に近いし、何より、綿月の姉が、その科学者と会った唯一の証でもあるからね」

 

サグメがそう言う。

 

レイセン「豊姫様にそのような過去があったとは知りませんでした・・・」

 

レイセンがそう言う。

 

サグメ「ところが、あの設計図。前の月の都の騒動が終わった時に紛失したと綿月の姉が私に報告してきたわ」

 

レイセン「っ!?せ、設計図をですか!」

 

サグメ「ええ。後に、純狐に問いただしてみたら、あの設計図をたまたま見つけたが、捨てたらしいのです」

 

かれん「捨てた!?」

 

サグメ「ええ。それで、月の都を征服したボスのあかつきがあの設計図を持っていたわ」

 

サグメがそう言う。

 

きらら「まさか、そのシャゴホッドを使って、地球を征服するつもりなの!」

 

六花「待って、きらら。いくら旧ソ連が作り出したものでも、ただのミサイルじゃあ、効果なんて全くないわ!」

 

六花がきららにそう言う。

確かに、旧ソ連が作り出した強力な物とはいえ、ただのミサイル。そんなもの1発撃ったからと言って征服の足かがりになるはずがない。

 

サグメ「確かに、その通りだ。けれど、そのミサイルに驚異的なものを搭載すれば、話は変わるだろうね」

 

のぞみ「驚異的なもの?」

 

サグメ「ええ。ほら、あなた達もよく知っているんじゃないかしら?地上の連中が作った、街の1つや2つを消し去る最低最悪な悪魔の兵器を・・・・」

 

はるか達「っ!?」

 

サグメの言葉を聞いて、異世界出身のプリキュア達がほぼ反応する。

街の1つや2つを消し去る最低最悪な悪魔の兵器。そんなものは、この世で、たった1つしかない。それは・・・。

 

ありす「核兵器・・・。そうですね」

 

ありすがそう答えるとサグメは、頷いた。

 

トワ「核兵器?それは、一体何なのですか?」

 

亜久里「わたくしにも聞かせてもらえないでしょうか?」

 

真琴「うんうん」

 

異世界出身のトワ、亜久里、真琴らがそう言う。

 

みなみ「核兵器は、ウランと言う分子を濃くしたものよ。そして、さっき言った通り、街の1つや2つを消し去る兵器よ。もちろん、街を消し去るだけではなく、至近距離にいた人は、骨1個残らず、さらには、強力な放射能を浴びて、後遺症を負い、生涯苦しむ人類が作ってしまった最低な兵器よ」

 

みなみがそう言う。

 

サグメ「そして、あかつきは、その核を搭載したシャゴホッドを中国に向けて放つ気よ」

 

ひめ「中国に?なんで、中国なの?」

 

サグメ「中国は、今現在、月面探査計画。通称『嫦娥計画』を実行しようとしている国よ。月の民は、その計画を恐れていることをあかつきが何故か知っていて、その計画を壊すことを掲げて、玉兎らを歓喜を震わせているわ」

 

サグメがそう言う。

 

かれん「待って!中国に向けて、核兵器を放ったりしたら・・・」

 

サグメ「地上の連中は、大変な騒ぎになるわ。でも、彼らは裏の月の存在に気づくことは出来ない。結果、中国は何処かの核保有国が先制攻撃を仕掛けたとみなす。そして、疑いの芽は正しい判断をつむぐ。やがて、中国は強大な軍事力を背景に無差別で核保有国を攻撃し始める。そして、最終的には第三次世界大戦・・・大いなる核戦争の幕開けとなる。そうして、核戦争で疲弊した地球を、犠牲もなく征服する。そう言う計画よ」

 

サグメの言葉にはるか達は、言葉を失う。

まさか、核兵器1発で、核戦争を起こし、疲弊した隙に地球を征服するというとんでもない計画を・・・。

 

響「ひ、酷い。核戦争を起こさせるきっかけを作るなんて」

 

奏「絶対に許せない!」

 

響と奏がそう言う。

 

うらら「でも、待ってください。核を作るためには、ウランが必要です!ウランがなければ、核を作るなんて、む・・・」

 

サグメ「残念ながら、それが出来てしまうんだ」

 

サグメがそう言う。

 

ほのか「どういうことですかサグメさん?」

 

ほのかがそう言うと、レイセンがあることが浮かぶ。

 

レイセン「ま、まさか・・・」

 

サグメ「流石、綿月のペットね。そうよ、月の技術を応用する気よ。月の技術なら、核を簡単に作れてしまう。もちろん、シャゴホッドね。シャゴホッドは、宇宙ロケット用のエンジンを搭載し、その推進力によってより遠くに核ミサイルを飛ばすことができるからね」

 

サグメがそう言う。

 

レイセン「けれど、サグメ様!話を聞くと、そのロケット、ロケットのエンジンを使って、推進力を得られるのが前提です。しかし、月の都には、ロケットエンジンの技術はないはずです!いくら、彼らでも、エンジンなしでは、地上に届きません!」

 

レイセンがそう言う。

月の都は、確かに技術は、地球よりはるかに優れている。しかし、ロケット分野は、発達していない。いや、そもそも月の都の人達が月以外に飛び立つことがなかったので、この分野に関しては、技術はない。

だが・・・

 

サグメ「レイセン。忘れているのかしら?第2次月面戦争で、地上の妖怪達がどのように月へ来たのかを?」

 

レイセン「・・・っ!ま、まさか・・・」

 

プリキュア41人以外、頭に?マークがつくが、レイセンだけは違った。

彼女には、心当たりが1つだけある。そう、それは・・・。

 

レイセン「神卸の力で住吉さんを呼び出して、その力を借りて、ロケットエンジンの原動力を得る気ですか!」

 

レイセンがそう言うとサグメは頷く。

 

みゆき「す、住吉???」

 

めぐみ「なんなのそれ??」

 

みゆき、めぐみを始めとしたほとんどのプリキュアが?マークを出す。

 

エレン「住吉っていうのは、底筒男命、中筒男命、表筒男命を合わせた総称で、航海の神って言われているの」

 

エレンがそう言う。

 

ひかり「なんで、エレンさんがほのかさんでも知らなかったことを知っているんですか?」

 

アコ「どうせ。おじいちゃんの家にあった本を見て覚えた知識でしょう」

 

アコがそう指摘すると、エレンがビクッと反応する。

どうやら、図星らしい・・・。

 

レイセン「で、でも、あの技は、霊夢さんでなければなしえない技です。そうでなければ、神卸をすることは・・・」

 

サグメ「綿月のペット。忘れたのかしら?神卸ができる人物が、もう1人いることに」

 

サグメの言葉を聞いて、レイセンは、ある人物が真っ先に思いついた。

 

レイセン「ま、まさか!?」

 

サグメ「ようやく、気付いたようね。そうあかつきは、綿月の妹の力を使って住吉さんを呼び寄せるつもりよ」

 

サグメがそう言う。

 

レイセン「で、でも、依姫様が、そんな計画を手助けるはずが」

 

サグメ「残念ながら、綿月の妹は、奴らの計画を手助けするでしょう。手助けされざるをおえない状況ね」

 

レイセン「それは、どういう意味ですかサグメ様!」

 

サグメ「奴らは、綿月の姉を人質に取って、計画の実施を手助けさせるつもりよ」

 

サグメがそう言う。

 

レイセン「そ、そんな・・・」

 

サグメの言葉を聞いたレイセンは、愕然としてしまう。

 

いつき「あの~、すいませんけれど、その依姫とか豊姫って、どんな人物なんですか?」

 

いつきがそう言う。

 

レイセン「あ、そう言えば、話していませんでしたね。依姫様と豊姫様は、私のご主人なんです」

 

サグメ「ちなみに、これでも、綿月姉妹は、月の民では、私の次に強いわよ。姉の方は、山と海を繋ぐ程度の能力。単純に言えば制御出来る神隠し。まあ、要は自身や他人・物体のワープ・転送・取り寄せが出来る能力を持っているわ。けれど、一番怖いのは、能力より姉の持っている扇子の方ね。あの扇子は、月の最新兵器でね、森を素粒子レベルで浄化する風を起こすというおっかない代物よ。まあ、本人は、その扇子を持たされても、使ったことは、1度もないらしいけれどね。で、妹の方は、神霊の依代となる程度の能力。つまり、様々な神の力を借りることのできる能力よ。こちらは、戦闘的な能力で言えば、実に厄介よ」

 

サグメがそう言う。

 

なお「そ、そうなんだ・・・」

 

トワ「しかし、逆に言えば、その依姫を救出すれば、ロケットエンジンの推進力を得ることはできないのですよね」

 

サグメ「そうよ。ただし、綿月の姉も救出することも大事よ。人質がいなくなれば、綿月の妹を縛られるものはなくなるわ」

 

サグメがそう言う。

 

マナ「なら、善は急げ。綿月姉妹を助け出して、あかつきの計画を阻止しよう!」

 

マナがそう言うと他のメンバーも頷く。

 

えりか「よーし、変身して、正面から強行突破よ!」

 

サグメ「残念ながら、正面から突入は無謀に等しいわ。それに、時間もそんなにないわ」

 

サグメがそう言う。

 

ほのか「それは、どういうことですかサグメさん?」

 

ほのかがサグメにたずねる。

 

サグメ「シャゴホッドは、完成間近。核も出来上がっているわ。それに、正面は厳重に警戒を張っているわ。月の兵器を構えた大軍と怪物がね」

 

サグメがそう言う。

 

サグメ「けれど、安心しな。この家には、奴らが占拠する。宮殿へ続く秘密の通路がある。それを利用すれば、宮殿に入り、月光城にいるあかつきのところへ行けるわ。多分、綿月の姉妹は、そこにいるだろう」

 

サグメがそう言う。

 

あかね「よーし、そんなら、早いところ、敵本拠地へ行くぞ!」

 

れいか「待ってください」

 

やよい「れいかちゃん、どうしたの?」

 

れいか「41人全員が宮殿の内部に入ってしまったら、敵に見つかるリスクが大きいです。そこで、私からの提案ですが、少数人数を宮殿内に送り込んで、残りは、正面から攻撃し、敵の目をそらすのは、どうでしょうか?」

 

れいかがそう言う。

 

みなみ「なるほど。陽動作戦ね。それが、最善の策かもしれないわ」

 

のぞみ「じゃあ、誰が中に行くの?」

 

めぐみ「それだったら、はるかちゃん達、プリンセスプリキュアが行ったどうかな?」

 

はるか「え!私達がですか!?」

 

めぐみ「うん。私達は、これでも、経験豊富で、ラスボスも倒したこともあるからね。大規模な戦闘は、私達に任せて」

 

マナ「私も、めぐみの意見に同意するわ」

 

つぼみ「同じくです」

 

ラブ「ここは、私達に任せて、はるか達は、綿月姉妹を助けに行って」

 

マナ達がそう言う。

 

はるか「わかりました。皆さんの意見を受け入れて、私達プリンセスプリキュアが、宮殿内へ行きます」

 

はるかがそう言うとみなみ、きらら、トワも無言で受け入れる。

 

レイセン「でしたら、私が宮殿内を案内します」

 

トワ「ありがとうございますレイセン」

 

トワがそう言う。

 

なぎさ「じゃあ、計画を実行するわよ」

 

41人「おおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

 

こうして、はるか達は、変身をして、ブラック達37名は、外から宮殿の方へ向かう。

そして、フローラ達は、サグメの案内で、秘密の通路まで連れていく。

 

サグメ「ここが、秘密の通路よ。長いけれど、宮殿の何処かの部屋に出るわ」

 

フローラ「ありがとうございますサグメさん」

 

サグメ「私は、ただ月の都を救いたい、あなた達は、地上を救いたい。それだけよ」

 

サグメがそう言う。

 

トゥィンクル「なんか、上から目線なのは、気のせいかな?」

 

スカーレット「それより、早く行きましょう」

 

マーメイド「では、行ってきますサグメさん」

 

そう言うとフローラ達は、通路を走り出す。

 

レイセン「では、サグメ様。私も、いてきます」

 

サグメ「綿月のペット。気を付けてな」

 

レイセン「はい!」

 

そう言って、レイセンもフローラ達をあと追っていった。

 

サグメ「私は、全て語った。そうすれば、結果的に運命を・・・。いや、やめておこう。頑張れよプリキュア。穴達達の奇跡を、信じていないからね」

 

サグメがそう言うと、その場を去っていった。

最後の言葉、それ一体、何を意味をしているのか?

その意味を知っているのは、多分サグメだけだろう・・・。

 




東方縁起図鑑

【稀神サグメ】(読み:きしんさぐめ) 登場作品『東方紺珠伝』

月の都の住人の1人で、種族としては「神霊」という部類に入るが、神とも鬼とも精霊とも付かない特異な性質を持っている。
「口に出すと事態を逆転させる程度の能力」で、何らかの事象に対して(特に関係すると思われる人物に向かって)口にすると、その事象は逆に進み始める。
そのせいで、とても無口である。
だが、こんな能力持ちの彼女だが、月の民、玉兎達からはとても信頼されている。また、月以外の各界の重鎮からも彼女についての高評価があり、総じて高い地位に相応の強力な能力、豊富な人脈を兼ね備えている。
一方で月の都に関わる以外の命運は軽視しており、月の都を救うためならば地上の存在のことはあまり気にしていない。良く言えば大局重視、悪く言えば高慢な、月の民らしい性格である。ちなみに、月での地位は、不明だが、結構重要な地位にいる。
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