プリキュアオールスターズ 地球滅亡の危機と月の都を救え! 作:夢原光一
月の都・宮殿
あかつき「この場所に、あれがあるのか。まあ、メンテナンスの頻度はほとんどない。これは、もしもの時に使えるな」
あかつきは、城の断面図を見ながらそう言う。
エリドリー「陛下」
そこにエリドリーがやって来る。
あかつき「どうした。エリドリー?」
エリドリー「陛下。シャゴホッドが、もうじき完成です。核もいつでも載せれる準備が整っております」
エリドリーがそう言う。
あかつき「そうか。ちなみに、月で作った核へどのぐらいの威力だ?」
エリドリー「威力は抜群です。月の核は、都市1つ分が跡形もなく消えてしまうほどの威力です」
あかつき「そんなに威力があるのか。そうか、そうなれば、核戦争は間違いなく起きる。そして、核戦争で、経済も文化も国も破綻。その時こそ、我らあかつき軍団が、損害もなく、地球を征服し、あかつき帝国が完成だ!」
あかつきがそう言う。
エリドリー「流石、月の複製技術です。複製技術のおかげで、長くかかる工程が超短時間で済みます」
あかつき「ああ。地球征服後は、複製技術を使って、あかつき帝国がいつまでも、滅びることのない国にしてやる!アハハハハハハ」
あかつきがそう言って笑い出すのであった。
■
一方、ブラック達は、順調に都方面へ向かっていた。
ブラック「もうすぐ都だね」
ブルーム「そうナリ!」
ブラックとブルームがそう言う。
ルミナス「それで、この後は、どうします?」
マリン「そんなこと、考える必要はないわ!」
プリンセス「先手必勝!攻撃を仕掛けて、奴らをこっちに目を向けさせるのよ!」
マリンとプリンセスがそう言う。
フォーチュン「単純な考えね・・・」
ホワイト「まあ、陽動作戦ですし、大きくやりませんとね」
サンシャイン「後手に回るわけにはいけないからね」
フォーチュン、ホワイト、サンシャインがそう言う。
ムーンライト「さあ、始めるわよ」
ピーチ「OK!」
メロディ「派手にやるわよ!」
■
月の都・宮殿
ドカーーーーーーン
あかつき「っ!?な、何事だ!」
あかつきがそう言うと兵士がやって来る。
兵士A「あかつき様!大変です!ぷ、プリキュアの奇襲です!」
エリドリー「なんだと!?」
■
マリン「マリンダイナマイト」
プリンセス「プリンセス弾丸マシンガン!」
ドカーーーーーーーン
敵兵達「うわわわわわわわわわわ!!!!!!!!!!!!!!!」
マリン「よーし、この調子よ!」
プリンセス「暴れて、暴れまくるわよ!」
マリンとプリンセスがとても愉快そうにそう言う。
ダイヤモンド「あんなに暴れて大丈夫なのかな?」
ベリー「途中で、絶対バテるわ」
フォーチュン「派手にやれば、いいってものじゃあないんだけれど・・・」
ホワイト「まあ、とりあえず、暴れながら情報収集といきましょう」
イーグレット「そうですね」
■
あかつき「何処から、月の都へ侵入したんだ!月のセキュリティーは、高性能なはずだ!」
あかつきがそう言う。
兵士A「あかつき様。どのように、対処を・・・」
あかつき「月の兵器を使って、プリキュア1人残らず殺せ!プリキュア1人殺した奴には、褒美を与えるとそう伝えろ」
兵士A「か、かしこまりました!」
そう言うと兵士が走り出す。
あかつき「エリドリー。お前は、アールドールに伝えて、戦闘の総指揮に当たれと。重大事項以外は、アールドールの判断で行って構わんと」
エリドリー「了解しました。それで、陛下は?」
あかつき「我は、月光城へ向かう。そして、エリドリーもついて来て、発射を急がせ、月光城前に運ぶのだ。プリキュアに破壊される前に!」
エリドリー「了解しました」
こうして、プリキュアとあかつき軍団との戦いが幕を開けた主幹であった。
■
秘密の通路
フローラ「ラブリー達。もう戦闘を始めた頃なのかな?」
フローラが心配そうにそう言う。
トゥインクル「あっちは、大丈夫だよ。先輩たちは、どんな戦いも勝利したしね」
トゥインクルがそう言う。
マーメイド「それより、出口が見えないわ」
レイセン「この地下通路。緊急時に作られたものですけど、使われたことは今までありませんでしたし、それに何処に出るかも、僕にはわかりませんから」
レイセンがそう言う。
スカーレット「とにかく、急ぎましょう」
フローラ「うん」
フローラ達は、通路をひたすら走るのであった。
■
その頃、上の方では、プリキュアとあかつき軍団の激しい戦闘が行われていた。
あかつき兵B「撃て、撃つんだ!」
ダダダダダダダダダダターン
あかつき兵達がマシンガンで撃つ。
ピーチ「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ!」
ドカーーーーーーン
あかつき兵達「うわわわわわわわわわわわわわ!!!!!!!!!!」
ビート「プリキュア・ハートフルビート・ロック!」
ドカーーーーーーーン
あかつき兵達「うわわわわわわわわわ!!!!!!!!」
サニー「プリキュア・サニーファイヤー・バーニング!」
トカーーーーーーーーーーーーーーーーン
あかつき兵達「うわわわわわわわわわ!!!!!!!!」
プリキュア達は、順調にあかつき兵を倒していく。
ラブリー「楽勝楽勝♪」
マリン「案外、弱いじゃん」
ダイヤモンド「けど、油断しないで」
ロゼッタ「そうですわ。相手は、戦闘プロです。何を仕掛けてくるかわかりませんわ」
ラブリーとマリンがそんなことを言っているに対し、ダイヤモンド、ロゼッタがそう言う。
ハート「とにかく、油断せずにこのまま宮殿に向かおう」
ハートがそう言って、37人は、宮殿の方へ進む。
■
宮殿内・仮司令所
「状況は、どうだ!」
指令兵A「状況は、思わしくありません。A班は、壊滅寸前、B班、C班は、被害拡大中です!」
指令兵B「いかがいたしますかアールドール様!」
勲章をたくさんつけている男、アールドールにそうたずねる指令兵。
アールドール「D班、E班は、準備の方は、どうなっている!」
指令兵C「2班とも、準備は整っています!」
アールドール「よし!D班、E班に出動命令を出せ!月の兵器で、プリキュア達を抹殺するのだ!」
指令兵B「了解しました」
アールドールがそう言うと指令兵が、指令を送信する。
■
その頃、ブラック達は、都の中心部の近くまでやって来た。
プリンセス「お、ようやく中心部につきそうだね」
ブラック「よーし、あと少しよ!この勢いで、月の人達を助けるわよ!」
ブラックとプリンセスがそう意気込んだその時、あかつき兵達が現れた。
ハッピー「また、懲りずに来たわね」
ブルーム「返り討ちにしてやるナリ!」
ハッピーとブルームがそう言った次の瞬間。
ドーン
あかつき兵の1人が銃(?)を発射する。
そして・・・・
ドカーーーーーーーーーーーーーーーーン
弾がプリキュア達の前に着弾した瞬間、爆発した。
ブラック達「うわわわわわわわわわわわわわわわ!!!!!!」
突然のことにブラック達は、吹き飛ばされてしまう。
ルージュ「な、何よ!今の兵器は!」
ルージュがそう言う。
この時、プリキュア達は、知る由もなかった。
プリキュアと遭遇した部隊は、今までの部隊と違う。それは、月の兵器を使う部隊である。
で、今あかつき兵が放ったものは、着弾したら大きな爆発を起こす小型銃である。
ドーン
シューン
ポーンポーンポーンポーン
さらに、あかつき兵は、銃を上に向けて放つと何かが大量な物が地面に落ちた。
ドリーム「何、今の?」
フォーチュン「ふ、不発?」
フォーチュンがそう言う。
ローズ「なんだか、知らないけれど」
プリンセス「遊んでいる暇なんて」
メロディ「ないんだからね!」
ローズとプリンセス、メロディが飛び出す。
3人は、あかつき兵らに攻撃を仕掛けようとしたその時!
ドカーンドカーンドカーンドカーンドカーン
落ちていた物を踏んだ瞬間、爆発した。
そう、さっき兵が撃ったのは、瞬時に大量の爆弾をばらまく事のできる銃であった。
ローズ・プリンセス・メロディ「「「きゃああああああああ!!!!!!!!」」」
爆発に巻き込まれたローズ、プリンセス、メロディ。
リズム「ローズ、プリンセス、メロディ!」
リズムがそう言った瞬間、屋根の上からあかつき兵、数人が現れた。
そして、あかつき兵は、3人めがけて、放った。
ダダダダダダダダダダターン
ミント「ローズ、プリンセス、メロディ!」
ミントが叫んだ瞬間
マーチ「プリキュア・マーチシュート・インパクト!」
ハート「プリキュア・ハートシュート!」
マーチとハートがあかつき兵らに向けて攻撃。
ドカーーーーーーーーーーーーン
あかつき兵達「うわわわわわわわわわわわわ!!!!!!!!」
あかつき兵らは、まともにくらい、屋根から落っこちる。
ルージュ「ローズ!」
ラブリー「プリンセス!」
リズム「メロディ!」
ルージュ達は、3人の元へ行く。
ローズ「大丈夫よ・・・」
メロディ「っ!」
プリンセス「痛い~」
3人の衣装は、ボロボロ、しかもあっちこっちから血が流れていた。
アクア「しっかりして、3人とも」
ダイヤモンド「とにかく、手当てをしよう!」
アクアとダイヤモンドがそう言ったその時。
ゴロゴロゴロゴロ
何か大きい音が近づいてくる。
そして・・・
ロゼッタ「戦車?!」
ブラック達の前に現れたのは、戦車だった。
そして、戦車は、銃身をブラック達に向ける。
ホワイト「ま、まさか!」
そのまさかであった。
ドーーーーーーーン
戦車は、ブラック達に向けて撃って来た。
ロゼッタ「プリキュア・ロゼッタ・リフレクション!」
間一髪で、ロゼッタのバリアで防いだ。
ロゼッタ「ここは、まずいです。一旦後退しましょう」
エース「そうですわね。けが人がいますし、手当てのために後退しましょう」
エースとロゼッタがそう言うと、残りのプリキュアも頷き、ローズ、プリンセス、メロディを抱えて、撤退した。
ロゼッタ「えい!」
ロゼッタは、ロゼッタリフレクションを飛ばして、戦車に当てるが、戦車は、無傷だった。
しかし、戦車は、動き出し、さらに、後ろに隠れていたあかつき兵が、出て来る。
ダイヤモンド「プリキュア・ダイヤモンド・シャワー!」
しかし、ダイヤモンドが必殺技を放ち、戦車のキャタピラが凍り付き、地面も氷となり、あかつき兵らは、全て転ぶ。その隙にブラック達は、後退したのであった。
■
宮殿・仮司令所
指令兵B「指令!D班より連絡!「月の兵器を使用し、キュアプリンセス、キュアメロディ、ミルキィローズを負傷させて、撤退した」と」
アールドール「そうか。それで、D班は?」
指令兵B「D班は、ダイヤモンドの技により、月面戦車は、氷につき、走行不能。兵士数名が氷で滑る事態となっています」
そう報告する指令兵。
アールドール「まあ、殺せなかったのは、惜しいことをしたが、負傷させたことは褒めておこう。けが人を運ぶとなると足稼ぎになるし、何より戦闘人数も減る。これは、我らにとって、いい状況に他でならない」
アールドールがそう言う。
アールドール「E班に伝えろ!D班が動けるまで、プリキュア達を襲い続けて、体力を消耗させろと!」
指令兵B「了解しました」
そう言うと指令兵は、すぐに指令を送信する。
アールドール「(プリキュアよ。これが戦争だ。戦争になれていないお前達に、我々あかつき軍団に勝つ見込みなどない。41人プリキュアをこの月の都を墓場にしてやる。覚悟していな)」
心の中でそう言うアールドール。
しかし、アールドールは、この時知る由もなかった。
41人中4人が宮殿内に侵入していたことに・・・。だが、外で、大規模な戦闘をしていたせいで、それに気が付くものは、誰もいなかったのであった・・・。
東方縁起図鑑
【月の都】(読み:つきのみやこ)
月の裏側に位置し、幻想郷同様大結界が張られている。
元は、はるか昔、地上に住んでいた人が移住し建築された。
地球の技術では、月の都に行くことはほぼ不可能。なお、月の技術は、地球のおよそ500年ぐらい先の技術らしい。
それと、月は一種の浄土であり、穢れのない土地である。
穢れとは生命現象における生と死によるもので、月の民はこの穢れを嫌う。
また、地球は、重大犯罪を犯した者が堕ちる監獄」と位置付けられて、綿月豊姫曰く「地上に住む 生きる 死ぬ それだけで罪なのです」とされている。
また月の住人は、プライドがとても高い。
月と地上で、3回ぐらい戦争を起こしている。(1回目が千年以上昔・2回目は東方儚月抄内・3回目は東方紺珠伝内)
けれど、3回目の戦争で、月の民ならではの弱点を突れたことがきっかけで、現在は地上の民に密かに支援が求められるなど、月の都と地上との関係は少しずつ改善しているが、それでも、警戒は解いていない。