プリキュアオールスターズ 地球滅亡の危機と月の都を救え!   作:夢原光一

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第6話 宮殿内に侵入

外で、大規模な戦闘が行われていた頃、フローラ達は、宮殿内に侵入を果たしていた。

 

フローラ「ここは、何処かな?」

 

フローラは、辺りを見渡す。そこは、普通にイスとかテーブルが置いてある普通の部屋であった。

 

レイセン「あ、ここは、豊姫様がよく使っている部屋ではないですか!」

 

レイセンがそう言う。

 

トゥインクル「まあ、とりあえず、侵入できたことだし、早速とよとよとよりよりを助けていこうか」

 

レイセン「とよとよ?よりより?」

 

フローラ「レイセン。トゥィンクルは、ほとんどの人をあだ名で呼ぶんだよ」

 

スカーレット「とよとよは、豊姫。よりよりは、依姫ね」

 

トゥインクル「そうそう。ちなみに、レイセンは、レイレイよ」

 

トゥインクルがそう言う。

 

レイセン「私は、ともかく、豊姫様と依姫様をその呼び方するのは、やめてください!これでも、月の使者のリーダーなのですから!」

 

レイセンがそう言うとトゥインクルは、笑みをしながらドアを開こうとしていた。

 

マーメイド「トゥィンクル!開ける時は、慎重にね」

 

トゥインクル「わかっているって」

 

マーメイドにそう言ったトゥインクルは、静かにドアを開ける。

トゥインクルは、廊下の左右を見る。

 

トゥイクンル「誰もいないみたいね」

 

フローラ「きっと、兵隊さんのほとんどが、外へ行ったのですね」

 

マーメイド「まあ、ラブリー達が大暴れすれば、ほとんどが外へ出たでしょうね」

 

マーメイドがそう言う。

 

フローラ「とにかく、依姫さんと豊姫さんを助けないと。レイセンちゃん、2人が捕まっていそうな場所の心当たりはない?」

 

レイセン「そうですね。宮殿は、玉兎の私が普段歩くことはほとんどないですが、月の民は、きっと牢屋でしょう。あそこは、穢れた民を地上へ送るための施設ですし、あそこなら、頑丈ですからね」

 

レイセンがそう言う。

 

スカーレット「穢れた民を地上へ送る?それは、どういう意味でしょうか?」

 

スカーレットは、レイセンにたずねる。

 

レイセン「月の民は、穢れを嫌っています。あ、ここで言う穢れっていうのはですね、生命現象における生と死によるものです。で、私達月の民が高寿命なのは、穢れがないおかげなんです。で、月の民は、地上つまり地球のことを「重大犯罪を犯した者が堕ちる監獄」って言われています。豊姫様も『地上に住む、生きる、死ぬ、それだけで罪なのです』って、言われていましたから」

 

レイセンがそう言う。

 

マーメイド「地上に住む、生きる、死ぬ、それだけで罪なんて、おかしいわ」

 

フローラ「そうだよ!地上に住んで、生きて、死ぬことが罪なんて・・・」

 

マーメイドとフローラがそう言う。

 

レイセン「そうだよね。僕も、地上に用事で何回か訪れましたが、優しい人、いい人もいます。けれど、結局は、穢れ有り無しなんですよ」

 

レイセンがそう言う。

 

スカーレット「それより、早いところ牢獄へ行きましょう。レイセン、牢屋の場所はわかりますか?」

 

スカーレットがそう言う。

 

レイセン「牢屋は、この部屋から出したら、この先の通路を左に曲がって、階段を3回ぐらい降りて、そこから右に通路を曲がり、そこで、また階段を下りて、そこから直進すると、またまた、そこに階段があり、その降りて、左を曲がった先が牢屋です」

 

レイセンがそう説明する。

 

フローラ「なんか、先が長そう・・・」

 

マーメイド「とにかく、牢屋へ行きましょう」

 

そう言って、フローラ達は、部屋を出て、牢屋の方へ向かった。

しかし、この時、フローラ達が出た部屋の付近に監視カメラがあったことに気づかず・・・

 

 

 

 

仮司令所

 

指令兵C「ん?」

 

指令兵A「どうした?」

 

指令兵C「いや、今プリキュアらしきものが見えた気が・・・」

 

指令兵A「そんなわけないだろう。プリキュアは、宮殿どころか市街地へ後退したんだぞ。宮殿にいるはずがないぞ」

 

アールドール「コラ!そこの2人、無駄口叩いていないで、仕事しろ!」

 

指令兵A・C「「す、すいません!アールドール様!」」

 

アールドールがそう言って、指令兵2人は、仕事に戻る。

勘違いと言う処理で、フローラ達は、見つからずに済んだのであった。

 

 

 

 

そして、フローラ達は、レイセンの言われた通りの道のりを進んでいた。

 

レイセン「この先が、牢屋へ続く階段となっています」

 

レイセンがそう言う。

そして、牢屋の階段が見えたその時。

 

スカーレット「っ!?」

 

スカーレットが急停止し、そのせいで、後ろにいたフローラ、マーメイド、トゥインクル、レイセンが倒れてしまう。

 

フローラ「いたたた・・・。スカーレット、どうして、急に止まったの?」

 

フローラがそう言う。

 

スカーレット「あれを見てください」

 

スカーレットがそう言うとフローラ達も見る。

すると、牢屋に通づる階段には、5人のあかつき兵が見張っていた。

 

マーメイド「見張り兵ね」

 

トゥィンクル「でも、たった5人でしょう。だったら、一斉に襲い掛かれば、倒せるんじゃないの?」

 

スカーレット「そうは行きませんわ」

 

フローラ「え?どうして?」

 

スカーレット「確かに、あかつき兵を倒せるのは、簡単かもしれませんわ。けれど、それは、相手方に私達の存在を教えてしまうことにもなりかねませんわ。そうなれば、外で大量の兵士を相手をしている先輩プリキュアの策が潰えてしまいますわ」

 

スカーレットがそう言う。

 

マーメイド「確かに、スカーレットの言葉も一理あるわ」

 

レイセン「でも、困りました。牢屋へ行くには、あそこの階段を降りないといけませんしん・・・、どうしたら・・・」

 

レイセンが悩んでいた時。

 

トゥィンクル「ん?」

 

マーメイド「どうしたのトゥインクル?」

 

トゥインクル「何か、聞こえるわ」

 

フローラ「え?」

 

そう言うとフローラ達は、静かにして耳をすます。

 

あかつき兵A「暇たな~。俺らも、外で戦って手柄がほしかったぜ」

 

あかつき兵B「そう文句言うなよ。それより、あかつき様が作戦実行に移すらしいぜ」

 

あかつき兵C「あれをか?でも、計画はもう少し先じゃなかったのか?」

 

あかつき兵B「確かにな。けれど、プリキュア達が月の都に現れて、ミサイルを壊されたらいけないと、あかつき様が計画を前倒しにして、月光城に運んだんだって」

 

あかつき兵D「あ、それで、綿月姉妹を連れて行ったんだ」

 

あかつき兵E「けれど、妹の方はともかく、なんで姉まで連れていく必要があるんだ?」

 

あかつき兵B「さあな?あかつき様の考えることは、わからんしな」

 

あかつき兵A「そうそう。俺らは、手柄を立てて出世すればいいだけだしさ」

 

あかつき兵E「そうだな」

 

あかつき兵C「そういえば、さあ、月の民が神隠しに遭う被害があったっていう噂があるらしいぜ」

 

あかつき兵B「あ、そう言えば、地球でもここ数週間で謎の失踪する1万近くが発生しているからな」

 

あかつき兵D「その神隠しの件だけれど、どうやら原因がミサイルが運ばれた月光城内部にあるらしいぜ」

 

あかつき兵E「それ、本当か?」

 

あかつき兵D「アールドール様のそんな話をしていたらしいぜ」

 

あかつき兵A「そうなのか。けれど、それは、一体何だろうな?」

 

あかつき兵E「さあな~」

 

兵士の会話を聞いたトゥインクル達は、頭をひっこめた。

 

トゥインクル「今の話聞いた」

 

マーメイド「ええ。あの失踪事件が、月に原因があったなんて・・・」

 

フローラ「レイセンちゃんは、知っていたの?」

 

レイセン「もちろんです。けれど、その原因の特定までは、わからないですが・・・」

 

レイセンがそう言う。

 

スカーレット「それより、依姫と豊姫は、ミサイルと一緒に月光城のところに連れて行かれましたって」

 

マーメイド「レイセンさん。月光城って何処にあるかわかるかしら?」

 

レイセン「月光城ですか?確か、この都を出て、月のへそと呼ばれる場所に月光城があります。けれど、そこは、月の民でも綿月様やサグメ様のようなお偉方しか入れない場所なので、中は、どういう風なのかわかりません」

 

レイセンがそう答える。

 

トゥインクル「じゃあ、牢屋に捕まっている人たち解放する?」

 

マーメイド「そうしたいのは、山々だけれど、存在がバレると警戒が厳しくなるわ」

 

スカーレット「それに、その間にミサイルを打ち上げたら、もう手遅れですわ」

 

トゥインクルの案にマーメイドとスカーレットがそう言う。

 

フローラ「じゃあ、早いところ、豊姫と依姫を助けて、牢屋の人達を助けましょう」

 

トゥィンクル「そうね。善は急げと言うしね」

 

マーメイド「それじゃあ、月光城へ急ぎましょう」

 

スカーレット「ええ。レイセン、案内をお願い」

 

レイセン「わかりました♪」

 

こうして、フローラ達は、月光城へ向こうことになった。

果たして、依姫や豊姫を無事に救出し、核ミサイル発射を阻止できるのか?

 

 

 

 

一方、その頃あかつきは、ミサイルを運搬している車の後ろのリムジンカー乗っていた。

 

エリドリー「あかつき様。よろしいので?まだ、ミサイルは、完成しておりませんが・・・」

 

あかつき「構わん。最終工程と調整は、月光城そばでもできる。それより、都でのプリキュアの戦いとの戦いは、どうなのだ?」

 

エリドリー「はい。最初は、各部隊がプリキュアによって、壊滅、被害拡大をしておりましたが、月の兵器のおかげで戦局は、我々が優位に働いております。現在、後退しているプリキュア達にゼツボーグ、サイアーク、ジコチューらを大量に送り込み、後方で、部隊がプリキュア達に攻撃をしています。プリキュアも2方面からの攻撃は、あまりなれていなく、銃弾を受けて負傷しているプリキュアが相次いでいるとのことです」

 

エリドリーがそう言う。

 

あかつき「流石、賢将のアールドールだ。戦争に不慣れなプリキュアを追い詰めているとはな」

 

エリドリー「はい。さらに、プリキュアは、満足に治療できていません。けが人が足稼ぎになっています。そうなれば、いずれは、プリキュアに戦死者が出ることは間違いないでしょう」

 

あかつき「そうだな」

 

あかつきがそう言う。

 

あかつき「そういえば、綿月姉妹は、どうしている?」

 

エリドリー「綿月姉妹ですか?妹の方は、姉を人質に取られている関係で、これといった抵抗をしていません。姉の方は、薬がよく効いていて、寝ております」

 

あかつき「そうか。まあ、姉を置いて来てもいいが、姉は、ワープ的な能力を持っているから、万一プリキュアにが助けられて、使用されたら、困るし。それに、あの扇子が恐ろしいからな。あれは、使いこなせていないやつが使うと我々が自滅してしまう可能性もあるからな。取り上げるより、姉のそばに置いた方が安全でいいからな」

 

あかつきがそう言う。

 

エリドリー「あかつき様、1つよろしいでしょうか?」

 

あかつき「ん?なんだ?」

 

エリドリー「何故、月光城の前なんですか?都郊外から発射しても、飛距離的には、地球には届きますが?」

 

あかつき「確かにな。だが、あの月光城には、複製をする場所がある。そこで、最終工程に必要な部品と燃料をそこで調達ができるのだ」

 

エリドリー「では、始めから、月光城そばで製造すれば・・・・・」

 

あかつき「エリドリー。我が、何を考えようが我の勝手だ。そこは、理解するようにな」

 

あかつきがそう言う。

 

あかつき「(それに、あれがかなり溜まっている。あれを利用する価値は、大いにある。今に見ておれ。俺が、お前にできなかったこと、そして、あの屈辱を貴様に返してやるからな)」

 

心の中でそう言うあかつき。

あかつきの乗せた車は、月光城にもうそろそろ到着する。

果たして、フローラ達は間に合うのか?そして、あかつきが言っていた奴とは?




東方縁起図鑑

【レイセン】 登場作:東方儚月抄 CV:寺崎裕香(ふし幻)

他の玉兎の例に漏れず噂好きで臆病であり、やや調子に乗り易い。ただ、自分の慢心に気付き後悔したりする面もあり、他の兎に比べいくらか冷静。
元は月で餅(薬)搗きの役割に就いていたが、その仕事に嫌気をさし、月の羽衣を使用して地上に逃亡。そこで、八意永琳と出会ったが、月への未練を見透かされ綿月姉妹への封書を持って月に帰る事となる。
その後、豊姫によって「昔地上に逃げたペットの名前」を与えられ、逃亡の罪の代わりとして玉兎兵兼綿月家のペットとしてそのまま綿月邸に住み込みで働くこととなった。
第二次月面戦争では依姫や仲間の玉兎たちとともに月の防衛の任に就いた他、豊姫の護衛または実働役として付き従う。
戦闘戦闘センスは良くない様子だが、銃の腕は磨いたらしく、人並ぐらいとなっている。
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