照-Teru- テルーの大冒険 作:夜斗
ぜ、前回の投稿から約2ヶ月....。
こ、今回の投稿も早かったなー(棒)
はい、すいません。正直忘れかけてました。
この話自体は前回の投稿から1週間ぐらい後に殆ど書き終わってたんですけど、もうちょいなんか書こうかな?変なところないかな?まあ、明日直せばいいか、と思ってたら....。
今日急いで500字ぐらい付け足しただけで、投稿しようと思えばもう少し前にできたかも....。
また東京に来る前の夢を見ていた。今度は前に見た夢より後の話。東京に来る一ヶ月ほど前の話の頃。
「お姉ちゃん、何で言わなかったの⁉︎お母さんと東京に行くって‼︎」
咲は、照に言われた言葉が納得できないのか、大声をあげて照に詰め寄った。それを見た照は咲をなだめながら次の言葉を言った。
「咲に心配をかけさせたくなかったから。言うかどうか迷ってたから遅れたんだよ」
「そんないきなり言われても、納得できないよ‼︎」
が、その言葉を聞いても咲は納得できないのか、先ほどより大きな声でまた照に詰め寄った。
「納得してもらおうとは思ってない。それに、もう東京の高校に入学届けも出してるし、今更とり消すなんて出来ない」
「そんなの知らない‼︎ 決めた。久しぶりに家族麻雀をする。それで私が勝ったら行くのをやめて。お姉ちゃんが勝ったらもう知らない。勝手にどこでも行っていいよ‼︎」
咲は、照の言葉が気に食わなかったのか、自分が勝てそうな麻雀勝負を照に持ちかけた。けど、照から出た言葉は咲が聞きたかった言葉とは少し違った。
「行くのをやめるのは出来ない、けどいいよ。久しぶりの家族麻雀をやろう。だけど咲、プラマイゼロを阻止する事を出来なかったから私の勝ち。とか後から言わないでよ」
照は最初に忠告をした。そうしないと、咲は絶対にプラマイゼロをしてくる。それに、あまり言いたくはないが、照は絶対にプラマイゼロを阻止できる、とは断言出来なかったからだ。
「そんなの知らない‼︎ 阻止できないお姉ちゃんが弱いだけだもん」
「分かった。そんなに言うなら、阻止してあげる。それで阻止できたらもうこの話は止め。分かった?」
「分かった。じゃあ、早速始めるからお父さんとお母さんを呼んでくる」
そう言い、咲は2人を探しに行った。照はそれを見送り、早速、準備の為にしまってある全自動麻雀卓を取りに行った。
照が、麻雀卓を準備し終えて、少し待ってたら咲が親を連れてこちらに来た。
「お母さん、お父さん早く!家族麻雀やるよ!」
「咲、一体これはどういうこと?家族麻雀止めたんじゃなかったの?」
「そうだぞ、咲。一体どういうことなのか説明してくれ」
咲は、説明も何もせず2人を連れて来たのか、2人とも不思議そうな顔で麻雀卓と咲の方を目で行ったり来たりさせていた。見かねた照は、2人に説明をした。
「咲に、東京に行くことを伝えたらこうなった」
が、あの照である。お察しの通り。照の説明では2人はますます意味が分からないという顔になった。
「照、それだけじゃ全く分からないぞ」
「えっと、咲。教えてくれる?」
2人は、今度は咲に今の状態の説明を求めた。それを聞いた咲は待ってましたと言わんばかりに説明を始めた。
「お姉ちゃんが行きなり東京に行くって言うんだよ!だから、家族麻雀で勝負するの!私が勝ったら行くのをやめてって!」
それを聞いたお母さんは、照が咲に説明したように、同じような事を咲に説明した。
「咲、照が東京に行く事は前から決まってたしもう入学届けも出してるの、やめる事はできないの。分かった?」
「まぁ、良いじゃないかお母さん。久しぶりの家族麻雀をやろうじゃないか」
「まあ、家族麻雀をやるのは構わないけど.....」
照の東京行きはとり消すのは無理だが、2人とも久しぶりの家族麻雀はやりたいらしく、家族麻雀自体は二つ返事で了承した。
「じゃあ、早速やろう!半荘1回だけね!」
それを聞いた咲はそう言い。早速、親2人と照を椅子に座らせた。そして、久しぶりの家族麻雀が始まった。
*****
親の順番は母、父、咲、照。
照はこの時、この半荘をどうしようか迷っていた。
(この場合、どうしたほうが良いんだろう。咲のプラマイゼロを止めるためには、オーラスを迎える前に、誰かを飛ばして、咲のプラマイゼロを止める?それとも、正々堂々とやって、プラマイゼロを止める?)
照は、どうやってプラマイゼロを止めれば、咲を納得させれるか迷っていた。
(まあ、やりながら考えれば良いか。その為には、東1局は観察をすればいい)
この瞬間、照の代名詞の一つとなってる、東1局は観察に徹する。を始めてやった日になった。
その一方、咲の方ではこう考えてた。
(お姉ちゃんは私のプラマイゼロを止める為に、全力でやると思う。けど、お姉ちゃんは私のプラマイゼロを10回やって10回、全ては止めたことはない。半分ぐらの確率で失敗してる。その失敗してる時の試合を思い出して、何故かを考えればいける。それに、奥の手の、お姉ちゃんに教えてもらったばかりの嶺上開花がある。流石にお姉ちゃんでも嶺上開花を簡単に出来るとは思ってない筈)
咲はそう思い、その照がプラマイゼロを止めるのを失敗していた時の試合を思い出してた。
*****
南2局
「ツモ、4000オール」
「やっぱり、照は強いな」
照は、東1局を観察して。たどり着いた考えは、咲を上らせる暇もなく、自分が早く上がれば良いんだと。お父さんが言った通り、照が断トツの1位。そして次は、咲の親番。
南3局
「ポン」
まず、最初に咲が鳴いた。その頃、照はこんなことを考えていた。
(さっきの私の上がりで、咲の点数は、残り500。そして、残り2局。......飛ばすか。)
照は、咲を飛ばす事にした。が、照は咲のことを無意識のうちに舐めていたのかもしれない。咲は照の想像の上をいっていた。
「カン」
(加槓?何を考えてるの咲。見た感じ、そんなに高い手を作ってるとは思えないし。咲の点数は500。それなのに自分から危険を犯すなんて。)
「もう一個カン」
照はこれを聞いた時、咲の方を見た。そしたら不気味なオーラが出ていたのを感じ取った。そして、自分の体が少し体が震えたような気がした。そして.....
「もう一個カン、ツモ」
咲はそう言って、自分の手牌を倒し、点数を告げた。それを聞いた照は、一瞬自分の耳を疑った。
「断幺、対々、三暗刻、三槓子、嶺上開花。8000オールです」
(なっ、親の倍満!?しかもそれだけじゃない。嶺上開花なんて珍しい役を上がった。しかもこれで咲の点数は24500点。5200点を上がればプラマイゼロ.....)
咲は自分の親番で上がったので、一本場にも行けるが、流した。理由は次の局で5200点を上がればプラマイゼロになるから。自分から、プラマイゼロに出来なくなるような事は当たり前だがしなかった。
南4局
(さっきの咲の嶺上開花。まず、最初のポンからの加槓。それにその後の2連続槓からの嶺上開花。自分がツモる牌を知ってた?嶺上開花で上がれると分かってたのかな?)
「リーチ」
と、考えていたら、お母さんがリーチをした。それを聞いた咲と照はこう考えてた。
(お母さんがリーチ。そしてこれでプラマイゼロにするには70符2飜のみ。流石にお姉ちゃんも連続で嶺上開花を出来るとは思ってない筈)
(今のリーチで場に1000点が出た。今の咲の点数は24500点。これにリー棒を合わせて......。プラマイゼロにするには70符2飜、4500点しかない。これは.....保険でもかけておこうかな)
{一}{一}{九}{1}{5}{9}{②}{⑨}{東}{南}{北}{白}{発}{中}
(それに違かったら違かったらで、ツモればいいだけの話)
照はそう思った。
*****
(もう少しで海底、なのに{西}はツモる気配もない。それに、みんなの捨て牌を見ても一つもない。これは当たったかな?)
照はそう思っていた。そして咲のツモる番が来た。そして咲のツモった牌は{西}。これで、4つ揃ったので槓ができる。
(この勝負私の勝ちだね)
咲は、そう思い、カンをした。そして、ツモり、嶺上開花と言おうとした。
「カン、そしてツモ、嶺上「ロン」開、花....」
その瞬間、照がロンと言った。それを聞いた咲は一瞬何を言ってるのかが分からなかった。
(えっ、今、お姉ちゃんなんて言った?私は暗槓をした。なのにロン?槍槓だとしても、暗槓に槍槓はできない筈....。.いや、ちょっと待って、一つだけあった。まさか.....)
咲は、自分の考えが間違ってますようにと思い、恐る恐る。お姉ちゃんの倒した手牌を見る。そして、その手牌を見た瞬間、顔面蒼白になった。
{一}{一}{九}{1}{9}{①}{⑨}{東}{南}{北}{白}{発}{中} ロン牌{西}
「槍槓、国士無双。これで咲の飛びだね」
咲の思った通り、国士無双だった。しかも、照は親。つまり48000。完全に咲の完敗だった。
1位 照 102000
2位 母 11500
3位 父 10000
4位 咲 -23500
(あ、今更だけど、これで良かったのかな?このせいで、麻雀を嫌いになってなければいいけど.....。あれ、そう言えば咲って麻雀嫌いだったような.....?)
照は、今更ながら咲に役満を当てて良かったのか考えていた。
*****
と言うところで目が覚めた。
今日は、照達が入部してから約1ヶ月たった後の春季大会当日。白糸台高校は去年の地区予選で優勝出来なかったから、参加は出来ない。けど、部長からインハイの地区予選の為、更には全国に行って優勝するための、敵情視察の為に、インハイに出場するメンバー、5人で見に行くことになった。
話は少し変わるが、春季大会の話をしていた時に、もし白糸台高校が出ていたらメンバーは誰になるのか、という話になった。そしてまず最初に名前を挙げられたのが照だった。照は自分の名前が出たとき、先輩達よりも最初に名前が挙げられて、代表メンバーになってもいいのかな?と思っていたが、そのとき近くにいた、部員達は、心を一つにして、
「照がメンバーに入んなかったら、誰がメンバーになるの?」
と言った。照はその言葉を聞いて、
「分かりました。足を引っ張らないよう精一杯頑張ります」
と言った。そのとき照は気づかなかったが。この言葉を言ったときに、無意識のうちに圧倒的なオーラを出していたのだ。その為、周りの部員達は全員が震えがり、またもや心を一つにして、頼もしすぎる、と思ったのだった。
そしてそのままインハイのメンバーを決める流れになり、名前を挙げられた人達の中から実力が強い人ベスト5を選び、そしてその5人がインハイのメンバーになった、と言う話があったのだ。
話を戻す。
照は、支度を急いで済ませ、集合場所の駅の所に行ったら、もう既に残りの4人のメンバーは照のことを待っていた。照は早速、駅の前で照を待っていた、菫達と合流をし、そして一緒に、駅に入り電車の中に入っていった。
*****
春季大会がある会場の近くの駅に着いた照たちは、早速電車から降りて、歩いて行き、会場の中に入っていった。勿論、照が迷子にならないように、残りの4人は気を配りながら。
会場の中に入った照達は、まず対戦表を確認し、どこの試合から見に行くか話し合っていた。
「それじゃあ、どこの試合を見に行こうかな?」
「うーん、去年1位の臨海女子は相変わらずインハイ以外の大会には殆ど出てないし....今回も出てませんね。2位の大生院高校は、何故かこの対戦表を見た感じだと、参加してないみたいですね」
「ですね。じゃあインターハイで決勝常連の千里山女子とかどうかな?」
「あ、それでいいですよ。でも、シードみたいですから、試合はもうちょっと後ですね。だから、それまでは自由行動という事で。あ、照さんには菫さんが着いてください」
部長は、今まで見てきて照は1人で自由行動をさせてはいけないという事を分かっていたので菫にそう言った。
それを聞いた菫は、
「分かりました。絶対に目を離しません。と、いうことだ。照、一緒に行動するぞ」
と言い、さっきまで照がいた方向に目を向けたが、照がいたはずだった場所は誰もいなかった。
「まさか....」
菫達は急いで周りを見渡したが、照らしき人は居なかった。
「あいつ、迷子になるプロなのか?」
菫は深いため息をして、部長に照を探してきます、と伝え急いで探しに行った。
ま、また2ヶ月後に会いましょう(震え声)
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