リンさんです。
何とか年内更新!
今回は三人称視点で。
―IS学園1年1組、入学初日―
「全員揃ってますねー。それじゃあSHRはじめますよー」
黒板の前でにっこりと微笑む女性副担任こと山田真耶先生がSHRを始める。
のほほんとしている彼女が話している中、教室の中には変な緊張感を持った空気が漂っている。
「じゃ、じゃあ自己紹介をお願いします。え、えっと、しゅ、出席番号順で」
少しどころではないほど狼狽えつつもSHRを進めていく山田先生だが、少し小動物っぽい感じがしてとても可愛らしい。
一人ずつ自己紹介をしていく中、生徒達の中で常に視線を集める生徒がいた。
「……くん。織斑一夏くんっ」
「は、はいっ!?」
その生徒とは皆が知っているあの男。
世界初の男性操縦者、
周りがほぼほぼ女子しかいないという特殊な環境の中に放り出されたためか少し現実逃避していたようだ。
そして
どことなくのほほんと日向ぼっこでもしている猫を思わせる雰囲気で、てんやわんやしている織斑一夏や世界最強のブリュンヒルデ、織斑千冬にも我関せずといった感じをしているもう一人の男子生徒。
織斑一夏の挨拶騒動や織斑千冬による出席簿アタックやらなんやらが終わり、自己紹介が自分の番になり、少し伸びをしながら席を立ちクラスメイトに目を向けるその男は、
「あーと、えー皆さん、初めましてー……」
女子ほどもある長い長い黒髪を後ろで束ね、高い身長にも関わらず少しぶかぶかな袖口をした制服を着込んでいて、
「好きなものは甘いお菓子とか食べ物でー」
「趣味は寝ることと機械いじりですー」
そして本来なら存在しないはずの
「
そう彼は少し微笑みながらなんとも言えない間延びした声で言った。
当然この後女子による
やっと、主人公の名前が出せた……。
次は年明けに出せたらなーと。