らいな・いん・禁書目録   作:kizuka3

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初投稿です。


プロローグ

人が死ぬのは嫌いだ。

 

殺すのも嫌い。

 

泣かれるのだって、泣くのだっていやだ。

 

人生を選べないというのはどういう気持ちだろう?

 

家族が死ぬのは?

 

好きな人が死ぬのはどうだろう?

 

誰もそんなこと望まないはずなのに、なぜか世界は、そんな無意味な悲しみばかりを、笑いながら欲しがる。

 

何かを無理矢理にかなえたいと思ったことはなかった。けど、変えなきゃ悲しいし、もうなにも失いたくないから……

 

めんどうくさい話だが……

 

そろそろ前へ進もうかと思う。いままでずっと、目をそらしてきたけど、必要なら、自分の過去だって見つめてみよう。

 

そして、

 

もう誰もが、なにも失わない世界を手に入れるために。

 

 

『みんなが笑って、昼寝だけをしてればいいような世界へ。』

 

 

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~地下牢~

 

 

「ようやく書き終わった…………ふあぁぁ、ねみぃ。俺ってばこんなに頑張る奴じゃなかったんだけどなぁ。」

 

そう黒髪の青年は呟いた。

 

彼の名はライナ・リュート。かつて『ローランド最高の魔術師』とよばれた青年は、現在牢屋の中にいた。

 

黒目黒髪で長身痩躯、猫背の彼は囚人服のような麻の薄い衣装をまとっている。

特徴的なのは、その眼。眠たげに細められたその眼には、薄く星形の紋様がのぞいている。

 

『複写眼』アルファ・スティグマとよばれるその眼には、どんな魔法も見れば構造をコピーできるという能力が備わっていた。

 

そこだけを見れば便利な能力だと思うが、複写眼は世界で忌み嫌われている。

 

複写眼は、激しい感情により暴走することがあるからだ。

暴走すれば理性を失い、ところ構わず破壊し尽くし、その複写眼保持者は死んでしまう。

 

そう、本来ならば。

 

だが、ライナは違う。

彼は既に2回も暴走し、そして元に戻っている。

 

それが、今彼が牢屋にいる理由でもある。

 

上層部のお偉方は恐ろしいのだ。

 

ライナ・リュートがローランドを裏切るのではないか、と。

 

敵方に付かれるとローランドに甚大な被害が及ぶからだ。

 

だから、上層部はライナを、複写眼の化け物を飼うことに決めた。

 

そんな立場にいるライナは、牢屋に入ることに対して、いくら寝てても怒られないし、飯は出るし最高!と思っていたりするのだが…………

 

 

閑話休題

 

 

彼はほぼ日課となっているある作業を終わらせ、横になった。

 

「もうあらかた調べ尽くしたなぁ。図書館にはもうめぼしいもんもないだろうし。……ってあれ?もしかして俺ってばこれからは寝放題だったり?よっしゃぁあああああ!!もう寝る!これからはずっと寝てやるんだ!」

 

そしてライナは寝息をたてはじめ、眠りについた。

 

 

この日をさかいにライナはローランドから姿を消えた。

 

 

 

 

これはIFのはなし。

 

英雄も、勇者も、悪魔も、なにも関係ない。

 

 

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「あぁ、この男なら、私の孤独を…………」

 

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科学と魔術が交差する世界に、一つのイレギュラーが投入された。




シリアスもどきもここまで!

基本的にこの作品はコメディーとなっているので、ヨロシク。

一応、原作の知識があった方が色々と分かりやすいと思います。

んだよ、訳わかんねえよ。と思われた方々も、質問してくれれば、後書きの方で、できる限り説明させてもらいます。

批評、質問等々待ってます。
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