1つの娯楽として書かせてもらっているため、恐らくこれくらい時間が空いての投稿や、他作品に手をつけていたりと読者の皆様には多大なご迷惑をおかけすると思います。
楽しみ(?)にしてもらってる皆様、どうか我が儘な私にお付き合いください。
私は今、始まりの、ある日のことを思い出していた。
イギリス清教「必要悪の教会」の魔術師、ステイル=マグヌス、神裂火織に追われ、ある学生寮のベランダで出会ったあの日のことを。
彼、上条当麻と初めて出会い、そして救われたあの日のことを。
私の口内にあった魔術刻印を破壊し、救ってくれた彼は大怪我を負い、つい先日まで入院していた。
そんな彼は今学校へ行っている。私のお昼ご飯を忘れて。
そのことには勿論、怒っているのだが今はそれどころではない。
あぁ、現実から目を逸らすのはよそう。
私の目の前にはある既視感を覚える光景が広がっていた。
人が、ベランダの手すりに、ぶら下がっていたのである。
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「ど、どういうことなんだよ!?」
私はひじょーに混乱している。
とーまが学校から帰る前に干してあるお布団でも取り込んであげようかと外に出たら、謎の黒髪の男がぶら下がっているのだから。
え、この人もなにかに追われてたりするの?
どんな偶然なんだよ。そんなわけがない。
「と、とりあえず部屋に運んだ方が良いよね……良いよね?」
よく考えれば自分の力で私よりふたまわりほど大きい男の人を担げるほど、私の力は強くない。
仕方ないので、自分で起きてもらうことにしよう。
「ね、ねえ、そこの人~、起きてほしいんだよ。」
警戒し、ベランダ手前から呼び掛けてみたけど返事はなかった。
し、死んでるのかな……あ、胸が上下しているから死んではいないみたい。
でも起きてくれなきゃ事情も分からないし、悪い人ではなさそうなんだよ。なんかスゴい気だるいオーラを纏ってるし。こっちまでお昼寝したくなってきた。
って、こっちまで寝たら収拾がつかなくなるんだよ!魔術を使ってる訳でとないのにある意味スゴいかも。
もう、警戒心なんて微塵も持てなくなっちゃった。
私は男に近寄って揺すりながら声をかけた。
「起きるんだよ、黒髪の人~おーい「んあ?」キャッ!……あ」
急に男が声を上げてビックリしたんだよ。
その拍子に強く彼を押してしまい、彼は宙を舞い…………じゃない!お、落としちゃったぁぁぁ!!!
「な、なんだこりゃぁぁぁぁぁ!!!え、なんで落ちてんの!?ちょっえぇぇぁぁぁ……」
「黒髪の人ぉぉぉぉぉ!!!」
彼は悲鳴を上げて落ちていく。この部屋はマンションの七階だ。し、死んじゃう……!
そのとき、
ベランダから下を覗くと、
電気や砂ぼこり、光が飛び交い、
私は、
魔力を検知した。
『今度はいつ投稿するかなあ』