IS インフィニット・ストラトス~ツインドライブの使い手~Ver1.02   作:Thalys954R

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ACT.05「孤独の交差点」♯01

「移動のたびにあの逃走劇だとやってられねー」

正直俺も一夏と一緒に叫びたかった・・・

逃げ切ってアリーナの更衣室に着いたときには時間ぎりぎりだった。

「ごめんね、いきなり迷惑かけちゃって」

 

一夏も着替え出す

「気にするなって、男2人しかいなくて辛かったんだ」

 

「そうなの?」

 

そうなの?ってデュノア君・・・二人もいれば助け合えるって?未だ2日目でもこれだけめいってるんだよ?死にそうだよ?

「一夏の言うとおりだな。俺は赤城 翔。翔で良いよ」

「俺は織斑 一夏、一夏って呼んでくれ、よろしく」

 

「うん、よろしく。翔と一夏だね。僕のこともシャルルで良いよ」

 

3人で握手したんだけどさ

「時間ヤバイから早く着替えた方が良いな」

 

俺は基本的に朝出かける前にISスーツを着ているから良いけど一夏は着てない。

いやISスーツは実習日に1日中着てても大丈夫だって山田先生が昨日言ってたし。

「うわ!」

 

何事かと思って振り向くとシャルルが一夏を見て顔を真っ赤にしている・・・思春期か・・・。

「着替えないの?」

 

聞いてみた

「え?う・・うん。着替えるよ・・・でもその、あっち向いててね」

思春期なんだね、そう思えばいいや正直君は何者かは分かってるから。

「いや、人の着替えはじろじろ見ないけどね、とっとと着替えないと鬼教官が・・・」

 

まあ着替えるのは一夏もだけどねと思ってたら

「そうそう、織斑先生に怒鳴られないようにしないとな、特に一夏は・・・」

 

振り向いたとき

「何かな?」

シャルルはもう着てた

「着替えるの超早いな・・・なんかコツとかあんのか?」

 

「い・・・いや別に?アハハハハハ」

笑顔が引きつってますよ?

 

 

「これ、着るときにはだかって言うのが着づらいんだよな、引っかかって」

 

まあ一夏のスーツはデータ取り用の試作品みたいなもんだしね

「引っかかって!?」

 

シャルル・・・やっぱり思春期なのか・・・顔が真っ赤だぞ?中学生じゃあるまいし。

「確かに着るときに引っかかるだろうね一夏のは。俺のはオートフィッティングだし、出かける前に着てるから楽だよ」

 

「翔のスーツって特注品なの?」

 

シャルルとも一夏とも違う俺のスーツに興味を示したのは

「俺の?俺のは篠ノ之ラボのダークブルー・デビル・タイプSってやつらしい」

 

まあ俺も篠ノ之博士にあったのは2回だけだけど、おっとこの話は追々語るとしよう。

「束さんところのテストパイロットだったよな」

 

束さんか・・・一夏は面識があるのか。あー篠ノ之さんのお姉さんだからね

「ああ、無茶ぶりが多いけどな」

 

唖然とするシャルルをよそに俺は更衣室から出て行った

「ちょ、ちょっと待って!」

シャルルが何か叫んでるけど織斑先生のアレには変えられない・・・

「早く来いよ!遅れると痛い目見るぞ!」

 

 

2分後第2グラウンド

「今日は実機による実習とフォーマットとフィッティング機能の学習を行う」

 

実機は打鋼とかリヴァイヴとかがあるけど基本的にフォーマットやフィッティングはオフでやるだろ?じゃあどうやって学習するわけ?

「赤城、お前が専用機を使用してフォーマットとフィッティングを実戦しろ」

 

俺が実戦ね・・・っておい!?

「ミラージュでですか!?」

 

「返事は「はい」だ」

 

怖いよ?

 

「俺のミラージュは通常のフィッテイングとは少々異なりますよ?」

 

一応言っておく、同じではない

「かまわん、やれ。それから実戦でそのままフォーマットとフィッティングを行うようにするためにデュノア、お前が赤城の相手をしろ」

「はい」

そうですか、素人でも専用機持ちは専用機持ち扱いなんですね

 

「納得いきませんわ!」

さっきまで空気だったなオルコットさん

 

「ふむ、だがお前では赤城の相手にはならん」

あーいいますかセンセー・・・

 

「ならば今すぐにでも赤城さんと模擬戦をさせてください」

俺を見る織斑先生

 

「俺は先生の判断にお任せしますけど?」

見られても困るという表情で帰しておこう

 

「決定事項は決定事項だ、赤城とオルコットの試合は次の月曜日だ」

つまり6日後ということである

 

「では赤城、デュノア模擬戦を始めろ」

鬼も裸足で逃げ出すってこう言うことかな・・・

「「はい」」

 

俺はミラージュを起動させた

[WAKE UP NOW........Wait....日本語にローカライズを完了しています......システムの起動を完了しました.....パーソナルコードを登録しています....]

ここまで表示されてミラージュが展開された

 

[現在、初期化を完了しています.....パーソナルネーム:ミラージュ ランサーF1、使用者:Akagi=Porsche・Kakeru、システムバージョン:Ver1.1β、フィッティング作業を開始しています。フィッティング作業中ですが行動が可能になりました]

「いけます」

 

時間かかるよな

「行動開始までがネックだな、では模擬戦を始めろ」

 

俺は上空で待っているシャルルの方へ飛んでいった

「手加減はしないよ?」

真剣なシャルル。真剣には真剣で返さないとな

 

「もちろんだ」

イプシロンMk.7(フルオートもしくは単射のレールマシンピストル)を装備、一気に上空に駆け上がる。

 

「早い!?」

ミラージュは軽量な機体に高出力ブースターを持ち1秒以下で音速を突破する機体だ。

イグニッションブーストを使用すると最高速まで3秒とかからない。

 

「これくらいで驚いてたらやってけないぜ」

太陽を背にしているのでシャルルからは見えにくいはずだ

 

そこから、ブースターを切って・・・自由落下!

[現在の加重:-3.5G、速度:マッハ0.2、イプシロンMk.7:RDY GUN]

 

「FIRE!」

フルオートでイプシロンを発射。若干シールドにダメージを与えたがそれだけか。

 

「僕だってだてに代表候補生なんじゃないよ!」

アサルトカノンを構えて応戦するシャルル

 

「早いけど、避けられない訳じゃない!」

左右に若干スライドさせてシャルルの砲撃をよける

 

姿勢を水平に戻した後バレルロールを組み合わせて後ろに付いていたシャルルの背後に付ける。

※バレルロール:ロールと機種上げ(ピッチアップ)を同時に行う空戦機動の一つ。

 

が、シャルルは思いっきり急制動をかけて俺の射程から逃げる

仕方なく俺はインメルターンを使用して縦方向にUターンを行う。

※インメルターン:180度ループ・180度ロールを順次、もしくは連続的に行うことで縦方向にUターンする空戦機動である。

 

「逃がさないよ!」

 

[警告、敵ISよりロックオンされています]

シャルルのISの重機関銃が火を噴く

 

「RCSバースト!」

バーン!という音共に俺は180度ターンをした。

 

※RCSバースト

正式にはRange(Limit) Cobra Spinバースト。意図的に航空機で言うスーパーストール状態(縦スピン)を起こして急旋回を行う装置。但し最大で8.8Gがかかるため使用には注意が必要。

 

「な!?」

イグニッションブーストを使用して一気に音速に達して

空にソニックブームを残して一気にシャルルとの距離を詰める

 

「俺だって終わらない!」

がアサルトカノンの弾が俺に命中、大きく煙が上がるが・・・。

 

[フィッティングなびにシステムの最適化が終了しました。全武装が使用可能です、この表示を消すには確認ボタンを押してください]

「チェック(確認)」

 

第一形態(ファーストシフト)完了!

 

「さて、本気で行こうか!」

接近戦武器のVランス(槍)を展開、イプシロンと組み合わせて中距離から一気に近距離戦に持ち込む。

「見える武器がすべてじゃないぜ!」

一度Vランスで攻撃の後Vランスをわざとはじかれるその後可変出力レーザーで死角を狙うが避けられた

 

「中々やるね」

プライベートチャネルでシャルルが話しかけてきた。

 

「コイツは一応ルーキーだけどそれなりには動く!」

問題は・・・・ダミーアウトシステムを作動させてるってことかな・・・

 

※ダミーアウトシステム:機体ダメージ量が任意に設定した値に達したとき擬似的に戦闘不能判定を出して機体の過度な損傷を押さえるシステム。

 

ダミーアウトシステムは基本的6分の1程度までシールドエネルギーが減らないと作動しないが、今はシールドエネルギーが10%喪失しただけで作動停止するようにしてある。

 

今のシールドエネルギーから見てあと1回でも攻撃を受ければ終了だ

 

いったん距離を取りレーザーで牽制しつつ距離を詰めていく

「それじゃあいつまでたっても決着付かないよ!」

 

そう、シャルルも巧みに攻撃をかわしながら反撃するのである。

その攻防が経過して5分

 

「いいかげん終わりにしたいぜ」

 

いったん垂直上昇後自由落下しながらチャフを放出

※チャフ:電波を反射する物体を空中に散布することでレーダーによる探知を妨害する防御兵器

 

このチャフは基本的に電波妨害用に放出したのではない。

このアルミ片(チャフ)に向けてレーザーを照射すると・・・・反射を利用して屈折、そしてこのチャフを制御することでその威力を何倍にも跳ね上げる・・・成功すればね

いや、撃ったよ・・・ただグラウンドを切り裂いただけだったけどね

 

でもチャフのおかげでシャルルが混乱している間に懐に飛び込めたが決定的な一撃の前に逃げられた。

 

そして反撃を食らって・・・

「あ・・・・」

 

-戦闘終了-

[愚かなご子息は3億ドルの戦闘機と共に東シナ海に沈みました]

 

「戦死通知!?」

ミラージュの要らない機能・・・戦死通知

「何それ・・・」

 

唖然としてると

「早く降りてこんか馬鹿者共!」

織斑先生に怒られました。

 

いや、なんか最後の戦死通知でどっと疲れた。

何とか2日目を乗り越えて寮に戻ってきた。

「おじゃまします・・・」

シャルル?

「遠慮しなくても良いよ、今日から君の部屋でもあるんだ」

 

鞄を置いて僕はPCの電源を入れる

「シャワーを使うなら先に使って良いよ、俺はちょっと強のデータをまとめないといけないから」

そう言って僕は今日の戦闘データをまとめるために光磁気ディスクをパソコンに入れた。

「じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな」

 

そう言ってシャルルはシャワールームに入った。




未定と言っておきながらコツコツコツ作ってる作者です。
暇ができたので更新しました。

他の作品ももう少し早くできたらいいなぁ・・・
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