まぁ、超絶拙い文章ですがよろしくお願いします。
X777年
そこは、真っ暗な森だった。真っ暗な闇。光など一つもない。獣の声が響き、人の骸がある。
その森は、骸の森と呼ばれていた。人が捨てられ近くの村の住民は君悪がり近寄らなかった。近寄るとしたら、やましいことを抱えている人間か近道をしようとする人間だけだ。
そこには、紅色の髪をした少年がいた。その少年は……捨て子だった。
「……そっか。俺はもういらないんだ……」
立ち止まってから自嘲の笑みを浮かべて、またフラフラとボロボロの服……いや布を着て歩きだした。
「とりあえず食いもんだ……食いもん」
すると、少年は力尽きてバタンと倒れこんだ。少年は捨てられてから、何日も食べていない。当然、お金もないから何も買えなかった。
(腹減ったなぁ……)
グスンと涙を流してそのまま倒れていた。その時だった。
「あのう、もしもし……?もしもーし」
こんな所で人の声が聞こえるはずはなかった。だが、聞こえた。それも、少女の声が。少年は声のする方に顔を上げた。
「パン……食べますか?」
「え……」
少年は最後の力を振り絞って立ち上がり、少女の元に寄った。すると……
ゴギュルギュルー
少年のお腹がなった。
「あ……」
「ふふ。さっきから凄い音ですよ。ほら、どうぞ」
少女が手に持ってたパンを受け取ろうとして手を伸ばす少年。だが、手を引っ込めた。
「……やっぱりいい」
「え?なんで」
「いいよ。大丈夫だ」
「なんで……」
「いいから‼︎」
少年は怒鳴ってから、少女のパンを持っていた手を払い飛ばした。
「あ……」
少年は、我に返って自分の行いの軽率さを反省した。
「……ごめん」
少年は少女に謝った。すると、少女は、捨てられたパンの所に無言で行った。そのあとの少女の行動に少年は目を見開いた。
「はい、どうぞ」
パンを拾い、地面についた部分を千切ってから少年にまた差し出したのだ。
「なんで……また……」
少年は思わず口から出てしまった。普通は、親切な行為を受け取らなかった少年に愛想をつかしてもおかしくない。だが、少女はまた差し出したからだ。少女は少年の言葉を聞き当たり前のように答えた。
「だって、泣いて倒れてたじゃないですか」
少年は驚いた。自分にこんなにも親切にしてくれたことに……
「パンを食べて元気を出して。ね?」
少年はパンを恐る恐る受け取り、食べた。その時、瞳から涙があふれた。それは、ご飯を食べれたことに対してか、それとも少女の優しさからか……
そして、少年は答えた。
「ありがとう」
と……
to be continued