銀魂~白夜叉と白狼姫~   作:ほにゃー

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今回はオリキャラその一と登場と眞銀の過去に着いて少し明かします


年取ってもあだ名で呼べると友達がいるのっていいよね

「ふっふふーん♪」

 

眞銀が鼻歌を歌いながらローラースケートで移動する。

 

何故なら今日は久々のモデルの仕事があり収入があったからだ。

 

さらに、今日の撮影で使った服はいらないという事でただで服が手に入ったのも理由の一つだった。

 

「服も貰えて、収入も入って今日はいい日だな~。今日の晩御飯何にしようかな。肉?それとも寿司?いや、ウチで鍋にしよう!鍋は安いし美味しい!これに決定!」

 

はしゃぎながら、移動し、戌威星の大使館の前に差し掛かる。

 

すると、大使館前に銀時、神楽、新八の三人がいるのを見付ける。

 

「銀兄、神楽ちゃんに眼鏡。何してるの?」

 

「眞銀さん、今僕の事眼鏡って言いませんでした?」

 

「細かいこと気にしないで、新八。で、何してんの?」

 

「これ。届けモン頼まれたんだよ」

 

そう言って、銀時が包みを見せる。

 

「飛脚がお登勢んとこの店に突っ込んで、報酬やるからこの荷物届けてくれって言われてな」

 

「で、届け先がこの大使館なの?」

 

「ああ」

 

「それ怪しくない?最近」

 

「オイ」

 

眞銀の言葉を遮り、大使館の警備をしてる戌威族が声を掛ける。

 

「こんな所で何やってんだテメーら。食われてーのか、ああ?」

 

「あ、い、いや……僕ら仕事を頼まれただけで」

 

「オラ、神楽。早く渡せ」

 

そう言って、先程包みを預けた神楽に言う。

 

「チッチッチッ、おいでワンちゃん。酢昆布上げるヨ」

 

そんな神楽の頭を銀時は叩く。

 

「届け物が来るなんて聞いてねーな。最近は爆弾テロ警戒して厳戒体勢なんだ。帰れ」

 

「いいから受け取っとけよ。ドッグフードかもしんねーぞ」

 

「そんなもん食うか」

 

そう言って警備員が荷物を弾くと、荷物は大使館の敷地内に入り、玄関先で大爆発をした。

 

その光景に眞銀たちは唖然と見ていた。

 

「……なんかよく分からねーけど、するべきことはよくわかるよ」

 

「逃げろぉぉ!!」

 

眞銀の言葉を合図に銀時、神楽、新八は走り出す。

 

「待てぇぇぇ!テロリストォォ!」

 

怪しい連中を見逃そうとはせず、警備員は新八の腕を掴む。

 

そして、捕まりそうな新八は銀時の手を掴み、銀時は眞銀の手を掴み、眞銀は神楽の手を掴む。

 

「新八ィィ!テメーどういうつもりだ!離しやがれ!」

 

「嫌だ!一人で捕まるのは!」

 

「僕のことは構わず先に行って!的なことは言えないの!」

 

「皆、私に構わず先に逝くアル!」

 

「神楽ちゃん、行くの字絶対違うよね!逝くだよね!」

 

「ふざけんな、こうなりゃお前も道連れだ!」

 

そうこうしてる間に、大使館から大量の警備員が現れやって来る。

 

「ぬわああああ!ワン公一杯来たぁぁ!」

 

すると、大使館近くに座っていた僧が錫杖を手に立ち上がる。

 

「手間のかかる奴だ」

 

そして、戌威族の警備員の頭を踏みつけ移動し、銀時たちを捕まえてる警備員を踏み倒す。

 

「逃げるぞ、銀時、眞銀」

 

そう言い、僧は編み笠を外し二人に言う。

 

「おまっ………ヅラ小太郎か!?」

 

「え!?ヅラっち!?」

 

「ヅラじゃない!桂だぁぁ!」

 

ヅラと呼ばれた男、桂は銀時と眞銀にアッパーカットをする。

 

「てっめ!久々に会って、アッパーカットはないんじゃないの!?」

 

「女の子にアッパーカットとか最低!」

 

「そのニックネームで呼ぶなと何度言ったら分かる!」

 

「てか、なんでここに!」

 

「話は後だ!行くぞ!」

 

捕まっては元もこうも無いので、銀時たちは桂に従い、その後に続く。

 

そして、その様子を近くの宿屋の二階から眺める一人の男が居た。

 

「とうとう尻尾を出しやがったな。山崎、何としても奴等の拠点押さえてこい」

 

「はい!」

 

男は部下の男に銀時たちの後を追わせる。

 

「天人との戦で活躍したかつての英雄も天人様様の世の中じゃただの反乱分子か。この御時世に天人追い払おうなんざ、大した夢想家だよ」

 

指名手配書を握り潰し丸め、それを横になって寝てる男にぶつける。

 

「総悟起きろ。お前よくあの爆音の中で寝てられるな」

 

「爆音って、またテロ防げなかったんですかぃ?何やってんだぃ、土方さん。真面目に働けよ」

 

総悟と呼ばれた男、沖田総悟はアイマスクを外し言う。

 

「もう一回眠るか、コラ。別に天人の館がいくらふっ飛ぼうがしったこちゃねぇよ。連中泳がして、雁首揃ったところを纏めて叩き斬る。真選組の晴れ舞台だぜ。楽しい喧嘩になりそうだ」

 

そう言って男、土方十四郎は刀を抜き、笑う。

 

「ふかー…………」

 

そんな中、未だに部屋の隅で刀を抱く様に眠る女性隊士に土方はイラッとし蹴りを入れる。

 

「痛い!何すんのさトッシー!」

 

「トッシーは止めろ!てか、テメーも総悟と同じで寝てるんじゃねぇよ!」

 

「何?桂が現れた?」

 

「ああそうだ。それに桂以外にも四人ほど連れた行くぞ、由紀奈」

 

「ほい」

 

そう言って黒い髪をポニーテールにした少女は刀を手に立ち上がる。

 

その少女の名は、真選組局長補佐、小鳥遊由紀奈。

 

真選組唯一の女性隊士だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『――に続き、今回卑劣なテロに狙われた戌威星大使館。幸い死傷者は出ていませんが……え?……あ、新しい情報が入りました!監視カメラにテロリストと思われる一味が映っているとの――』

 

池田屋ホテルでの一室。

 

そこに逃げ込んだ銀時たちはテレビを見ていた(見てるのは新八と神楽のみで、銀時と眞銀は寛いでいた)。

 

「バッチリ映っちゃってますよ。どーしよ、姉上に殺される……」

 

「テレビ出演……実家に電話しなきゃ」

 

「何かの陰謀ですかね、これ。なんで僕らがこんな目に………唯一桂さんに会えたのが不幸中の幸いでしたよ。こんな状態の僕らをかくまってくれるなんて。銀さんと眞銀さんの知り合いなんですよね?一体どーゆー人なんですか?」

 

「ん―――、テロリスト」

 

「爆弾魔」

 

「はぃ!?」

 

「そんな言い方はよせ」

 

すると部屋のふすまが空き、桂が数名の男を連れ部屋に入って来る。

 

「この国を汚す害虫“天人”を討ち払い、もう一度侍の国を立て直す。我々が行うは国を護るが為の攘夷だ。卑劣なテロと一緒にするな」

 

「攘夷志士だって?」

 

「なんじゃそらヨ?」

 

知らない言葉に神楽が新八に尋ねる。

 

「攘夷ってのは二十年前の天人襲来の時に起きた外来人を排そうとする思想で、高圧的に開国を迫って来た天人に危機感を感じた侍が彼等を江戸から追い払おうと一斉蜂起して戦ったんだ。でも、天人の強大な力の前に、幕府は弱腰になって、侍たちを置き去りにあっさり開国し、天人と不平等な条約を締結。幕府の中枢を握った天人は侍たちから刀を奪い、無力化したんだ。その後、主だった攘夷志士は大量粛清されたって聞いてたけど………まだ残ってたなんて」

 

「……どーやら銀兄達は踊らされたらしいね」

 

眞銀の言葉を聞き、銀時は攘夷志士の中にいる一人の志士を見ながら言う。

 

「だろうな。そうだろ、飛脚の兄ちゃんよ」

 

「あ、ほんとネ!ゲジゲジ眉デジャヴ!」

 

「ちょ……どーゆー事ですか!?ゲジゲジさん!」

 

新八と神楽が声を上げるが、銀時と眞銀は桂を見る。

 

「全部、桂、アンタの仕業でしょ」

 

「最近、世を騒がすテロも………今回のことも」

 

「例え、汚い手を使おうとも手に入れたいものがあったのさ。銀時、眞銀、この腐った国を立て直す為、再び俺と共に剣を取らんか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「白夜叉と白狼姫と恐れられたお前達兄妹の力、再び貸してくれ」

 

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