弾がに来て幻想郷に来て早二ヶ月がたっていた。弾は幻想郷に来てから人里ではなく人里から少し離れた場所に家を作って過ごしている。
「次にやるのは薪割りかな。それが終わったら次は洗濯物を・・・」
「弾ー。遊びに来ましたー。」
と遠くから弾の名前を呼ぶ女性がいた。
「何だ、霊華。朝の修行は終わったのか?」
「終わりました、しかも近頃は妖怪退治の依頼もありませんし平和でよろしい!ってことで遊びに来ました。」
この女性は博麗霊華、博麗神社の巫女で妖怪退治などが主な仕事だそうだ。弾が紫に幻想郷で最初に紹介された人物でもある。紫曰く彼女には逆らわないほうがいいとも言われたが弾はここに来て二ヶ月経っているが霊華が起こっているのを見たことがない。
「そんな慢心しないでくれよ、もしものことがあったら面倒事がこっちにくるんだから
。」
弾は幻想郷に来てから何でも屋を仕事として食っている。最初は唐突にできた何でも屋だったからか客が来なかったが少しずつだったが人里の人たちと仲を深めていったら次第に頼られるようになった。何でも屋ということは皿洗いや赤ん坊の世話など日常的なことが基本だが妖怪の退治なども頼まれることがある。
「あら?でも私が仮に倒し損ねたりしても弾が何とかしてくれるでしょう?」
確かに妖怪一体二対ぐらいなら弾一人でも何とかできたりできる。つい先日までただの学生だった弾だが、幻想郷に来たことによって能力というものが使えるようになっていた。弾が使えるのは形にする程度の能力らしい。弾が思ったものはすぐに形として出すことができる。例えば剣や盾などの戦闘に使えるものなどとその場で作り出したり日常品なども作ったりすることができる。能力を使って妖怪を退治しているというわけだ。
「とりあえず家に上がってもいいですか?茶菓子買ってきたんですよ。」
「わかった、上がっておいてくれ。俺は薪割りと洗濯物が残っているから終わらしてから戻るよ。」
「あら、そうでしたか。では洗濯物は私がやっておきます。私だけ弾の家にいるというのはおかしいですから。」
「そうか、手伝ってくれるのは助かるよ。」
「いえいえ、気にしないでください。」
そういって霊華は弾の洗濯物を洗いに行った。弾は薪割りを終わらせるために能力で斧を作り薪割りをはじめた。
----------------
「お昼何が食べたい?霊華。」
「そうですね、煮物なんかが食べたいです。」
「じゃあ八百屋も見に行くか。」
弾と霊華は食材などを買いに人里に来ていた。あの後二人でお茶をして霊華がいろいろ日常品が切れていたことに気づき二人で買い物に行くことになった。
「おじさん、いいもの入ってるかい?」
「こんにちは、八百屋のおじさん」
「おぉ、誰かと思えば巫女様と弾坊じゃないかい!うちの野菜にはいいものしかないぜ、弾坊よ!」
「そうだったね、おじさん。今日は馬鈴薯と人参、あとごぼうをよろしく。」
「あいよ!サービスでたけのこをつけてやるよ!」
「いいのかい?おじさん。またおばさんに怒られるよ。」
「いいんだよ、弾坊にはうちも息子も世話になってんだからよ!また寺子屋でいろんなこと息子に教えてやってくれよ!」
「あぁ、わかったよ。おじさん。」
そういい弾はおじさんに野菜代を払う。
「それじゃあ、またうちをごひいきにな弾坊!・・・あぁ、そうだ、巫女様。」
「巫女様もいろいろがんばってくださいね。弾坊のこととか(小声)。」
霊華はおじさんと話していたが急に赤くなりその場で固まってしまった。
「霊華、大丈夫か?」
「あちゃー、巫女様にはまだ早かったかー。巫女様立ったまま気絶してるぜ。」
「おじさん、霊華に何いったんだよ。」
「まぁ、ちょっとしたことをな。弾坊、巫女様のこと看病してやりな。たぶんこの様子じゃこのまま買い物なんて無理だろう。」
「原因を作ったのはおじさんだろう。」
「ちがいねぇ!すまねぇな弾坊、巫女様の子と頼んだぜ。」
その後、弾は霊華を背負って自分の家に帰って、看病していたら起きた霊華が弾の顔を見てまた固まるという謎の現象が何度もおきていた。その後の霊華は三日ほど弾のことをまともに見れなかったという。