ドラゴンクエストⅤ パパスと優秀な軍師   作:寅好き

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ついに原作キャラをてにかけてしまう。いいのだろうか。


オジロン死す!?

オジロンは走った。

爆弾岩を見たら勝手に足が走り出していた。

爆弾岩のことを知っていたのは一年に一度グランバニアに訪れるおじいさんによく魔物の話をしてもらい。

地獄の殺し屋と呼ばれるキラーパンサーすらも恐れないおじいさんが唯一恐れているという話を聞かせてもらい。

なぜ恐ろしいかも教えてもらっていたからだ。

それでも出口にではなく、爆弾岩に近づくように走っていた。

なぜだ?当然カカロンを救うためにだ。

今までオジロンは馬鹿にされることばかりだった。

しかしそんな自分に対して優しく気遣ってくれた、優しい言葉をかけてくれた。

それが本当に本当に嬉しくて。

その大事な人を救うために。

たとえ自分の命をかけたとしても……。

 

デモンズタワー頂上は二体の爆弾岩がメガンテをしたため荒れ果て、砂煙で周りが全くといっていいほど見えない状態である。

そんな中カカロンは全く怪我をおっていなかった。

カカロンの前に全ての攻撃を一身に受けようとした男がいたからだ。

グラッとその男は倒れる。

カカロンは必死になってその男を抱き止める。

「よ、よかった……、カ、カカロンさんが…無事…で。」

苦しそうだが本当によかったという感じでオジロンはカカロンに言った。

「な、なんであんな…あんな無茶したのよ。」

カカロンが怒りと他にもなにか感情がまじった声でオジロンに言う。

「グ、グランバニアの為…か…な。いや、違…いま…す。大事な…あな…たを……守るため…です。言った…でしょ。…男は…女性…をまも…るものだって。果た…せ…ました。」

と本当に嬉しそうな笑顔を見せた。だがそれだけ言うとオジロンはなにも言わなくなった。

持っていたドラゴンシールドが地面に落ちた瞬間役目を終えたように砕け散った。それと同時に持ち主のオジロンの命の灯火も消えた。

「………」

カカロンの目からは涙がとめどなく流れている。

今までこのような経験がないのでなぜか分からない。

 

その光景を見ながらキングレオは悔しそうに歯噛みをした。

しかしこれはチャンスではないのかとも思っていた。

大事な男を亡くし涙を流している今なら間違いなく勝てる。と。自分にベホマをかけ完全に怪我を癒し襲いかかろうとした。

その時。

カカロンはスッと立ち上がった。

自分の流した涙の理由がわかった。

けっして悲しみなどではなかった。真逆の喜びであった。

なぜか?オジロンは死んだ。しかし魂の入れ物である体は二つのドラゴンシールドと魔法の鎧のおかげでしっかりと残っているからだ。そうであればあの魔法が使える!そのことに気づいたことによる喜びの涙であった。

「でもね、落とし前だけはつけてもらわないとね」

可愛い顔がより可愛いく笑ったが、見るものが見れば震えあがるような笑顔であった。

「オジロンちゃん。少しここで休んでいてねこれから起こることはあなたには少し刺激が強すぎちゃうから」

そのように語りかけキングレオの方をふり返った。

「そこのけものさん。簡単に死ねるとは思わないでね。なぶり殺しにしてあげるから」

とだけ宣言すると第二ラウンド。一方的な蹂躙が始まる。

「ハリケーン」

カカロンが冷淡な声で言うと巨大な竜巻が起こる。

瓦礫を巻き上げ、キングレオをも巻き上げる。

巻き上げられた瓦礫がキングレオに襲いかかる。

キングレオの体に突き刺さる、切り裂く数分たったのちに空から落ちてきたキングレオは無数の瓦礫が突き刺さり、切り裂かれた傷もあり血まみれで落ちてきた。

「はあ。つまらないわ。じゃあ最後にはいい声でないて欲しいわね」

まだ息があるキングレオは早く殺してくれと思うしかなかった。

「何故こうなった。何故こうなったんだ。

あの上司のゆうことなど聞かなければよかった。」

と思うとキングレオの脳裏にはフードをかぶりいやらしい笑みをうかべ「ホッホッホッホ」と笑う上司の顔が浮かんでいた。

 

「じゃあ最後はベギラマでいこうかしら。

ベギラゴンじゃ一瞬で終わっちゃうし、オジロンちゃんの痛みも味わってもらわないと。ゆっくりと身を閃光に焼かれながら悶え死になさい。」

とだけ言うとキングレオは青ざめたがカカロンは気にせず呪文を唱える。

「ベギラマ」 閃光がキングレオに襲いかろうとしたその時

「メイルストロム」

どこからか呪文が聞こえる。

するとキングレオを守るようにして襲いかかる閃光の前に凄まじい水柱がたつ。

ベギラマとメイルストロムがぶつかり周りは水蒸気だらけなっていた。

中級閃光魔法ベギラマと上級水魔法メイルストロムがぶつかり相殺と言うだけでもあり得ないことであるのにカカロンは不満そうな顔をしていた。

「なんであんたがいるのよ。レイシア。

あんたは尾行してた王様にグランバニアを頼むとかいわれてたじゃない。」

「よく知っておられましたね、お姉さま。」

「わたしの耳はにんげんのそれとはできが違うのよ」

「それはそれは」

どこかの魔族がいうようなことを言ったのはどうでもいい話であった。

さてレイシアが来た訳とは。

レイシアが魔法を使ってまでキングレオをかばったのは何故なのか。次回に続きます。




レイシアは海賊も経由してました。パパス最強というよりオリキャラレイシア魔法チートというタグのほうがよかったかも。
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