魔法少女リリカルなのは〜夜天に浮かぶ月〜   作:すこすこノ助

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年末なので早めの更新です。
というのは建前で1〜3話が1セットみたいな感じなので早く更新したかっただけです。
でも投稿しようとしたら文字数が足りなかった…
少し加筆して何とか1000文字に到達しました。
それではどうぞご覧ください!


第3話 約束

 

ソウジの斬撃を喰らったカイトは庭に叩きつけられる寸前で受け身を取り立ち上がった。

 

「いってぇー。」

「さっきの連続攻撃は中々良かったぞ。腕を上げたなカイト。」

「へへへ、基礎練しながら考えたんだ!」

 

(それにしても、相変わらずとんでもない身体能力だな)

 

カイトの身体能力は親の贔屓目抜きにしても高い。

先程も少し跳んだソウジの頭上から斬撃を放つくらいの跳躍力を見せている。

父ソウジは剣術、母エレナも以前は体を動かす仕事をしていたので身体能力の高さは両親から受け継いでいる。

 

「ちゃんと基礎練習を続けているんだな、偉いぞ。」

「うん!父さんが作ってくれた剣術指南書があるからね!」

 

剣術指南書は基礎練習のメニューの事であり、仕事が忙しく修行にあまり付き合えないソウジが息子にせがまれて仕方なく作り始めたのだが、作っている内についつい熱くなり、かなり本格的な練習メニューになってしまったので剣術指南書と呼ぶ事になった。

 

「しかし、何故剣術なんだ?スポーツや武術なら他にもあるだろう?」

「うーん、父さんみたいに強くなって父さんが僕達を守ってくれてるみたいに母さんや、はやてを守りたいんだ!」

「そうか、なら父さんがいない時はカイトがみんなを守ってくれるか?」

「うん!約束するよ!」

 

話しながら歩いてリビングへ向かうと頬を真っ赤に染めたはやてがいた。

 

「はやて!?顔赤いけど大丈夫?もしかして風邪!?」

「だ、大丈夫や!な、なんでもあらへん!早よせなご飯冷めるで!」

 

ほぉ、と感心するソウジと、あらあらといった感じで見守るエレナに気付きさらに顔が熱くなるはやてだった。

 

カイトはいつも真っ直ぐな思いを言葉にして、それを聞いたはやては真っ赤になってまくし立てる。

カイトの両親はこんないつもの光景を眺めるのが一番幸せを感じていた。

 

わいわいと月代家とはやては楽しい夕食を食べ終えると、カイトははやてを八神家まで送る為、はやてを乗せた車椅子を押して家を出た。

 

「なぁカイ君…さっきの本気なん?」

「ん?さっきのって?」

「わたしを守るって話や。」

 

八神家までの道で、はやてが若干頬を染めながら先程の約束の事をカイトに尋ねた。

 

「うん、本気だよ!どんな事をしても僕は…はやてを守るよ。」

「どんな事をしてもって間違った事でもか?」

「うーん、でもそれはダメだよね…そうだ!僕が間違った事しようとしてたら、はやては僕に注意してよ!」

「あはは、そやったらカイ君もわたしが間違った事しようとしてたら注意してや。」

 

真っ直ぐ過ぎるカイトなら約束を守る為に間違った事をしそうだと一瞬思ったはやては一応釘を刺しておくのを忘れなかった。

 

「うん!約束だよ!」

「ふふ、約束や」

 

父との約束、そしてはやてとの約束。

 

この二つの約束は絶対に破らないと心に誓うカイトであった。

 

 




次の話も文字数足らないかもと不安になってきました…
でも4話以降からは文字数が増えていきます。
慣れてきたんでしょうかね?
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