サブタイトルがテキトー過ぎる気がしますが、コレしか思い付かなかったので押し通しました。
闇の書事件が解決しカイトの嘱託魔導師としての仕事は終わった。
はやてと守護騎士達の裁判があるがクロノに任せておけば、フェイトの時の様に上手くやってくれるだろう。
尤も今回の裁判にはカイトも参考人として出廷しなければならないのだが。
それよりも、これから先カイトはクロノとの約束通り正式に入局して執務官補佐の資格を取る。
だが、その前に各方面に色々と報告や連絡をしなければならなかった。
とりあえず今日一日は報告、連絡、相談に全て費やすつもりでいた。
『おぉカイト。そっちから通信寄越すなんて珍しいな。ん?本局の制服?それと…そこは次元航行艦の中か?』
「お久しぶりです。ブラウン隊長。よく分かりましたね…」
カイトはまず最初に熱心に誘ってくれた地上本部のブラウン隊長に通信を繋げた。
カイトが着ている制服と通信越しの背景を見ただけで、次元航行艦の中にいるとすぐに気付いたブラウン隊長の観察眼にカイトは思わず苦笑いを浮かべながら、ブラウン隊長の部下も被害にあった魔導師襲撃事件が解決した事を伝えた。
『この二カ月くらい任務中のままで指名出来ないと思ったら、あの事件に関わってたのか。』
「報告しなくてすいません。」
『いや、俺に報告する義務なんかねぇよ。それにしても、こんなに時間がかかるって事はかなりデカイ事件だったのか?』
「そうですね。機密事項が多すぎて詳しくは話せませんが…」
『その辺は分かってるさ。それで事件解決の報告する為だけに連絡してきた訳じゃないんだろ?本題は何だ?』
何だか全て見透かされている気がしてカイトは苦笑しながら、正式に入局する事と本局で働きながら執務官補佐の資格を取得する為に勉強するつもりだと伝えた。
『そうか。お前は海に行くのか…しかし執務官補佐は意外だったな。お前が執務官を目指してるとはな。』
「それは…あの…何と言いますか…成り行きと言いますか…でも、今回の事件を手伝ってみて執務官を目指すのもいいかなって思ったんです。」
今回の事件でクロノと長い時間共に仕事をして執務官という仕事に興味を持ちカイトは補佐という立場から執務官をもっと見てみようと考えていた。
『まぁ、お前が自分で決めた道だ。頑張れよ!』
「ありがとうございます。それと誘ってくれたのにすいませんでした。」
『その事なら気にすんな。さっきも言ったがお前が自分で決めた事だ。俺がとやかく言う筋合いはねぇよ。』
カイトはブラウン隊長の言葉に再度お礼を言って通信を終わらせた。
気にするなと言われたが結構罪悪感が湧いてきたので、とりあえず貸しという事にしておいて有事の際には駆けつけようと心に誓った。
しばらくすると、クロノと今後の話し合いを終えたはやてが合流し二人で地球からの連絡を待つ。
なのはが地球の友人二人に魔法の事を話すのでカイトとはやてもそれに乗っかる事にしたのだ。
はやてと談笑していると、なのはから連絡が来たので通信を繋げた。
『カイト君。私の話は終わったよ。』
「うん。じゃあ次は俺達の番だね。」
何もない空間に突然モニターが出現しそこに映ったカイトの姿に驚きを隠せない友人二人は何も言えず口をパクパク動かしていた。
未だに状況が掴めないアリサとすずかの様子に苦笑しながら色々と説明を開始する。
まずは地球に居た頃に魔力が覚醒した事を話し、そして魔法の事は話せないのでイタリアに引っ越すと嘘を吐いた事を謝罪し、本当はミッドチルダに移住した事を説明した。
幸いミッドチルダという世界がある事は、なのはが先に説明してくれていたおかげで説明はスムーズに進んだ。
カイトの話が終わると次ははやてがモニターの前に現れ友人二人に魔法の事を告白した。
「イヴの日にカイ君達と戦ってた相手おるやろ?あれ、わたしや。」
はやての場合、機密等があって色々と説明しにくい。
なので、論より証拠という事で無理矢理納得してもらった。
『まだちょっと信じられないけど、実際アンタ達が戦ってるのを見たから信じるしか無いわね。でも、一つだけいいかしら?カイト!何でわざわざ
「俺の母さんはミッドチルダ出身の元魔導師なんだよ。それで、まぁ金銭的な問題もあったからミッドに引っ越したんだ。」
『え?そうなの?』
「え?そうなん?」
「うん。あれ?言ってなかったっけ?だから母さんの故郷ってのは嘘じゃないよ?」
モニターの向こうの三人娘とはやてが今日一番の驚きの表情になった気がして母親の出身地について言い忘れていたカイトは改めて
なのは達との通信を切りカイトは仕事関係と友人への報告を終えた。
しかし、カイトにはもう一人報告しないといけない人がいる。
「じゃあ、はやて。今から俺の家に行こうか。」
「…え?…ちょっと待って!いきなり過ぎへん?た、確かに一生守るって言ってくれたって事はそうゆう事なんやろうけど…その…順序ってもんがあるやん?だ、大体!わたしらはまだ子供や!そうゆう事はもうちょっと大人になってからって言うか…その…今はまだ心の準備が出来てないと言うか…」
「…え?何?どうしたの?」
何故か顔を真っ赤にして身を
「どうしたもこうしたもあるかいな!家に連れ込んで何する気やねん!」
「え?何って…母さんに報告しに行くんだけど…」
「なん……やて……?」
顔を真っ赤にしていたはやてはようやく自分の勘違いに気付いた。
そして、いかに自分が恥ずかしい勘違いをしていたかを再確認し更に顔を真っ赤にしたのだった。
勝手に勘違いしてワタワタするはやてかわいい。
ちゃんとかわいく書けてるかなんて気にしたら負けなんですよ。
「なん…やて…?」はずっと言わせたかった台詞です。
そんな事よりも次回が最終話です。
何とか四月中に完結出来ます。