姉が勇者として転生してきた為、魔王の右腕になって復讐することにした【凍結中】   作:ベクセルmk. 5

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どうも皆様、思いついた瞬間書くことで定評のあるmk5です
久々に幕間の話が思いついたので書きました。
さすが、思いついた瞬間書く。

そうそう、10月はmk5の誕生日なんですけど、どんな記念話書きましょうかね?(思いついてない汎骨)













いきなり過ぎてよく分からないから本編はよ?
ではどうぞ


幕間の話 『旅人少女とよく笑う人狼 1』

その少女と出会ったのはいつだっただろうか?

(閣下に、拾われたばかりの頃だったかしら?)

人狼の剣士、クロムウェルはソードホルスターに収められた1万本近い剣の手入れをしながら、あらゆるスキルを無効化させる少女相手に戦ったときのことを思い出す。

~~~

「全く、確かに契約書には一生仕えると書いてあったけれども、雑用をやるとは書いてありませんでしたわ!」

ブルームハート王国南の城塞都市、カベロニ。王国の水晶の森で採れた新鮮な宝石の実がどっさりと入った紙袋を抱えたまま、愚痴るクロム。

ラウルに負けて早1ヶ月。未だに剣聖と呼ばれていた時の高慢な態度が抜けきって無いのか日々を不満げな顔で過ごしていた。

(魔法を斬る刀を折られた後、転移魔法で岩に正面衝突させるなんて・・・・・・あら?)

ふと、ラウル達の住んでいる屋敷へと続く森に入る一歩手前で、嗅いだことのない臭いを嗅ぎとった。

その臭いを追う。人種は人間、性別は女性、そして・・・・・・かなりの手練。そんな少女が木の上で眠っていた。クロムの気配を感じ取ったのか、起きて降りてくる。

「・・・ボクはレイズ、どうしてこんな所へ?」

「それはこちらのセリフです。ここはラウル・デス・ムーン中佐の私有地です」

「まあまあ、そんなに怒らないでよ。ちょっと野宿しただけさ」

上位種(グレータークラス)どころか超位種(ロードクラス)のドラゴンがうようよしているこんな場所で?」

「だからこそ、だと思うけどね」

クロムは無言で剣をソードホルスターから取り出す。

「まってよ、ボクは戦うのは苦手なんだ」

「遺言は、それだけですか?」

~~~

その人狼は、戦いながら笑っていた。

(今ではあんまり覚えてないんだよなあ)

ブルームハート王国東の城塞都市ネモネアから300km先にある海。それを眺めながらレイズ・フランケンシュタインはその戦いを思い出す。

「今まで教国から帝国までいろんな所を旅しながらいろんな相手と戦う羽目になったけど、彼女は強かったなあ」

~~~

「【竜殺しの炎魔剣】」

振るった瞬間業火が森ごと少女を焼いた。

「【幻想終焉(エンド・オブ・ファンタズム)】」

そう唱えると、レイズを避けるように炎が二つに裂けた。

「スキル妨害系のスキル!?」

「正確には無効化、かな。それよりも・・・警告する。次攻撃してきたら、ボクは迷わず君を斬る」

「私はあなたと戦って、確かめたいんです。かつて、剣聖と呼ばれていた人狼が、今ではどれだけ弱いのかを【妖刀・空割】」

距離を無視して斬撃を当てる妖刀の斬撃を、スキルを使って無効化する。

((全く、厄介な相手だ!))

 

 

 

 

 




今回は因幡の零兎@ダイヤモンド様のリクエストキャラを採用しました。

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