2047年1月23日水曜日。
この日もいつものように学校での授業を終えてから、まっすぐ練馬区の桜台にあるケーキ屋『パティスリー・ラ・プラージュ』へとバイトとして働きに来ていたテルヨシは、これまたいつものように作業着へと着替えて職場の人達と楽しげに会話しながら仕事へと取りかかっていた。
しかし、ここ最近で少しばかり気になることがあったテルヨシは、ちょうど訪れた休憩時間で来客スペースへと移動し、そこのイートインスペースにいた悠木麻理亜に注文されたショコラケーキを運びつつ向かいの席に座り、他に客がいないことを確認した上でレジに立っていたパドへと話しかけた。
「ねぇミャアさんや。最近ニコたんを見かけませんが、風邪でも引いたの?」
「NP。少し用事があるだけ」
テルヨシの言うように、ここ1週間とちょっと。この店の常連である上月由仁子が全く顔を出さなくなっていたのだ。
その事をパドに聞いてみれば、どうやら病気などではないことがわかりテルヨシもひと安心。
向かいに座っていたマリアも気になっていたのか、それを聞いてホッとしたようだった。
「まぁ病気とかじゃないなら良かったよ。しかしあの悪態も聞けないと寂しいもんだな」
「……テルはMなの?」
「こらマリア。どこでそんな単語覚えたの」
「ニコさんがいじめられて喜ぶ人はみんなMなんだって。Mって何のイニシャル?」
「保護者様には十分な注意を促してもらいたいです」
「善処する」
年越しから週2くらいで店を訪れるようになったプチ常連のマリアは、歳が近いこともあったのか、いつの間にかユニコの妹分のような存在になっていたわけだが、どうにも悪影響も受けてしまっているといま知ったテルヨシは、なんとなくユニコの保護者っぽいパドにそう言ってみると、意外にも普通に返事をしたため笑ってしまう。
続けるようにマリアにもユニコの教えることを鵜呑みにしないように注意してみるが、これでユニコは案外なつかれているために心配になっていた。
「テル、こっちも話がある。バイトが終わって着替えたら休憩室に残って「デートの」違う」
ユニコとマリアの処置についての話はその辺でとりあえずはやめて、また違う話でもとテルヨシが考えた矢先、突然パドが話があると言うので、条件反射のようにデートの誘いかと口を開こうとすれば、あちらも条件反射のように最後まで聞かず違うと即答する。
そのあまりの会話のスピードに聞いていたマリアは口に運んでいたケーキを皿に落としてしまっていた。
その後、ちらほらと客足が増えてきたために会話も中断して仕事へと戻ったテルヨシとパドは、結局閉店までまともに会話も出来ずに休憩室へ残ることになった。
着替えも終えて向かい合う形で椅子に座ったテルヨシとパドは、互いに余っていたコーヒーを紙コップに注いでひと口含んでから手元に置いて話をする空気へ。
「まずはグローバル接続。それからこれ」
「あり? 話ってパドからじゃないの?」
「私は繋ぎ役。必要なら仲介もするけど、たぶん必要ない」
パドも長々とやるつもりもないらしく、大して間も開けずにテルヨシにそんな指示をしつつ、懐から直結用のXSBケーブルを取り出して自分のニューロリンカーへと繋いで、もう片端を手渡す。
直結となると普段のテルヨシなら泣いて喜ぶような展開なのだが、現状2人きりなのに必要のない直結で思考発声を使って会話などするはずもなく、話があると言った手前でいきなりグローバル接続まで要求されれば、話があるのはパドではないこともわかるし、デートだなんだといった話でもないことは伝わってくる空気でわかった。
だからテルヨシも冗談も交えずにせっかちなパドに合わせるようにグローバル接続をしつつケーブルを挿し込むと、それを確認するより早く誰かへとボイスコールをかけたパド。
数秒後に繋がった相手は、テルヨシもよく知る――ある意味では、とも言えるが――人物だった。
『すまんのぅ、ミャア。無理なお願いをしてしもうて』
「NP。無理なお願いなら最初から聞いてない」
「……あれ? ひょっとしなくてもバーちゃんか?」
『いかにも。主とは直接的な連絡手段がなかったのでな。こうしてミャアに取り次いでもらったというわけじゃ』
ボイスコールの相手は、赤のレギオン所属の《カーマイン・ボンバー》ことバーちゃんで、その独特な喋り方から1発でわかったテルヨシは、パドを頼ってまで接触してきたバーちゃんのどこか必死な姿勢をなんとなく悟りつつ、挨拶をほどほどにして早速本題へと話を切り替えた。
『用件としてはまぁ「とある計画の阻止」といったところかの。儂も小耳に挟んだ程度で確信があるわけではないし、骨折り損になればそれでよいのじゃ。しかしのぅ、事態も深刻化すればそうも言っておれん』
「あのさ、バーちゃん。話の外観だけをササッと言われても、オレは理解が追い付かないのよ? そんなにハイスペックな人間じゃないので。バーちゃんのお願いなら聞かないわけないんだし、順を追って話してくれる?」
『ん、すまんかった。まずはどんな話かをざっくりと説明したのじゃが、要領を得ておらんかったの』
話が始まってみれば、バーちゃんはいきなり本題の中身をくり抜いた説明をしたためにテルヨシも何のことだかさっぱりで、1つ1つ話を解決していく手筈となって申し訳ないと謝罪したあとに改めてバーちゃんが口を開いた。
『主は最近、赤のレギオンで顔を見んバーストリンカーはおらんか?』
「んー、平日はあんまり対戦しないし、領土戦とかバトロワに参加しないやつらは比較的見ないからな。意識的にそう感じるやつはいないかも」
『ん、プロミに所属してるわけでもないし、聞き方が悪かったの。実はここ1週間ちょっと、チェリーが支配領土外で色々とやっておってな。すでに問題も発生しておる。それが今回の話と繋がる』
チェリーとは赤のレギオン所属の《チェリー・ルーク》のことで、テルヨシも加速世界ではそれなりに付き合いが長いバーストリンカーだ。
チェリーは自分から問題を起こすような性格ではないと理解していただけに、そのチェリーがそんなことをしていると聞いてはテルヨシもただ事ではないと1発でわかる。
『時に主は、《災禍の鎧》というのを知っておるか?』
唐突なバーちゃんの質問に対して、テルヨシは「いや」と短く返答しつつも、どうにも嫌な物だと敏感に感じ取り目の前のパドに視線を向けると、そのパドは沈黙を貫くが、まだバーちゃんが話すからと目で訴えているようでもあった。
『知らんのも無理はあるまいて。最後に現れたのが今から2年半前。七王会議の行われた少し前の話じゃからな』
「へぇ……んで、その災禍の鎧っていうのは何なんだ?」
「災禍の鎧は加速世界の黎明期……今から7年前に現れた狂気の鎧型強化外装。それを装備したバーストリンカーは《クロム・ディザスター》と呼ばれ、数多のバーストリンカーを全損へと追い込んで、当時のバーストリンカー達が結集してようやく倒せたほどに狂暴で強大な力を持っていた」
それで問題の災禍の鎧についてになってみると、口を開いたのはテルヨシの目の前のパドで、やはりパドらしく簡略化した、しかし要点を絞った説明によってテルヨシもなんとなく理解を示す。
しかしたったそれだけの説明でも疑問は出てくる。
「ん? そんな7年前のバーストリンカーが何で2年半前にまた出てきてんだよ。それともあれか? その災禍の鎧っていうのだけが1人歩きして他の誰かに取り憑いたり、とか?」
『当たらずとも遠からず、と言ったところじゃな。主も知っておろう? 強化外装を取得できる手段が複数あることは』
言われてテルヨシは加速世界において強化外装を取得できる方法を記憶から引っ張り出す。
強化外装の取得方法は現在で6つ。
1つ。初期装備として最初から所持している場合。
2つ。レベルアップによって取得できる場合。
3つ。直結による相互間での移動による場合。
4つ。《無制限中立フィールド》にある《ショップ》で保有バーストポイントを消費して購入する場合。
5つ。無制限中立フィールドにあるダンジョンや高位エネミーを攻略・撃破した時に稀に獲得できる場合。
そして6つ目が、対戦相手をポイント全損させて、その際に全損側の所持アイテムが移動する場合。
しかし6つ目の方法は確実に起こるものではなく、ごくごく稀に起こるレアイベントといった括りであり、狙ってできるものでは決してない。
「……まさか、移動するのか。その災禍の鎧っていうのは……」
『うむ、現状で100%。クロム・ディザスターを倒したものの手に必ず移動してしまう。まさに呪いのアイテムというわけじゃ』
「災禍の鎧を1度でも装備したバーストリンカーは、例外なくその人格まで変貌して、破壊と殺戮の限りを尽くす。これまでに4度、クロム・ディザスターは出現して、その度に私達バーストリンカーは協力してこれを討ち倒してきた」
『そして今、5代目クロム・ディザスターが誕生してしもうた。それが……』
「チェリー、か」
なんとも信じがたい話だと、テルヨシは思ってしまう。
ただの強化外装が装備者の人格まで変えてしまうなど、にわかには信じられない。
しかし、目の前にいるパドから伝わってくる緊張感は紛れもなく本物で、声しか聞こえないバーちゃんからでさえ、その緊迫した空気が伝わってきてしまっては信じないわけにはいかないだろう。
それに『ただの』強化外装と1度は思ったテルヨシではあるが、よくよく考えればそれが『誰かの強い想い』を込めて生み出されたものであれば、或いはと考え直してしまう。
テルヨシの持つ強化外装《テイル・ウィップ》だって、自分の『恐怖と嫌悪』によって作り出された物で、そういった負の感情が込められた強化外装が《特別な力》を得る可能性だってなくはないかもしれないのだ。
「……それで、今チェリーは何してるんだ?」
『…………赤のレギオンの領土外で、他のレギオンのバーストリンカーを狩っておる。無制限中立フィールドでの。それで先日、黄のレギオンのメンバーが全損させられたと聞いた』
「全損……って、確か6大レギオンは相互不可侵条約があるから……」
「そう、条約違反。チェリーはもう処罰を下さないといけない。レギオンマスターによる《
それを聞いた瞬間、テルヨシは思わず拳を固く握っていた。
――断罪の一撃――
レギオンによる領土保有には領土内での対戦拒否などの特権が与えられるが、その特権の裏には誓約も確かに存在する。
レギオンメンバーはその特権を得る代わりに、レギオンマスターにその命を預けることとなる。
具体的には、レギオンマスターに与えられた生殺与奪権……つまりはレギオンメンバーを1発でポイント全損に追いやることのできる手段。
それが断罪の一撃。
断罪の一撃はそのレギオンに所属中、及びレギオン脱退から1ヶ月がその有効期間となるが、ほぼゼロ距離で相手に当てなければならない。
そこまでの話を聞いてテルヨシはあることに気がつく。
チェリーと赤のレギオンがそんな状況になっていたことも知らなかったが、それで最近ユニコが姿を現さない原因なのではないかと。
それで目の前のパドに身振り手振りでユニコの用事がそれなのかと伝えると、パドはなんとか理解したらしく小さく頷いた。
「なる。ってことはレインがもう動いてるんだな」
『動いてはおるのじゃが、チェリーの処分はすでに1度失敗しておる。この目で見ておったが、あの火力を圧倒的な機動力で躱しきって弱らせることも出来んかった』
「マジか……あのレインの集中砲火を全部避けるなんて今のオレでもできないのに……」
『今は別の策とやらを準備するためにリアルの方で色々やっておるようじゃが、詳細まではわからん』
まさかクロム・ディザスターとやらが赤の王をも煙に撒く実力とは思ってなかったテルヨシは、災禍の鎧の認識を改めつつようやく見えた話の概要を理解して、もう1度話を冒頭の方へと戻った。
「それで、バーちゃんはオレに何をしてほしいわけ?」
『先ほど言うたように、すでに黄のレギオンのメンバーがチェリーに……5代目クロム・ディザスターにポイント全損させられておる。それであちら側。つまり《
「あー、えーと、つまり『レインが狙われている』と。黄のレギオンのマスターもマスターだからな。あの手この手と考えてそうなのは目に見えるわ」
『ということで、テイル。主には儂と一緒にその計画を阻止するために動いてほしいのじゃ』
翌日の1月24日木曜日。
昨日のバーちゃんの話から一夜明けて、いつものように学校に通い授業を受けていたテルヨシ。
午前の授業が終わってみれば、最近よく見る光景として一目散に席を立ち学生食堂へと向かう黒雪姫の姿を見送りつつ、自分はどうするかと考え始めたところで、クラスメートの恵がブスッとした顔で近寄ってきたので、これももう何度目かと思いつつ前の空いた席へと勧めて耳を傾けた。
「またですのよ! また姫がわたしとのお昼を断ってハルユキ君のところへ! あんなに嬉しそうに食堂に向かわれるわたしの気持ちがテルにはわかります?」
「うんうん。わかるよ。恋は盲目っていうけど、今の姫はまさにそれだよなぁ。こんなに友情を大切にしてくれてる親友がいながら、あれはなぁ……」
「ですわよね!? もう最近の姫は何かあれば『ハルユキ君ハルユキ君』と。今までわたし以上に姫を理解できる人なんていなかったのに、あの子が現れてからというもの……」
それで始まるのは日に日に熱が入ってくる恵の黒雪姫に対する想い。
黒雪姫は今やブレイン・バーストにおける彼女の子である有田春雪と恋人関係にあるという、学校中でそうではないかと噂されるほどに親密な仲となっている。
しかしながらその裏では、見てるテルヨシが微笑ましく思えてくるほどに仲の良かった恵が、一緒にいる時間を削られてしまっていた。
テルヨシがアメリカから帰ってきてからは、その度にこうして話し相手になってやることが多くなり、どうしたものかと頭を悩ませていた。
テルヨシとしても何とかしてやりたいと思うのだが、現状で黒雪姫が恵をないがしろにしているわけでもないし、休み時間以外ではむしろ一緒にいる時間はハルユキより多いくらいなので、それを指摘するのもあれだと思っていた。
そうして今日も恵の話に延々と頷いていたテルヨシの元に1通のメールが届き、誰かとテキストを開けば、相手は今の話の中心人物である黒雪姫から。
メールの中身は「屋上に来てほしい」というもので、何故かと言う理由では『赤の王についての情報がほしい』とのこと。
メールの内容に難しい顔をしたテルヨシに、手の動きで何か悟った恵が話を中断してどうしたのかと聞いてきて、なんとも言いづらいものではあったテルヨシだが、言わないわけにもいかずに正直に黒雪姫から呼び出されたと言えば、この上ないほどに頬を膨らませた恵にペコペコ頭を下げつつ逃げるように屋上へと向かったのだった。
「で、何のご用ですか」
「何でお前はそんなに不機嫌なんだ」
それで冷たい風の吹く冬の屋上へと辿り着いたテルヨシは、こんな寒空の下で会議とは物好きではと思うくらいにポツリといた黒のレギオン《ネガ・ネビュラス》の面々に近付いて、酷く機嫌の悪そうに尋ねれば、ひと目で察した黒雪姫が首を傾げながらに聞き返してきたので、こっちの気も知らずにと思いつつ自分の事情はとりあえず置いておいて、ベンチに座る3人の正面のフェンスに背中を預けて話に耳を傾けた。
話によれば、昨夜ハルユキの家に赤の王が従姉妹のサイトウトモコを名乗って《ソーシャル・エンジニアリング》――ネットワークを使わずにオフラインで対象に接触し、物理的手段によってセキュリティーを破るハッキング手法――を仕掛けてきたとのことで、その際に赤の王が『黒の王にリアルで会わせろ』と言ってきたらしく、今はその目的についてと対応を話し合っていたところだとか。
ニコたんは何やってんだ、と思いつつも、まだユニコとのリアルでの繋がりを話していなかったテルヨシは、とりあえず話を合わせておくことにする。
「それでオレから赤の王の何が聞きたいんだ? レギオンの問題なら『オレには関係ない』だろ?」
「単に情報が欲しいだけだよ。お前は加速世界でとはいえ、六王の内すでに4人と面識があって、赤の王とも面識があろう? 私は2代目赤の王とは面識がないのでな」
「そうですか。んーと、赤の王は直情的であり理性的であり可愛いところもある女の子、じゃないかな。そういう情報?」
「凄い……大体合ってる気がする……」
ユニコのリアルを知らない体で話してみるテルヨシではあったが、すでに直接の面識があるハルユキが鋭いと指摘してきて、ちょっと言い過ぎたかと思うが、黒雪姫とタクムはそうでもない反応なのでひと安心する。
そしてテルヨシが関係ないと言うように、3学期の始めに黒のレギオンのレギオンマスターから直々のお誘いを受けていたテルヨシだったが、それはその時にほぼ即答で『断っていた』。
理由は色々とあるが、一番大きいのは『誰かの傘下に入ることが嫌だから』。
つまり勝手気ままにやるには今のままを貫くのが良いと判断したためで、そんなテルヨシの即答にも黒雪姫は『テルらしい』と始めからダメ元であった節がある言葉を返して潔く勧誘から手を引いたのであった。
「性格的なものはそうなんだろうが、なんというのかこう、今回の大胆な行動の真意がわかるような何かをだな」
「いやいやいやいや、それは求めすぎだっての。オレにもわからんことはあるって。それよりハルユキ君に接触してきたってことは、用は姫にじゃなくてハルユキ君にあったってことなんだろ? それでソーシャル・エンジニアリングがバレたから、レギオンマスターである姫に直接って流れじゃないの?」
「僕もテル先輩の推測に概ね同意です。ハルで事が済めばそれでよし。それが無理だったからマスターに交渉を持ちかけてきた、と見ていいかと」
「うむ、一時的にしろハルユキ君の力を必要としているということか。なんにしても赤の王自らがリアルを晒してまで交渉を持ちかけてきたのなら、その度胸を買って応じようではないか」
結局話は赤の王との対面を受け入れる形で収まり、話し合いは放課後4時にハルユキの家にて行われることが決定。
テルヨシは昨日のバーちゃんの話も合わせて、今回ユニコのやろうとしていることにおおよその推測は立ちつつあったが、自分を頼ってこなかったことについても同時に考えてしまう。
それはもちろんクロム・ディザスターと相対した上でテルヨシよりハルユキの方が役に立つと判断したからなのかもしれないが、それでもそれなりの付き合いがあったテルヨシからしてみれば、ここ最近の恵と同じような気持ちが込み上げてきてしまう。
そんな感情もありつつ、ハルユキの家が高円寺駅近くで、自分の家ともそう遠くなく、バイトの前に少し寄り道するくらいはできそうなことから、現在ユニコへ話し合いの時間と場所の指定のメールを打つハルユキを横目に黒雪姫へある提案をしてみた。
「へいへい姫。オレも一緒に行っていいかな。ハルユキ君の家」