東京喰種〜ある少年の物語〜   作:fghjkiuyt

14 / 14
ひっさしぶりにグールさん更新ですよ。
でもって、番外編だよ!w
いやー長いです。10000超えてます


あんていくのみんな+aで遊ぼう!

あんていくの皆で遊ぼう!(王様ゲーム

 

俺は、月山との戦いの後、あんていくに戻ってきた、店長の珈琲を飲み

そのままいつも居候させてもらってる部屋に行き、眠りについた

 

____________

________

ガサゴソガサゴソ…

______

____

___

__

_

 

陽助「うっ…」

 

窓から昼頃の日差しが俺を襲う

ああ…もう昼か…

 

まあ、寝始めたのが既に朝方だったのだ仕方ない

 

 

ガサッ

 

 

ん?なんか今布団の中で動かなかったか?

 

布団を剥がして確かめる…

 

ヒナミ「すぅ…すぅ…」

 

陽助「ヒナミちゃん…」

 

 

もうこれで何度目だろうか。

数えるのもめんどくさくなる回数ヒナミちゃんは俺の布団に潜り込んできている

まあ、可愛いんだけどね。

 

陽助「あ、でも出れない…」

 

ヒナミちゃんはガッチリ俺を掴んで離そうとしない

 

陽助「こりゃあ起きるまで待つしかないかな…」トホホ

 

俺は、ヒナミちゃんが起きるまでヒナミちゃんの頭を撫でながら待つことにした。

 

…それにしても、なんでヒナミちゃんはここまで何度も俺の布団に潜り込んでくるのだろう?

 

まあ、起きたら聞いてみるかな

 

 

 

…うん、寝顔がとても可愛い。

 

なんだかとても愛らしい…こんな感じで頼ってくれているような感じが俺的には心地いい

 

いつまでも見てられるな…

 

そんな事も思えるくらいになってきている

 

ヒナミ「うぅん…おにぃちゃん…」

 

寝言?だよな?

俺は夢の中でヒナミちゃんとなにをしているのだろうか?

気になるところではあるがこれを聞くのは流石にプライバシーと言うものを侵害してしまう気がして気が進まない

 

というか、そろそろ起きてもらいたい…

もう、時計の針は12時を回ろうとしている

 

 

陽助「起こすかな」

 

いや…それこそ気が進まない…

 

この寝顔をいつまでも堪能していたい気持ちがある…

 

…だが、俺が動けないから離してもらいたい

 

えぇい!やむおえまい!

 

 

 

陽助「ヒナミちゃん?起きて?もう、昼だよ?それと、離して?俺が動けない」

 

そういいながら、俺はヒナミちゃんの体を揺さぶる

 

ヒナミ「…むぅ…いゃだぁ…」

 

手に込める力を強めてからヒナミちゃんは答える…

 

うん、起きてるわ…

この子、起きてるわ…

狸寝入り下手くそか!!

 

なんで寝てるのに俺の質問に答えられるんだよ!

 

陽助「ほら!起きてるならサッサと布団からでる!」

 

布団を引っぺがすとそこには

 

 

 

 

 

ヒナミ「…あ、お、お兄ちゃんの…え…エッチ…///」

 

 

 

 

 

そう、Tシャツ一枚にだけ身を包んだヒナミちゃんがいたのだ

 

陽助「え…な、なにやってんの?ヒナミちゃん?」

 

ヒナミ「えっと…添い寝?」

 

うん、たぶん間違ってはいないと思う…

でも、なんか違うよね!?

 

陽助「なんでそんな格好なの!?」

 

俺は飛び起きる

 

ヒナミ「お兄ちゃんが喜ぶかな?って」

 

陽助「いやいや待って!俺がおかしくなるから待って!とりあえず待って!」

 

Tシャツといってもヒナミちゃんにピッタリのものではない

俺の?もうちょい大きい?リョーコさんの?とりあえず全くヒナミちゃんにフィットしていないそれからは、ヒナミちゃんの可憐な肌がチラホラ見えていたのである。

 

ヒナミ「おかしくなっちゃうの?」

 

陽助「うん!たぶん"理性(大事なもの)"が消えてなくなるから速く他になにか着て!!」

 

ヒナミ「お兄ちゃん…その、このかっこぅ、いやぁ?」

 

なんだか、トロンとした表情と声で俺に問いかけてくるヒナミちゃんは色っぽかった…

 

って!!そうじゃない!!速くなにか着てもらわないと!

 

…こんなとこ誰かに見られたら…

 

ガチャ

 

 

 

あははは、こういうのなんていうんだっけ?

 

 

 

 

陽助「……デジャヴ?」

 

トーカ「な、な、な、何やってんだお前らぁ!!/////」

 

ヒナミ「お姉ちゃん!?」

 

あれ?でも、なんでトーカさんが?流石に昨日の今日…いや、今日の今日になるのか?で働きにくるものだろうか?

それに店の扉には"本日休業"の看板が下がっていたはずだ

上から降りてきた時に気づかなかったのかな?

 

陽助「トーカさん?今日お店休みですよ?」

 

トーカ「いや!そんな事よりこの状況を説明しろぉ!!」

 

なんだろ…トーカさんの人が変わってきてる気がする。

なんだか子供っぽくなっているような…いや、話しやすくなったのか?

わからない…なんか、幼い?いや、心を許してくれてるのかな?そう思いたいなぁ…

 

トーカ「おい!陽助!ヒナになんて格好させてんだ!」

 

陽助「いや!させたの俺じゃないからね!!!?」

 

 

ガヤガヤガヤガヤ…

 

__________________

_________________

________________

_______________

______________

_____________

____________

___________

__________

_________

________

_______

______

_____

____

___

__

_

 

 

はぁ…あの後めっちゃくちゃ説明させられた

あの格好はカヤさんから言われて実践して見たそうだ

それでもやっちゃダメだろ…

ヒナミちゃんにもそろそろちゃんと言わないとな…心を鬼にして!

鬼ぃちゃんにならないとな!

…だって、本当に俺の理性が飛ぶかもしれないし…

 

でも、今日は久しぶりの休みだ

でも、これといった予定はない

でも、不思議だ。縦にでも、が三連続続いたからではないぞ?

今日は全員非番になるはずなのになぜか店員全員があんていくに顔を揃えていたのだ

 

陽助「あ、あのぉ?なんで、今日は全員休みなのにこんな勢揃いしちゃってるんでしょうか?」

 

まあ、もともと居候の俺とヒナミちゃんはわかるよ?

あと、ここが家の店長も

 

でも、他はどうしたというのだろう?

 

古間「いやぁ、今日が非番なんて聞いていなくてね。休業の看板が下がっていたけどとりあえず顔を出しておこうと思ったのさ」

 

古間さんがいった事に対して(珍しく)皆同意見らしい

じゃあ今日はただここに集まっただけということになる

 

ヒナミ「ねぇねぇ!皆でなにかしようよ!」

 

とっさに提案をするヒナミちゃん

確かに、このまま終わるのもなんだか(しゃく)である

 

陽助「うん、俺はいいけど皆はどうですか?」

 

全員なにかする事には賛成するみたいだ

 

陽助「でも、何をしますか?」

 

カネキ「皆で出来て盛り上がれるものがいいね」

 

芳村「王様ゲームなんてどうだい?」

 

店長の意外な一言で皆は目を丸くしている

 

ヒナミ「王様ゲームってなに?」

 

カネキ「えっと、確かくじみたいなのをつくって王様の目印と番号をそれぞれくじに書いてそのくじを全員で一緒に引くんだ、そのくじが王様のくじだったら番号を指定してその番号の人は王様の命令を聞かなきゃいけない。見たいなルールだったとおもうよ?」

 

芳村「ああ、そんな感じであってるよ」

 

陽助「そんな遊びがあるんですか」

 

だが、皆の顔は驚きが勝っている感じがあった

 

トーカ「店長?なんでまた王様ゲームなんですか?」

 

芳村「やってみると結構面白いものなんだよ」

 

そういいながら、奥から持ってきたのは割り箸とペンとコップだった

 

やる気満々だな!

 

今ここにいるのは

俺、ヒナミちゃん、トーカさん、カネキさん、古間さん、カヤさん、芳村店長の計7名だ王様ゲームをするのには充分な人数と言えるだろう

 

店長は黙々とくじを作り始めた

 

入見「王様ゲームねぇ、やった事あったかしら?」

 

陽助「カヤさんやった事ないんですか?」

 

入見「えぇ、やった事はないわね」

 

陽助「へぇ…じゃあ皆はどうですか?」

 

もちろん、俺はした事ない

 

カネキ「僕はする相手がいなかったから…」

 

なんだろう、この罪悪感…

 

トーカ「…やった事ない」

 

ヒナミ「ヒナミもやった事ないよ」

 

古間「この"魔猿"と呼ばれた俺もやった事はないよ」

 

いや今、魔猿、関係ないから。

 

芳村「私は、何度かした事があるよ」

 

案外意外な人物が経験者だった

 

芳村「じゃあ、くじも出来たし。はじめようか」

 

なんだか店長、楽しそうだな…

 

 

芳村「くじを引く時には"王様だーれだ"と言いながら引くのが定番だね」

 

陽助「その掛け声いります?」

 

芳村「ああ、いるとも」

 

やばい、店長がやけに乗り気だ

 

カネキ「なんだか、こういうのはドキドキするね」

 

陽助「そうですね、わかります」

 

全員がなるべく底の深いコップに入ったくじを掴んだ

 

 

全員「王様だーれだ!」

 

王様ゲームの始まりだ

最初の王様は誰だろう?

 

カネキ「あ、僕が王様だ」

 

おーカネキさんかぁ…

カネキさんは一体どんな命令を出すんだろう?

 

カネキ「じゃあ、4番の人は皆に珈琲を淹れてあげて」

 

おぉ、優しい…

さあ、4番は誰だろう…

 

 

トーカ「…チッ」

 

あ、トーカさんだ…

絶対4番はトーカさんだ

 

カネキ「トーカちゃん、よろしくね。」

 

トーカ「…わかったよ」

 

トーカさんは渋々カウンターに入っていき珈琲を淹れ始めた

 

陽助「へぇ、なんだか面白いですね、これ」

 

カネキ「うん、トーカちゃんが素直に言う事聞いてくれたのはこれが初めてかもしれない…」

 

トーカさんは淹れ終わった珈琲を俺たちのところに持ってきた

 

トーカ「…味には期待すんなよ…」

 

俺たちはトーカさんの淹れた珈琲を飲んでみた

 

陽助「…美味しい」

 

ヒナミ「…うん、美味しいよ」

 

カネキ「…美味しいよ、トーカちゃん」

 

古間「うーん、美味しいねぇだがこの魔え(ry」

 

入見「えぇ、美味しいわ…」

 

芳村「…トーカちゃん、上手になったね。」

 

この通り全員一致でトーカさんの珈琲を"美味しい"と評価した

 

トーカ「そ、そう…」

 

そういいながらトーカさんは俯いている

 

陽助「と、トーカさんが照れてる…?」

 

トーカ「はぁ!?ち、ちがっ!照れてなんかねぇよ!」////

 

顔が真っ赤なので説得力など皆無である

 

 

これはこれは、珍しい物を見る事が出来た

俺はカネキさんの方に親指を突き立てた

 

カネキさんも返してくれた

 

芳村「じゃあ、次に行こうか」

 

全員のくじをコップに戻しある程度混ぜて

 

全員「王様だーれだ!」

 

くじを引いた

 

 

陽助「…あ、俺だ」

 

俺が引いた割り箸には王様の印である星マークがついていた

 

陽助「えーっと…命令かぁ…」

 

俺は結構命令出すのも難しいなと思いつつ命令を考える

 

陽助「じゃあ、2番の人は隣の人の肩を揉む!でどうだ!」

 

芳村「それだとどちら側の人の肩を揉むのかわからないよ」

 

あ、確かにそうか…

 

陽助「じゃあ、左側で」

 

古間「うん、なかなかいい命令だね。」

 

 

因みに、今の皆の配置は俺をスタートにして時計回りに

俺→ヒナミちゃん→芳村店長→古間さん→カヤさん→カネキさん→トーカさん→俺

 

と言う感じに円形の机を囲む形になっている

 

陽助「2番は誰ですか?」

 

ふと横に目をやると横でトーカさんがプルプルと震えている

 

 

陽助「…トーカさんですか?」

 

トーカさんはコクリと小さく頷いた

 

ヒナミ「お姉ちゃんばっかりー」

 

カネキ「すごい確率だね。」

 

確かに1/6の確率が2回連続で当たったのだ

結構すごいと思う

 

ん?あれ?そういえばトーカさんの左隣って

 

…俺じゃね?

 

トーカ「速く済ませるよ…」

 

陽助「あ、はい…」

 

なんだかカヤさんがニヤニヤしている

どうしたのだろう?

 

陽助「カヤさん、どうかしましたか?」

 

入見「いいえ、なんでもないわ」

 

そう言ってるがニヤニヤは止まっていなかった…

 

 

そんな感じで油断してると

後ろから、肩に手を置かれた

 

トーカ「じゃあ…やるよ…」

 

陽助「お、お願いします。」

 

トーカさんの肩揉みはとても気持ちよかった…

 

陽助「トーカさん、上手ですね。誰かにやってたことあるんですか?」

 

トーカ「…お父さんにね。」

 

陽助「へぇ…」

 

そんな感じで雑談していたら

 

ヒナミ「お兄ちゃん…その、いつまでやるの?」

 

普通この質問はトーカさんがするべきだと思うのだが

 

陽助「あ、もういいですよトーカさん」

 

トーカ「…」

 

トーカさんの手は止まらない

 

陽助「トーカさん?」

 

トーカさんの目から涙がでてきていた…

 

陽助「え!?と、トーカさん!?大丈夫ですか!?泣いてるみたいですけど!?」

 

俺は慌てながら聞いた

 

トーカ「…え?あぁ…………っ!?」

 

トーカさんの手にものすごい力がこもる

 

陽助「痛い!痛いです!トーカさん!!」

 

トーカ「…ふん!」

 

そっぽを向かれてしまった

俺なんか悪いことした?

 

ふと皆を見渡してみると、ヒナミちゃん以外は皆ニヤニヤしていた

 

何がそんなに面白いのだろうか?

まあ、いいか…

 

陽助「もう、次に行きましょう…」

 

芳村「そうだね。」

 

 

全員「王様だーれだ!」

 

 

入見「あら?私ね」

 

なんか、すごい命令出しそうな人きた

 

入見「じゃあ、5番の人は2番の人に膝枕」

 

 

入見以外「は?」

 

めちゃくちゃ意外な命令で皆が同時に「は?」と言ってしまった

 

 

入見「あら?いやかしら?」

 

俺は自分の番号を確認する

 

陽助「…あ、俺、2番」

 

見事に的中していた

 

5番は誰だろう?

 

…また、トーカさんが俺の隣でプルプルしている

 

入見「あら?またトーカちゃんかしら?じゃあ速く陽助くんに"ひ・ざ・ま・く・ら"してあげて」

 

なんだか明るく言っているがとても威圧感がある…

そして、膝枕だけやけに強調していってくる

 

ヒナミ「また、お姉ちゃんだ!ズルいー!」

 

カネキ「しょうがないよ…こればっかりは…」

 

 

 

あ、トーカさんが泣き目になってる…

 

陽助「あ、あの?トーカさん?」

 

 

 

トーカ「…さっさとしな…」

 

 

 

トーカさんはせっせと店内にあるソファー風の椅子に座って顔を赤く染めながら膝をポンと叩いた

 

たぶんこれをみて俺が思ってることを思ったのは俺だけじゃないはずだ…

 

 

 

と、トーカさんが…可愛い!?///

 

 

 

陽助「じゃ、じゃあ、し、失礼します…」

 

俺は、座っているトーカさんの足に俺の頭を預けた

 

 

 

…や、柔らけー!?

あ…やばい眠くなってきた…

 

陽助「あの、カヤさん?これいつまでやるんですか?」

 

入見「私の気が済むまで…かしらね。」

 

陽助&トーカ「はっ!?」

 

つまりは、終わりが見えない…

 

俺たちは目を合わせる事が出来なかった…

そりゃあ、こんな状況で目なんか合わせてしまったら

もう…いろいろダメな気がする。

 

陽助「カヤさん?まだですか?」

 

入見「じゃあ、トーカちゃんが陽助くんの頭を撫でてあげたら許してあげる」

 

陽助「許すって何を!?」

 

トーカ「ちょ///暴れんな!///くすぐったい…」

 

や、やべぇー!トーカさんがなんかおかしい!絶対におかしいよぉ!?

 

そんな事を考えている時だった

 

陽助「ふぇ?」

 

俺の頭にトーカさんが手を乗せ俺の頭を撫ではじめた

 

 

トーカ「///」

 

陽助「///」

 

 

恥ずかしい…///

あ、でも、落ち着く…あぁ、本当に眠くなってきた…

 

ヒナミ「いいなぁー」

 

カネキ「トーカちゃんのあんな表情見た事ないよ?」

 

芳村「あぁ、小さい頃からあんな表情を見せた事はなかったね…」

 

古間「陽助くんはなかなか羨ましいポジションだねぇ」

 

 

入見「そろそろ、終わりましょうか」

 

 

トーカ「陽助、カヤさんがもういいってよ?…陽助?」

 

 

入見「フフッ、あらあら」

 

 

 

 

 

 

 

 

トーカ「寝てやがる…」

 

ヒナミ「お兄ちゃん気持ち良さそう…」

 

 

陽助「すぅ…」

 

 

トーカ「…!?///」

 

ヒナミ「どうかしたの?お姉ちゃん?」

 

トーカ「いや…なんでもない…」

 

トーカ(こいつの息がかかってすごい、くすぐったい!)

 

 

芳村「陽助くんはそのまま寝かせておいてあげようか」

 

カネキ「そうですね。」

 

古間「でも、それだとトーカちゃんは陽助くんをそのまま寝かせておいてあげてないといけないね」

 

トーカ「…いや、起こします」

 

ゆさゆさゆさ…

俺の体が揺らされる…

 

トーカ「おい、起きろ」

 

陽助「うぅ…」

 

俺は意識が覚醒しきっていないまま体を起こした

 

陽助「あれ?おれ、なにしてたの?」

 

ヒナミ「お兄ちゃん、お姉ちゃんのお膝の上で寝ちゃったんだよ」

 

陽助「え?」

 

その一言で俺の意識は完璧に覚醒した

 

ゆっくり、トーカさんの方を向く

 

トーカ「よく寝てたな」

 

陽助「え?あ、その…ごめんなさい…」

 

今朝の阻害された睡魔が今襲ってきたんだな…

 

トーカ「いいよ、ちょっと昔の事思い出しただけ」

 

陽助「昔の事?」

 

トーカさんの過去…少し気になるな…

 

トーカ「なんでもない…」

 

陽助「は、はぁ…?」

 

ヒナミ「速く次に行こう!」

 

陽助「まだやるの?」

 

ヒナミ「まだ、ヒナミは何もしてないもん!」

 

あ、確かに…今のとこは

陽助:命令1、受け1

トーカ:命令0、受け:3

ヒナミ:命令0、受け:0

カネキ:命令1、受け:0

入見:命令1、受け:0

古間:命令0、受け0

芳村:命令0、受け0

 

だったな…

ん?俺とトーカさんばっかじゃね?

 

芳村「じゃあ、次に進もうか」

 

陽助「あ、はい」

 

全員「王様だーれだ!」

 

さあ、次の王様は誰だろうか?

 

古間「おや?これは、王様の印じゃないかな?」

 

古間さんか…

どんな命令をだすんだろうか?

 

古間「じゃあ、3番の人は隣の人と手を繋いでもらおうか?繋ぎたい方を選んで構わないよ?」

 

へぇー…こんなのもありなのか

 

ヒナミ「やったー!やっとヒナミだ!」

 

どうやらヒナミちゃんが3番のようだ

 

芳村「私は遠慮しておくよ」

 

ヒナミ「じゃあお兄ちゃん!手繋ご!」

 

陽助「う、うん」

 

まあ、ヒナミちゃんとは何度も手を繋いだ事がある今更どうと言う事はない

 

 

 

ギュッ…

 

 

 

ヒナミ「えへへ〜」

 

陽助「どうしたの?ヒナミちゃん?」

 

ヒナミ「なんか、こんな感じで手を繋ぐの久しぶりだなぁーって」

 

陽助「そうだねー」

 

確かにそうだった…ヒナミちゃんと買い出しにでた時以来だ

 

カネキ「なんだか、微笑ましいですね。」

 

芳村「うん…そうだね」

 

入見「もう、トーカちゃん、あからさまに嫉妬しない」

 

トーカ「はぁ!!?し、嫉妬なんてしてません!!」///

 

嫉妬?

いや、トーカさんがこれを見て嫉妬する要素がどこにあるのだろう?

わからない…

 

陽助「あ、これっていつまで繋いでおくんですか?」

 

古間さんは少し考えて俺たちの方を見て、ニヤけながら

 

 

古間「王様ゲームが終わるまでずっとってのはどうだろう?」

 

陽助&トーカ「はぁ!?」

 

陽助「え?」

 

トーカ「」プイッ

 

 

なんで、トーカさんも反応したのだろうか?

本当に今日のトーカさんはおかしい気がする…

 

ヒナミ「ヒナミは大丈夫だよ!」

 

陽助「俺も別にいいですけど…動きずらくないですか…?」

 

芳村「じゃあ、何回か後の王様の命令までっていうのはどうかな?古間くん?」

 

古間「流石に長いかな?店長が言った通りでいこう。じゃあ…2回でいいよ」

 

つまりは次の次に王様が命令を出したら手を離していいって事らしいな

 

陽助「わかりました。」

 

ヒナミ「わかった!」

 

まあ結局、結構軽い命令だったことにかわりはないな

 

 

トーカ「ハァ…」

 

ため息?

 

陽助「トーカさん?どうしましたか?」

 

トーカ「なんでもないよ」

 

言葉に覇気がない…

本当にどうしたんだろうか?

具合が悪いのだろうか?

心なしか顔も赤くなってるみたいだし…

 

陽助「トーカさん?気分悪いなら横になってた方がいいんじゃないですか?」

 

ヒナミ「え?お姉ちゃんどうしたの?」

 

トーカ「いや、そんなんじゃないから大丈夫…」

 

陽助「そうですか?大丈夫ならいいですけど…」

 

 

芳村「準備が出来たよ」

 

俺たちは目の前のくじにてをかけた

 

 

全員「王様だーれだ!」

 

芳村「おや?私だね」

 

店長…何言い出すかわからない超重要危険王様だ

 

芳村「それじゃあ、1番の人はトイレ掃除でもしてきてもらおうかな?」

 

 

芳村以外「…ふ、普通だ…」

 

めっちゃ普通で逆に驚いた…

 

古間「ああ!ついてないなぁそれじゃトイレ掃除!しっかりと承りました!」

 

 

古間さんはものすごいスピードでトイレ掃除に向かった

 

芳村「それじゃあ次に行こうか」

 

訂正…普通じゃなかった…待ってあげようよ…

 

陽助「古間さんは!?」

 

芳村「いいんだよ時間かかりそうだしね」

 

 

なんだろうかこのやけに説得力のある言葉は…

 

トーカ「陽助うっさい」

 

陽助「は、はい…」

 

トーカさんに「めんどいからはやくやれ」みたいな事を言われてしまった…

古間さん不幸ですね…

 

 

(残ってる)全員「王様だーれだ!」

 

 

トーカ「これって王様の印?」

 

陽助「そうですよ」

 

トーカさんだった。

散々受けに徹していたためはじめての命令となる

 

トーカ「じゃ、じゃあ…3番は後で私のところに来い内容はその時説明する」

 

陽助「そんなのありなんですか?」

 

芳村「まぁ、いいんじゃないかな?」

 

あ、いいんだ…

 

カネキ「あ、僕だね。」

 

トーカ「…」

 

なぜ無言で固まる!?

 

陽助「なんとも言えない状況ですね」

 

 

 

 

 

ヒナミ「お姉ちゃんが命令したって事は私達は手を離さなきゃいけないの?」シュン

 

なんで、ヒナミちゃんは悲しそうにシュンとしているのかな?俺にはわからないよ?

 

陽助「手くらい、いつでも繋いであげるからとりあえず離そうか」

 

ヒナミちゃんの顔がパァと明るくなった

ヒナミ「いつでもだよ!約束だからね!」

 

陽助「う、うん…」

 

なんだ、この威圧感は…

 

ヒナミ「〜♪」

 

あ、なんだかご機嫌になった…

 

なんだろう、今日は皆いろいろおかしい気がするぞ…

 

トーカ「だったらさっさと手離したら?」

 

ヒナミ「むぅ、お姉ちゃんいじわるだよ」

 

陽助「でも、もう命令は終わったからさ、離してもいいんじゃない?」

 

なんで俺はこうも"女の争い"的なもののど真ん中にいるんだ…

これが俗に言う"修羅場"と言うやつか!?

一体何を張り合っているのか皆目検討もつかない…

 

ヒナミ「お兄ちゃんはヒナミの手を離したいの?」

 

なんでそんな泣きそうな顔でたずねてくるの?

俺が罪悪感にみまわれるんですけど?

 

トーカ「さっさとしなよ」

 

こっちはこっちで威圧してきてる!?

 

陽助「あの…ハァ…どうしてこうなった」

 

カネキ「罪な人(喰種)だね」

 

入見「えぇ、そうね」

 

芳村「そうだね」

 

え?なにが?俺?何したの?

悪い事した?

 

陽助「俺が悪いのか!?」

 

 

入見「それじゃあトーカちゃんも手を繋いであげればいいんじゃない?」

 

陽助&トーカ「はいぃ!?」

 

どうして、そうなるのだ

俺は理解が追いつかない

なぜ、今の流れで"トーカさんと手を繋ぐ"という選択肢がでてくるのだろうか?

全くわけがわからない

カヤさんは何を求めてるの!?

俺たちに何を求めてるのぉ!?

 

こんな風に自問自答を繰り返していた時だった

 

 

 

 

右手に暖かく柔らかい感覚が伝わってきた

 

 

トーカ「…」////

 

本当にやるやつがありますか…

 

陽助「と、トーカさん…?何をしてらっしゃるのでしょうか?」

 

トーカ「…手…繋いだ…」////

 

ここで俯きながらも素直に事実を言われるとこっちが恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだ

誰か…助けて…

 

ヒナミ「あ、お兄ちゃん…」

 

むすっと頬を膨らまして睨まないで。全く怖く無いけど、むしろ可愛いけど、ヤメテ!

 

 

 

ガチャ

カランッとあんていくの扉が開いた事を告げる鐘が鳴った

 

 

四方「…何をしている」

 

大きなカバンを担いだ四方さんが店のドアから入ってきた

 

陽助「四方さん!?」

 

ヒナミ「王様ゲームだよ!」

 

四方さんがめっちゃ睨んできてる…

怖い…四方さんがめっちゃ怖い…

 

 

 

…あ!

 

四方さんを巻き込めばいいんだ!

 

陽助「四方さんもやりましょうよ!ちょっと割り箸持ってきますね!!」

 

そう…俺が考えたのは四方さんの割り箸追加のためにこの会場から一時離脱する作戦だ

 

ヒナミ「…あ」

 

トーカ「…」

 

 

二人の手が離れた

 

四方さんがきてくれなかったら大変な事になっていた…うん、これだけは確信できるよ…

 

 

?「あ、僕のも準備してもらえると嬉しいな?」

 

俺は、四方さんの後ろからヒョコッと顔を出したはじめて見るその顔に戸惑いを隠せなかった

 

さっきの台詞をサングラスを外しながらいったその人には"赫眼が発現していた"のである

 

陽助「…え?」

 

 

?「あ、キミに会うのは、はじめてだね。

僕は"HySy Art Mask Studio"っていう"マスク屋"の店主をしている"ウタ"だよ。

よろしくね」

 

…あ、あの眼帯のマスクをくれた人か

 

陽助「で、でも、どうして赫眼が?」

 

ウタ「僕は、常にこの眼が出るようになっちゃってるんだ体質上ね」

 

陽助「は、はぁ…?」

 

芳村「これは珍しいお客さんだね」

 

確かにこの人はこの"喰種の集い場"でもあるあんていくにいるところを俺はみたことがなかった

 

ウタ「今日は"蓮示くん"の付き添いだよ」

 

蓮示くん…

四方さんの下の名前だ、どんな関係なんだろう?

 

ウタさんが俺の視線に気づき口を開く

 

ウタ「僕と蓮示くんは昔"4区"で一緒にいたんだ」

 

4区…結構荒れた喰種が集まる場所だったはずだ

 

陽助「…へぇ…あっ、割り箸持ってきます。」

 

とりあえずこの場から逃げたかった

 

_____

____

__

 

俺は、奥から割り箸を一膳持ってきてそれを二つに分けた

 

四方さんは芳村店長の隣に。

ウタさんはその四方さんの隣に。それぞれ座っていた

 

芳村「じゃあ、はじめようか」

 

平常運転だな…

 

(あれ?誰か忘れて…)全員「王様だーれだ!」

 

 

四方「…俺だ」

 

四方さん…一番わからない…予想出来ない…

なにが…くるんだ…

 

 

四方「2番は俺と組手しろ」

 

なん…だと…

死刑宣告じゃんか!?

てか、ヒナミちゃんとかに当たってたら流石に止めるよ!?

 

カネキ「…僕だぁ…」

 

あ、カネキさんならいっか(遠目

 

四方「…研、来い」

 

 

そのまま、四方さんとカネキさんはあんていくの外に行ってしまった…

 

陽助「どんどん人が減っているんですが…」

 

芳村「進めようか」

 

陽助「またですか!?あなたは待つと言う事をしないんですか!?」

 

そんな時だった

 

"グギャ"なるいかにもいけない効果音が聞こえてきた

 

あれ?もしかして、すぐそこの公園とかでやってないよね?

 

陽助「ちょ、ちょっと確かめてきます!」

 

俺は駆け出した

もし、公園なんかで人外な身体能力の二人が組手なんてしてたらCCGにすぐばれてしまう!

 

陽助「…あ」

 

俺の目線の先では周りに誰もいない公園でただすごい武術の達人とその弟子が訓練してるように見えた

 

陽助「二人とも何やってるんですか!?ここじゃ危ないです!速く戻ってきてください!!」

 

二人が俺に気づいた

 

カネキさんがなんか弁解してる…あ、四方さんが頷いた…

 

その一連のやり取りを終えた二人はこっちに歩いてきた

 

 

陽助「いったいどんな神経してるんですか…」

 

カネキ「あはは、ごめんね」

 

四方「…」

 

あ、そういえば大事な事を確かめなければ…

 

陽助「…あの?さっきの"グギャ"って音は何だったんですか?」

 

二人は黙って顔を見合わせたあと俺を見て

 

カネキ「わからないよ?だってさっきまでのは特にこれと言って音は出ていなかったはずだから」

 

陽助「…へ?」

 

どういう事だろう?

 

まあ、特に問題ないならいいか…

もしかしたらそこらへんで誰かがすっ転んだだけかもしれないし…

 

 

陽助「…と、とりあえず中に戻りましょう?四方さんも命令はもういいでしょ?」

 

四方さんは軽く頷いた

 

______

____

__

 

店内に戻ってきた

 

 

陽助「じゃあ続きをしましょうか」

 

(あれ?…もう、いいや)全員「王様だーれだ!」

 

 

ヒナミ「やったー!ヒナミだ!」

 

陽助「良かったねヒナミちゃん」

 

 

ヒナミちゃんはいったいどんな命令を出すのだろうか?

 

ヒナミ「えーっと、3番の人は5番の人の好きなところを言う!って言うのはどう?」

 

芳村「うん、いい命令だね」

 

さて、俺は何番かな…

2番だ…

よし、関係ない…

 

ウタ「あ、僕が5番だね」

 

お、俺は全くこの人の事を知らないから期待しておこう…

 

芳村「私が3番だよ」

 

おお!何だかすごい組み合わせだ!

 

 

芳村「うん、そうだね、ウタくんは"自分の趣味で喰種を救っているところ"が私は好きだな」

 

ウタ「それは、芳村さんも同じですよ」

 

確かに、この人には実際助けられたような節があったりするな

 

あの…捜査官の時にマスクがあったおかげで捜査官に素顔がバレる心配はなかったもんな…

 

 

…あ、でも、結局必要なかったか…

 

ていうか、俺のマスクは少し大きいんだよな…

作ってもらえないかな?

 

陽助「…うーん」

 

ウタ「どうしたんだい?」

 

陽助「あ、いや、助けられてるって言う事で俺もそうなのかなぁ?って」

 

ウタ「あれ?君にマスクを作った覚えはないよ?」

 

陽助「あの、カネキさんにおまけで渡した眼帯のマスクは俺が今持っているんです」

 

ウタ「あー、あれかぁ…でも、ちゃんと計って無いから大きさがおかしかったりしなかった?」

 

陽助「…はい、少し大きいです」

 

ウタ「だったら、いつか僕のお店においで作ってあげるよ」

 

陽助「本当ですか!?」

 

ウタ「うん、もちろんだよ」

 

なんと、新しいマスクを作ってもらえる事が決まってしまった…

あれ?これ王様ゲームだったよな?

 

まあ、いいか…

 

芳村「よし、次に行こうか」

 

ヒナミ「うん!」

 

いいのか、ヒナミちゃん、それで

 

 

(…)全員「王様だれーだ!」

 

ウタ「あ、僕だね。」

 

 

なんでだろう…嫌な予感がする…

 

 

俺は息を飲んだ

 

ウタ「なんでもいいんだよね?」

 

陽助「はい、一応そういうルールですが…」

 

そんな時だった

 

ガチャ

カランッと再び鐘が鳴った

 

そして、今朝もみた嫌な顔と普通の人ならあり得ないような格好をしている

もう、二度と会いたくないとまで思わされたやつが扉の奥から現れた

 

月山「アモーレ、お久しぶりだね諸君」

 

陽助「はぁ!?なんで月山がここに!?」

 

俺、カネキさん、トーカさん、はすぐに臨戦体制に入る

 

月山「そんなに構えてもらわなくていいよ、今日は君達を喰べるためにきたのではないからね」

 

 

陽助「じゃあ…なんだよ…」

 

 

俺は息を飲む…

 

月山「こんなに楽しそうな事をしているのになんで僕を呼んでくれなかったんだい!?寂しいよ…」

 

あぁ…忘れてた…こいつ…変態だった…

 

芳村「それで、月山くんはこの王様ゲームにいれてもらいたいと?」

 

 

月山は大きく頷き

 

月山「さすが芳村氏だ!よくわかっている!」

 

もう…やだ…この人…

なんで、店長は普通にいれる気満々なんですか…

 

トーカ「おい、月山…本当に何もしないんだろうな…」

 

月山「Of course もちろんさ…」

 

ヒナミ「お兄ちゃん…あの人…知り合い?」

 

陽助「まあ…うん」

 

最後に危険なってつけないといけないけどね。

 

それにしても…やけに怪我の治りが速いよな…

まあ、気にしたら負けなのか…

 

陽助「あ、さっきの音って!?もしかして!?」

 

月山「ああ、先ほど少し躓いてしまってね。」

 

 

一体どんな転び方をしたらあんな音が出るのだろう…

 

 

ウタ「じゃあ、一緒にやろうよ」

 

月山「ああ、それでは失礼するよ」

 

月山はとりあえず俺とカネキさんからは遠ざけた…

 

 

ウタ「えっと、僕の命令だったよね?」

 

ヒナミ「そうだよ!」

 

ウタ「うーんそうだね。じゃあ、6番の人は今週中に僕のお店に来てね。」

 

まさかの、強制来店…

 

って!?俺じゃん!?

 

陽助「わかりました、どちらにせよマスク作ってくれるんですから行きますよ」

 

ウタ「うん、待ってるよ」

 

でも、場所わかんないや…

トーカさんとかに連れてってもらおっと

 

芳村「それじゃ次に行こうか」

 

 

()全員「王様だーれだ!」

 

結構人数が増えたな…

重なった声がとても大きく感じた

 

月山「んんっ!これは、お(ry」(割愛

 

月山…頼むから変なのはやめてくれよ…

 

月山「それでは、4番は今宵のディナーをご一緒しようで(ry陽助&トーカ&カネキ「却下!」oh…」

 

当たり前だ何されるかわかったもんじゃない…

 

月山「それではここで済ませられるものにしよう…」

 

 

月山は少し考えたあと顔をあげこう言った

 

月山「2番は僕の魅力的なところを言ってくれたまえ!」

 

 

2番の人災難だなぁ…

 

あ、ヒナミちゃんがこっち見て「どうしよう?」って顔になってる…

ヒナミちゃん…こればっかりは助け舟だせなさそうだよ…

 

陽助「思った事を言ってあげたらいいと思うよ」

俺は小さな声でヒナミちゃんに言ってあげる

 

ヒナミ「え、えっと…外国語?を使えるところとかかな?」

 

うん!ヒナミちゃん!よく頑張ったね!俺なら罵倒の言葉しか出てこなかったよ!

 

月山「なぁに、これくらいは紳士としてのたしなみさ」

 

ヒナミ「しんし…?カネキさん、しんしってどう言う事?」

 

ああ…また、余計な事を…

 

カネキ「えっと、月山さん見たいじゃない人の事だね」

 

月山「oh…なんとも手厳しい意見だね。カネキくん…」

 

トーカ「事実だろーが」

 

陽助「月山は紳士とは違うだろ」

 

芳村「まあ、食に関わらなければ紳士と呼べるかもしれないね。」

 

 

店長…ごもっともで

 

月山「芳村氏!?僕から"食"を奪ってしまったらなにが残ると言うのですか!?」

 

陽助「ああ、なにものこんねぇ」

 

入見「えぇ、そうね」

 

月山「グバァ!」

 

俺とカヤさんのWパンチで、月山はだいぶ精神的ダメージを負ったみたいだ

 

 

陽助「次、いきましょう」

 

芳村「そうだね」

 

(…もう、遠い記憶)全員「王様だーれだ!」

 

カネキ「あ、僕だね」

 

おお、やっと落ち着いてられる…

 

 

カネキ(ニヤッ)

 

陽助(ゾクッ)

 

なんだか悪寒が…

 

カネキ「うーん、3番の人は5番の人とハグをしてくれるかな?」

 

…え?

カネキさんはなにを言ってるんですか?

あれ?カネキさんってこんなタイプの人だったっけ?あれ?

 

俺は、手に持っている割り箸を確かめた…

 

陽助「あぁあ!?俺だぁ!?」

 

入見「あら、私ね。」

 

カヤさん!?え、待って左右からの死線が痛い!え?字が違う?そうだよ!それだけ怖いんだよ!

 

入見「陽助くん、いらっしゃい」

 

立ち上がり、少し手を広げてカヤさんは俺を待っている…

 

陽助「え、あ、あの、はぁ…」

 

もう、いい、どうとでもなれ

 

陽助「えいっ」

 

 

 

 

ギュ

 

 

 

 

俺はカヤさんに抱きついた

 

入見「あら?これは母性本能っていうのかしら?陽助くんを守ってあげたくなるわ…」

 

カヤさんは優しく抱き返してくれる…

 

陽助「なに…言ってるんですか…」

 

俺よりも背の高いカヤさんに抱きついているため

親子とか姉弟のように見えるかもしれない

 

 

ヒナミ&トーカ「…」(遠目

 

なんであの二人はジッとこっちを見てるのかな?まあ、うん、しょうがないか…実際見せ物みたいなもんだし…

 

カネキ「なんだか、和みますねぇ」

 

これは和んでいるのか…?

 

芳村「うん、そうだね」

 

店長まで…

 

ウタ「わー、なんだか微笑ましいね、蓮示くん」

 

四方「…」

 

四方さん、なんで時折俺とトーカさんを順繰り見るんですか…?

 

月山「レディカヤ…是非そこを変わっていただきたい」

 

 

ギュゥ

 

 

入見「あら?どうしたの?」

 

カヤさんにさらに強く抱きつく

 

陽助「いま、生命の危機を感じたので、カヤさんの方がいいです」

 

ヒナミ&トーカ「」(ガタッ!

 

月山「oh…」

 

もう、いいよな?

 

俺は離れようとする…

 

入見「もうちょっとこうさせて」(小声

 

陽助「えっ?ああ、はい」

 

カヤさんの手に力が少しだけこもる。

でも、全く苦しくない。

優しさがあるような、そんな気がした。

 

陽助「カヤさん?そろそろ…」

 

入見「ええ、そうね」

 

俺たちは離れた

 

離れる間際に

 

入見「また、甘えたくなったらきていいわよ」(小声

 

と、耳元で囁かれて

俺は自分の顔が赤く染まって行くのを感じた

 

 

ヒナミ&トーカ「…」

 

陽助「ん?どうしたの?二人とも?」

 

ヒナミ&トーカ「なんでもない」

 

あれ?なんか、怒ってない?

気のせいかな?

 

芳村「それじゃ次に行こうか」

 

 

 

カランッ

またもや鐘がなる

今日は(休みなのに)来店が多いなぁー(遠目

 

ニシキ「おい…にく…くれ…」

 

ニシキさんだった、傷はある程度塞がっているが…

 

恐らく昨日?の戦いで消耗し切ってたのだろうニシキさんは"肉"を食べなければならないほどだったようだ

 

四方「」ガタッ スタスタスタ…

 

四方さんはおもむろに立ち上がり四方さんがきた時に担いでいたカバンのところへ向かった

 

 

四方「喰え、楽になる」

 

 

なんだか、俺らは四方さんの人情らしきものを垣間見た気がした

 

あ…ニシキさんがこっちみて唖然としてる…

 

ニシキ「何やってんだよ…お前ら…」

 

カネキ「お、王様ゲームです」

 

ニシキ「ちげぇよ、なんで月山がこんなとこにいんだよっつってんだ」

 

そりゃそうだ。

昨日?今朝?フルボッコにされた相手と王様ゲームなんて…

驚くよなぁー(遠目

 

 

カシャ

 

 

ん?いま…なんか…?

 

ニシキ「おい、変態」

 

うわぁ…ニシキさん直球…

 

月山「なんだい?西尾くん?」

 

陽助「普通に反応すんのかよ!?」

 

もう、こいつ自分で変態って認めてんじゃねぇか

 

ニシキ「お前…覚えてろよ…」

 

そう言ってニシキさんはあんていくをあとにした

 

月山「何だったんだろうね?」

 

カネキ「こっちが聞きたいですよ…」

 

芳村「じゃあ続けようか」

 

平常運転だな…おい…

 

()全員「王様だーれだ!」

 

芳村「おや?私だね」

 

で、でた…最重要危険王様…

 

芳村「じゃあ6番の人は買い出しに行ってもらおうかな?」

 

で、でたぁー!?

とうとう王様ゲームに参加させてくれないやつ!?

 

……あ。

 

 

陽助「俺だぁー!?」

 

芳村「陽助くん…はい。これ買って来てね」

 

陽助「う、うぅ…分かりましたよ…」

 

俺はお金とメモを受け取り…

 

ヒナミ「お兄ちゃん!頑張ってね!」

 

陽助「うん、行って来ます」

 

ヒナミちゃんのおかげで元気でました

…ありがとう、ヒナミちゃん!

 

俺はあんていくを後にした




続く(ダダンッ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。