The Duelist Force of Fate   作:Anacletus

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第五話「狂乱者の敗北」

第五話「狂乱者の敗北」

 

聖杯戦争は結果として魔術師の優秀さを図る天秤となる。

生き残れば、他の魔術師を少なくとも六人下したという事になるからだ。

魔術的素養があるならばマスターになれると言っても、魔術無しに今までの聖杯戦争を生き残ってきた者はいないだろう。

だから、魔術師として未だ半人前の身だとしても相手の技量を読み違えないよう観察眼を鍛えていたのは正しい判断だったと思う。

格上の魔術師をまともに相手にして生き残れるような甘い世界ではないし、魔術師の本分として戦うならば徹底的に相手を知り尽くして対策を立てるのが筋だ。

それでもどうしようもない事はある。

少なくとも短い時間では絶対に埋まらない差というものが存在する。

魔術師としての勘が私にハリーハリーと言っていた。

早く逃げろと。

「ふふ、おにーちゃん。こんばんわ」

誰もいない橋の上。

コンクリートに足を僅か沈めながら巨躯が静かに歩いてくる。

「あ・・・イ、リヤ?」

衛宮君の言葉に私は舌打ちしたい気分に駆られた。

知り合い。

しかも、幼い。

それだけで衛宮君が戦えない事は何となく分かった。

しかし、しかし、それでも、もう戦いの場は整っている。

戦わずに逃げられる機は逸していた。

「衛宮君の知り合い?」

額を汗が滴り落ちていく。

「その・・・商店街の近くの公園で・・・知り合った子なんだ・・・」

『士朗。下ってください!!』

セイバーが即座に私達を庇うように前へ出た。

「へぇ、それがおにーちゃんのサーヴァントなんだ。剣だからセイバー?」

「あ、ああ、そうだ。って言うか。イリヤも・・・マスターなのか?」

小さく白い少女だった。

赤い瞳には妖艶な色と口元には残酷な笑み。

魔術師。

しかも、特大に危険な。

脳裏の危険信号はガンガンに鳴りっ放しで逃げろ逃げろのオンパレード。

私は宝石をいつでも放てるように袖の内側で意識する。

「そうだよ。わたしもマスター。教えてくれたから、こっちもちゃんと紹介するね。私のサーヴァント。バーサーカー」

静かに黒金の肌を晒した巨人が数メートル先で足を止める。

「おにーちゃんは聖杯戦争に参加するんだよね?」

「あ、ああ。でも、オレは戦いを止める為にこの戦いに参加する。だから」

衛宮君の言葉を聞いた少女イリヤが目を丸くした後、盛大に笑い出した。

「あ、あははは、シロウ面白い。冗談が上手!? お、お腹痛くなっちゃう!」

「イ、イリヤ・・・」

衛宮君も内心では分かっている。

イリヤと呼ぶ少女が話しの分かるような人間ではない事を。

少なくともこの場でそんな言葉は何の意味も無いという事を。

「あーおかしかった。うん。やっぱりシロウはわたしのものにするね」

「何言って、イリヤ! オレはイリヤと戦う気なんて無い!!」

少女が不意に視線を険しくする。

「おにーちゃんは戦わずに死ぬつもりなの?」

「な?! オレはただ無駄な争いを起こすつもりは―――」

「バーサーカー」

少女が巨人からふわりと舞い降りて、手をこちらに向ける。

「シロウ以外は皆殺して」

「イリヤ?!」

衛宮君の言葉も虚しく雄叫びが夜空に響く。

巨大な岩塊と見紛う獲物を手に巨躯が俊敏に地を駆けた。

『下がって!!』

セイバーの刃が岩塊を迎え撃つ。

拮抗。

しかし、僅かな間を持ってセイバーが後退する。

追撃を掛けるバーサーカーと一進一退の攻防を繰り広げながら橋が振動に振るえ始めた。

「イリヤ?! 止めてくれ!! オレは君と戦う気なんて無いんだ!!」

「おにーちゃん。これは聖杯戦争なんだって分かってない」

「何を・・・」

出来る限り衛宮君から遠ざかって戦いを展開しているセイバーに余力があるようには見えない。

セイバーは少なくとも普通のサーヴァントより余程強力な力を持っている。

それをしてもバーサーカーの進撃を止められないという事は事実上、バーサーカーが最強のサーヴァントという事に他ならない。

「これは殺し合いじゃなくて戦争なの。マスターとサーヴァントを殺した先にしか聖杯は無いわ。そして、戦わないなら死ぬしかない。と言ってもサーヴァントと違ってマスターには例外もあるのよ? それはマスターを降りる事。自分から教会に保護を求めてもいいし、令呪を消してもいい」

「イリヤ・・・オレは・・・」

衛宮君は幼い少女の口から零れる言葉に絶句していた。

私は何も言わず機を伺う。

「問題はわたしがシロウ以外を殺しておけば解決するし、もしもセイバーに止まれって命令してくれるなら、後はぜーんぶ片付けてあげる。そうすれば戦いなんてもう起こらないわ」

無邪気な瞳で少女は告げる。

そんな事は衛宮君に出来ないと知っていて、それでも苦悩する衛宮君の姿に甘く甘く微笑む。

「・・・イリヤ。それは出来ない」

「どうして? だって、おにーちゃんは戦いを止めたいんでしょう?」

「ああ、でもさ。それは誰かを皆殺して止めるって意味じゃない」

「それでも戦いは起こるわ。きっと、止められない。今だってわたしが仕掛け続ければ、シロウは戦うしかない」

「それは・・・!!」

「どうしてシロウは戦いを止めたいの?」

「・・・十年前、ここら辺一体で大規模な火災が起きたんだ」

「十年前・・・ああ、確かその頃に」

「それが聖杯戦争のせいだってオレは知った。あんな事が繰り返されるとすれば、オレは黙ってみているわけにはいかない」

「そう・・・シロウはそういう人なんだ」

少女が瞳を閉じた。

「バーサーカー」

跳んだバーサーカーが少女の目の前に着地する。

セイバーも同時に私達の前に戻ってくる。

『くっ・・・』

しかし、その脇腹には血が滲んでいた。

「セイバー!?」

『問題ありません。まだ行けます。それよりも・・・貴方にはマスターを頼みたい』

私とセイバーの視線が一瞬だけ交わった。

「言われなくても準備がそろそろ完了するわ」

「何言ってるんだ遠坂!?」

「何って此処から逃げる算段」

「セイバー一緒に逃げ―――」

『この状況下では足止め役がいなければ不可能です』

「あはは、まだ逃げられる気でいたんだ」

少女が嗤う。

その禍々しい笑みに私の背筋に怖気が走った。

「逃がしたりしないわ」

「セイバー。オレも・・・オレも戦わせてくれ!!」

『な!? 馬鹿な事を言わないでください!?』

「衛宮君!?」

私が思わず声を荒げようとした時、衛宮君の頭にベチリと万力魔人と名の付いた微妙に痛そうなカードが貼り付けられた。

「は?」

ポカンとした私の方に衛宮君が昏倒してくる。

「うわ!? ちょ、アンタ何してんの!?」

「・・・・・・」

「え? 少しデッキを弄ってた? 調整が終わったから、とりあえずデュエル!? って今まで黙ってるから何してたのかと思えばカード弄りしてたわけ!?」

私が喚くと彼はそ知らぬ顔でセイバーに話しかけた。

「・・・・・・」

『共同戦線、ですか?』

「・・・・・・」

『分かりました』

「・・・・・・」

『この状況・・・賭けてみましょう。その貴方の【戦い方】(デュエル)とやらに』

彼とセイバー。

二人が並び立つ。

「お話はお終い? 良かった。これでおにーちゃんが起きた時には全部終わってるわ」

「・・・・・・」

「そんな事は無いですって? 貴方・・・何の英霊?」

不意に少女の顔が曇る。

彼の力を図りかねているのか。

バーサーカーも不用意には仕掛けて来なかった。

「・・・・・・」

「引く気は無いか? 貴方もおにーちゃんみたいな事言うつもりかしら?」

「・・・・・・」

「ヤンデレ貧乳幼―――バーサーカー命令よ・・・あいつは、八つ裂きにして!!!」

グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!

主の怒りに応えてか。

バーサーカーの怒号が響く。

鼓膜が破れそうな音量に私は耳を塞いだ。

もう戦いは始まっている。

【Duel!!】

その言霊と同時に五枚のカードが引き抜かれ、ドローの雄叫びと共にサーヴァント達は静止した。

『これは!?』

「・・・・・・」

『信じましょう』

セイバーが頷く。

その間にも敵となった少女は驚きに固まっていた

「バーサーカー!?」

理由も分からないまま身動き一つできず固まっているサーヴァントを見れば、マスターが動揺するのは当たり前だ。

その間にもカードが虚空に展開されていく

【五枚伏せてターンエンド】

手札一枚を残して全てのカードが虚空に伏せられる。

そして、バーサーカーの動きが再び戻った。

「わたしのバーサーカーに何したの!? 赦さない!! バーサーカー!!!」

マスターの怒りに呼応して突撃してくるバーサーカーに対しセイバーが迎え撃とうとするものの、彼に止められた。

そして、セイバーの前に出た彼に岩塊の一撃が振り下ろされる。

【罠(トラップ)発動『炸裂装甲(リアクティブ・アーマー)』】

彼を爆砕するはずだった岩塊が接触した瞬間、彼の全身が爆発した。

数メートルの巨躯が吹き飛び、少女の真横を抜けて橋の根元に激突する。

「な!? えげつない!? っていうか無傷!?」

彼を見れば、ケロリとした顔で体の煤を払っている。

横のセイバーと言えば、やはり唖然とした表情だった。

「・・・・・・」

「今じゃフリーチェーン型に劣る攻撃反応型なんてガン伏せ環境でしか使えない? 大嵐怖い? 何かよく分かんないけど、よくやったわ!! 今の内に」

私が追撃をと言い掛けたところで再び叫び声が上がる。

「な!?」

橋の根元まで吹き飛んで全身がボロボロになっていたはずの巨躯が再び戦場へと跳躍して舞い戻る。

その血飛沫に濡れた体が端から再生していく。

本来ならば致命傷でもおかしくない損傷を受けたはずの体が修復されていた。

「まさか!? そんなのあり!?」

詳しい宝具の名前は分からない。

しかし、それが自動での蘇生である事は一目で分かった。

「驚いたわ。まさか・・・バーサーカーがこんなところで一回死ぬなんて。でも、次は容赦しない」

【敵特殊能力を確定。効果及び戦闘で破壊された場合、墓地から特殊召喚する。自身の効果で特殊召喚された場合ライフは8000に戻る。この効果はデュエル中十二回までしか使えない。その後、デュエル中で同じカード効果及び同じモンスターの攻撃では破壊されずダメージも受けない】

「何よ!? そのチート!? 十二回までしかって、【しか】って何よ!?」

思わず突っ込んだ私に彼が首を横に振る。

「・・・・・・」

「今時のデッキなら破壊効果だけで何種類もあるから軽い軽い? いや、それ以前の問題でしょ!? どうやって勝つ気!?」

「・・・・・・」

「ルールを思い出せばいいって? あ・・・!!」

私が唯一バーサーカーを倒す方法に気付く。

「バーサーカーの能力に気付くなんて・・・」

続けてバーサーカーに命令を出そうとした少女だったが、すぐにバーサーカーが動けなくなった事を悟ったのか、彼に視線を向ける。

「これも全部貴方の力?」

「・・・・・・」

「へぇ、何の英霊か知らないけど。絶対殺してあげる!!」

少女からの『殺害予告(ラブコール)』に動じる事なく再びドローの声。

【罠(トラップ)カード発動『強制脱出装置』】

ボンと小規模な爆発が彼の足元で起きた。

彼がその場から飛び出して私の隣に降下してくる。

「ちょ!? 何で初っ端から戦闘離脱してんのよ!? ほら、セイバーが白い目で見てるわよ!?」

慌てる私に彼が指を振る。

「・・・・・・」

「え? これからのコンボで自分がモンスター扱いだと邪魔になる?」

【場の速攻魔法『スケープ・ゴート』を発動。羊トークン四体を守備表示で特殊召喚する】

伏せられていたカードが開かれる。

可愛らしい羊をデフォルメしたモンスターが四体、セイバーの周囲に舞った。

「ちょっと!? 更にセイバーの目が白いから!!」

彼はマイペースを崩さない。

【手札から装備魔法『団結の力』を発動。セイバーに装備】

彼がセイバーに向かってカードを投げた。

セイバーの周辺に嵐が吹き荒れるように魔力が立ち上る。

『これは・・・この力は!?』

見れば、可愛らしい羊達がセイバーとセイバーの頭上に煌くカードと共鳴して膨大な魔力を収束させていく。

【手札から装備魔法『巨大化』を発動。セイバーに装備】

二枚目のカードがセイバーの頭上のカードに重なった。

セイバーの膨大な魔力が更に倍程にも膨らむ。

『これならば!!』

【バトルフェイズ。セイバーでバーサーカーにダイレクトアタック】

セイバーが神速の踏み込みを見せた。

巨躯でありながらも凄まじい剣戟速度を見せたバーサーカーが対応できない程の超高速。

「バーサーカーッッッ?!!」

少女の叫びすら打ち消して。

【攻撃力3500×2+羊トークン4+セイバー1×800=攻撃力11000-攻撃力4000=7000ダメージ】

四匹の羊を従えたセイバーの斬撃がバーサーカーを袈裟斬りにしていた。

「バーサーカーは絶対負けないんだから!!」

直後、復活するかと思われたバーサーカーに続けて声が響く。

【罠(トラップ)カード発動。『ファイアーダーツ』自分の手札が0枚の時に発動する事ができる。

サイコロを3回振り、その合計の数×100のダメージを相手ライフに与える。ダイスロール】

彼の手に光が凝集し三つのサイコロとなった。

天高く舞い上げられたそれがバーサーカーに降り注ぐ。

巨躯の上に落ちた目は3・4・3。

合計10。

【相手ライフに1000のダメージ】

閃光。

「バーサーカー!!!」

起爆。

吹き上がった爆風がバーサーカーの前身を嘗め尽くした。

炎の最中、上半身と下半身をズレさせていくバーサーカーの体が仄かに発光する。

「バーサーカー!!? どうしたのバーサーカー!!」

半狂乱で呼び縋る少女の声に僅か指を差し出したものの、バーサーカーはそのまま、光の粒子なって消滅した。

「嘘・・・嘘よね?・・・だって!! だって!!  バーサーカーは!?」

「諦めなさい。もうバーサーカーは黄泉がえらないわ」

「嘘、嘘!! 嘘!? そんなのわたし信じないんだからぁあああああああああああああああ!!!!」

突如として聖杯戦争から脱落したという事実を受け入れられないのか。

少女が叫ぶ。

終わったと気を抜いた時だった。

少女の中から莫大な魔力が吹き上がる。

「な!? マスターが隠し玉だったってわけ!?」

吹き上がった魔力が翼のような形を成し、少女が叫びながらセイバーに突撃した。

未だカードの加護を受けていたセイバーが反射的に剣を―――。

「セイバー!!!」

私の腕の中から衛宮君の体重が消える。

セイバーの剣が振り下ろされる寸前で虚空を駆けた同等の輝きに止められていた。

それはセイバーのものと瓜二つの剣。

『ッッ!? シロ―――!!!』

そのまま少女の拳を受けたセイバーが背後へと吹き飛ぶ。

瞬間、セイバーの頭上にあった二枚のカードが砕け散った。

更に後方で未だ伏せられていた他のカードも全て粉々になる。

衝撃で気を失ったのか。

セイバーが受身も取れずに地面を滑った。

「イリヤ!!」

走り出した衛宮君が未だ莫大な魔力を放出している少女の下へと走っていく。

もう何も分からなくなっているのか。

錯乱し頭を抱えた少女は泣いていた。

「イリヤ!! 分かるか!! 落ち着け!!」

橋が軋み始める。

「衛宮君!!? 無理よ!! 逃げないと橋が落ちるわ!!」

「イリヤを見捨てられるか!! 遠坂は先にセイバーと一緒に行っててくれ!! オレはイリヤを!!」

「馬鹿!? そんな魔力に中てられたら人間なんてすぐ粉々になるわよ!?」

私の声に答えもせず、衛宮君は走っていく。

その背中には悔恨と決意と色々なものが交じり合っていた。

「・・・・・・」

「先に行けって!? 何言って!! アンタも来るのよ!!」

「・・・・・・」

「やる事って何よ!?」

「・・・・・・」

「どいつもこいつも馬鹿じゃないの!? 敵を倒して身が危ないんだから逃げればいいじゃない!!」

私が怒鳴っても彼はやっぱり動じていない。

そして、近くまで滑ってきていたセイバーを抱き起こしてこちらに渡すと走り出す。

「必ず帰ってきなさいよ!!」

私は何故か悔しくて、心の底から悔しくて、衛宮君と彼の背中を見つめた。

優秀な魔術師。

そんな言葉よりも高い場所に二人の背中はあった。

現実の中に身を置きながら、馬鹿みたいな理不尽を口にする。

二人の背中は何処か似ていた。

「セイバー大丈夫?」

『・・・はい』

「行くわよ。橋が落ちる前に」

『シロウは・・・』

「衛宮君はあいつに任せてあるから心配しないで。もしやばそうなら私の令呪を使って二人を助け出すから」

『わか・・・りました』

ガクンとセイバーの体が重くなる。

気を失ったらしい。

私はその場に背を向けた。

橋を渡り切った時、橋の崩落と共に魔力の放出は止まった。

(どうなったの?)

濛々と上がる粉塵。

橋の崩落で起きた水飛沫の雨に濡れながら目を凝らす事数秒。

「あ・・・あのバカ・・・心配させて・・・」

私が見たのはフヨフヨと浮かぶ雲の化け物に乗った二人の男と眠っている一人の少女。

「・・・・・・」

「クラウディアンは不憫過ぎると思わないか? いや、そもそもクラウディアンて何?」

私は笑った。

笑う以外に無かった。

まったくもって男というのは愚かでどうしようもない。

が、少しは認めてもいい奴らがいる。

その事を嬉しく思いながら。

 

世界はそろそろ丑三つ時。

 

橋が落ちた場所には闇が蟠っていた。

 

仄暗い闇の底から赤い目が覗く。

 

蔓延り始めた悪意に誰も未だ気付かずにいた。

 

次の日、学校は休校となった。

 

そして、次の日の朝、衛宮邸で出会いが訪れる。

 

To be continued


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