プロローグ&中身ちょい見せ
絢瀬絵里▽
希の家で芽依に襲われてから、度々少女に出会うようになる。
ギリギリで逃げ続けるが、次第に体力や気力の限界が近付き——。
園田海未▼
絵里から相談を受け、ことりと協力して少女の秘密を探る。
少女の秘密を知った後、少女を守ることを決意する。
南ことり▼
海未から相談を受け、海未と協力して少女の秘密を探る。
少女の自宅に訪ねてからは冷酷な言動が目立つようになる。
西木野真姫▽
希と協力して少女を潰そうと試みる。
少女には反対姿勢を見せ、常に反抗し続けている。
東條希▼
真姫と協力して少女を潰そうと試みる。
少女に恐怖心を抱きながらも、時折心配する素振りを見せる。
小泉花陽▼
凛だけを大切にし、凛を中心に物事を考えるようになる。
少女の自宅に訪ねてから、ことりに恐怖心を抱いている。
矢澤にこ▽
嫌々ながらも少女の命令に従う。
だが、少女には反対姿勢を見せ、隙を見ては反抗している。
星空凛▼
少女に恐怖心を抱き続けていた。
少女の自宅に訪ねてから花陽を道具として見はじめる——?
高坂穂乃果▽
一度も少女に恐怖心を抱かなかった唯一の人。
何をされても少女を信じ続ける。
白咲亜依▼
μ'sを殺そうと試み、何度も襲い掛かる。
人を思い通りに操り、それを楽しむ愉快犯。
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息を殺して物陰に隠れる。
辺りにはもう誰もいない。
きっと、もう大丈夫——。
「みぃーつけたっ」
冷酷な声。
「っ……!?」
振り返ると、目に入ってくる金髪。
見慣れた、金髪。
透き通った瞳。
咄嗟に立ち上がり、逃げようとする。
一歩踏み出したところで、腕を掴まれた。
呼吸が荒くなる。
早く誤解を解かないと、本当に——。
「……帰ろ?」
——殺されてしまう。
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全身の力を抜き、完全に脱力する。
身体中から深紅の雫が滴る。
ニヤリと笑う××が、腕を止めることはない。
胸元に鋭い痛みが走ると、声を出す間も無く腹部に痛みが走る。
繰り返し。
ただ、ひたすら。
反応する間なんてない。
私はただ、痛みに耐えるだけ。
身体を押さえつけていた鉄が解かれると、そのまま床に膝をつき、倒れこんだ。
痛い。
いつぶりかに抱いた感情。
痛み、悲しみ、後悔、恐怖。
そんなもの、全ていらないはずなのに。
××は私の髪を闇雲に掴むと、そのまま強引に顔を上げさせた。
その直後、頬に走る痛み。
目を閉じてぐったりと脱力すると、××は掴んでいた髪を放り投げ、そのまま腹部を蹴飛ばした。
「はぁっ……はぁっ……」
徐々に意識が遠のいていくのがわかる。
うっすら目を開くと、遠くに横たわる××ちゃんの方に向かって歩いていく××の姿が見えた。
「やめ、て……」
私は、ゆっくり口を開いた。
××はニヤリと笑うと、××ちゃんの髪を掴んで顔を起こさせ、××ちゃんの胸部にナイフを差し込んだ。
私に見せつけるように、ゆっくりと。
××ちゃんが目を閉じるのを見ると、何もかも無くなったみたいに、私の視界が暗くなった。
あぁ、もう良いや。
私が生きてても、×んでても、××ちゃんが生きられないなら関係ないよね。
この×は、もともと……。
……あ、そうだ。
私、まだ×ねない。
だって、私は××ちゃんのために×きてるんじゃない。
私の×は、××のためにあるんだから。
だから、やっぱり。
××なんかに、×されるわけにはいかないんだ。
××は私の××、××は私の×。
×のために×てる×なんて無い。
処女作なのでまだ不慣れなところも多いですが、よろしくお願いします。