死色の白の英雄譚   作:磔のスケアクロウ

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地の文とセリフのバランスがイマイチ分からないです( ;´Д`)難しい。


第三幕 強さと過去

そう言ってステラ姫は《妃竜の罪剣_レーヴァテイン》を自身の肩に乗せて不敵に笑む。

そして続けざまに言いいいはなつ

「理事長先生、コイツら二人を消し炭にする為に訓練場を使わせて欲しいんだけど」

 

「なら第三訓練場を使え。あそこなら問題ないだろう」

直ぐさま新宮寺理事長が快く承諾した。ん?ちょっと待って?コイツらって何ッ!?二人って誰ッ!?

 

風切り音が鳴りそこに目を向けると、レーヴァテインの剣先がオレのいる方向に向けられていた

「イッキを倒し終わったら次はアンタの番よ!首を洗って待ってなさい」

 

 

そう言うとステラ姫は理事長室を退出した。

 

「嵐が過ぎ去ったな」

オレは疲れ気味にそうこぼす。というか一輝の後にってことはあのお姫サンは連戦でもなさるおつもりですかな。

 

そう自身の不幸を嘆いていたら、ガチャッと理事長室の扉の開く音がして

「…えっと…、第三訓練場ってどこに…あるの?」

先程カッコよく退出したステラ姫が戻ってきた。自分でも今の自分がカッコ悪いことになっていると自覚しているようで、頬がその紅蓮の髪と同じくらい真っ赤になっていた。これはオレですら同情を禁じ得ない。

 

 

「お前も行くわけだし連れてってやれば」

堪らず直ぐにお姫サンに助け舟を出した。まあ、この場合はオレでなくとも誰しもこうなってしまうであろう。

 

 

「…そうだね。じゃあステラさん一緒に行こう」

一輝もお姫サンのことをかわいそうに思っていたようであり、少し声に苦笑いが混じっていた。

 

そして二人が理事長室をあとにし、オレと理事長だけとなり理事長が問うた。

「剣崎、お前はどっちが勝つと思う?」

 

「さあ、どうでしょうね。サッカーでも徒競走でも何であれ、勝負ってものはやってみるまで分からないと思ういますよ」

 

「やってみるまでか、それは『どっち』の肩を持っての言い分だ?」

 

「もちろん油断しているお姫サンですよ。あれじゃ一輝には勝てないと思いますが、ラッキーヒットが試合を左右することだってあるじゃないですか」

 

「随分な言いようだな。やはり強さで驕る者を見ると『昔の自分と被る』か?」

 

「…まあ、ですが、この世の全ての不利益は当人の能力不足。そういう風に納得しました。『あのこと』に関しては」

 

「そうか、お前の中でケリがつけば何でもかまわんが」

 

少しの沈黙が流れた。そしてオレもその沈黙の中で過去の失態を思い出していた。

 

「そろそろ私達も訓練場に向かうか。ヴァーミリオン程の学生騎士なら訓練場が全壊しかねんからな」

 

「『世界時計_ワールドクロック』がレフェリーとか豪勢っすね」

 

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