集中力きれました(;・ω・)
誰でも今から言うことは1度思ったことがあると思う。
ある人が好きな人のために頑張る。だけど、その人は報われない。大切な人を守るために戦うけど最終的には、大切な人が死に自分だけが生き残る。そんな世界で生きる意味なんてない。
いつも通り、朝登校してると後ろからあの2人組に話しかけられる。
「おはよう。今日も学校めんどくさいって顔してるな。」
「さやかちゃん、失礼だよ。おはよう。」
「学校めんどくさいのは事実だからね~失礼でもない。」
「学校めんどくさいとか言うわりには、休み時間まどかと楽しそうに話してるよね~。好きなの?」
「どうなんだかね~。教えない。」
「可愛いまどかと話してるのが楽しいですって言えばまどかの好きな人教えるのになぁ~」
「さやかちゃん、絶対に言わないでね?言ったらさやかちゃんの好きな人だってばらすからね?」
「可愛いってとこは否定しないのか...」
「むぅ~、私だって色々と気にしてるんだから顔のこととか言わないでよ」
「可愛いから別にいいんじゃないの?」
「おっ?おっ?おっ?まさか、まどかのことが好きなのかな?」
「その表情地味にうざい。」
「私は先に学校行ってるから後は、お二人でごゆっくり~(о´∀`о)」
「また、二人きりだね。いつもさやかちゃんは独りでどこかに行っちゃう。私を置いてきぼりにして。」
「俺が、原因なら消えるけど?」
「そういう意味で言ったんじゃないから勘違いしないで?怒ってるの?」
「これくらいじゃ怒らないよ。」
「なら、良かった。今週の土曜日空いてる?一緒に遊ぼ?」
「何するの?襲っていいの?」
「まだ、そういう関係じゃないしそれに私達は、まだ中学生だよ?」
「まだっていうことは、その内そういう関係になるの?」
「それは、涯君次第だよ。」
「.....」
今度こそ結果を変えなければいけない。
「まどかに全部任せる。どうするのか、誰も頼らないで決めてほしい。本当に迷ったら誰かに助けを求めればいい。その相談相手がいればな」
「たまに、すごく冷たい態度とるよね。何か気に入らないことあった?」
「とくにないよ」
「そういうふうに言ったって無駄だよ。嘘ついてるのはお見通しだからね。」
「....」
「黙ってるときは、嘘つく時位だもんね」
「何でもいいだろ」
まどかの事は好きだ。だけど完全には好きになれない。何回も失敗してるから。何回やり直しても最後には俺独り。
それは、それでいい。他の誰も苦しまない。むしろこれが最高なのかもしれない。まどかが化け物になって終わるよりは...
最近、自殺する人間が増えてきている。昨日クラスで自殺したやつがいた。これも想定内。何も焦ることはない。慌てる必要なんてない。同じクラスのほむらも慌てる様子なんて見せなかった。あいつの家族は、全員殺された。それ以降何を見ても悲しまなくなっていた。
「あの子、自殺しちゃったんだね。」
「悲しいの?」
「普通悲しくなるよ?」
「大切な人が目の前で死ぬのと同級生が知らない間に死ぬこの2択のどっちが悲しい?」
「大切な人が死ぬ方が悲しいよ。」
「なら、同級生が死ぬ位どうってことないよな?」
「それとこれは別だよ」
「お前のそういうところは嫌いだ。甘過ぎんだよ。」
そう言って俺は、教室から抜け出した。イラつくといつも屋上に行く。何となく落ち着くから。だけど、屋上にはあいつがいる。
「また、抜け出して来たんだ」
「お前いつも俺が屋上に来るといるよな。周りからは見えてないだろうけど俺には見えるからお前が視界に入ることでストレスが異常に溜まるんだよ。」
「君の契約内容を教えてもらわない限り。僕は君に付きまとう。」
「決まってはいるけど、まだ言わねえよ。もう少し後で言う。」
「君は、嘘をつかない人間だから力を使わしてあげてる。それだけは忘れないように。」
「デメリット多めだけどな」
「でも、その分強いからいいだろう?」
「俺には、ちょうどいいかもな」
「誰と話してるのかしら?」
気がつかない内に金髪の女が後ろにいた。
「そこにいるじゃん。俺と同じタイプの人間なら見えるだろ?」
「あの子から聞いてるの?」
「巴マミだったけ?3年生の?」
「そうよ。これからよろしく。涯君?」
「よろしく。」
「この学校には君達と同じ仲間が後1人いるよ。大事な戦力になるから探したほうがいいんじゃないか?」
「その内、俺達の前に現れるだろ。あっちも多分気がついてるだろうし。」
「だといいけどね。」
「そろそろ僕は消えるよ。それじゃあまた後でね」
「私も教室に戻るわ。」
誰もいない。1人だけの空間。晴れてるから寝るのもいいしこのままボケ~っとしてるのもいい。このままならな。少しの間ボケっとしてたら学校全体を結界が多い尽くす。
「来たか...」
学校中に叫び声が響く。
「まどかとさやかには何かあったら屋上に来いって言ってるけど来るか?今回は俺の出る幕じゃない。」
「涯君!いる?」
「来たか。怪我してない?」
「これくらいじゃ怪我しないよ。」
「なら、良かった。このまま屋上で待機な。」
「あの化け物なんなの?何人か教師と生徒が食い殺された。」
「死ぬ時は死ぬんだよ。誰だって。それくらいで狼狽えんな」
「何でそんな冷静でいられるんだよ!人が死んでるのに!お前狂ってんだよ!」
「今頃それ言うのかよ。俺は、何人も人が死ぬの見てきたんだよ。だから別に悲しくならない。」
「さやかちゃん少し落ち着こ?」
「もういい。あんたと一緒にいるの吐き気するから私は、お前達とは関わらない。」
「じゃあな。」
さやかがまた下の階に戻っていった。
暫く後になってさやかの悲鳴が聞こえた。手遅れか?行けばわかる。
「このままじゃさやかちゃん死んじゃうよ。どうにかして救えないの?」
「使いたくないけど使わないといけないのか...」
「きゅうべぇいる?」
「呼んだかい?」
「力使わして。」
「回数制限あるのに今使っていいの?」
「別にいいよ」
「これあげるよ。君自身がこれを持ってればいい。僕を頼る必要がなくなる。」
「行くか...」
「私が、ここで死んだとしても誰も悲しまないかな?まどかと一緒に居たかったけど無理かな?あいつに酷いこと言ったこと謝れば良かった。」
色々と後悔してると目の前にいる怪物が動き出した。鎌みたいな刃物を振りかざした。上半身と下半身が分裂する未来が見える。刃物があたる瞬間目の前にあいつが来てくれた。左肩がざっくり抉れている。なのに、痛いと声も出さない。
「あんた神経までいかれてんじゃないの?」
「...」
「何か喋ってよ。死んでないよね?」
返事が返ってこない。私は気がつくのが遅かった。話しかけていたのは涯の脱け殻だ。
怪物の後ろに4mくらいの大きさの狼がいる。次の瞬間怪物の上半身が吹き飛ぶ。瞬殺...何が起きたのか理解できなかった。
瞬殺できたのはいいけどさやかに姿を見られた。めんどいことにならないといいなぁ。別のエリアも見回りにいかないと...
「貴方も魔女かしら?」
「・・・・・」
「大人しく死んでくれると助かるのだけど。」
何で、マミと遭遇するんだか。悪運過ぎる。
散弾銃的なやつだから厄介だけど回りにあるのを使えば何とかなるかもしれない。
ショウカキを使えば何とかなる確率が高い。
「消火器なんて無意味よ。」
銃弾がこちらを目掛けて飛んでくる。弾を消火器にぶつけ消火器を爆発させる。
「目眩まし?」
「サヨ..ウナ...ラ」
狼だとしゃべりにくい。
「魔女ではないのね。」
少しずつ魔女を駆逐していくけど霧がない。減るどころか増えていく。グリーフシードを沢山落としてくれるから別にいいけど。ていうかさっき俺のからだ傷付いてたよね?あれ絶対痛いじゃん。ついてない。
親玉的なやつがいた。既に誰かが戦ってる観戦しておこう。あれは、ほむらか?やっぱりあいつがマミと同じ魔法少女。ワープしてるというよりは、DIOみたいな時間操るやつか。
「貴方見てないで少し手伝ってくれてもいいんじゃない?」
「バレテタカ」
「周りの雑魚は、私がやる。あいつは貴方がやって。身長でかい人の方が処理も楽だろうし。」
弱点は、内側か...心臓部分が弱点のやつかな。人間と同じ構造なら脊髄もあるはず。
速さを限界まであげてひたすら貪る。再生能力高いから即再生する。
「メンドクセエナ」
「お手上げ?」
「マダ、ヤレル」
足に力を集中させる。心臓部分目掛けて突っ込む。腕のようなもので叩き潰そうとしてくるが噛み千切って突破。腕が無ければ人形と同じ。ひたすら喰う、そうすれば相手の能力を奪い取れる。そのぶん侵食されるけど。
「あ~あ、そんなに食べちゃって大丈夫かい?既にそいつは死んでるよ?」
弱点は破壊してないのになんで...
「こいつは、全身が弱点。心臓なんて飾りでしかない。君の体なんか傷増えてないか?」
あっちの体の傷をこっちに移した。
さやかサイド
「とりあえず屋上に戻ってきたけど、涯の体冷たいよ。まどか、ごめんね。」
「涯君はまだ生きてるから大丈夫だよ」
「でも...」
「諦めちゃダメだよ!」
「うん。」
「あそこに、狼いるけど涯君と関係あるのかな?」
「確かに、涯の体動かなくなった直後にあの狼出てきたし後で聞いてみよ?」
涯サイド
「とりあえず、元に戻るわ。」
「お疲れさま。やっぱり貴方涯君なのね。」
「意外だったわ。」
元に戻ったのはいいけど何でまどかとキスしてるの?
「!」
「!」
「何故こうなった?」
「だって、涯君息してないんだもん。死んじゃったかと思ったから人工呼吸したら途中で涯君起きたの。」
「あのさ、涯さっきはごめんね。体傷ついてるでしょ?」
「ある程度は、治ったから別にいいよ。」
そのあと2週間学校は休校。
事件から2日後
まどかと遊ぶ事になった。俺の家で勉強やったり外で遊ぶらしい。さやかが考えたのに本人は来ないという。
時間になったのでまどかを迎えに行く。まだ4時なのに、もう少し寝ていたい。
まどかがこっちに向かって歩いてきた。迎えに行くって言ったのに。
「おはよう。」
「おはよう。わざわざこっちまで来たんだ。」
「涯君の事だから起きるめんどいし迎え行かなくてもいいかって思ってるかな~って思ったから1人で歩いてきたの」
「考えを読まれてた」
「すごいでしょ?」
「そうだね。」
「久しぶりに涯君の家泊まるなぁ~。」
「まぁ、親はいないけどな。」
「そうだね...寂しくないの?」
「寂しくない。慣れたし。」
「私の家で一緒に暮らしてもいいんだよ?」
「遠慮しとく。家着いたよ。」
「おじゃましまーす。相変わらず広い家だね。」
「使ってる部屋は少ないけどね。」
「私も涯君の家に住もうかな?」
「家族になったらね」
「まだ時間かかるじゃん」
「私、朝ごはん作るから、出来上がるまで寝てていいよ。」
「分かった」
こんなにゆっくりと過ごせる朝は久しぶりだ。
「ご飯できたよ~」
「なんか、こうして誰かの朝ごはん食べるの久しぶりな気がする。」
「沢山作ったから全部食べてね」
「まどかって何でも出来るんだね。」
「そんなことないよ。涯君の方が出来ること多いよ。勉強は普通だけど昼は、校庭の野球部のバックネット登ったり、体育館の屋根登ったり普通の人が出来ないようなことしてるじゃん」
「別に、死んでも構わないからやってるだけだよ。」
「涯君死んじゃったら私多分立ち直れなくなるよ」
「どうして?まどかは友達沢山いるのに?」
「幼馴染みでしょ?私の?」
「確かにそうだけど。それ以外何でもないじゃん。」
「私は、引っ越して来たから最初は友達いなかったけど、一番最初に涯君とさやかちゃん話しかけてきてくれたでしょ。あの事は今でも忘れないよ。」
「そんな事もあったね。」
「あの頃の涯君明るかったのに今は、大分変わったね。」
「家族全員死んだのもあるけど、あの人まで死んだから性格変わるのも当然だよ」
「ごめんね。食事の時にこんな話して。」
「気にしなくていいよ。食事の時大体静かだから何も話さないよりは、たのしい。」
「寂しいなら私の事頼ってね?」
「もう充分頼ってる。」
「もっと頼っていいよ。」
まどかといると和む。ストレスも全部消える。どんなに辛くてもまどかがいれば乗り越えられる。今でもそうだった。
「このあとどうする?」
「寝る~」
「太るよ?」
「失礼だな~。私これでも体重気にしてるんだよ?」
「まどか太っても大して変わんないと思うけど?」
「それなら、寝ても大丈夫じゃん。」
「寝るならあっちの部屋使ってね。」
「小学生の頃は一緒に寝てたのに、中学生になってからは一緒に寝てないね。嫌いになっちゃった?」
「中学生なんだから部屋別にするだろ。普通は」
「私、小学生の頃と体型ほとんど変わってないから気にしなくていいよ。」
「なら、一緒に寝る?」
「寝る♪」
「模様替えしたんだね。黒系の部屋だね。」
「寝るなら早く寝よ。眠くなってきた。」
「一緒にベットで寝るの久し振りだね。」
「なんか、小学生の頃は意識してなかったけど顔近いね。」
「そうだね。意識すると色々変わるね。涯君の体筋肉沢山ついて男の子らしくなってる。」
「まどかも、色々と変わったね。」
「例えば?」
「女子らしい体つきになったていえば分かるんじゃない?」
「そうだね。変態」
「変態は、認める。」
「抱き締めてもいい?」
「理性保つの辛くなったら襲うかも」
「襲ってもいいけど責任とってね?」
小学生の頃とは何かも違う。女子として認識しちゃうから気まずい。
「まどかの心臓の音聞こえる。すごい脈早い。」
「涯君だって早い」
「緊張してるの?」
「涯君と寝るの久しぶりなんだもん仕方ないじゃん。」
「おやすみ。」
「おやすみ。もっと色々と話したいのに...後ででいっか」
どのくらい時間が過ぎたのかは分からない。でも、長時間寝ていたことは分かる。
「おはよう。よく眠れた?」
「おはよう」
「もうお昼過ぎたよ。」
「大分寝てたんだね。このあとどうする?」
「もう少し寝てたいな。涯君と寝てると落ち着くから。」
「俺は抱き枕か何かかよ」
「涯君温かいから眠るときに丁度いいんだ。」
「少し寝ぼけてない?」
「気のせいだよ」
「まあ、いいか。それじゃ寝る」
「あのさ、少しでいいからお話しよ?」
「いいよ。」
「あの日さやかちゃんの事助けた大きな狼って涯君?」
「そうだよ。」
「どうやってその力手にいれたの?」
「それは、後で話す」
「涯君てさやかちゃんの事どう思ってるの?」
「友達かな?」
「好きとかいう感情はないの?」
「好きとかはない。仲のいい友達だと思ってるけど。」
「さやかちゃんともお似合いだと思うけどな~。」
「冗談半分でそういうこと言うのはやめてほしいかも。なんか、変に意識するようになるかもしれないから」
「ごめんね。でも、もしかしたらさやかちゃん涯君のこと好きかもしれないんだよ?」
「好きだったら色々と困るけど普通に嬉しい。」
「私とさやかちゃんどっち選ぶの?」
「両方かな?片方幸せでもう片方は不幸になるとか耐えられない」
「人が死ぬの見ても何とも思わないのに恋愛関係とかだと色々と思うことがあるんだね。」
「寝ないの?」
「まだ、眠くない。もうちょっとだけでいいからお話しよ?」
「他に何か聞きたいことある?」
「涯君いっぱい人が死ぬの見たて言うけど家族とあの子以外で死んだ人を見たことあるの?」
「目の前で何回も見たよ。毎回守れないで、その度に自分の弱さを実感したよ。今回でそれも終わらせたい。」
「涯君って何者なの?目の前で何回もってどこか別のところから来た人なの?」
「知りたくなくても分かる日が来る。」
「そっか。なんか話が難しすぎて頭の中こんがらがって来たから寝るね。」
「お休み」
また、寝た。暫くの間は独りで考えられる。
これからどうするのか...何も隠さずに話すのは無理。
大切なことを教えるだけで今はいいのかもしれない。
気がついたら夜になってた。まどかがいない。また、先に起きてご飯でも作ってるのかな?とりあえず下に行かないといけない。
「やっと起きてきた。ご飯冷めちゃうから早く食べよ?」
「なんか、すごい懐かしい料理だね。」
「覚えてくれてるの?」
「小学生の頃まどかが泊まりに来て初めて作った料理だし覚えてる。塩と砂糖間違えて大惨事だったけど。」
「しょうがないじゃん。あの時は、まだ子供だったんだから。」
「今回もミスしてるかもね。」
「酷いなあ~。あの頃から少しは成長してるから大丈夫だよ」
やっぱりミスしてる。
「砂糖と塩間違えてない?」
「涯ハズレ引いたね。1つだけハズレ作っておいたんだ。」
「そっか。」
「無理して食べなくてもいいよ?」
「無理してでも食べる。」
「お腹壊しちゃうよ。」
「まどかみたいに弱くないから大丈夫だよ。」
「男子と女子を比べないでよ。」
「いいじゃん別に」
「でも、ちゃんと食べてくれるのは素直に嬉しいよ。」
「なら良かった」
「さやかも呼ぶ?」
「明日呼ぼう?今日はもう夜だしさやかちゃんに迷惑かけちゃうと思うから。」
「明日はもっと賑やかになるかもな。」
「楽しみだね♪」
「風呂どうする?どっちが先に入る?」
「涯君先に入ってて良いよ。私は後から入るから」
「分かった。それじゃ、入らせてもらうね。」
風呂は温かいし落ち着く。嫌なことも全て忘れられる。今日は寝てばっかりだったけど楽しかった。まどかがいるおかげなんだろうか?いや、別の人でも楽しかったと思う。
「どうだい?少しは気が楽になったかい?」
「何でお前が風呂場にいるんだよ。」
「細かいことは気にしないでいいじゃないか。それよりもあのまどかって子は魔法少女になるのかい?」
「どうなんだか俺にもよく分かんない。」
「ほむらは反対してるけどね。」
「人によって考えは違うし別に気にしなくてもいいじゃないか?」
「まあ、それもそうだね。どうするかは、その内決まるだろう。」
「お前が現れたって事は、また魔女が出現するんだろ?」
「そうだよ。明日この町のどこかに魔女が出現する。」
「前より強いのか?」
「君が出る必要はない。まあ、君の近くで湧かない場合だけどね。魔女は、栄養価の高い人間の近くに現れる。例えば君のような獣や魔法少女のマミとほむらとかね」
「だけど、1回出現した場所には暫くは湧かないだろ?」
「極稀に湧くよ」
「別に何でもいいけどな。」
「それじゃ僕はここで消えるよ。」
「じゃあな」
「もうちょいしたら風呂あがろうかな...」
きゅうべえ...あいつ疫病神か何かかよ。明日多分俺の元に現れるだろう。あの力を使うのは極力避けたいけど魔力のストックはあまりない。ためる方法は恐怖や絶望等の感情だけど中々集まらない。集まったとしてもストックは出来ずにその場で消費してしまう。
「涯君?大丈夫?のぼせてない?」
「大丈夫だよ。」
「そっかならいいけど。.....」
「どうしたの?」
「何でもないよ。」
「何か言いたいことあるの?」
「えと、あの、さ昔みたいに、一緒にお風呂入ってもいい?」
「良いよ。でもタオル巻いて入ってきてね」
「うん」
ガラガラと戸を開ける音がした。音のする方に顔を向けるとタオルで前だけ隠していたまどかがいた。
「お前さちゃんとタオル巻いて入ってきてって言ったのに何で約束守らないの?」
「だって涯君は、何もつけてないのに私だけタオル巻いてるのは不公平じゃん。」
「まどかの考えってたまにおかしいよね。」
「あっち向いてて、恥ずかしいから。」
赤面状態でそれを言われたら従うしかない。
「涯君さっき何考えてたの?」
「色々と考えてた。」
「そっか。私に相談出来ることなら言ってね。」
「明日、また学校で起きたあれが何処かで起きる。」
「また、涯君が犠牲になるの?」
「それがよく分からない。」
「私は涯君が傷つくのは見たくないよ。どんなに怪我してもすぐ治るから問題ないって言うだろうけど本当は痛いでしょ?」
「痛くないから大丈夫」
「今まで大切な人を守れなかった時に比べたら痛みなんてかんじないんだろうね。」
「よく分かっていることで」
「嫌でも分かるよ」
「だろうね」
「話変わるけど涯君お願いあるんだけどいい?」
「何?」
「背中洗ってくれる?」
「いいよ」
「女子の背中洗うの抵抗ないの?」
「まどかの背中洗うのは慣れた。」
「前より大きくなったでしょ?」
「少しは、大きくなったんじゃないかな?」
湯船には背中合わせで入った。向かい合って入るのは無理だ。
「明日さやかちゃんの事迎えに行くけどその時もしかしたらあれが出てくるかもしれないんでしょ?」
「俺の元に現れる確率高いけど他の人のところに現れる確率も高いからどうなるのかは分からない。」
「私にも、涯君の事守らせてね?」
「女子に守られるのは、抵抗ある」
「私いつまでも涯君に守られるのは嫌だよ。」
「俺もいつかは消える。だからその時までに自分を守れるくらい強くなっててね。」
風呂入っててもくつろげない。後は寝るだけ。
「私疲れたからすぐ寝付けるかも。」
「それは、良かった。」
次の日
さやかには連絡済みだから後は迎えに行くだけ。
「それじゃ、さやかを迎えに行こう。」
「楽しみだね。」
「何もないといいけどな」
所々おかしいと思います。
おかしくてもしょうがない。だって、書く→暫く書いてない→久しぶりに書くの繰り返し...
時間ない。
次の更新は、春休みくらいになるかもです