それでは、原作四巻始まりです。
そして、ヒロイン決定。詳しくはWho is the heroine?+What is a hero setup?(随時更新)をご覧ください。
What is a vampire?
あれから、転入して数週間も経たないうちに制服が夏服に変わり、それなりの日にちが経った。
今日は、ある人物に会う為に人払いの結界を公園に貼って待っていた。
「よう、なかなか早く気づいたな」
すると、二十代くらいの若い男が現れた。
「お久しぶりです、アザゼル『堕天使総督』」
「おいおい、そんなに強調すんなよ」
やれやれ、と肩をすくめるアザゼル。どうせ、反省していないだろうし話を進める。
「それで、何の用ですか?わざわざ兵藤を介さなくても……」
詳しく言うなら、兵藤が受け取った対価の中にアザゼルの力が僅かに感じられる宝石が混じっていて、それで気づいたっていう訳だ。
「まあ、今代の赤龍帝に直にあっておきたかったからな」
「……はあ。グレモリーが怒りますよ?貴方は気にしないとは思うが」
一応、言っておく。
「ああ、まあな。」
俺の言葉にアザゼルはそう言ってから急に真面目な顔になる。
「……っと本題だが……すまなかったな」
急に真面目な顔になったことに内心驚きながらも訳を訊ねる。
「……どうしたんですか?」
「俺なりのケジメだ。コカビエルの野郎の所為でお前を悪魔にさせちまったんだよな」
何故、それを知っているのか……可能性としては……
「ミカエル様から?」
「ああ、奴から色々な……」
意外にも、アザゼルは俺が悪魔に転生したことを気にしているみたいだ。
「そうですか、あまり気にしないでほしいですね。私自身は、後悔してないんでね」
「……そうか、ありがとうな。じゃあ、また会談でな。この学園でやるみたいだしな」
「ええ、また」
そして、アザゼル総督は去っていった。というか、この会談を学園でやるのか……面倒ごとが頻繁に起こるな、これも赤龍帝の所為か?
*
「冗談じゃないわ。確かに悪魔、天使、堕天使の三竦みのトップ会談がこの町で執り行われるとはいえ、突然堕天使の総督が私の縄張りに侵入し、営業妨害していたなんて……!」
その翌日、オカルト研究部で部長殿は眉を吊り上げて怒りを露にしていた。
その理由は、アザゼルが会談前に接触してきたかららしい……兵藤に。面倒ごとになりかねないので俺も会っている事は言っていない。
「私の下僕に手を出そうだなんて……万死に値するわ! アザゼルは
台詞自体は、慈愛深いグレモリーらしいが……いかんせん部長殿が兵藤を膝枕をしている所為で緊張感にかける。
「……やっぱ、俺の
兵藤が心配そうに呟く。ふと、ルシファー殿が転移してきたので話をふる。
「大丈夫だろう、気にする事はない。ですよね……?」
「そう、アザゼルは昔から、ああいう男だよ、リアス」
とりあえず、真っ先に跪く。
「お、お兄様!?」
驚愕の声を上げる部長、何かが落ちる音と兵藤のうめき声が聞こえたがそのまま跪いておく。
「先日のコカビエルのようなことはアザゼルはしないよ。ただ、悪戯はするだろうけどね。しかし、予定より早い到着だな」
サーゼクス・ルシファー殿がそう述べる。近くにもう一人いるみたいだが、跪いているため確認できない。
「くつろいでくれたまえ。立ってもかまわないよ。今日はプライベートだ」
ルシファー殿の言葉に従って立ち上がる。そして、確認するとルシファー殿の後ろに銀髪の女性が立っていた。あの方は、確かルシファー殿の『
「お兄様。どうしてここへ?」
怪訝そうに部長が質問すると、ルシファー殿は、ポケットから一枚の紙を取り出した。
「授業参観が近いのだろう? 私も参加しようと思っていてね。是非とも妹が勉学に励む姿を間近で見たいものだ」
そう言えば、授業参観か……俺には縁のない事だ。
「グレイフィアね? お兄様に伝えたのは」
部長はグレイフィア殿を見る。
「学園からの報告はグレモリー眷属のスケジュールを任されている私の元へと届きます。無論サーゼクス様の『
それを聞くと、部長は嘆息していて、みるからに乗り気ではない事がわかる。
「報告を受けた私は、魔王色職が激務であろうと、休暇を入れて妹の授業参観に参加しに来たかったのだよ。安心しなさい。父上をちゃんと来られる」
おいおい、シスコンっぷり激しいな。苦労してんだろうな……その下の悪魔たち。
「そうではありません! お兄様は魔王なのですよ! 仕事を放りだしてくるなんて! 魔王が一悪魔を特別視されてはいけませんわ!」
おお、部長が正論を言ってる。だが、そんなんでシスコンが折れる訳ないぞ?
「いやいや、これも仕事さ。三勢力の会談をこの学校でやろうと思っていてね。今回は、その下見に来たんだよ」
ほらな。そういえばアザゼルもそんなような事を言ってたな、この学園で会談をやるって。
「……っ!? ここで本当にするんですか?」
部長が驚く、ふと周りを見ても他の部員も驚いている。一応、驚かないのも不自然なので振りはしておく。
「ああ。この学園はどうやら何かしらの縁があるようだ。偶然では片づけられない事象が重なっている……そう言えば、初対面の子がいたね。初めまして、魔王のサーゼクス・ルシファーだ。リアスの兄でもある」
と、急に話題を変えて兵藤とアルジェントに向かって声をかけたルシファー殿。
「は、初めまして!お……じ、自分は 『
「び、『
二人は緊張した面持ちで自己紹介をした。それに満足したのか話しを続けるルシファー殿。
「赤龍帝に癒し手、それに聖剣使い……。妹の眷属は楽しい者が多くていいね。眷属として、グレモリーを支えてくれ、よろしく頼むよ」
「無論です」
「「は、はい!」」
そのルシファー殿の言葉に、返事を返す俺たち。
「さて、自己紹介も終わったところで、聞きたいのだが、こんな時間に空いている宿泊施設はあるかね?」
その発言に事前にサーチしとけよ、と心の中で思っていると兵藤が……
「それなら。うちに来ますか?」
と言ってルシファー殿たちは兵藤宅に泊まる事になった。
一瞬サーゼクス殿がニヤリと笑ったのを見て……これが狙いだった気がするのは間違いないと感じた俺だった。
*
サーゼクス・ルシファー殿が来てから数日が経ち、授業参観の日になった。
その前にプール清掃からのプールなんてものがあったが、その日は参加していない……気不味いし、
その日の昼休み、俺は手洗いから教室に戻る為に廊下を歩いていると木場がこちらに向かって来た。
「どうした?」
「あ、何だか魔女っ子が撮影会をしているって聞いたから、ちょっと見に行こうかなと思ってね」
これが、俺が木場をこいつも(女性に興味のある)男なんだと認めた瞬間であった。
同時に、こいつもそういう趣味があるのか……と思った瞬間でもあった。
「……そうか、悪かったな引き止めて。俺はいいから行って来い」
と言って事前に断って木場を見送った。
それにしても、魔法少女?こんなとこにいるって事は十中八九関係者だろ?
早ければ、会談で会えるし、重要な人物だったら何時か会えるから態々行く必要はない、と思い教室に戻った。
その後の授業参観はカオスだったので割愛する。……なんだよ粘土細工って?英語はどこにいった?
この世界の日本の教育制度を本気で疑った一日になった。
ヒロインいないので、プールイベントはカット。
あと、性格上でセラフォルー登場のイベントもカット。
因みに、題名はエキサイト翻訳様で 〜って何(誰/いつ)? という文をぶち込んだのをつかっているので、再翻訳するとまともな文になっていないのが殆どですし、これからもだいたいそんな感じです。