自殺願望(以下略 番外編   作:クレシアン

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番外編東方盗菓子録二話目となります!

※注意!
・3年後の世界になるので実力が上昇したり新たな技を身につけたキャラが居ます!
・そのくせできる限りネタバレを防止する為戦闘シーンはほぼ無いです!
・相変わらずのキャラ崩壊。



番外編:東方盜菓子録②

「しっかし探すと言っても能力は温存しておきたいしなあ。」

 

 

 

俺は館の窓から外を見る。

 

 

(そもそも魔理沙さんは何故盗んだのか…?)

 

 

「あー!お兄様だ‼︎」

 

 

「うわっ⁉︎」

 

 

俺は急に側面に体重が掛かり地面に尻もちを着く。

 

 

「妹ちゃんか、びっくりした…」

 

「別に驚かすつもりはなかったんだけど…何か考え事?」

 

 

む、察せられてしまったか。

妹ちゃんことフランドールちゃんに感づかれるとは…余程顔に出ていたのか?

 

 

「実はかくかくしかじか…」

 

 

再度説明中

 

 

 

「ふーん、魔理沙がねぇ…」

 

妹ちゃんは少し考え、

 

「うーん…あ!そう言えば一旦家に帰るって言ってたよ。」

 

 

「魔法の森か、ありがとうな。」

 

 

俺は妹ちゃんにお菓子を渡す。

 

 

「久しぶりのお兄様のお菓子だ!

えへへ、こちらこそありがとう‼︎」

 

 

「それじゃあ事が済んだら俺ももう一回ここに来るから。すぐ戻るよ。」

 

「うん!」

 

 

 

よし、目指すは魔法の森。

ここからじゃさすがに徒歩じゃきついし、妹ちゃんと約束したからには全速力で解決せねば。

 

 

 

 

「青娥さん、ちょいと借ります。<イルード>」

 

俺は館の外へすり抜けて、飛行態勢に入った。

 

 

 

 

 

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

 

魔法の森

 

 

 

「とりあえず魔理沙さんの家に向かうか?いや、でも……」

 

 

 

「ルーカス様!上です‼︎」

 

「‼︎」

 

突如聞こえるウロボロスの声に対し俺は即座に後退した。

そして、俺の目の前に攻撃が通り過ぎる。

 

 

「あっちゃーやっぱり不意打ちは効かないか。」

 

 

「魔理沙さん…‼︎」

 

「まったく…待ちくたびれたぜ。」

 

 

 

魔理沙さんは菓子が大量に入った袋を見せつける様に持っている。

 

 

「何やってんだ…もうそろそろ君も成人なのだから考えて行動してくれよ……」

 

 

「私だってただ悪戯をする為に盗みをした訳じゃない。」

 

 

魔理沙さんは俺を指差す。

 

 

「ルーカス、お前にリベンジする為に仕組ませてもらったぜ!」

 

 

「…そんなこったろうと思ったよ。別に言ってくれればいいのに。」

 

 

「私は本気のルーカスと戦りたいんだ、これはお遊びじゃないぜ。」

 

 

「‼︎」

 

 

 

どうやら魔理沙さんはガチで来るらしい。

3年前とは気迫が違う。

 

 

「ルーカス、覚えてるか?

私達が最初で戦った事を。」

 

 

「3年前とちょいか、あの時は俺の負けだったな。」

 

懐かしいな、まだ魔法使いとしては未熟もいいとこだった。

 

「あんな隠し種を残した勝利なんて私は認めない…頼む、全力で来てくれ。」

 

 

……そうか、あの時は。

 

 

 

「いいだろう、最大出力展開。」

 

 

 

周囲が強風に包まれる。

久しぶりの全力、隅々まで、惜しむ事もなく。

 

 

 

「いくぜ!

終止符<スターダストウォーズ>‼︎」

 

 

「文さん天子さん借りるぞ、

激情<カラミティ=テンペスト>‼︎」

 

 

 

 

 

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

 

 

結果

 

4-1

 

○○○×○

 

 

「くっそーやっぱり強いぜ……」

 

 

魔理沙さんは地面へ寝転がる。

 

「いや、まさか1本取られるとは思わなかった。また強くなったな。」

 

 

「嬉しい様な嬉しくない様な……まあルーカスが言うのならそうなんだろうな。」

 

 

 

魔理沙さんが投げた菓子の袋を受け取る。

 

 

「…他に菓子を盗んだ奴らを教えてやる。」

 

 

「…‼︎」

 

 

「西行寺幽々子、古明地こいし、チルノ、東風谷早苗、蓬莱山輝夜、封獣ぬえだ。

全員の関係者がお前にリベンジを望んでいるぜ。」

 

 

「なるほど…こりゃ確かにきつそうだ。まあただ盗みが目的じゃなさそうで安心したよ。」

 

 

 

「全員の挑戦を受けるのか?

いくらルーカスでも…」

 

 

「そりゃしんどいだろうけど。

…今日はハロウィンだし、たまにはいいかな。」

 

 

 

俺は飛行体制に入る。

 

「あ、それと魔理沙さん。」

 

 

「⁇」

 

 

「これからは挑戦なら俺はいつでも受けるから。

まあ頑張る事だね。」

 

 

「そっちこそ、今日が命日にならない様に気をつけるんだな。」

 

 

 

「…善処するよ。」

 

 

 

 

ルーカスが飛び去った後に魔理沙は上体を起こし、

 

 

「本当に…最初は魔法も下手くそででも戦いは上手くて。

途中で争ったりもして…本当に本当に届かないくらい強くなったんだな……ルーカスは。」

 

 

と呟いた。

 

「いてて…さて、紅魔館に戻ろうかな。」

 

 

 

 

 

 

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

 

 

冥界

 

 

「やはり君か。というセリフを今日は後5回は言いそうな気が。」

 

 

 

「申し訳ございません…どうしても手合わせを願いたかったので。」

 

 

 

階段を駆け上がる俺に妖夢さんが立ちはだかる。

 

 

「結局なんだかんだ言って妖夢さんとは初対面の争いだけだったからなあ。」

 

 

「稽古もあっという間に終わったしまいましたからね。」

 

 

「…さて、そこを通して貰えるとありがたいのだが。」

 

 

俺は叶いもしない願望を言う。

 

 

 

「お断りします。

…もし通りたければ私、魂魄妖夢を倒しなさい。」

 

 

妖夢さんは刀を取り出す。

案外ノリノリだなこの子も。

まあ……俺もか。

 

「いいだろう、俺八意総一は今度こそ剣士(・・)として参ろう。」

 

 

 

 

「「いざ、尋常に。」」

 

 

 

 

 

 

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

 

 

 

「総一……貴方が此処に来たという事は…」

 

 

「まあ……ギリギリだったね…

妖夢さんも……強くなったもんだ。」

 

俺の服は所々切れ端が入り、息があがっている。

 

 

気を失っている妖夢さんを布団に寝かした。

 

 

「やれやれ…いざとなると力む癖は直ってなかったな。」

 

 

「久しぶりに総一が相手だったからよ。

今朝から妖夢は張り切ってたわ。」

 

 

なるほど……

 

 

「なんか地味に嬉しいな…

よかったよかった。」

 

 

 

幽々子さんは袋を俺に渡した。

 

 

「あんまり遅いと食べてしまうところだったわよ?」

 

 

「本当にそうしそうなのが幽々子さんなんだなあ。怖い怖い。」

 

 

やれやれ。

 

 

「……また遊びに来て欲しいわ、妖夢も、私も楽しいもの。」

 

 

幽々子さんは珍しく寂しそうな表情を見せた。

 

 

 

 

「呼ばれればいつでも駆けつけるさ、なにせ俺は

 

 

to be continued.

 

 

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