「ギュキィー!キィ!」
ドラゴンは必死に植物を操って対抗する。しかし天使は華麗に植物の鞭とかを避け、ドラゴンに接近する。
「マズイ!捕まるぞ!」
後少しで奴らの所まで追い付くのに!天使の手がドラゴンに触れた。
「畜生!連れてかれる!」
必死に抵抗するドラゴンを押さえつけた所でようやく俺の存在を確認できたらしい。天使は軽く笑い、飛びたとうとした。
「させるかよ!」
俺はボンノーを地面に突き立てた。ボンノーの大きくなる能力を応用して高い所まで行く方法だ。
俺は空中にいる奴の足首を掴もうとしたが俺の手は弾かれてしまった。
「コイツ、女だ!」
畜生!このままだと連れてかれてしまう・・・。その時だった。
ピシャーン!!!
強烈な音と光が天使を包み込み、そしてドラゴン離した・・・落雷だ!運がいいぜ。
落ちてくるドラゴンを慎重にキャッチし、俺は地面に着地した。
「気絶してるな。一旦物陰で寝かせておこう。」
まずは天使を片付けねーとな・・・俺はボンノーを握りしめた。
ビシュシュシュ!!!
身構えると同時に上空から槍のような物が飛んできた。天使は俺を敵とみなしたらしい・・・。
それにしても相手が空中にいるとやりづれーな・・・なんて思ってると二回目の槍攻撃が来た。
「やべー!避けれねー!」
ギィン!
突如俺の前で、槍が弾かれた。
俺の目の前にはプロロさんがいた。
「プロロさん、どうして?」
「ふえぇ、ホースをほどいてたら。いつの間にかここに来てしまってたんですぅ、すると天使がいたから、反射的に・・・」
そう言うと、彼女は自分のまわりに電撃をまとわせた。
「相棒、さっきの落雷はどうやらこの悪魔のモノらしいぞ。」
彼女は、ボンノーが説明し終えた後に飛び出した。
バリバリバリ!!!バチィ!!
凄い攻防・・・いや圧倒的にプロロさんが押していた。それにしても、眩しい接近戦だな。
「くっ、今日の所はここで勘弁してあげますわ。」
そう言うと天使はそそくさと退散した。その後丁度警察も来た。
面倒な事になる前に俺はドラゴンを連れて帰るとしよう。
さっき寝かせておいた所を見たがそこには石ころが転がってるだけだった。
「あれ?ドラゴンは?」
「相棒よ、どうやらまた逃げたらしいな。」
えええええええ!面倒くっさ!えええええええ!??
「あの~あたしは・・・」
とりあえずプロロさんは無視だ!
「追いかけるぞ!エピロは何してんだ畜生ーー!」
ドゴーンドゴーン!
どんどん町が森林化していってる。やっベーぞ!
これはとてもやっべーぞ!!
「待ってくださーい」
プロロさんが追いかけて来た・・・関わると面倒くさそうだなぁ。
て言うか本当にエピロは何してやがんだ!ん?前に誰かいるぞ?
「ふぃーおいしかった。」
「エピロオオオオオオオオオ!!!」
「え?何?ってプロロじゃない!久しぶり!」
俺はエピロに突進したが、よくよく考えると俺は女にさわれないんだった。しかも俺の事無視しやがって・・・。
まぁいい、ドラゴンを追うしかないそう思い俺は走り出した、後ろの方ではまだキャッキャしてる様だ
「クソー働けよー悪魔共がぁー!!」
俺は怒りを走る力に変えてドラゴンを追う。
走りながらボンノー無しでドラゴン捕まえられなくねーかなんて思っているうちに緑の元となっているモノの姿を捉えた。
「見つけた!!」
俺はドラゴンにタックルを仕掛けた、ドラゴンは気づいてない、いける!!
と思った瞬間目の前が茶色ものに覆われた、
ガッバターン
一瞬で木が生えたらしい思い切りぶつかった。
「痛てぇ」
周りを見る、緑・・・つかジャングルだ。
「ここどこ?」
まさかの近所で迷子、小学生でも中々おこらない状況に陥った、落ち着け俺、こんな時こそ冷静になるんだ・・・。
冷静に考えてこれ普通に明日のトップニュースだよね?ヤバイなこれ・・・天使との戦いの比じゃない
「ボンノー、どうすればいいと思う?」
「そーだな奴はこれだけ魔力を使っているのだそろそろ魔力切れになるはずであろう。」
「そうか、魔力切れかとりあえずこのジャングルから抜けて森の先頭にいくか!!」
そうと決まれば・・・アッ!・・・自分迷子でしたね・・・。
「何してるのよ、高司」
上からエピロの声が聞こえた。プロロさんと一緒に飛んでいる。
「何してんだよ!?」
「このジャングルを片付けてんのよ、てかあんたドラゴン追ってたんじゃないの?」
「追ってたけど、木にぶつかって」
「情けないわねー、こっちが必死に森をどうにかしてるのに・・・」
「さっきまで飯ガッついてたじゃねーかよ!て言うか修復は大変だからしたく無いみたいなこと言ってたじゃねーか、なんで森かたずけてんの?」
「それは、プロロがいるから修復は彼女に任せてんの」
「そ、そうですぅ」
プロロさんがいきなり説明を始めた
「あたし達は、終わりと始まりの悪魔と呼ばれてまして、エピロが終わりを、あたしが始まりを担当してるんですねぇ、故にエピロが森の消滅を、あたしが町の修復を担当してるんですぅ」
「なるほど、そ〜いうね!!」
事情はわかった、今森が出来てるとこに行けばドラゴンはいるということだ。